Q

大学3年生
男性

エントリーシートの正しい書き方はどのようなものでしょうか?

現在就活中ですが、書類選考で落ちることが多く、エントリーシート(ES)の書き方に自信がありません。

ガクチカや志望動機をどう書けば印象に残るのかわからず、何度も書き直しては手が止まってしまいます。

ESを記入するうえで、正しい書き方は何でしょうか? 採用担当者が「会ってみたい」と思うような、評価されるエントリーシートの書き方のコツや、失敗を防ぐ具体的なアドバイスを知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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書き方よりも構成を学ぼう! 骨組みを作ってから肉付けする

ESがうまく書けないのは書き方が間違っているのではなく、どの順番で書けば良いかが分からないからではないでしょうか。ESは文章力よりも、読み手、つまり企業側の人から見た分かりやすい構成が大事です。

ガクチカは、「何を頑張ったか(結論)」「なぜその活動を選んだか(背景と目的)」「どんな問題があったか(課題)」「どう行動したか(工夫・努力)」「結果どうなったか(成果)」「そこから何を学んだか(成長)」の6ステップで書くと、自然と読みやすくなります。

志望動機は「なぜその業界か」「なぜその会社か」「入社後どう貢献したいか」の3つが大切です。

具体的・個性的・企業目線で受かるESを作る!

よくあるミスは、抽象的な言葉だけで終わることです。たとえば「人の役に立ちたい」「成長したい」は、多くの学生と同じ印象になります。読み手にとっても具体的なイメージが湧きません。

落ちてしまう場合のESの多くは「抽象的・一般論・学生目線」とも言われます。学生目線はある程度仕方がないとはいえ、一般論・抽象的ではない、経験や具体例を入れていくことを心掛けましょう。

分かりやすくするには、最初からガチガチに書き込むのではなく、メモ程度の骨組みとして構成を作ってから、肉付けしていくのがおすすめです。手が止まることも減るため、効率的でもあります。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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第三者からの添削が必要! 他者目線を意識しよう

ESの添削はESを実際に見てみないとできないため、ここでは採用担当者が会ってみたいと思うコツを話します。

ESで大切なのは、いかに自分を魅力的に見せるかということです。書類選考で落ちるケースが多いということなので、まずはESの内容を見直す必要があります。

もし近くにキャリアコンサルタントやそれに近い人がいるのなら、まずESを見せてフィードバックをもらうところから始めてみてください。

ほかの相談先としては、大学のキャリアセンター、すでに就職を決めた人、あるいは企業で採用担当をしている親戚や知人などがおすすめです。

相手の視点に立って自分のESを見直そう

よくある失敗パターンとして、企業が求めている人物像に当てはまっておらず、自分のすごい点をただアピールしたり、全然違うジャンルの自慢で終わってしまったりするケースが挙げられます。

相手の立場に立つ視点があるかが一つのチェックポイントです。採用担当者が求める人物像のヒントは、求人票や会社説明会、会社ホームページ(HP)などに必ずあります。そこに沿って書けているかの視点を持ちましょう。

効果的なES対策をしたいなら
「内定者ES100選」を使いましょう!

「ESに何を書けばいいか分からない…」と悩んでいませんか?就活は限られた時間で効率的に進める必要があります。ESだけに時間をかけすぎるのはNGです。

そんな時に役立つのが、「ES回答例100選」。大手企業に内定した先輩たちの実際のESが無料で見られます。

業界や職種ごとのES例を参考に、効率よく志望企業のESを完成させましょう!

「ES100選」に掲載されている企業例
日本生命保険/NTTグループ/博報堂マイナビ/花王/三菱UFJ銀行/伊藤忠商事/サントリーなど!

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