この記事のまとめ
- エントリーシートは自己アピールをする書類、履歴書はプロフィールを伝える書類
- エントリーシートと履歴書の違いを理解して記入しよう
- エントリーシートと履歴書にはアピール方法にも違いがある
企業に書類を提出する際、エントリーシートと履歴書のどちらも記入することがあります。どちらも似ているような書類だと思うかもしれませんが、実は大きな違いがあります。
エントリーシートと履歴書の違いをしっかり押さえることで、アピールの方向性が明確になり、採用担当者の目を惹く書類に近づきます。
この記事では、キャリアアドバイザーの大場さん、遠藤さん、横山さんのアドバイスを交えつつ解説します。書類選考を控えている人はぜひ実践してみてくださいね。
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エントリーシートと履歴書の違いを押さえて書類選考を突破しよう!
エントリーシートと履歴書をどのように書き分けたらいいか迷っている人も多いはず。しかし、エントリーシートと履歴書には大きな違いがあり、違いを活かして記入することが重要です。
この記事では、エントリーシートと履歴書の違いを詳しく説明します。その後、エントリーシートと履歴書に共通する基本的な記入法や、それぞれの違いを活用したアピール方法を解説します。
また、記事の後半ではエントリーシートと履歴書の頻出項目の例文を紹介するので、あわせて確認してください。
エントリーシートと履歴書の違いを解説!
まずはエントリーシートと履歴書の違いをおさえましょう。エントリーシートは自己アピールする書類、履歴書は学歴やプロフィールを伝える書類です。
それぞれの違いを詳しく解説していきます。
エントリーシートは自己アピールをする書類
エントリーシートとは、経験や人柄を企業にアピールするための書類です。具体的には、以下の項目が問われることが多いです。
エントリーシートで問われる項目
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
エントリーシートは履歴書とは違い、企業によって形式はさまざま。文章だけでなく絵や写真で自分を表現することもあります。エントリーシートによって就活生の人となりを見るため、自己分析と企業分析を共におこなったうえで記入しましょう。
エントリーシートとは別にOpenESというリクナビが提供しているサービスがあります。以下の記事ではOpenESについて詳しく解説しているので参考にしてみてください。
OpenESとは? 活用すべき9つのメリットや作成のコツも徹底解説
就活の基本であるエントリーシートについては以下の記事を参考にしてみてください。疑問点や書き方を詳しく解説しています。
就活の基本! エントリーシートの疑問を徹底解説|書き方・例文付き
履歴書は学歴やプロフィールを伝える書類
履歴書は、学歴やスキルなどのプロフィールを伝える書類です。エントリーシートでは人柄を見ると上述しましたが、履歴書は公的な書類として扱われるため、自分を自由に表現することはしません。形式にしたがって、プロフィールを記入する必要があります。
履歴書にも自己PRや志望動機の欄が設けられている場合がありますが、エントリーシートに比べると小さいです。そのため、より簡潔にアピールする必要があります。
アドバイザーコメント
遠藤 美穂子
プロフィールを見るエントリーシートと履歴書は企業の手に渡ると取り扱いが異なる
エントリーシートと履歴書のどちらも、学生にとっては就活で企業から求められる書類ですが、企業においては取り扱いが異なります。
エントリーシートは採用活動で使用するための参考資料、履歴書は雇用関係が終了するまで保管することが労働基準法で定められている個人情報についての資料です。
経歴以外の角度から学生を知るためにエントリーシートが存在する
履歴書は氏名、生年月日、住所、学歴・職歴など決まった項目を正確に記載する必要がある公的な書類で、そこに書かれている情報をもとに入社後の税金や保険の手続きをおこなったり、賃金を定めたりします。
以前は履歴書だけで応募できる企業が多かったため、履歴書には志望動機や自己PRが簡潔に書ける欄が設けられています。
一方で、平成に入り学歴不問の採用をおこなう企業が出てきた頃から、エントリーシートが使われるようになりました。学生のことを多角度から理解したいということで質問項目は企業によって異なり、書くべき文章のボリュームも30字程度と短いものから600字、800字と長いものまでさまざまです。
エントリーシートと履歴書を提出する際の6つの大前提
エントリーシートと履歴書を提出する際の6つの大前提
- 内容に一貫性を持たせる
- 内容の重複は問題ない
- 文章構成はPREP法が基本
- 指定文字数の9割以上は記入する
- 記入はPCでも手書きでも問題ない
- 面接での深掘りも想定しておく
エントリーシートと履歴書の違いがわかったところで、それぞれに共通する大前提の書き方を解説します。応募書類の基本的な書き方に自信がない人は、ぜひ確認してください。
①内容に一貫性を持たせる
エントリーシートと履歴書は、内容に一貫性を持たせることが重要です。たとえば、エントリーシートには「協調性がある」と記入しているにもかかわらず、履歴書には「自分の意思を貫くのが強み」と記入している場合、採用担当者が想像する人柄にズレが生じます。
反対に、エントリーシートには「協調性がある」、履歴書には「相手の立場に立って考えることができる」という強みをアピールした場合、採用担当者は学生の強みをより明確にイメージできますよね。
このように、エントリーシートと履歴書は矛盾を生じさせないようにしましょう。
以下の記事では、「相手の立場に立って考える力」をアピールするコツを解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
例文5選! 相手の立場に立って考える力を魅力的に伝える3ステップ
②内容の重複は問題ない
エントリーシートと履歴書の内容は重複しても構いません。なぜなら、エントリーシートと履歴書の役割は違うからです。
むしろ、エントリーシートと履歴書に一貫性がないほうが問題です。
- 履歴書で書いた内容をそのままエントリーシートに記載するのはありなのでしょうか?
