Q
大学3年生
女性
新卒で事務系総合職に求められる力を教えてください。
現在就活を進めていて、事務系総合職を志望しています。将来の企業の中枢を担う幹部候補として、いろいろな業務を経験できる点に魅力を感じています。
幅広い業務をおこなうからこそ、選考でどのような能力を見極められているのか気になっています。新卒で事務系総合職に求められる力を、具体的に教えてください。
またそれらの能力を面接で効果的にアピールする方法や、それらの能力を磨くために今からできることがあればアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
マルチタスク能力と判断力、スピード感
事務系総合職にはマルチタスク、つまり同時進行でいろいろなことを進められる力とそこでミスを起こさない判断力、そしてスピード感がまず求められるでしょう。
一番良い練習になるのがアルバイトです。アルバイトはプチ就職のようなものですから、任された業務のなかで「あれをやって、これをやって」ということをどう捌いているか、今から意識してみると良いでしょう。
「楽そう」はNG! どう貢献できるかを伝えよう
近年事務総合職を志望する学生は増えていますが、その発想の起点が「楽そうだから」「転勤がないから」といった、ネガティブな理由を避けるために選んでいる人も多く見られます。しかしそれでは合格しません。
たとえば営業事務なら、営業のサポートとして顧客とお話しするコミュニケーション能力が必要というように、自分がどう貢献できるかを考えてアピールすることが必要です。
正確かつ迅速な対応力・調整力・コミュニケーション能力・思考力
事務系総合職といっても職務の具体的な内容にもよりますが、共通して求められる能力があります。
それは業務を正確に、そして状況次第では迅速に対応できる力や、周囲とのコミュニケーション力や調整力などです。
また論理的思考力など、何か事務処理をするうえで自分で考えて対処することも多いです。決して一人で黙々と事務処理をするのが仕事ではありません。
学生時代の経験と結びつけてアピールしよう
時にはほかの部署のほかの職種の人と交渉したり、一緒に業務を遂行することも多々あります。ガクチカなどでこうした調整力や思考力を発揮した経験を話したり、自己PRで得意だと感じていることを伝えてみましょう。
またオフィスなどでのアルバイト経験があれば、そこでやったことや職場の社員の人たちからいわれたことなどをPR材料に使うのも有効です。
以下の記事では事務職の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。事務職への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
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