この記事のまとめ
- SCOAは問題の難易度は高くないためスピードを意識することが大切
- 4ステップで勉強するとスピードアップが可能
- パーソナリティ検査は選考において特に重要
- 面接力診断ツール
【面接前必須】たった3分であなたの面接力がわかる!
この記事を読んでいる人におすすめ
SCOAを受ける必要があり、戸惑っている学生は多いのではないでしょうか。「SCOAってそもそも何だろう」「どう対策すれば良いのかな」と悩みますよね。
SCOAは適性検査の1つであり、独自性の強いテストとなります。選考突破のためには、その形式に慣れるようしっかりと対策したうえで臨む必要があります。
記事では、キャリアアドバイザーの鈴木さん、隈本さん、渡部さんと、SCOAの対策方法について解説していくので、受ける予定のある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
SCOA突破のコツはスピード! 早めの対策で慣れることが大切
SCOAで出題される問題の難易度はあまり高くはありません。しかし、回答時間がとても短く、苦戦する学生は多いです。SCOAで高得点を取るためには、ハイスピードで解くことが大切です。早めに対策して慣れ、スピードアップを狙いましょう。
記事では、まずSCOAの特徴について6つの観点から解説します。対策する前にどのような試験なのか理解し、心構えをしましょう。それを踏まえ、SCOAの対策方法を4ステップで解説します。誰でもハイスピードで解けるようになる方法になっているので、ぜひ参考にしてくださいね。
最後に、例題つきでそれぞれの科目の解き方を解説するので、実際に解いて難易度を確かめつつ、各科目の対策に役立ててください。
SCOAに限らず、ほかのWEBテスト対策の方法はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしてください。
関連記事
WEBテスト対策完全版|効率重視で準備する方法を徹底解説
WEBテストは効率重視で対策することが大切です。WEBテストの評価を最も重視するという企業はほとんどなく、面接やESの内容が重視される傾向にあるからです。この記事では、WEBテストの効率的な対策方法や、受験前の必須準備などについてキャリアコンサルタントと解説します。
記事を読む
SCOAも含め適性試験の種類やその対策についてはこちらの記事で徹底的に解説しています。併せて参考にしてみてください。
関連記事
適性試験完全ガイド|試験内容から合格必至の勉強方法まで解説
適性試験は就活で軽視できない関門の1つ。適性試験を確実に突破できるよう、キャリアコンサルタントがおすすめの対策や回答方法を解説します。適性試験の情報を網羅しているので、これから対策を始める人は参考にしましょう。
記事を読む
SCOAとは
SCOAとは
- 種類と出題科目
- 難易度
- 実施する企業
- 受検場所
- 見分け方
- SPIとの違い
そもそもSCOAとはどういうものなのか、特徴を把握しましょう。特徴を理解することで、対策の方向性を定めやすくなります。
SCOAとは
適性検査の1つであり、「知(=基礎的な知的能力や実務遂行能力)」、「情(=持って生まれた気質)」、「意(=後天的に形成される性格や意欲)」の3つの側面を測るテスト
SCOAは、「人を知り、人を活かす」をコンセプトとして、1985年にNOMA総研により開発されました。
そのコンセプトの通り、人柄を多面的に知るために、「知」「情」「意」の3つの側面から個人を捉えるテストとなっています。
ほかの適性検査にはない理科や社会を課すなど、さまざまな観点からあなたの能力を測るテストです。
WEBテストで落ちたくない人は
頻出問題集を必ず確認してください!