それぞれの特性に応じて書き分けよう
履歴書の内容をそのままコピー&ペーストするのはよくありません。
履歴書は基本的に事実項目を記載し、エントリーシートには自分の思いや志などを記載するので、履歴書の内容を重複させて書くのではなく、履歴書に記載した事項にまつわる心情を記載してください。
履歴書やエントリーシートにはそれぞれ役割があり、セットで提出することで完成度の高い就活ツールになります。内容を重複させるのは、とてももったいないです。履歴書、エントリーシートの特性を最大限に活かしましょう。
③文章構成はPREP法が基本
エントリーシートにしても、履歴書にしても、基本的な文章力は身に付いていて、伝わりやすい書き方ができているかどうかは大前提です。業務上の日々のメールや報告書、提案書など、文章力が不十分だと業務に差し支えるからです。
文章はPREP法を用いて書きましょう。PREP法とは、以下の頭文字を取った文章構成のことです。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論)
上記のようにPREPの順番で文章を書くと、伝えたいことをわかりやすく簡潔に記入できます。
採用担当者は非常に多くの応募書類を読む必要があるため、わかりにくい文章の場合はストレスがかかるうえ、最後まで読んでもらえない可能性もあります。履歴書やエントリーシートは文章構成に気を配るようにしましょう。
文章を作るのが苦手な人にオススメの自己PR作成方法!
自己PRはESや面接でよく聞かれる質問の一つ。
しかし、「自己PRが全然思いつかない......」「自己PRを考える時間がない......」対策が思うように進んでいない人も多いのではないでしょうか?
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④指定文字数の9割以上は記入する
エントリーシートと履歴書は、どちらも指定文字数の9割以上を記入しましょう。なぜなら、応募書類に余白が多いと採用担当者に熱意が伝わらないからです。
空白が目立つ書類としっかり記入されている書類を比較すると、しっかり記入されている書類のほうが「自社に興味を持ってくれている」という印象を残せるはずです。
- 書きすぎもよくないと聞いたのですが、指定文字数を上回ると選考に影響はありますか?
ルールや指示を守れない人という印象になりかねない
指定文字数を上回るということは、企業からの指示を守れていないことになり、ルールが理解できていない人という印象になり、選考にはマイナスの影響が出ます。
数多くの応募書類を読む採用担当者にとって、文字数が規定以上の書類は負担に感じますよね。
限られた条件下で言いたいことを抜け漏れなく伝えられることは、仕事ができる人の条件でもあります。
⑤記入はPCでも手書きでも問題ない
エントリーシートと履歴書の記入は、PCでも手書きでも問題ありません。ただし、企業によっては記入方法に指定がある場合があります。その場合は、指定された書き方で記入しましょう。
オンラインでの提出を求められた場合は、PCで記入したほうが手間がかかりません。
PCで作成する際の注意点
PCで書類を作成する際は、以下の点に注意しましょう。
PCで作成する際の注意点
- コピー&ペーストで内容が矛盾しないようにする
- 誤字脱字に気を付ける
PCで書類を作成する場合、他の企業に提出した書類を流用する場合があるかもしれません。その場合、コピー&ペーストして志望動機や自己PRに矛盾が生じないように注意しましょう。
たとえば、A社に記入した志望動機をそのままB社に流用すると、業種や仕事内容がB社とは異なり、採用担当者は混乱してしまいます。
また、PCの場合はより一層誤字脱字に注意しましょう。一通り書類を記入した後は、最低でも2回以上は読み直し、音読すると誤字脱字に気付くことができます。
