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大学3年生
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SPIと玉手箱のどっちから対策を始めるべきですか?

Webテスト対策を始めようと思っていますが、SPIと玉手箱の対策をどっちから始めるべきか迷っています。

多くの企業で出題されるほうから対策していきたいと考えていますが、両方の対策本を見てみたところ、形式や問題傾向が違いすぎて、どちらも中途半端になってしまいそうで焦っています。

そもそもSPIと玉手箱にはどのような違いがあるのか、それぞれの特徴や難易度を明確に理解できていません。

SPIと玉手箱はどっちから対策し始めるべきしょうか? 両者の違いや問題形式事の具体的な対策のコツについても、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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SPIで基礎を固めてから玉手箱へ進むのが効率的!

就活では、「SPIと玉手箱、どちらを先に対策するべきか」と悩む学生がとても多いです。

どちらも似たように見えますが、実際には出題形式も求められる力も少し違います。

SPIは幅広い業界で使われていて、内容は中学から高校レベルの基礎的な国語力や計算力を問う問題が中心です。形式が比較的オーソドックスで、問題のパターンに慣れれば安定して得点を取れるようになります。

性格検査も含まれるため、自分の特徴を整理する良い機会にもなります。

一方の玉手箱は、商社や金融、コンサルなどスピードと正確さが求められる業界で多く採用されています。短い制限時間のなかで論理的に考える必要があり、特に計数分野では1問あたり10から20秒程度しか使えないこともあります。

SPIで土台を固めてから玉手箱に取り組もう

初めて取り組むと焦りやすいですが、慣れるとテンポ良く解けるようになります。そのため、最初はSPIで基礎的な読解力や計算力を固め、土台を作ってから玉手箱に取り組むのが現実的です。

SPIで磨いた語彙力や数字感覚は玉手箱でも役立ちます。焦らず順を追って学習を進めたほうが結果的に効率的です。

就活には情報の多さや比較による不安もつきものですが、自分のペースで段階的に力を積み上げていけば、必ず結果はついてきます。

国家資格キャリアコンサルタント

山路 和博

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対策はSPIから始めるのがおすすめ

結論から言うと、試験対策はSPIから始めることをおすすめします。

理由はそもそも導入している企業が玉手箱に比べて圧倒的に多いため、応募する企業や実施される企業が定まっていない時点では特に、まずはSPIの対策から始めましょう。

SPIよりも玉手箱のほうが難易度が高い

また、問題の難易度という点からも、両者には明確な違いがあります。

SPIが四則計算や読解などの標準的なレベルなのに対し、玉手箱は四則逆算や図表の読み取り、趣旨判定や英文読解など、解き方に応用力を問われる問題が多かったり、そもそもの問題のレベルが高く、加えてスピードも求められます。

そのため、まずはSPIの対策から始め、ある程度解けるようなら玉手箱の対策にチャレンジするという流れのほうがスムーズに進められるでしょう。

対策はとにもかくにも王道から

試験対策の進め方ですが、どちらも難易度の違いはありますが、出題パターンがある程度定まっているという点は共通していますし、それぞれのテキストも発売されています。

そのため、まずは試験対策としては王道になりますが、それらのテキストを反復練習することから始めることがおすすめです。

以下の記事ではSPIと玉手箱の違いを解説しています。「それぞれの違いがわからない」「どちらも受検する可能性があるから両方の対策をしたい」などを考える人はぜひ参考にしてください。

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