就活の山場、WEBテストで躓かないためにはしっかりした対策が必要です。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。
そこで「WEBテストパーフェクト問題集」を活用しましょう。この問題集を使えば解く上で重要なポイントの解説を見ながら効率よく勉強することができます。
また本番形式の模試も付いているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。
ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。
種類と出題科目
SCOAの種類は以下の4つに分かれています。
「知」を計測するテスト | 「情」「意」を計測するテスト |
---|---|
SCOA-A・F:基礎的な知的能力を測る | SCOA-B:パーソナリティを測る |
SCOA-i:基礎的な知的能力を簡易的に測る | |
SCOA-C:実務遂行能力を測る |
「知」を計測するテストは、いわゆる能力検査であり、点数がつき、基準に満たない場合は落とされてしまいます。対策により得点を伸ばすことができるため、計画的に準備することが大切です。
「情」「意」を計測するテストは、人柄を知るためのテストとなっており、いわゆる心理テストのように自分の性格に該当するものを選択します。特別な対策は不要ですが、人柄を重視する企業は多いため、良い印象を残せるように、解き方を心得て臨むことが大切です。
基本的には、知を計測するテストと情意を計測するテストを組み合わせて出題されます。たとえば、「SCOA-AとSCOA-B」「SCOA-iとSCOA-B」などの形です。
ここからは、それぞれのテストの特徴について、さらに詳しく解説します。テストにより受ける時間も対策にかかる時間も異なるため、しっかりと心構えをしましょう。
基礎能力 SCOA-A・F
基礎能力 SCOA-A
- 時間:45~60分
- 科目:5尺度の場合「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」
- 科目:3尺度の場合「言語」「数理」「論理」
- 実施方法:テストセンター方式、SCOA cross方式(オンライン監督官付WEBテスト)
- 形式:マーク式
基礎能力 SCOA-F
- 時間:「言語」20分、「数理」15分、「論理」15分、「英語」15分
- 科目:4尺度の場合「言語」「数理」「論理」「英語」
- 科目:3尺度の場合「言語」「数理」「論理」
- 実施方法:テストセンター方式、SCOA cross方式(オンライン監督官付WEBテスト)、マークシート方式
基礎能力 SCOA-A・Fは、元から備わっている知的能力と、後天的につく学力を検査する試験です。「言語」「数理」では、知的能力、学力いずれも測り、「論理」では知的能力を測ります。「英語」「常識」は後天的な学力を検査します。
「常識」では中学・高校レベルの理科、社会から出題されます。
SCOA-AとSCOA-Fは基本的に課される内容が同じですが、SCOA-Fでは、「常識」の出題がありません。加えて、SCOA-Fは各科目の能力を精緻に測る仕組みとなっており、科目ごとに制限時間が設定されています。
広く採用されているのはSCOA-Aです。
SCOA-A・Fの2つに共通するのは、とにかく解答時間が短いことです。
SCOA-Fは、科目ごとに時間が決められている点を知っておかないと、試験で焦る可能性があるので特に注意が必要です。
基礎能力 SCOA-i
基礎能力 SCOA-i
- 時間:20分
- 科目:4尺度「言語」「数・論理」「空間」「知覚の正確さ」
- 実施方法:WEB方式
- 形式:選択式、記述式(数値の入力)併用
SCOA-iは、先天的な知的能力を測定するためのテストです。問題解決をするために必要な基本的能力を測るため、「言語」「数・論理」「空間」「知覚の正確さ」を課します。
スマートフォンやPC、タブレットで短時間で受けられるため、SCOA-A・Fと比較し楽に感じるのではないでしょうか。
また、後天的な学力でなく先天的な知的能力を測るものであることから、必要な対策も少ないので、負担が軽いです。
事務能力 SCOA-C
事務能力 SCOA-C
- 時間:50分
- 科目:6尺度「照合」「分類」「言語」「計算」「読図」「記憶」
- 実施方法:テストセンター方式、マークシート方式
事務能力 SCOA-Cは、事務職として働く際に必要な実務遂行能力を測る試験です。仕事をするうえで大切な「正確さ」と「スピード」を計測します。
たとえば「照合」では、間違い探しのように、2つの文章を比較し異なる部分を回答します。知識を蓄えるというよりは、多くの問題を解いて形式に慣れることが大切です。
事務能力 SCOA-Cは、日常生活で「要領が良い」と言われるような人であればクイズ感覚で解ける問題がほとんどです。
注意点としては、ケアレスミスがないようにしましょう。判断をテキパキとこなす自信があまりない人は、参考書などで問題に慣れてから受けると良いですよ。
事務職を目指す場合はこのテストを受ける機会が多いかもしれません。事務職の志望動機の書き方は、こちらの記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
関連記事
例文20選|事務職の志望動機を職種別・業界別に徹底解説
事務職の志望動機は、強みやスキルとのマッチ度を伝えることが大切です。さまざまな事務職があるので、それぞれに合ったものを伝えましょう。この記事では、キャリアコンサルタントと、事務職の仕事内容を徹底的に解説。そのうえで、事務職に合う強みの見つけ方やアピール方法を、例文を交えて説明します。
記事を読む
パーソナリティ SCOA-B
パーソナリティ SCOA-B
