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就活を親に相談しないで進めても良いでしょうか?
就活中の大学生です。就活を始めてから、親にほとんど相談していません。
まわりの友人たちは、就職先について相談したり、自己分析を手伝ってもらっているようなのですが、私は親に相談しないでいます。自分の進路は自分で考えたい気持ちもありますし、就活の話をすると少し気を使ってしまうところもあって、なかなか話せずにいます。
でも、親に話さないことで自分だけうまくいかないんじゃないかと、不安になることもあります。
親に相談せずに就活を進めるのは、やっぱりよくないのでしょうか? 同じような人はどうしているのかや、今の私に合った向き合い方があれば教えていただけたら嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就活は自分のものであることを大事に使用
自分の進路は自分で考えたいというお気持ち、とても素晴らしいと思います。すべての学生が親に相談しているわけではありませんし、自分に合った向き合い方を見つけることは大切です。
最近では、親向けの就活セミナーや書籍もあり、最新の情報に詳しい親御さんもいます。ただし、働き方や価値観が大きく変わっている今、親世代とのギャップがあるのは当然のことです。
たとえば、ある学生が成長中のメガベンチャー企業から内定を得たものの、大手志向の親から反対され、泣く泣く辞退したケースもあります。
また、相談したことで細かく口を出され、ストレスを抱えてしまったという声も聞きます。
親のアドバイスは全部聞く必要もなければ全部無視もしなくていい
一方で、親がよく知る業界であれば、実際の働き方や内情について貴重な話を聞けることもあります。表面的な情報ではみぬけなかったリスクを避けられたという例もあります。
また、就活の悩みや不安を聞いてもらうだけでも気持ちが落ち着き、自分では気づけなかった強みや得意なことに気づけたという声もあります。長年そばにいてくれた親だからこそみえているあなたの魅力もあるのです。
親に相談するかどうかは「する・しない」の二択ではなく、「話してみることで気持ちが整理できること」や「アドバイスがいらない部分はそう伝える」といったバランスの取り方もあります。
納得のいく就活をするためにも、無理のない親とのかかわり方を考えてみてくださいね。
誰に相談するかは人それぞれ! 親との関わり方に正解はひとつじゃない
必ずしも親にはなさなければいけないわけではなく、何を誰に相談するかは人それぞれです。
自己分析は身近な存在の親よりも、客観的に話を聞いてくれるキャリアセンターなど第三者の方が壁打ち相手として心地よいと感じる人もいます。
これから社会に出ていくうえで、自分の進路は自分で決めると自立して考えられるのは素晴らしいことです。
ただ、親はとても気にしているはずです。安心してもらうためにも、状況は適宜伝えておいた方が良いと考えます。
親とのすれ違いを防ぐためには伝えるタイミングがカギ
よく、内定がでた段階ではじめて親に報告して、猛反対にあって、親を説得しきれずに内定辞退となるケースもあります。社会人になるとはいえ、ここまで育ててくれた親の意見は軽く扱えないですよね。
これからも良き理解者となってもらうためにも、今どういう企業を受けているか、どういうキャリアを考えているか、面接が進む過程で親に話して安心してもらうことも大切です。
親も社会人の先輩の一人です。自分が考えている業界や企業の話をしたり、悩みを打ち明けてみたら思わぬ情報やアドバイスをくれるかもしれません。親を味方につけて就職活動を進めていきましょう。
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