Q
大学3年生
男性
スペイン語を活かして就職できますか?
私はスペイン語学科に所属していますが、スペイン語学科やスペイン語コースの人たちはどのような業界・企業に就職しているのか気になっています。
大学時代、スペイン語の勉強には力を入れてきたと思っています。しかし、これまで学んできたことが就活に活かせるイメージがわきません。
スペイン語を学んだ大学生はどのようなところに就職しているのでしょうか? スペイン語を活かせる仕事や、選考でスペイン語を効果的にアピールするためのコツがあれば、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
言語だけに固執しないことが重要!
「スペイン語」だけにこだわってしまうと、活躍の場は狭まると思います。
しかし、英語やほかの外国語も学んでいるのであれば、外資系企業や、海外の人と接する機会のある仕事・業界を探すのが一つの手です。
重要なのは、「スペイン語を通して何がえられたのか」「なぜスペイン語に興味を持ったのか」を伝えることです。
すぐには活用できなくても、部署異動などで将来的にその言語が役立つ可能性もあります。ご自身の強みとしてアピールしていただきたいと思います。
地域のニーズも調査! 大学の先輩情報も活用しよう
なお、私が活動する愛知県では、ブラジルやインドネシア、ミャンマーなどから働きに来ている人が多いため、ポルトガル語やインドネシア語などが重宝される傾向があります。
地域によって求められる言語のニーズは異なります。大学の専攻コースなどで、先輩たちがどのような分野に進んでいるか、情報を集めてみるのも一つの手です。
スペイン語を活かせる業界は意外と多い!
スペイン語を活かした就職は十分に可能です。
英語ほど使用人口が多くなくても、スペイン語は20カ国以上で公用語として使われ、国際ビジネスでは重要な言語です。
特に商社、メーカー、観光、物流、航空、外資系企業、そして中南米に進出している日系企業などで活かせる場面が多くあります。
私が支援した学生では、スペイン語学科出身で中南米との取引をおこなうメーカーに入社した人や、旅行会社、在日スペイン大使館関連機関で働く人もいます。
語学が職務の中心でなくても、異文化理解力やコミュニケーション力を持つ人材として高く評価されやすいのが特徴です。
語学力そのものより「異文化で成果を出した経験」を具体的に語ろう
アピールのコツは、「語学力をどんな行動や成果につなげたか」を明確に語ること。
たとえば、「現地留学中にスペイン人学生と協働して企画を成功させた」、「観光客を案内し、臨機応変に対応した」など、経験を通じてえた「実践的な力」を伝えると良いでしょう。
スペイン語を通して培った、異文化でも前向きに行動できる力や相手に伝わる工夫こそが、どんな業界でも通用するあなたの強みになります。
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