- 時間:35分
- 試験項目:気質類型(6タイプ)、性格特徴(5尺度)意欲・態度(5尺度)
- 実施方法:Web方式、テストセンター方式、マークシート方式
SCOAの性格検査となるパーソナリティ SCOA-Bでは、生まれつきの特徴を「気質」、経験や環境によって変わる性格を「性格特徴」、ここまで築き上げた価値観や興味・関心を「意欲・態度」で計測します。
個人の性格を多面的に把握しつつ、職場での情緒の安定性や、ストレスを受ける傾向などを計測できます。企業は、この結果を通して、自社で活躍できる素質があるのかを把握します。
ここまで解説した「SCOA-A・F」「SCOA-i」「SCOA-C」と組み合わせて出題されることが多いです。
結果は標準偏差により表示され、全国平均と比較することができます。
SCOA-Bは、単独での実施はほぼありません。質問に対してひたすら「はい」か「いいえ」で回答しますが、ライスケールに該当する問題もあります。面接ではSCOA-Bの結果を参考に質問されることもあります。
難易度
「聞いたこともない科目が多く難しそう」と感じる人も多いかもしれませんが、SCOAの難易度は、中学、高校レベルであり、そう難しくはありません。また、英語では長文問題が出ません。
言語では長文問題が出ますが、難解な文章ではないため、比較的簡単に解くことができます。
思考力というよりも、知識や常識を問う問題となっていることから、難易度は高くないです。そのため、問題集などでとにかく慣れておけば高得点を狙いやすいテストとなっています。
実施する企業
「SCOAの対策をしても役立つのだろうか」と感じる人もいるかもしれません。SPIほどメジャーな試験ではないですが、採用している企業は多くあります。
業界問わず多くの企業で採用されており、過去に採用した企業は以下の通りとなっています。
過去にSCOAを課したことがある企業の例(2023年時点)
また、公務員試験でも採用されることが多いです。過去に採用した自治体は以下の通りです。
過去人SCOAを課したことがある自治体(2023年時点)
- 東北地方:平川市/鹿角市/南相馬市/鶴岡市
- 北陸地方:射水市
- 中部地方:恵那市/下呂市/三島市/尾張旭市/小浜市/西尾市/津市
- 中国・四国地方:安芸高田市/山口市/山陽小野田市/美馬市/室戸市/安芸市/四万十市/香南市
- 関東地方:水戸市/栃木市/本庄市/蕨市/柏市/立川市/日野市/国立市/東大和市/多摩市/佐世保市/大泉町
- 近畿地方:高島市/南丹市/芦屋市/和泉市/大東市/守口市/池田市/川西市/枚方市/松原市/大阪狭山市/東大阪市/交野市/大分県中津市/御所市/葛城市/加古川市/大和郡山市/藤井寺市
- 九州地方:那覇市/小城市
SPIのようなメジャーではない試験を導入することによって、学生の本来のポテンシャルを見たいと考える企業が、SCOAを採用していることが多いように思います。
受検場所
SCOAの受検会場は以下の3通りです。
SCOAの受検場所
- テストセンター
- 自宅
- 企業が指定する会場
テストセンターの場合、全国各地にある専用の試験会場に行きます。会場と日程を選択したうえで試験を受けます。
テストセンターで受ける場合は、テストセンターIDが必要になるため注意してください。今後、テストセンターでほかの試験を受ける場合も必要なので、案内されたメールをお気に入り登録しておくなどして保管しましょう。
自宅で受ける場合は、インターネット環境が必要です。SCOAは、PC、タブレット、スマホのいずれかで受けることができるので、それが起動しスムーズに動く通信環境を整えましょう。
通信環境の整え方
<WiFiなどの無線を使う場合>
・他の端末の接続は切っておく
・ルーターの容量や状態を確認する
・同時接続している人がいないかチェックする
<有線を使う場合>
・通信速度の目安である10Mbps以上となっているか調べておく
企業が指定する会場で受ける場合は、企業の会議室などが多いです。日程も企業から指定されます。
見分け方
企業から「あなたが受けるのはSCOAです」などと説明されるわけではないため、適性検査の案内が来たら、自身で何のテストを受けるのか見分けなければなりません。
WEBテストの場合、企業から案内された適性検査のURLが「apps.ibt-cloud.com」であれば、SCOAです。
また、WEBテストでない場合は、試験時間や科目数などから判別しましょう。たとえば「試験時間60分:問題数120問」「5教科からなる試験」などと説明されていれば、SCOAの可能性が高いです。
SPIとの違い
SCOA | SPI | |
---|---|---|
出題科目 | 言語、数理、論理、英語、常識 | 言語、非言語、英語、構造的把握 |
使い回し | 不可 | テストセンター形式であれば可 |
試験時間 | 45~60分がメイン | 70分 |
問題数 | 能力検査は120問 | 能力検査は70問 |
問われる力 | 知識的な部分がメイン | 応用力がメイン |
適性検査で最も広く使われているのはSPIであり、SCOAについて知らなくてもSPIなら聞いたことがある、という人も多いのではないでしょうか。
SPIの方が、SCOAよりも問題ひとつひとつの難易度が高いです。SCOAは知識を問うものが多いですが、SPIは応用力を問う特徴があります。たとえば数学で見ると、SCOAは二次方程式などシンプルな問題を出題し、SPIは与えられた条件から、複数の数式を用いて解答を導き出すものとなっています。
ただ、SPIと比べSCOAは、試験時間が短いにもかかわらず、問題数が圧倒的に多いです。知識を駆使し、とにかくスピーディーにこなさなくてはならないことがわかります。
- SPIの方が問題の難易度が難しいのであれば、SPIの対策をすることでSCOAの対策を兼ねることは可能ですか?
