Q
大学3年生
男性
SPIと公務員試験の能力検査の違いは何ですか?
民間企業と公務員試験を併願している者です。どちらの勉強も始めたのですが、SPIの非言語分野と公務員試験の数的処理は似ているように感じていて、このまま同じ対策で良いのか迷っています。
具体的に、出題される問題の難易度や出題される科目の範囲にどれくらいの違いがあるのでしょうか? また、公務員試験の対策をメインにすれば、SPI対策も兼ねられると聞きましたが、SPIだけで問われる特殊な問題があるのかも知りたいです。
時間の使い方も違うと聞いたので、両方の対策を効率的に進めるために、それぞれの試験の決定的な違いと併願するうえでの効果的な勉強方法についてアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
難易度・時間配分・範囲に関する違いを知っておこう
SPIの非言語と公務員試験の数的処理は似ている部分もありますが、目的や難易度、時間配分が大きく異なります。同じ対策で進めると取りこぼしが出やすいため、違いをしっかり理解して勉強してください。
まず難易度ですが、SPIは短時間で基礎的な推論力を測る試験です。問題は高校数学の初歩から中程度が中心です。
一方、公務員試験の数的処理は難易度が高く、思考量の多い構造問題が特徴です。割合や速さ、図形、集合、推論などのテーマでも、公務員試験は応用性が高く文章量が多く、解決プロセスが長くなります。
時間配分も違います。SPI、特にテストセンターやWebテストでは非言語で1問あたり30秒〜1分程度の固定制限があり、素早く解かないと次に進めません。
ペーパーテストでも約1分強です。公務員試験は1問に3〜4分かけてじっくり考えます。この時間感覚の違いが併願者にとって一番の戸惑いです。
出題範囲では、公務員試験が図形、確率、整数、場合の数、論理、表の読み取りなど幅広く深く問うのに対し、SPIは割合、速さ、推論、集合、損益算などに限定されます。
公務員の資料解釈はSPIに近いですが、SPI独自の短文計算問題もあります。
公務員試験から始めると効率的! 並行して対策しよう
併願の効率的な戦略は、公務員試験の基礎で土台を作り、SPIの秒速解法を追加練習することです。公務員対策でSPI内容はほぼカバーできますが、時間制限対応は別途必要です。公務員から始めると理解が深まり、相性の良い組み合わせになります。
両方を同時なら、公務員を理解重視、SPIを速度とパターン化に分けましょう。違いを活かせば、どちらも突破可能です。
難易度や問題形式に違いがある! パターンを覚えよう
20年以上前ですが、私自身が民間企業の就職活動と公務員試験の対策を同時におこなっていました。
自分の経験からは、公務員試験の筆記対策(数的処理・判断推理)をしていれば、民間企業の就活に向けたSPIなどの対策はほぼ不要でした。非常に似通っていますが、やや難易度の高い問題が出題されるのが公務員試験の特徴です。
ただし、SPIは難易度が低い代わりに非常に問題数が多く、高得点のためには極めて素早い回答速度が求められます。
たとえばSPIの推論は、公務員試験の判断推理によく似ていますが、よりパターン化されており、短時間で解くためには問題をパターン化して覚える必要があります。公務員試験のようにじっくり考えていては間に合いません。
また、構造的把握力検査など、公務員試験にはない特殊な形式が出題される場合があります。また、電卓の使用が許可されていたり、ウェブ上での回答が必要な場合は、その操作に慣れておくことも必要です。
公務員試験を重視して直前はSPIの問題を解こう
まとめると、基本的には公務員試験対策に重点を置きつつ、SPIの試験時期が迫ってきたら、問題集をスピーディーに解いていく訓練を並行しておこなうべきでしょう。
両者ともに本番どおりの環境で、制限時間を設けて模擬試験を繰り返してください。
以下の記事ではSPIの出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからSPIを受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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