PCで応募書類を作成する場合、前に応募した会社の情報を修正し忘れたまま提出してしまうケースがとても多いです。担当者は「手抜きだ」と判断するので注意しましょう。
また、フォント(ゴシック体と明朝体の混在)やサイズがバラバラであることなども「雑な人」との印象を与えます。
手書きで作成する際の注意点
エントリーシートや履歴書を手書きで書く際は、以下の点に注意しましょう。
手書きで作成する際の注意点
- 間違えた際に修正ペンや修正テープを使わない
- 消せるボールペンを使用しない
企業に提出する書類には、誤字脱字がないよう充分注意しましょう。もし間違いを見つけた際は、修正ペン・テープを使うと失礼に当たります。よって、一から書類を書き直すことをおすすめします。
また、応募書類を消せるボールペンで書くのも非常識だと思われる可能性があります。消せるボールペンのインクは熱や摩擦に弱いため、公的な文章を書く際には不適切です。
履歴書やエントリーシートを手書きで書く際の注意点について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。そもそも手書きで書くべきかどうかについても解説しています。
履歴書
新卒の履歴書は手書きすべき? PCと効率的に使い分ける方法も解説
エントリーシート
エントリーシートは手書きにすべき? 綺麗に書く5つの方法を解説
⑥面接での深掘りも想定しておく
面接は、エントリーシートや履歴書を参考にしながら進められることがほとんどです。よって、面接で質問されることを想定しながら記入することをおすすめします。
また、応募書類を良く見せるために作り込んだエピソードではなく、質問された際にしっかり答えられる内容を考えておくことが重要です。
面接でどんな質問をされるか不安な人は、こちらの記事に目を通しておきましょう。
面接の質問150選!回答例から答え方まで質問対策を完全網羅
自分のかかわりが語れないエピソードは選択肢から外した方が無難です。どんなに素晴らしいエピソードでも、自分自身がどう考えどう行動したかが具体的に説明できなければ、自分のアピールにはならないからです。
エントリーシートと履歴書の違いを活用! おすすめのアピール方法3選
エントリーシートと履歴書の違いを活用! おすすめのアピール方法3選
- エントリーシートと履歴書で別々のエピソードを盛り込む
- 履歴書では過去、エントリーシートでは入社後について一貫性を持たせて記入する
- 履歴書は簡潔にわかりやすく、エントリーシートは表現を工夫して記入する
ここからは、エントリーシートと履歴書の違いを活用したおすすめのアピール方法を紹介します。それぞれの特徴を活かすことで、あなたの魅力をより強くアピールできるようになります。他の学生と差をつけるためにも、ぜひ参考にしてください。
①エントリーシートと履歴書で別々のエピソードを盛り込む
エントリーシートと履歴書の内容に一貫性を持たせながら、それぞれ違ったエピソードを盛り込むと信憑性が増します。
たとえば、「物事を継続するのが得意」という強みをアピールしたい場合、履歴書には「小学校の頃から高校3年生まで野球を続け、高校3年生の頃大会で優勝しました」というエピソードを記入します。
対して、エントリーシートには「大学1年生から始めたアルバイトを現在も継続しており、バイトリーダーとして後輩に指導しています」というように、一貫性を持たせたエピソードをそれぞれ記入します。
すると、その強みに信憑性が増し、採用担当者に人柄が伝わりやすくなるでしょう。
そもそもどんなエピソードを書くべきかわからない人は、こちらの記事がおすすめです。エピソードの見つけ方を解説しています。
自己PRがない人必見! 就活必勝の題材の見つけ方を例文付きで解説
- エントリーシートと履歴書は同じ強みを書いた方がいいのでしょうか? 矛盾しない範囲で異なる強みを書いてもいいですか?