SPIでSCOA対策を兼ねるのは難しい
そもそも試験で求められる解答力が異なるので、SPI対策だけでSCOAの対策も兼ねるのは難しいです。
SPIの能力検査は問題数が少ないので1問の点数のウェイトが大きく、問題を読み解く必要があります。
一方、SCOAは限られた時間内で多くの基本問題を解く必要があります。1問にかけられる時間は30秒ほどなので、知っていなければ解けない問題が多く、SPIよりも広く基本的な範囲を勉強しておかないと対応できません。
SCOAは、模擬試験などを通して、短時間で解答できる練習をしておく必要がありますよ。
SCOAを攻略するポイント
SCOAを攻略するポイント
- 問題自体の難易度は決して高くない! 早めに対策に取り組む
- 1問あたり30秒以内! スピードアップを意識する
SCOAの特徴を踏まえ、SCOAを攻略するための大前提となるポイントを解説します。これを踏まえることで、SCOA対策のコツがわかるため、効率的な準備につながります。
SPIなどと比べればマイナーであるSCOAは、初めて受ける人も多いと思うので、ここで解説する内容を参考にコツを押さえて対策を進めましょう。
問題自体の難易度は決して高くない! 早めに対策に取り組む
SCOAは「基礎能力 SCOA-A・F」「基礎能力 SCOA-i」「 事務能力 SCOA-C」「パーソナリティ SCOA-B」の4種類がありますが、特別に勉強が必要なのは「基礎能力 SCOA-A・F」です。
難易度は中学、高校生で学習するレベルで、決して高くはないので、対策は比較的すぐに終わらせることが可能です。面接練習など、ほかの就活対策に時間をかけられるよう、早めに対策を始めましょう。
SCOA対策を始めるおすすめの時期として、得手不得手もあるので一概には言えませんが、長い時間をかけずに対策ができるので、試験の直前でも良いかもしれませんね。
たとえば10日くらい前から毎日10問ずつやってみるなど、短期記憶を有効に使って復習し、問題にも慣れるようにするというやり方もあります。
1問あたり30秒以内! スピードアップを意識する
問題自体の難易度は高くはありませんが、能力検査は45~60分の間に120問解かなければならず、苦戦する学生はとても多いです。
スピードアップをするためには、とにかく問題に慣れることが大切です。また、苦手をなくし、得意分野をいかに速く解くかも重要です。
問題の傾向や特徴をつかんだら、1問あたり30秒以内で解けるようになるまで訓練しましょう。
SCOAをハイスピードで解くための勉強法4ステップ
SCOAをハイスピードで解くための勉強法4ステップ
- 参考書やアプリを使って満遍なく勉強し苦手分野をなくす
- 1問あたり30秒以上かけないように解く
- 得意分野を見出しさらなるスピードアップを試みる
- 模擬試験や練習の企業で何度か受けて形式に慣れる
SCOAはとにかくスピード勝負ですが、なかなか速く解けないと悩む学生は多いですよね。
ここからは、確実にハイスピードで解けるようになる勉強法を、4ステップに分けて解説するので、ぜひ実践してみてください。
①参考書を使って満遍なく勉強し苦手分野をなくす
SCOAは、出題される分野それぞれの総合評価で結果が判定されます。苦手分野があるとそれが足を引っ張り、ほかの分野でどんなに点数を取得していても落ちてしまうことがあります。
参考書やアプリを使い、まずは満遍なく勉強して苦手分野をなくすことが大切です。以下の手順で勉強し、苦手をなくしていきましょう。
苦手分野をなくす勉強法
- 参考書を一通り解き、〇△×をつける
正解した問題→〇
間違えた問題→×
正解したが自信がなかった問題→△ - △と×の問題が解けるようになるまで繰り返し勉強する
企業によって取得すべき点数のボーダーは異なりますが、最低限6割は必要と考えましょう。本番は緊張してしまったり、ケアレスミスをしてしまうこともあるので、勉強の段階では、少なくとも8割取ることを目指して学習すると良いです。
おすすめの参考書
参考書は、問題数が多かったり、頻出問題を掲載していたり、過去問を載せているものを利用することがおすすめです。
具体的には、以下の参考書がおすすめです。参考書選びに悩んだらぜひ参考にしてくださいね。
おすすめの参考書
・これが本当のSCOAだ! 2024年度版 【SCOAのテストセンター対応】
問われることが多い基礎知識に絞って解説され、無駄なく学習できる。実際の出題範囲や出題内容を忠実に再現している
・公務員試験で出る SPI・SCOA[早わかり]問題集
公務員でSCOAを受ける人におすすめ。SCOAの対策のみならず、民間志望者が公務員試験を受けるためのコツなども記載されている
- 参考書をフリマアプリで買おうと思いますが、最新年度でなくても良いですか?
