Q
大学4年生
男性
コミュ障なので就活がつらいです。
自分はコミュ障なので、就活に行き詰まりを感じています。
初対面の人との会話で特に緊張するため、面接はまったく受からない状態が続き、全落ちです。また、自分の言いたいことを論理的に話せないので、面接そのものが怖いです。
ほかの就活生が自信を持ってすらすらと答えている姿を見ると、強い劣等感と自己嫌悪に陥ります。こんな自分では就職できないのではないかと、不安でたまりません。
私のようなコミュ障でも、努力すれば就活を乗り越えられますか? コミュ障だからこそ取り組むべき具体的な対策や、面接で意識すべき点を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ネガティブなレッテルを貼らず「得意ではない」と考えよう!
コミュニケーションスキルには個人差があるため、ご自身をコミュ障だと決めつけるのはもったいないと感じます。
たとえば、初対面からいきなり話ができる人もいれば、できない人もいますよね。その程度で自分のことをコミュ障だと思い込んでしまうのは、もったいないなと思うのです。
そのため、「自分は得意ではない」程度に考えておくのが一番です。
また、面接の合否は、コミュニケーションスキルだけでは決まりません。たとえば、選考書類をしっかり書き、エントリーすることで熱意を伝えられます。
そして、選考書類に書いたことであれば、面接でそのまま言語化する練習も事前にできるため、選考を通るためにはいろいろな方法があると思ってほしいです。
必要以上に自分を卑下しないで
実際に私が支援した学生にも、コミュニケーションに自信がなく、全然話せなくて泣いてしまう人がいました。一旦休憩を取ったうえでその学生の話を聞くと、「不安で仕方ない。押しつぶされそう」と言っていました。
このような学生は、自己評価が低いのだと思います。皆不安なのだから、大丈夫です。
学生の皆さんは社会人経験がないうえで就活するので、うまくいかないこともあって当たり前です。必要以上に自分を卑下しないでいただきたいなと思います。
コミュ障でも就活は乗り越えられる! 準備と気の持ち方がカギ
初対面の人との会話で特に緊張されるんですね。
面接はある程度話す話題が決まっているので、事前に準備をおこなうことで乗り切ることができます。
自己紹介、志望動機、自分の強みと弱みについて、ある程度話す内容を決めて、自分一人である程度話ができるようにしましょう。
録音して、自分自身で聞いてみると、自分の話し方のくせを把握できます。回数を重ねることで、段々と洗練されてくるとみています。
面接は「審査」ではなく「会話」だととらえよう
面接官の人に対しても、怖さを感じてしまうかもしれないですが、将来一緒に仕事をする可能性のある人です。
自然と緊張してしまうことはもちろんありますが、「どんな人なのかな?」と興味を持ちながら接することで、怖さを和らげることができるかもしれません。
面接官は「審査員」ではなく、「会話の相手」くらいの認識にとどめておきましょう。
自分から企業に応募するだけではなく、逆求人のサイトに登録することで、企業の方からアプローチしていただける方法もあります。
今までの企業との接点を変えることで、コミュニケーションに違いを作ることができる可能性もありますよ。
面接で緊張して実力を発揮できない人は少なくないと思います。以下の記事では面接で緊張しないための方法や緊張してしまった場合の対処法などを解説しています。緊張が激しく悩みを抱えていた人はぜひ参考にしてください。
面接本番前の方へ
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