強みは同じでエピソードで差別化するのがおすすめ
いろいろアピールしたい気持ちもわかりますが、面接で「あなたの強みは?」と聞かれたときに迷わないよう、キーワードとしては同じ強みを書いておくことをおすすめします。
履歴書に書いた強みをエントリーシートで詳しく説明したり、それぞれ別の事例を挙げたりすることで説得力が増しますよ。
②履歴書では過去、エントリーシートでは入社後について一貫性を持たせて記入する
履歴書にはこれまでの経歴を記入するため、過去から現在を表す書類と言えます。一方、エントリーシートは自己アピールをする書類。自分が入社後どのように活躍できるのか、未来に向けたアピールが重要となります。
そこで、履歴書では過去、エントリーシートでは入社後について一貫性を持たせて記入しましょう。
たとえば、履歴書では「人とかかわることが好きなため、居酒屋や学習塾でアルバイトをしていました」と記入します。一方、エントリーシートには「たくさんの人とかかわれるよう、社内外問わず信頼される営業員として活躍したいです」と記入すると、過去と未来に一貫性を持たせることができます。
③履歴書は簡潔にわかりやすく、エントリーシートは表現を工夫して記入する
履歴書は、エントリーシートと比べて記入欄が小さいのが特徴です。よって、履歴書は簡潔に自分の経歴やスキルを記入しましょう。採用担当者が一瞬で就活生のプロフィールを知ることができるように書くのがポイントです。
一方、エントリーシートは企業に対して自分の想いを伝える書類です。履歴書よりも熱く自分の思いを語ったり、箇条書きや写真などを用いて工夫したりすることもおすすめです。しかし、フォーマットや書き方が決まっている場合は、応募企業に合わせた書き方をしましょう。
アドバイザーコメント
横山 慶一
プロフィールを見るエントリーシートは個性を発揮するチャンス
書く内容が画一的になってしまう履歴書に比べ、エントリーシートはかなり自由に自分の考え方や想いを記述することができます。その意味で、自分の個性をアピールできる書類です。よって書き方よりも、どれだけ自己分析をおこなって深掘りできるかが重要です。
エントリーシートは企業によっては、たとえば「マインドマップで描いてください」というようなユニークな工夫を凝らしたものもあります。
自由度の高いテーマでも筋の通った内容を記述することが前提
このような、自由度がある場合は、ただ文章で書くという既成概念に囚われず、イラストや写真を入れたユニークなエントリーシートを作ることで、ほかの就活生とは違ったエントリーシートを作ることができます。
ただし、自由度が高いとはいえエントリーシートも重要な応募書類なので、思いのままに書くのではなく、論理的な構成がしっかりとできていることが重要です。
以下の記事では、ESで好印象を残す写真の撮り方を解説しています。こちらも併せてチェックしてみてください。
好印象が残せるES用の写真の撮り方|注意すべき身だしなみも解説
通過率アップ! エントリーシートと履歴書の書き方の違い
ここからはエントリーシートと履歴書の書き方の違いを紹介します。それぞれの違いを理解すると、アピールの方向性が見えてくるはずです。
エントリーシートと履歴書は似ているようで大きく異なるため、しっかりと違いを押さえましょう。
エントリーシートの書き方のコツ
エントリーシートの書き方のコツ
- 自己分析をしっかりおこなう
- エピソードなどでオリジナリティを出す
- 第三者からフィードバックをもらう
まずはエントリーシートの書き方のコツを紹介します。エントリーシートは、「自分の人柄を伝える書類」という前提を理解しながら、以下の内容を参考にしてください。
エントリーシートの書き方についてこちらの記事で詳しく解説しています。
エントリーシートの書き方完全版! 提出前の最終チェック項目も紹介
ESの受け取り方については以下の記事を参考にしてみてください。。取得方法と注意点もまとめています。
ESをダウンロードする方法は? 受け取る方法5選
自己PRで悩んでいる人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?
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自己分析をしっかりおこなう
これまで解説したように、書類選考では就活生の人柄や企業に対する熱意を伝えることが重要です。これらを正確に伝えるためには、まずは自分のことを深く知ることが欠かせません。
まずは自分の強みや企業で活かせるポイントを明確にしましょう。自己分析で自分の強みを明確にするためには、以下の方法がおすすめです。
自己分析で自分の強みを明確にする方法
- 幼少期楽しかったことを思い出す
- これまで心に残っているエピソードを掘り下げる
- 何をしているときが楽しいかを見つける
- 自分の強みを見出す
- 過去の自分から、将来像を考える
- 就職した企業で何をしたいか考える
上記の方法で過去から未来に向けて自己分析をすることで、過去の自分の生き方と、未来の働き方を同時に考えることができます。
自己分析を徹底することによって、自分に合った企業を見つけることができます。自己分析のやり方について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
エピソードなどでオリジナリティを出す
エントリーシートを記入する際は、エピソードを盛り込んでオリジナリティを出しましょう。たとえば、「私の強みは失敗しても諦めないことです」とだけ記入しても説得力に欠けます。
しかし、たとえば「私の強みは失敗しても諦めないことです。私はアルバイト先のコンビニで、お客様にお歳暮やお中元などの販売をしなければいけませんでした。最初は断られてばかりでしたが、声をかけ続けていると購入してくださるお客様を増やすことができました」とエピソードを盛り込むことで、強みに説得力を持たせることができます。
- 採用担当者はどのようなエピソードに興味を持つのでしょうか?