できるだけ最新年度のものを購入しよう
参考書をフリマアプリで買うことは問題ないですが、出題の傾向と対策を知るためには最新年度のものを購入することをおすすめします。
試験対策においては、どのような試験でも、傾向と対策について把握している学生の方が良い結果を得やすいためです。
時間がない人におすすめ!
SCOA対策問題集&模試が受け取れます
志望度が高い企業にWEBテストで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。
そこで「WEBテストパーフェクト問題集」を活用しましょう。この問題集を使えば解く上で重要なポイントの解説を見ながら効率よく勉強することができます。
また本番形式の模試も付いているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。
ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。
②1問あたり30秒以上かけないように解く
問題の難易度は高くないため、満遍なく解けるようになるにはそこまで時間はかからないと思います。しかし、ここからが大切です。
SCOAは1問あたり30秒以内で解く必要があると解説しました。そこで、その時間内に解けるように、訓練する必要があります。
おすすめは、同じ過去問を2度以上解くことです。1回目よりも2回目の方が、解法がわかっていたり、答えを覚えているので速く解けるようになります。そして2回目に解いたときのスピード感覚をつかむことで、新しい過去問の1回目を解く速度も速くなります。少なくとも過去問3回分を2周すると、格段に速く解けるようになりますよ。
③得意分野を見出しさらなるスピードアップを試みる
ある分野によっては、どうしても1問30秒以上かかってしまい、制限時間内に解き終われないという人も多いと思います。その場合は、得意分野を見出し、それについてはより速く解けるようにすることがおすすめです。
たとえば言語が得意で数理が苦手なら、数理は1問40秒かかっても、言語は20秒で解く、とすると良いです。
また、数理、論理、常識問題は出題形式や問題の解き方が似ています。そのため、いずれかを得意分野にすれば残り2つのスピードアップも可能です。「特に得意分野がない……」という人は、この3つを得意にすることを心掛け、言語や英語はじっくり時間をかけるようにすると良いです。
得意にする分野として言語分野もおすすめです。言葉の意味や対義語などを答える問題がありますが、参考書を読んで繰り返し解くだけでも知識は蓄えられます。あまり手を広げずに割り切って勉強することで、負担を抑えながら勉強できますよ。
④練習の企業で何度か受けて形式に慣れる
過去問を繰り返し解いてスピードアップを試みることが大切と解説しましたが、さらに練習としてSCOAを課すほかの企業を受けることで、形式に慣れることができ、スピードアップをすることができます。
実際の選考で受けることで、本番に近い環境を経験できるため、本番も緊張せず、実力を発揮しやすくなります。
SCOAをおこなった実績のある企業は記事のこちらで解説しています。もし志望する企業よりも受検できる日程が早いものがあれば、ぜひ受けてみてください。適性検査の受検日程は企業ホームページ(HP)に掲載されています。
- 選考まで時間がないのですが、時短で対策する方法はありますか?
