Q
大学4年生
女性
最終面接の案内メールに返信すべきですか?
数日後に最終面接を控えている企業から、案内メールが届きました。日時や場所、当日の流れをしっかり確認できて、疑問点や不明点も特にないのですが、このメールに返信するべきなのか迷っています。
「承知いたしました」とだけ送るのでは、多忙な企業にはかえって迷惑なのではないかと感じています。しかし、返信しないことで「マナーがなっていない」とネガティブな印象を持たれることも絶対に避けたいです。
最終面接のメールには返信するべきなのでしょうか? 返信したほうが良い場合、多忙な企業に配慮した返信のマナーや例文、注意点についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
案内メールへの返信は任意! 合否には直接影響しない
人事の経験上、返信の有無が合否に直接影響することはなかったです。
実際に、一次面接からずっと送ってくる方もいれば、逆にずっと送ってこない方もいます。なかには、大学で返信するように指導されているため送ってくるケースもありましたね。
もし返信したいと考えているのなら、「承知しました」だけでなく、「当日はよろしくお願いします」といった一言を添えると良いでしょう。ビジネスメールを作成するイメージで送っていただければと思います。
返信するなら送信時間に注意! 夜中は避けよう
注意点としては、送信時間に注意してください。
夜中に送ると、「時間配慮ができない人かもしれない」と、「仕事にどう影響するか」といった別の観点でマイナスな印象を持たれる可能性があります。
作成が夜中になっても、予約送信機能などを使い、翌朝の日中に届くよう配慮すべきです。私自身も、「この方はいつ送ってくれたのだろう」とチェックしていましたよ。
最終面接の案内メールには返信するのがベター!
最終面接の案内メールに返信すべきか迷う気持ち、とてもよく分かります。「返信が礼儀では?」と聞く一方で、「余計な手間かも」と心配になりますよね。
採用担当をしていた頃、学生からの返信がくるかこないかで合否を判断することはありませんでした。
ただ、期日が迫る面接や重要な選考段階では、返信があるとしっかり確認してくれていると安心したものです。やり取りの丁寧さも、ビジネスの基本姿勢として評価されます。
以前、最終面接前に「特に質問はありませんが、当日を楽しみにしています」と簡潔に返信してくれた学生がいました。短文でも誠実さが伝わり、役員陣の印象も良かったことを覚えています。
内容確認とお礼を一言添えるだけで社会人としての丁寧さが伝わる
返信は長々と書く必要はなく、内容を理解したこととお礼、当日への意気込みが伝われば十分です。
時間帯は9〜18時のビジネス時間内が好ましく、夜遅い場合は翌朝に送ると配慮が感じられます。
例としては、「ご連絡いただきありがとうございます。ご案内いただいた内容にて承知いたしました。当日どうぞよろしくお願いいたします」程度で問題ありません。
あなたの丁寧さは確実に伝わります。自信を持って、気持ち良く最終面接に進んでくださいね。
最終面接における頻出質問や回答方法は以下の記事で解説しています。突破して内定を獲得するためにも、事前に以下の記事をチェックしておきましょう。
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