数字や固有名詞で採用担当者の興味を惹こう
採用担当者が興味を持つエピソードは、まず具体的な内容のものです。抽象的な言葉をどれだけ並べても、読んでいて引っかかることもなく、流し読みされてしまいます。
その点、数字や固有名詞を入れ込んで具体的に書いていると、その部分で立ち止まって読み進めていきます。採用担当者の納得感も違ってきます。
エピソード自体はありがちな経験であっても、具体的に書くことで、伝えたいという想いや熱意が違ってくるものです。
また、悲しかったや嬉しかったなどの感情論だけでなく、そう感じた根拠がしっかり示されてあると、その感情を共有して読むことができ、内容も記憶に残りやすくなります。
第三者からフィードバックをもらう
自分では完璧な文章だと思っても、第三者からすると「もう少し深掘りしてほしい」「意味がわかりにくい」と感じられる場合があります。
文章だけで相手に人柄を伝えるのは難しいですが、だからこそ誰が読んでも同じように伝わる文章を心がけなければいけません。
そのため、一度完成した書類を第三者に見てもらい、フィードバックをもらうのがおすすめです。
学生同士で見せあうのではなく、社会人に見てもらうと良いです。キャリアカウンセラーやキャリアセンターの職員など多くのエントリーシートを見てきている人や、家族など率直にフィードバックをくれる人にチェックしてもらいましょう。
誰に添削をお願いするべきかわからない人は、こちらの記事もおすすめです。就活におけるさまざまな場面での相談先を解説しています。
就活の相談先14選! 良い決断ができる相談相手の選び方も解説
履歴書の書き方のコツ
履歴書の書き方のコツ
- 記入マナーを徹底する
- 内容を簡潔にまとめる
ここからは、履歴書の書き方のコツを紹介します。履歴書は公的な書類であり、就活生のプロフィールを簡潔に伝えるための書類です。以上の点を理解したうえで、履歴書の書き方のコツを読んでみましょう。
履歴書の詳しい書き方については、こちらの記事を確認してください。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説
記入マナーを徹底する
履歴書は公的な書類のため、記入マナーを徹底しましょう。履歴書のマナーは以下の通りです。
履歴書の記入マナー
- 手書きの場合は黒のボールペンを使用する
- 和暦か西暦の表記を統一する
- 学歴は中学校卒業から卒業見込みまで記入する
- 3カ月以内の顔写真を使用する
- 顔写真の裏には名前を記入する
一つでも守れていない場合、採用担当者からは「マナーが悪い就活生」という先入観を持たれてしまうかもしれません。そのため、上記のマナーを徹底するよう心がけましょう。
履歴書には事実を記載します。誰が見てもあいまいなところがなく客観的である必要があるので、フォーマットや記載内容も決まっています。もしマナーが守られずメモ書きのようであれば、書いてある内容の信頼性も疑われます。
履歴書の記入を間違ってしまった場合の対処法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を確認してください。
履歴書の誤字を見つけても焦らないで! 挽回できる方法を解説
内容を簡潔にまとめる
履歴書では、これまでの経歴を一目で伝えることが重要です。上述したように、履歴書は過去から現在にかけてのプロフィールを簡潔に伝えるための書類です。
また、採用担当者は1日に多くの就活生の書類を読むことになります。履歴書に長々と文章を書いてしまうと読みにくいと判断され、最後まで読んでもらえない可能性もあります。
簡潔に書くには、以下の点に気をつけましょう。
簡潔に記入するための注意点
- 一文は70文字前後におさめる
- 同じ表現や内容を繰り返し使わない
- 「すごく」「非常に」など不要な強調表現は避ける
例文付き! エントリーシートや履歴書の頻出項目
例文付き! エントリーシートや履歴書の頻出項目
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に力をいれたこと
- 入社後にやりたいこと
- 長所と短所
ここからは、 エントリーシートや履歴書の頻出項目を紹介します。就活でほぼ確実に聞かれる項目なので、書き方や例文を参考にしてください。
項目①自己PR
自己PRは、エントリーシートや履歴書においてほぼ確実に記入する項目です。これまでの経験からアピールできるポイントが多数あるかもしれませんが、エントリーシート上では応募企業に合った強みをアピールする必要があります。
よって、企業研究を入念におこなってから自己PRを記入することをおすすめします。企業研究は、企業ホームページ(HP)や就活四季報を参考にしましょう。
エントリーシートや履歴書の自己PRの書き方は以下の記事を参考にしてください。
エントリーシート
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説
履歴書
新卒用履歴書の自己PRを書く極意|例文28選を強み・職種別で紹介
例文
自己PR
私は、相手の立場に合わせた提案ができます。現在予備校でチューターのアルバイトをしていますが、学生によって悩みはさまざまです。