難易度が高くないため、問題演習にしぼるのもおすすめ
選考まで時間がない場合は、練習問題のみを繰り返し解くことがおすすめです。SCOAはそんなに難しい問題が出題されるわけではないので、いかに多くの問題数を解いて試験に対して慣れるかが大切であるためです。
問題数を多く解くことで自分の不得意な科目についても見えてくるので、余裕があれば、問題を解いたうえで不得意なものを中心に対策しましょう。
アドバイザーコメント
渡部 俊和
プロフィールを見るSCOAは高得点を取るよりむらなくスコアを取ることが大切
私が採用でSCOAを使ってみてメリットを感じたのは、低コストでもある程度、多角度から見たトータルな人物評価が出せることでした。
このテストを使う企業は、突出して頭が良い人を探したいわけではなく、一般的な知識や常識を備えていて、安定したパーソナリティのある、実務向きの人材を探したいように思われます。
そのため、何か月も前から試験対策をしてテストだけは成績が良い、という型にはまったやり方はあまりおすすめしません。
ありのままのあなたの実力を発揮できるかがポイント
普段のままの能力が見たいので、ほかのテストでは分野が分かれるようないろいろなジャンルの問題がごちゃ混ぜに出題されるのです。
問題の難易度が高くない適性検査に共通して言えることですが、学校と違って、能力検査で満点を取ったとしても、(珍しがられるかもしれませんが)ことさら評価が上がるということではないのです。
すべての分野において一定水準で高いレベルにあればよく、普通レベルでも平均的に安定した結果であればハイスコア者と同様に評価されます。より大事なのは低い点を取らないことや極端にムラがあるスコアにならないことです。
対策不要でも侮ることなかれ! パーソナリティ検査を解く心得
パーソナリティ検査を解く心得
- 素直に回答する
- 企業が求める人物像から大きく逸れないようにする
ここまで能力検査の勉強方法を解説しましたが、大切なのは、実はパーソナリティ検査です。
就職みらい研究所の就職白書によると、企業が採用基準で重視する項目として、性格適性検査の方が能力検査よりも上位になっています。
つまり、性格適性検査であるSCOA-Bの結果を重視する企業は多いです。ここからSCOA-Bに取り組むコツを解説するので、これらを心得て臨みましょう。
素直に回答する
自分をよく見せようと、本来の自分とは異なる性格で回答してしまう人がいますが、そうではなく、素直に正直に回答することが大切です。
虚偽の回答をすると、たとえSCOAは合格したとしても、面接で矛盾した回答をしてしまうリスクがあります。回答が矛盾すると、アピールに説得力がなくなってしまうため、高評価を得にくくなります。
また、運良く入社したとしても、本来の自分とは異なる自分が評価されているので、入社後はミスマッチを感じ、居心地が悪くなるかもしれません。
SCOA-Bは、考えて回答することで虚偽回答の確率が高くなるような問題設計となっているため、素直に回答することが大変重要です。
企業が求める人物像から大きく逸れないようにする
あまりにも企業が求める人物像から離れていると、企業側は採用を懸念します。たとえば企業が「チャレンジ精神がある人」を求めているのに対し、「何かを始めるのが億劫だ」の設問に「Yes」と答えると、求める人物像と異なると判定されます。
素直に回答しつつも、迷ったら求める人物像とマッチするように答えると良いです。企業が求める人物像は、企業HPに掲載されているので、確認してから試験に臨みましょう。
性格適性検査を解くコツは、こちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
関連記事
性格適性検査マニュアル|問題例付きで選考を有利に進める対策を解説
性格適性検査は選考の一環であり、不合格になる可能性もあります。この記事では性格適性検査の対策を基本編・発展編・実践編に分けてキャリアコンサルタントが解説します。性格適性検査の傾向と対策を押さえて就活を有利に進めましょう。
記事を読む
科目別の勉強法と解き方のコツ
苦手分野がある人は、その科目を重点的に勉強し、そのうえでスピードアップを狙うと良いです。
最後に、科目別に勉強法と解き方のコツを解説します。苦手を克服し、得意を伸ばせるようにそれぞれの対策のコツをチェックしていきましょう。
言語
言語問題の出題内容
- 熟語
- ことわざ
- 慣用句
- 故事成語
- 長文読解など
言語問題は、大きく分けて言語の意味を問う問題と長文読解が出題されます。言語の意味を問われるのは、四字熟語やことわざ、慣用句、故事成語などです。知っていれば解けるので、特に文系学生は速いスピードで解けるかもしれません。
長文読解も、難しい文章は出題されません。コラムのような文調のものが多く、すらすらと読めます。
言語問題の勉強は、知識問題の正答率を挙げられるよう、熟語やことわざなどを覚えておくと良いです。参考書に頻出の熟語などが掲載されているので、それをひとつひとつ丁寧に覚えましょう。
例題
ここでは、言語問題で最初の方に出題される熟語の問題を紹介します。解けなかった場合は参考書を利用してしっかりと覚えていきましょう。
言語問題の例題
次の対義語の組み合わせで、誤っているものはどれか。
1. 温暖 寒冷
2. 異色 同色
3. 結果 原因
4. 過激 穏健
5. 多弁 科目
正解
2 異色の反義語は平凡となるため誤り。
