Q
大学3年生
女性
就活の面接で香水を付けるのはNGですか?
就活の面接に行く際に、普段使っている香水を付けても良いのかどうか迷っています。
香水を付けると気持ちが引き締まるし、むしろ相手に不快な思いをさせないように、においのエチケットを意識できていると個人的には感じるのですが、面接官に「マナーがない」とネガティブな印象を持たれて、選考に不利になるのではないかと心配です。
就活の面接で香水を付けるのはマナー違反なのでしょうか? もし付けるととしても、好印象を持ってもらうために香りの種類や付ける量で意識すべき具体的な基準、また香水がより許容されやすい業界があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
香水はNG! 付けないのが無難なマナーと考えよう
香水は、就活の場ではできるだけ付けない方向で考えていただきたいと思います。
香りには人それぞれ好みがありますし、最近は「スメルハラスメント」という言葉もあります。社員同士でも、「ここを誰が通った」ということが香水一つでわかるといった話も以前聞いたことがあります。
香水が原因でマイナス評価を受けるのはもったいないです。シャワーを浴びるなど、基本的な清潔感を保つエチケットで十分です。
香水を付けたい気持ちはわかるのですが、選考のときだけ控えていただけたらと思います。
リフレッシュなら部屋で! TPOをわきまえよう
もし気分を上げるために香りをまといたいのであれば、家を出る前に部屋のなかで使用する程度にし、ご自身の身体には直接付けないようにするのが無難です。
化粧品会社や、空港の免税店、ブランドショップなどで、そのブランドのイメージとして香水を付けて仕事をすることはあります。
しかし、一般的な就活の場においては、個人の好みで付けるのは避けたほうが良いです。「香水はプライベートで楽しむもの」と考え、まずは選考に集中してください。
面接で香水は基本NG! 清潔感は香りより配慮で伝わる
結論から言えば、就活の面接で香水を付けるのは基本的に控えるのが無難です。理由は、香りの感じ方は人によって大きく異なり、わずかな香りでも不快に感じる人がいるためです。
特に密室で複数人が面接する場では、香水の印象が強く残ることがあり、どんなに清潔感があっても「自己主張が強い」「配慮に欠ける」と受け取られるリスクがあります。
私が企業の採用担当者として面接をおこなっていたときも、香水が印象に残ってしまうケースがありました。内容は良くても、「香りが強い学生だった」という印象が先に残ってしまうのです。
つまり、香水が面接の評価を上げることはほぼなく、むしろマイナス要素になりやすいのです。
香りの好みは人それぞれ! 無香・微香で印象を整えよう
どうしても香りで身だしなみを整えたい場合は、香水ではなく無香タイプのボディシートや、石鹸に近い微香のものを選ぶのが安心です。付ける場合も、手首や首筋ではなく衣服の内側にワンプッシュが限度です。
ただし、ファッション・美容・アパレルなど「香りも自己表現の一部」とされる業界では、控えめな香水が好印象につながる場合もあります。
面接前にその業界の雰囲気を調べ、相手に配慮した清潔で自然な印象を心掛けましょう。
「面接の際どのようなマナーがあるのかわからない」と疑問を持つ人もいると思います。以下の記事では面接時のマナーを解説しているので、事前にチェックして失礼のない行動を取れるようにしておきましょう。
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