たとえば、勉強のモチベーションを保つのが難しいという学生には、志望校に合格して叶えたい夢を明確にするようにしています。また、勉強方法自体に悩んでいる学生には、効率的な学習方法を指導しています。このように、人に合わせた提案をすることで、今年は担当生徒全員が志望校に合格しました。
御社では人に寄り添った提案を大切にしているため、アルバイトの経験から得た強みを活かしたいと考えております。
仕事に活かせそうな強みですね。元々持つ強みではなく、アルバイトの経験で得た強みということであれば、相手の状況や悩みを知るためにあなたが日ごろから心がけていることなどもぜひ伝えてください。
アルバイト経験を自己PRしたい人は、こちらの記事もおすすめです。
例文10選|アルバイト経験の自己PR必勝法を企業目線で解説
項目②志望動機
企業は、志望動機を見て就活生の熱量を計ります。志望動機には、就活生が「どのくらいの熱量で企業研究をしたか」が明確に表れます。
そのため、「その企業でなければならない理由」まで詳細に記入することが重要です。
エントリーシートと履歴書の志望動機の書き方は以下の記事で詳しく解説しています。
エントリーシート
例文12選|受かる志望動機をエントリーシートに書く4つのステップ
履歴書
例文10選|新卒用履歴書の志望動機の基本と盛り込むべき6要素
例文
志望動機
私は、貴社の「人を大切にする」という企業理念に感銘を受け、志望いたしました。貴社では、独自のデータを用いた商品を販売しており、他社には真似できない技術でお客様に満足を届けています。さらに、働き方改革を取り入れており、従業員も満足できる働き方ができると存じております。
その結果、商品の満足度が業界でもトップクラスであると同時に、ホワイト企業500の認定も受けております。
私は飲食店でアルバイトをしていますが、お客様一人ひとりに対して全力で接客をするように心がけています。その結果、「私の接客が良いから」という理由でご来店していただけるお客様が増えました。
このような経験を活かし、貴社に入社しましたら、お客様や従業員をはじめとして、かかわる人全員を大切にする接客をしたいと考えております。
- 履歴書にもエントリーシートにも志望動機の欄がありました。この場合、どのように書き分ければいいのでしょうか?
エントリーシートには自身の強みや能力の活かし方も記述しよう
履歴書の志望動機欄には、一番伝えるべきことを最優先にして記入しましょう。志望企業の特徴や強みに触れ、なぜその企業を志望するのかを書く必要があります。同業他社ではなく、その企業を志望している理由です。
次に必要なことは、その企業で何がしたいかということです。志望企業の特徴や強みにからめて、その企業だからこそやりたいことやできることを書きます。
エントリーシートの志望動機では、自身の経験から培われた強みが志望企業で活かされることを書き加えることもできるでしょう。
履歴書にしてもエントリーシートにしても、志望動機で業界の志望理由に触れる指示がない限り、遠回りになる業界の志望理由を書いている余地は本来ないはずです。
項目③学生時代に力をいれたこと
採用担当者は就活生の学生時代の取り組みから、入社後どのように仕事に取り組むかをイメージします。特に上手くいかなかった経験や失敗経験から成功に導いた経験があると、入社後も同じようなプロセスや姿勢で取り組むイメージにつながります。
書き方としては、まずは学生時代頑張ったことを一言で伝えます。その後、力を入れようと思ったきっかけや想いを記入すると人柄が伝わりやすくなります。そして、具体的なエピソードを記入した後、その経験から学んだことを記入します。
学生時代に力をいれたことの詳しい書き方について知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
例文13選|誰でも「刺さるガクチカ」が完成する4ステップを解説
例文
学生時代に力をいれたこと
私が学生時代に力を入れたことは、テニス部の活動です。私は大学4年間テニス部に在籍しており、3年生後半からキャプテンを務めていました。目標を達成する感覚が好きで、小学校の頃からテニスを続けています。
また、チームをまとめて全員で結果を残したいという強い気持ちから、キャプテンを引き受けることが多くありました。始めはまとまりのないチームで、同じ熱量で練習できない事もありました。
しかし、一人ひとりと向き合うことで、チームがまとまるようになり、チームとして多くの結果を残すことができました。この経験から、人と真剣に向き合うことや、練習の大切さを知ることができました。
どのように一人ひとりに向き合いましたか? ぜひ深掘りしてください。目標を達成し結果を出したいという高い向上心を、チームをまとめるリーダーシップと結びつけることで、自分の強みをアピールすることができます。
項目④入社後にやりたいこと
企業が入社後にやりたいことを聞くのは、就活生がその企業で活躍できそうかを判断するためです。また、就活生が具体的に働くイメージを持っているかどうかも見ています。
よって、まずは志望する企業でやりたい仕事や事業を伝えることが重要です。その後、自分の強みの活かし方を記入すると、「実際に成し遂げてくれそうだ」という印象を与えられるでしょう。
入社後やりたいことが浮かばない人やどう書けばいいかわからない人は、こちらの記事がおすすめです。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?