言語問題の中でも言葉の意味や対義語などについては知っていないと解けません。とはいえ、闇雲に言葉を覚えても効果は低いので、基本的には参考書で自分が解けなかった問題を中心に復習しましょう。
数理
数理の出題内容
- 四則計算
- 一次方程式・二次方程式
- 数列
- 規則性
- 濃度算など
数理は、基本的に算数の問題が出題されます。範囲が広いため、算数に苦手意識がある人は早めに対策すると良いです。
計算に時間がかかってしまう人もいると思いますが、基本的に1問30秒で解く必要があるため、「問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶ」くらいまで繰り返し参考書を勉強して問題に慣れましょう。
内容は基礎的なものなので、早めに解いて慣れておけば誰でも高得点を狙えますよ。
例題
数理の問題は簡単な計算問題が多いです。以下の通り例題を提示するので、すぐに解けるか試してみましょう。
数理の例題
次の数式を解きなさい。
130+4×(-6)-(-10)^4
正解
-9894
- 私立文系なので数理に自信がないです……。
社会人になっても避けては通れないのでSCOAを利用し克服しよう
受験にも必要なかったとすると数理の学習にはブランクがありますね。数字には苦手意識があるかもしれませんが、仕事をするうえでは、どの部署にいたとしても数字は避けては通れません。
SCOAで出題されるレベルは知っておくべきものも多いので、改めて数字に慣れ、計数感覚を身につけるつもりで練習問題に取り組んでみてはどうでしょう。
実務で使うのは四則演算だけなので、学校の勉強よりはるかに簡単です。数字に対する苦手意識をなくすためにも、SCOA対策を利用して今のうちにやっておきましょう。
論理
論理の出題内容
- 推論
- 順位
- 場合の数
- 確率
論理は、高校で学習する数学Aにあたる、場合の数などの問題が出題されます。頭の中で考えるよりも、図を書いて整理すると解きやすいです。
論理分野に苦手意識を持つ人は多いですが、一気に解こうとせず、まずは前提を整理したうえでひとつひとつ問題を解くことがおすすめです。
例題
論理の問題を紹介するので、実際に紙とペンで前提を整理しつつ問いてみましょう。提示された条件をまず図式化し、選択肢との整合性をチェックすると良いですよ。
論理の例題
A、B、C、Dで徒競走をしたところ、以下の順番でゴールした。
CはBより速かった
AはDより速かった
DはBより遅かった
以上の3つの情報から判断した際、必ず正しいと断定できない選択肢はどれか。
1. Cは1くらいか2くらいである
2. Dは最下位である
3. BよりAの方が速い
4. CよりDの方が遅い
5. Bは2くらいか3位
正解
3。
3つの条件を並べると以下の通りとなるため、3以外必ず正しいと判断できる
・C>B>D
・A>D
常識
常識問題の出題内容
- 理科系:物理、化学、地学、生物
- 社会系:日本史、世界史、日本地理、世界地理、政治経済
常識問題は、理科、社会に関するものが出題されます。難易度は中学、高校レベルですが、大学受験以降触れておらず苦心する学生は多くいます。
暗記系の問題が多いため、自信がない学生は早めに対策を始めましょう。参考書に年表や基礎知識など、最低限押さえておくべきことが掲載されているため、それを覚えたうえで試験に臨んでください。
例題
ここでは、日本史の問題を例として紹介します。中学生、高校生の頃は基本知識として当たり前に知っていたことをすっかりと忘れてしまい、なかなか解けない人が多いので、覚え直しておきましょう。
常識の例題
大化の改新の中心人物は以下のだれか
蘇我入鹿
中大兄皇子
聖徳太子
推古天皇
正解
中大兄皇子
常識問題のコツとしては、中高の、理科社会の試験対策ドリルをおこなうことをおすすめします。ドリルはほとんどがQAで構成されているため、非常に取り組みやすい試験対策になります。また中高の教科書を引っ張り出して読むことも良いと思います。
英語
英語問題の出題内容
- 文法
- 発音
- 類義語
- イディオム
- アクセント
英語で出題されるのは、基礎的な知識問題です。長文は出題されないので、英語に苦手意識がある人も取り組みやすいといえます。
また、大学受験で問われるような内容が多いので、感覚を覚えていれば解きやすいです。大学入学後、英語が疎遠になってしまっている人は、常識問題と同様に、参考書に掲載されている覚えておくべきことをマスターして臨みましょう。
英語が得意な人は、選考でアピールしていきましょう。就活で英語力をアピールする方法はこちらの記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。企業が求めるレベルも説明しています。
関連記事
英語力は就活への影響大! 求められるケースとレベルを徹底解説
就活において英語は強力な武器になります。英語が採用条件もしくはプラス評価になるケース、求められる英語力などについて現場のプロであるキャリアコンサルタントと解説します。より良いキャリアを選択するためのカギにしてください。
記事を読む
例題
英語問題の中でも難しいのはイディオムの問題です。イディオムは、前置詞と単語の組み合わせで成り立っているものが多く、「ofだっけ? inだっけ?」と、最初はなかなか覚えられないかもしれません。以下の例題を確認し、解けなければ参考書に掲載されているイディオムを覚え直しましょう。
英語の例題
以下の()に当てはまる単語はどれか
The lights are () but nobody’s home.
