Q

大学3年生
女性

面接で自然体で話す方法とその適切なバランスを教えてください。

就活の面接で極度に緊張してしまって、自然体で臨むことができません。面接の場ではつい言葉遣いが硬くなったり、伝えたいことを自分の言葉で話せない状況です。

一方で、「面接でありのまますぎると落ちる」「正直に話しすぎたら不合格だった」という話も聞いたことがあります。「自然体でないこと」も「自然体すぎること」も、選考に不利になるということなのかと疑問を抱いています。

面接で適度に自然体で話すには、どうしたら良いでしょうか? 緊張しても適度な自然体でいるためのポイントを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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過度な緊張はもったいない! 少しの「砕け」で自分を伝えよう

面接官の本音としては、応募者があまりに緊張していると「リラックスしてほしい」と感じます。緊張によって本来思っていることが話せないと、こちらもその方を知ることができず、お互いにとって非常にもったいないと思うからです。

もし面接官から「緊張しなくて良いですよ」と声をかけられたら、「ありがとうございます」と返事をして、表情がほぐれる程度に若干砕けてもかまいません。

ただし、その場合も言葉遣いまで砕けすぎないよう注意しましょう。

実際、緊張がほぐれたときに良い表情をする学生も多いため、気を楽に持ってほしいです。

ただし、面接官の雰囲気に応じて、笑顔の程度は加減しましょう。たとえば、面接官が硬い表情をしているのに、こちらが砕けすぎてしまうとマイナスな印象につながる可能性があります。

本番直前の深呼吸や水分補給で心を落ち着けよう

緊張を和らげる具体的な方法としては、面接の部屋に入る前に、大きく深呼吸をして呼吸を整えたり、冷たい水を一口含んで落ち着かせたりすることを試してみてください。

これらで自分は大丈夫」と緊張をおさえてから入室するのが良いと思います。

国家資格キャリアコンサルタント

長嶺 将也

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「自然体」を目指すより緊張とともに話すことを受け入れよう

緊張を和らげるコツはないと考えています。

社会人として10年以上、国内外働いてきましたが、緊張しない人よりも緊張する人のほうが圧倒的に多いのが実際のところです。

まして、面接などは緊張必須の場ですので「自然体で話したい」という思考を捨ててしまっても良いかと思います。

面接官が重要視しているポイントは、「誠実さがあるか」「嘘をついていないか」「目を見て話せるか」です。緊張していたから不合格にする、という話は一度も聞いたことがありません。

私自身、常に心掛けている「緊張への解」があります。

緊張を感じた際に「いま、緊張する意味はあるのだろうか?」「緊張して伝えたいことを伝えられないほうが緊張よりも良くないことではないか?」と考えるようにしています。

緊張を消すのではなく声に出してほぐすことで本来の自分を出す

加えて、緊張する空間での第一声は「いつもよりも2倍以上の声で話し始めること」を実践します。その後、「すいません、緊張で声が大きくなってしまいました!」と笑います。

そうすると、先ほどまで感じていた緊張が思ったよりもなくなっていることに気が付きます。

是非、面接以外の緊張するような場面で実践と練習をしてみてください。

以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。

面接本番前の方へ
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