例文
入社後にやりたいこと
私は、貴社の教育担当になりたいと考えております。まずは商品理解をするために2~3年営業し、その後部下を指導するポジションを担いたいと思っております。
学生時代は、カフェでアルバイトをしていました。大学1年生から続けているため、後輩の指導役になり、新人の教育をしていました。後輩の中には、周りと比べて成長が遅い人もおり、指導に迷うことがありました。
そこで、指導の勉強をし、丁寧に向き合ってみることにしました。具体的には、ただ教えるのではなく、後輩自身に考えてもらうという方法を用いました。失敗したときだけでなく、上手くいったときも「なぜその結果になったのか」を考えられるよう癖付けしてもらいました。
その結果、その後輩は業務を一人でおこなえるようになり、進んで自分の仕事以外のことにも気遣いができるようになりました。
このような経験から、教育することの大切さを知り、貴社でも部下の指導ができる人材になりたいと考えています。
入社後にやりたいことをまず明示し、そのためのキャリアビジョンを描いている点が良いですね。教育担当をやりたい根拠としてのアルバイト経験が丁寧に書かれていて、自分なりの工夫も示されていて説得力があります。
項目⑤長所と短所
企業が長所と短所を聞く理由は、自己分析をしっかりおこなっているか、企業の求める人材像に合っているかを見るためです。
このとき、短所と長所は表裏一体になるように記入することがおすすめです。なぜなら、一貫性を持たせることができ、信憑性も増すからです。また、短所を伝える際は改善策と共に伝えることが重要です。
履歴書で長所と短所を書く際のポイントを詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
例文25選|履歴書の長所・短所の書き方と選考通過に導くポイント
例文
長所と短所
長所は素直でまじめな点です。具体的には、言われたことをすぐに吸収し、行動に移すことができます。
私は大学3年生のときにWebマーケティングのインターンに参加しました。その際に大量のフィードバックを頂きましたが、すぐに吸収し反映しました。すると、自分がかかわったメディアのプレビュー数が上がっていました。
一方、短所は自分の感情を表に出さないことです。具体的には、落ち込むことがあっても 一人で解決しようとしてしまうことがあります。しかし、一人で解決するよりも、多くの人の意見を聞いた方が早く糸口が見つかることが多いことに気付きました。
よって、今では一人で抱え込むことなく、人に相談できるようになりました。
長所は仕事の場面でも素直で真面目に吸収できそうな様子が思い浮かびますが、言われたことを無条件に受け入れてしまうのかが気になりました。
短所は改善の方向性を合わせて伝えているので、重大な欠点ではないという印象です。
エントリーシートや履歴書を提出する前の4つのチェックポイント
エントリーシートや履歴書を提出する前の4つのチェックポイント
- 正しい言葉遣いかどうか
- 内容が矛盾していないか
- 内容に嘘や偽りはないか
- 誤字脱字はないか
ここでは、応募書類を書いた後に必ずチェックすべきポイントを紹介します。記入後の確認をしっかりおこなうことで、間違いに気づくことができます。
完璧な状態で書類を提出するためにも、以下の項目を必ずチェックしましょう。
見直しをしたつもりでも、誤字脱字など細かな不具合が残っている場合が多いです。何回も確認しましょう。また、繰り返し読み直して推敲することで、文章の質も上がります。
①正しい言葉遣いかどうか
応募書類は、話し言葉とは違って書き言葉で記入する必要があるため、正しい言葉遣いになっているかどうか確認しましょう。日常生活で無意識に使っている言葉を、そのまま書類に記入している可能性があります。
就活生が間違えがちな、書類上で注意すべき言葉遣いは以下の通りです。
書類上で注意すべき言葉遣い
- でも→しかし
- だから→つまり
- どっち→どちら
- いっぱい→たくさん
- やっぱり→やはり
- たぶん→おそらく
- いつも→常に
②内容が矛盾していないか
エントリーシートと履歴書には、一貫性を持たせることが重要です。上述しましたが、エントリーシートと履歴書で相反する強みや自己PRを記入している場合、信憑性が無くなってしまうからです。
よって、2つの書類に一貫性があるかを再度確認しましょう。
矛盾している内容の例
- 長所で「思い立ったらすぐ行動できる」と書いたのに、短所には「決断までに時間がかかる」と書いている
- エントリーシートに「臨機応変に対応できる」と書いたのに、履歴書には「慎重に行動する」と書いている
③内容に嘘や偽りはないか
当たり前のことですが、エントリーシートや履歴書に嘘を書いてはいけません。学歴の詐称をしてはいけないのはもちろん、浪人した年数や留年したことは隠さずに記入しましょう。
内定がきまったとしても、嘘だとわかった時点で内定取り消しになってしまう場合も考えられます。履歴書は公的な書類であり、入社後も企業で保管されるケースもあるため、偽りがいつ発覚するかわかりません。