1.on 2.in 3.at 4.off
正解
1.on
The lights are on but nobody’s home.で、「何も考えていない」という意味のイディオム。
英語の勉強法として、長文がないのでまず単語を覚えることが重要です。助詞や前置詞の復習と併せて単語帳を見直しましょう。
単語ならアプリなども併用してスキマ時間を使って学習できますね。そして定期的に時間を決めて参考書で問題の復習をしましょう。
パーソナリティ
最後は性格検査です。前半は意欲を確認する問題で、企業でどう活躍できるのかを判断します。後半は組織への適応力や、虚偽の発言をする傾向があるかを見られます。
正解はないので、素直に回答しましょう。また、特に前半の質問は、企業での貢献性を見るものとなるため、企業が求める人物像から大きく逸れないように意識することが大切です。
加えて、後半の問題はある程度回答が決まっていることが多いです。たとえば「仲間と協力するのが得意だ」という質問であれば、会社では基本的にチームワークを求められるので、YESと回答するのが無難です。
例題
パーソナリティの例題を前半、後半それぞれ紹介します。基本は素直に、迷ったら企業が求める人物像や組織への適応力、虚偽性を意識して対応しましょう。
パーソナリティの例題(前半)
A:一つのことにコツコツと粘り強く取り組む
B:失敗を恐れず新しいことに次々に取り組む
回答のポイント
前半は素直に答えつつ、企業が求める人物像から大きく逸れないようにします。たとえば研究職など、一つのことにこだわりぬくことが求められるであればA、営業職など、多くの行動をすることが求められるのであればBとすると良いです。
パーソナリティの例題(後半)
A:嫌なことがあっても投げ出さない
B:仲間と協力して成果を出すことができる
C:嘘をついたことが一度もない
Yes/No
回答のポイント
後半は企業への適応力を見ているため、AはNo、BはYesと答えると高評価になりやすいです。また、Cについては、一度も嘘をついたことがない人はいないと考えられるため、虚偽傾向を疑われないようNoと回答すると良いです。
適応力に自信がない人は、こちらの記事を参考にしましょう。適応力を高める方法を詳しく解説しています。
関連記事
適応力は現代の必須スキル! 高め方や就活でのアピール方法を解説
適応力は就活や社会人生活で求められることの多い重要スキルの一つ。適応力がある人の特徴や適応力の高め方をキャリアコンサルタントが解説します。就活でのアピール方法も必見です。
記事を読む
SCOAの難易度自体は高くない! とにかくスピード意識で対策し選考を突破しよう
SCOAは、問題自体の難易度は高くないテストですが、問題数が多く制限時間が短いため、ハイスピードで解く必要があります。
苦手を克服しつつ得意を伸ばし、何度も問題を解いて慣れることが大切です。適性検査で不合格となってしまってはもったいないので、早めに対策して慣れておき、選考を突破しましょう。
アドバイザーコメント
隈本 稔
プロフィールを見る試験の有無や種類を確認してしっかりと対策しよう
書類選考や面接だけでなく筆記試験をおこなっている企業もあります。まずは、求人票や書類選考通過後の案内などをチェックして、筆記試験の有無や種類を確認しましょう。もちろん、OB・OG訪問や口コミなどで事前に確認しておくのもおすすめです。
筆記試験は事前に対策をしておかなければ対応が難しいです。しかし、逆に言うと対策さえしていれば確実に点数を伸ばせます。特にSCOAは、中学・高校時代の基本的な問題が出ることがほとんどなので、過度に恐れずすぐ取り組みましょう。
SCOAでは完璧を目指すのではなく問題に慣れよう
筆記試験には今回説明したSCOA以外にもSPIや玉手箱などさまざまな種類があり、個別対策が原則です。
筆記試験対策にかけられる時間は限られているので、試験の内容を把握したうえで、完璧は目指さずに解答方法を覚えることから始めましょう。
SCOAは種類によって科目数や内容が違うのはもちろん、科目別に制限時間が設けられているなど、事前に試験の詳細把握が必須です。本文をしっかり読み込んで、実際に参考書を図書館や書店で確認してみましょう。
制限時間内で解く練習をするために模擬試験も一度は受けておくなどして、問題に慣れて選考に挑みましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級
Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細