Q

大学3年生
女性

エントリーシート(ES)が書けないときどうすれば良いですか?

就活をしていて、ESが全然書けなくて強い焦りを感じています。

自己分析をしてみても、自己PRや志望動機は何を書けば良いかわからなくなってしまいます。周りの友人はもう何十社も提出していて、自分だけがスタートラインに立てていないような気分になり、つらいです。

やっとの思いで書き切っても時間をかけすぎてしまい、ほかの対策に手が回らない要領の悪さにもイライラしてしまいます。

私のようにESが書けないとき、まず何をすべきでしょうか? 上手に書けるコツや、書く際に意識することについてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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まず自己PRと志望動機の違いを知ることから始めよう

まず、「自己PR」と「志望動機」が同じような内容になっていないか確認してください。

自己PRは、過去・現在の「自分自身のこと」を具体的なエピソードとともに伝える文章です。一方で志望動機は、未来の自分について話す文章です。この違いを明確に認識することが重要です。

ESが書けない原因は、エピソードの「深掘り」ができていないからかもしれません。

表面的な事実だけでなく、「以前、この場面でどのように感じたのか」「どう行動したのか」といった形で多角的に考えるのが一つの手です。

エピソードの深掘りがカギ! 第三者の力を借りよう

実際、私が以前支援した学生も「これ以上文章を書けない」と悩んでいましたが、「なぜ」と何度も問うことで、長い文章を書けるようになりましたよ。

短い文章や箇条書きでも良いので、まずは書き出し、身近な人に「なぜ?」「どうして?」と深掘りを手伝ってもらうと、文章が具体的に整理されます。

上記のように切り分けて考えると、ESが格段に書きやすくなります。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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ESが書けないのは考えている証拠! 材料集めから始めよう

ESが書けないと焦りますよね。周りがどんどん提出しているほど、自分だけ立ち止まっている気がして苦しくなると思います。

以前、相談を受けた学生も同じように悩んでいました。しかし、その方は書けない原因が材料不足だったと気付き、まずは日常で頑張った瞬間や友人に褒められた出来事をメモに残すことから始めました。

数日後には自然と語れるエピソードが増え、納得のいくESを書けるようになっていきました。

「テーマ→事実→構成」の順で少しずつ形にする

今の就活では、完成度より自分の言葉で書けているかが大切です。書けないときは、無理に文章にしようとせず、以下の順番で進めてみてください。

まず、「継続力」「協働」「挑戦」のように、テーマを一つだけ決める。次に、それが表れたエピソードを箇条書きで事実だけ書き出す。

最後に、そのなかから印象的な場面を選び、「背景→行動→結果→学び」という構成で短くまとめる。いきなり完成品を作らなくて良いのです。

書けない時間も、しっかり考えている証拠です。急がず、少しずつ材料を集めていけば必ず形になります。焦りながらも立ち向かっている今の姿勢が、すでに成長の一歩です。自分を信じて進めば大丈夫です。

効果的なES対策をしたいなら
「内定者ES100選」を使いましょう!

「ESに何を書けばいいか分からない…」と悩んでいませんか?就活は限られた時間で効率的に進める必要があります。ESだけに時間をかけすぎるのはNGです。

そんな時に役立つのが、「ES回答例100選」。大手企業に内定した先輩たちの実際のESが無料で見られます。

業界や職種ごとのES例を参考に、効率よく志望企業のESを完成させましょう!

「ES100選」に掲載されている企業例
日本生命保険/NTTグループ/博報堂マイナビ/花王/三菱UFJ銀行/伊藤忠商事/サントリーなど!

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