よって、後ろめたいことがあったとしても、ありのままを記入しましょう。
仮に応募書類に嘘や偽りがあるとわかった場合、厳しいようですが、その時点で信頼を失うことになります。
一度失った信頼は、どう弁解しても取り戻すことは困難です。同様の虚偽が業務上おこなわれたら、企業の信頼を失うことになり、取り返しのつかないことにもなりかねません。
嘘を書いたときのリスクについて知りたい人はこちらの記事で詳しく解説してますので、併せてチェックしてみてくださいね。
履歴書で嘘を書くと犯罪? バレた際のリスクや意外な落とし穴も解説
こちらのQ&Aでは、エントリーシートに嘘を書くことのリスクについてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしましょう。
④誤字脱字はないか
応募書類に誤字脱字があると、採用担当者には良い印象を与えることはできません。また、誤字脱字によって、文章を間違った意味で捉えられてしまう可能性もあります。
エントリーシートや履歴書は、書いているときには気付かないことが多いため、必ず記入後に見直しを徹底しましょう。
自分で誤字脱字に気付かないのであれば、第三者に読んでもらうこともおすすめです。
どの業界でも誤字脱字はあってはならないものですが、応募書類のミスは仕事の場面でもまたやるだろうと想像されてしまうので注意が必要です。
特に顧客宛の提案書や契約書類、伝票などを作成する職種を志望する人は気をつけてください。
エントリーシートや履歴書の郵送方法
エントリーシートや履歴書の郵送方法
- 送付状を付ける
- 書類をファイルに入れる
- 宛名は会社名に「御中」を付ける
ここからは、実際に記入したエントリーシートや履歴書の郵送方法を紹介します。企業に書類を送る際にはマナーがあるため、事前に確認しておきましょう。
送付状を付ける
企業に書類を郵送する場合は、必ず送付状を付けましょう。送付状とは、封筒の中身を示す書類のことです。送付状に示す内容は以下の通りです。
送付状に示す内容
- 宛名
- 日付
- 大学名
- 名前
- 連絡先
- 同封している書類
- 枚数
誰宛にどのような書類を送ったのか一目でわかる書類のため、送られてきたほうも短時間で整理できます。
書類をファイルに入れる
企業に書類を送る際は、必ずファイルに入れましょう。記入したエントリーシートと履歴書が折れ曲がってしまったり、水滴で文字がにじんだりするのを防ぐためです。
また、書類がファイルに入っていると、受け取る側に丁寧な印象を与えられます。
このとき使うクリアファイルは、無色透明なものを選びましょう。就活では、柄が入っているものや色が付いているものは好まれません。
宛名は会社名に「御中」を付ける
会社宛てに書類を送る場合は、「〇〇株式会社 御中」と記入しましょう。御中は、あくまでも会社宛てに送る場合のみに使います。
一方、採用担当者の名前がわかる場合は御中を使いません。「〇〇株式会社 採用担当 〇〇様」と個人名に様を付けるのが正解です。
- 郵送方法のマナーを守れていない場合、選考に影響を与えますか?
常識を守れない人と見なされてしまうことも
若い人には、郵送手段は古風な方法だと感じるかもしれませんが、採用担当者が就職した頃には郵送が主流でした。その人たちからすると、郵送手順は社会人の常識です。
通常の郵送方法から逸脱していると、マナーが守れない人物なのではないかと懸念され、社会人基礎力がなく未熟と見なされてしまうことも考えられます。
エントリーシートと履歴書の違いを把握して書類選考突破を目指そう!
ここまで解説した通り、エントリーシートと履歴書には大きな違いがあります。エントリーシートは人柄や企業に対する熱い気持ちを伝える書類、一方、履歴書はプロフィールを簡潔に伝えるための書類です。
それぞれの違いを理解して書類を記入しないと、採用担当者の意図に反したアピールになってしまう可能性があります。また、応募書類を記入する際や郵送する際のマナーをしっかり守り、完璧な状態で書類を提出することが重要です。
今回解説した応募書類の書き方を実践して、書類選考を突破してくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/フィナンシャルプランナー
Miyuki Oba〇大学などでカウンセリングや講義、企業や行政における新人研修・セミナーなどに多数登壇。ファイナンシャルプランナーおよび小論文講師としての知見も加味したアドバイスをおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/インテグラルキャリア研究所所長
Keiichi Yokoyama〇20歳後半からカウンセリングの勉強を始め、キャリアに比重をおくコンサルティング、人材育成を企業内で推進。独立後は大学のキャリアセンターで学生の就職支援にもかかわる
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