Q
大学4年生
女性
就活の3次募集での内定獲得は難しいですか?
周りが次々と内定をもらい始めるなかで、まだ内定ゼロの状況です。今から就活の3次募集や追加募集の企業を狙おうと考えています。
しかし、3次募集ということは、残っているのは人気のない企業か、採用に苦戦している企業ばかりなのではないかと不安です。
また、志望度を問われる質問をされた際に「御社が第一志望です」と答えると、「本当にそうならば1次募集で受けているのでは」と疑問や不信感を持たれそうで心配です。
就活の3次募集で内定をもらうためには、どうしたら良いでしょうか? 3次募集の受かりやすさや特徴、面接で答える際のポイントを教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
3次募集は「空きがある」からチャンスあり!
私も3次募集の面接をやっていましたが、採用予定人数に対する枠は、1次募集に比べると限られてきます。
ただ、「空きがある」から募集しているわけです。その「空き」とは、内定辞退者が出たための補充や、採用計画の人数にまだ達していない、ということです。ですから、入り込める余地はあります。
「第一志望ですか」と聞かれたら、「当初の第一志望はかないませんでしたが、現段階では第一志望です」といって良いと思います。
3次募集で1社だけ応募していたら、就職できない可能性もあるので、面接官も何社もエントリーしていることはわかっています。そのため、「応募企業のなかでは1番です」と言えば問題ありません。
周りの熱意が低い今こそ突き抜けよう!
3次募集にくる学生は、言い方は悪いですが、あちこち合格しなかった人だと言えます。そのため、学生全体のモチベーションが低い傾向にあります。
そのなかで、1次募集と同じ熱意で「この人をなぜ合格しなかったんだろうね」と思われるくらい、突き抜けることを目指してください。
なぜこの時期まで就活を続けているのかをポジティブに説明し、熱意を伝えれば、内定獲得は難しくありませんよ。
3次募集は最後のチャンスではなくじっくり選べる機会
3次募集は、チャンスが少ないのではなく、企業とじっくり向き合える時期だと認識すると良いでしょう。
確かに春から初夏に比べると募集数は減りますが、3次募集をおこなう企業は「高い採用意欲を持続している」または「内定辞退が出て追加採用を決めた」企業が多く、少数精鋭の採用チャンスです。
また、3次募集だからといって人気がない会社というわけではありません。むしろ、慎重に人を選ぶために段階的に採用をおこなう企業も多く、応募のタイミングが違うだけというケースもあります。
あなたが「本気で挑む姿勢」を見せられれば、企業はしっかり評価してくれます。
応募時期を聞かれたら軸の再確認と企業理解の深まりを伝えよう
面接で「なぜ今の時期に応募したのか」と聞かれた際は、「自分の軸を見直し、より企業理解を深めたうえで御社を志望した」、
「長期的に働ける会社をじっくりと見極めたいと思ったため、この時期の応募となった」と、前向きな理由で伝えるのがコツです。
「第一志望です」と伝える際も、理由付けを明確にすることで不信感は生まれづらくなると言えるでしょう。
3次募集は、焦らず自分のペースで納得のいく企業と出会うためのチャンスです。これまでの経験を糧に、軸の明確さと誠実さをもって臨めば、十分に内定を勝ち取ることができるでしょう。
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