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Q
- 就活を楽しむ方法を知りたいです。
- 就活の目標(ゴール設定)を少し変えてみることをおすすめします。内定を得ることだけにとらわれてしまうと、結果が出ないときに苦しい、辛いということになりがちです。 再三、記事の中でも書かれていますが、就活は決してゴールではありません。その後にやってくる社会人としての生活が充実したものにならなくてはならないのです。 そう考えると、今うまくいかないことはむしろ成長の機会であり経験の蓄積でもあります。そこで知る自分の弱点や企業視点での考え方、苦労しながら自己理解や職業理解を深める経験こそ、将来のために重要なのではないでしょうか。 感じ方を違う方向から考えてみよう 「楽しむ」という言葉は、楽をする、楽になる、という意味ばかりではないと思います。少し深く考えると、起こったことに関心を持つ、面白がる、ということにもなるでしょう。 例を挙げれば、「こんなひどい失敗をするなんて」「こんな理不尽なことがあるなんて」「こんなひどい人がいるなんて」といった驚きを、「世の中っておもしろいなあ」「人っておもしろいなあ」と考えてみるということではないかと思います。 そうした経験はひどい経験かもしれませんが、見方によってはあなたの成長や見識を広げるための得難い経験にもなるのです。
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Q
- 多浪では大企業へ就職できませんか。
- 「妥協できない性格」について、冷静に考えてみてください。あなたは「妥協できない」ではなく、自分の失敗を受け入れられない、または認めたくないだけなのではないように感じられます。 「体調を崩した」「理系なのに文系に進んでしまった」「受験勉強を全うできなかった」と書かれていますが、それも全て自分の行動の結果であると素直に受け入れられていれば、「また得意分野で受験しよう」とはならないはずです。 置かれた環境で頑張ってみようと思わないのはなぜでしょうか? 大学受験など人生全体で見たらただの通過点に過ぎないのですよ。そしてどんな人でも理想の条件が100%揃うことなど一生あり得ません。 「自分の考え方は本当に正しいのか?」を自分に問いかけてみよう 就職において四浪はもちろんハンデにはなりますが、それ以上にハンデとなるのはあなたの考え方です。「受験の失敗を何年も受け入れられず引きずり、自分の失敗を認められずその環境で頑張れない」といった人が就職してから良い仕事ができると思いますか? 文系の大学でも受かる能力があるのだから、それを活かそうとしたり、苦手な分野にあえて取り組んだりしようとは思いませんか? また、あなたの能力を認めてくれた今の大学に感謝する気持ちは無いですか? 人生はたかだか100年くらいしかないのに、大学受験と勉強で何年浪費するつもりですか? 正直、再度の大学受験は何のメリットも無いのでおすすめしません。障がい者雇用枠での求人は結構あるので、すぐに退学して障がい者雇用枠で就活して働き始めるのがベストだと思いますが、最終的に決めるのは本人ですから、それ以上言うことはありません。 もし無事再受験して合格して四浪で就活したとしても、採用面接で四浪の理由を聞かれてここにあるような理由を述べていたら、たとえ東大卒でも早慶卒でも就職は難しいと思います。 たとえば、「選べる立場ではないですが自分が納得いく条件がない」と編入のところで書かれているのを見ると、「選べる立場ではない」ということを本当に理解しているとは思えませんし、このような考え方をする人は仕事を選り好みしそうだと印象を与えてしまい、面接でも伝わってしまいます。 今の状況と考え方をもう一度整理する必要があるでしょう。自分だけでは気づかないことが多々あるはずなので、身近なカウンセラーやキャリアコンサルタントといった第三者の力を借りてみてください。
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Q
- 就活がとにかく嫌いです。
- 質問者さんは「就活が嫌い」な理由が「自信がない」からだと自分でわかっていますよね。であればやってみて自信をつける、ということが明確な解決策です。 これまで部活動や趣味などで「やってみたら意外に面白かった」という経験はないですか?それと同じで、やってみないと何もわからないから行動するのだ、と考えてみてください。 別に就活を好きにならなくても良いのですよ。ただ企業にとっても学生にとっても、仕事を探すうえで最も効率的な方法だから「就活」というイベントができてきただけのことです。そう考えれば少し気楽に取り組めるのではないかと思います。 「食わず嫌い」をせず広い視点で仕事を探す手段を選ぼう 就活がどうしても嫌なら、これからどうやって仕事を探し生計を立てていくのですか?たとえば、近所の「求人募集」の貼り紙を見てそこに飛び込むような形なら良いのですか? しかしそれも、広い意味では「就活」であり、多くの会社を比較検討せずに良い職場が見つかる確率は限りなく低いので、それなら「就活」の方が良いと思います。 「就活」という言葉に伴う形式的なことに嫌なイメージがあるだけではないですか?もしそうならば「食わず嫌い」になってしまって、損になると思いますよ。 親戚や知人の紹介で働いたり、家業を継いだり、起業したりと、形式的な「就活」をしないで仕事に就くケースも世の中にはたくさんあります。 しかし仕事をして報酬をもらって生活していく、というのは多くの場合生きていくうえで必要なことなので、手段にとらわれず、広い視点でもう一度考えてみてください。
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Q
- 一番いい仕事を見つけるコツを教えてください。
