Q

大学3年生
男性

就活メールの誤字で不採用になることはありますか?

先ほど、第一志望の企業に面接のお礼メールを送ったのですが、送信後に誤字があることに気付きとてもショックを受けています。

送る前に確認したのに、本文中の敬語表現の一部に変換ミスがありました。なぜ気付かなかったのかと自己嫌悪に陥っています。この場合、訂正とお詫びのメールを送った方が良いのでしょうか。

しかし、一か所の変換ミスのためにメールを送るのは、かえってミスを強調するような行為にも思います。かといって、このままにしていいのか不安です。

就活メールの誤字で不採用につながる可能性ってあるのでしょうか? どうしたら良いか教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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誤字だけで即不採用は稀。会社名や宛先の間違いは要注意

漢字の変換ミス程度の誤字だけで、すぐに不採用になることはないと思います。

ただし、致命的なミスは別です。会社名を間違えている場合や、内容を勘違いしてA社に送る内容をB社に送ってしまったという場合は、さすがに不注意な人だなとマイナス評価につながる可能性が高いでしょう。

しいて言うならば程度のマイナスですが、職種によっては注意が必要です。

業務上で細かいミスが許されないような職種の場合、たった一つの誤字から「うちの仕事でも同じようなミスをするのではないか?」と連想されてしまう可能性があります。

訂正メールを送ってマイナスになることは少ない

気になったら訂正メールを送るべきか、という点ですが、送ることで藪蛇になるのではと迷うところですよね。

ただ、訂正メールを送り返したからといって、それが選考でマイナスに働くとは思いません。

私個人の感覚で言えば、訂正が来たら「なんだか可愛いな」と感じますね。

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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誤字は命取りではないが相手の名前と日程だけは例外

誤字脱字は誰にでもあることです。しかも、メールで送ってしまえばなかなか取り消すことができないので厄介です。

今回のように、一部の変換ミスがあった場合ですが、わざわざ訂正して再送する必要はありません。理由は、採用担当者も日々大量のメールを処理しているからです。

メールの処理だけでも大変で、処理に時間がかかることが多いです。担当者はメールも要件だけを流し読みしていますので、細かいミスまでは気づいたとしても気にしないことがほとんどです。

企業名・担当者名・日程の誤りは必ず訂正を!

ただし、すぐに訂正メールを送らなければならない場合が2つあります。

1つは企業名を間違えている場合です。「株式会社〇〇なのか、〇〇株式会社なのか」も重要ですし、パソコンやスマホの自動変換で誤った文字が入力される可能性があります。

また、同様に採用担当者の名前や部署名の間違いも悪い印象を与えてしまいます。「一郎」と書くべきところを「一朗」としてしまったり、「渡邊」と書くところを「渡邉」としてしまったりです。

相手の名前を間違えるのはかなり失礼にあたりますので、すぐにお詫びのメールを送ってください。

もう1つは日程の間違いです。「12月12日(月)13:00~14:00」と記載すべきところを「12月12日(火)13:00~14:00」と記載した場合などです。これもすぐに訂正メールを送るべきです。

誤字脱字のミスを防ぐためには、送る前に「声に出して読む」「あらかじめテンプレートを作成しておく」ことがおすすめですよ。

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