- まず、「一番いい仕事」の主語は誰ですか?大切なのは世間一般にとってのいい仕事ではなく、あなたにとってのいい仕事であり、その判断基準はあなたにしかわかりません。 そして、満足度が高い、長く続けられる、という言葉の主語もあなたです。それを忘れないでください。 そのうえで、いい仕事を考える材料としては、組織心理学者のエドガー・シャイン博士が提唱する「キャリア・アンカー」という考え方があります。 簡単に言えば「やりたいこと」「できること」「やらねばならないと思うこと」の3つの切り口から、あなたにとっての「いい仕事」を考えてみよう、ということです。 「やりたいこと」がはっきりしていない場合は「できること」から考えても良いし、その逆もあります。この考え方を続けていくうちにその3つの要素が揃ってくれば、質問にあるような、満足度が高い、長く続けられる仕事が見つかるかもしれません。 どんな仕事でも自分次第で「いい仕事」にすることができる どんな仕事に就くことになっても、その仕事を選択しなかったらどうなっていたかは誰にもわかりません。選択をするということはほかの可能性を捨てることなのです。 そして、仕事は熟達していくことで良い仕事になっていくという視点も忘れないでください。取り組み方ひとつで、自分が選択した仕事を「いい仕事」にしていくことができるのです。 私個人の話で言えば、若い頃はやったことの手ごたえが返ってくる仕事がいい仕事だと考えていました。しかし、50歳を過ぎた今では、時間や場所やお金の制約が少なく、自分で全てをコントロールできる仕事がいい仕事だと考えています。 自分の置かれた環境や心境の変化次第で「いい仕事」の基準も変わっていくといえるでしょう。
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Q
- 理系院生の就活ってどうしたらいいですか?
- 理系の求人は多く、学生にとっては売り手市場の良い環境ではありますが、院生の場合は少しハンデもあるように思います。 専門分野を活かした業界で指導教授の紹介や推薦を得られれば非常に有利ですが、専門分野以外で就活する場合は、年齢と専門に偏ったイメージを持たれてしまうリスクがあり、院生の採用に慎重な企業も一定割合で存在します。 実際は理系と言っても研究内容はいろいろで、それほど研究室にこもりっきりというような仕事ばかりでもないと思いますが、あまりにも狭い領域に特化した分野を研究していると、結果的に企業が考える適材適所の仕事も絞られてしまうでしょう。 仮に本人が「何でもやります」と言ったとしても、それなら若い方が良いとか、汎用性の高いスキルを持つ人のほうが使いやすい、と思われることもあるかもしれません。 研究内容よりも理系院生としての自分自身に焦点を当てることが大切 就活対策として大切なのは、こだわってきた研究や専門知識を適度に出しながら、そこに至るまでの取り組み方や向上意欲、論理的思考など、人よりも多く学んできたという強みや行動の方に重点を置いた説明をすることです。 研究の内容よりも人間としての強みに焦点を当て、年齢のハンデ以上の将来的な可能性を見せられるように工夫しましょう。
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Q
- 面接の結果がなかなか来ないのですが、不採用でしょうか?
- 「1週間以内」とはっきり言われているのですから、4日目で不安になることはないです。最低1週間は待たないといけません。いつ連絡が来るかというのは企業のやり方、応募者の数、選考内容によってまちまちなので、一般的にどうか、ということを気にする必要もありません。 少し神経質になってしまっているのではないでしょうか? 相手の言葉を言葉のとおりに受け止めてください。 いつ連絡が来るかは企業の忙しさやスケジュールによって変化する 以前イベント会社のコンサルをしていた私の勝手なイメージですが、イベント会社であれば期限というものをシビアに見て仕事をしていることが多いように感じています。1週間後、と言ったらぎりぎり1週間目で間に合わせる、というくらいのイメージです。 スケジュールがずれることも多々あり、イレギュラーも多い仕事ということはあなたもよくわかっていると思います。 今、あなたは相手の言葉以上のことを想像して、不安になったり焦ったりしていると思うのですが、それはあくまであなたの側の視点でしか考えていないということに注意してください。 まだ約束の期限は来ていないのですから、これからその仕事に就こうとしているなら、相手の状況も考慮してみる、相手の立場で考えてみる、ということも必要ではないかと思います。
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Q
- 連絡が来ない場合はこちらから連絡した方がよいでしょうか?
- すでに採用について前向きな回答をもらえているので、焦らずに待つことをおすすめします。まず、1週間後に連絡すると言われて2日後に連絡が来たということは、先方の企業にとっては優先順位の高い応募者として扱われていると思われます。 おそらく、応募者が他社に流れてしまわないよう、評価の高い人に連絡を入れてからほかの応募者の調整をしているのではないでしょうか。時間がかかっているのは、ボーダーライン上の応募者の評価や人数の予測が難航しているためとも考えられます。 期日までできることはないのでまずは焦らず待とう この段階でこちらから催促のような連絡を入れても、多忙な相手からしっかり対応してもらえるかどうかはわかりません。採用担当者も同時並行でいろいろな仕事をしているので、何らかのイレギュラーな対応で予定がずれていることもあります。 すでに結果は出ているのですから、相手の準備が整うまで待つのが得策です。 このまま連絡がない場合どうするかですが、「来週の早いうちに」という言葉があるので、その週が終わるくらいまで待って、次週に確認を入れるくらいのタイミングで良いと思います。
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Q
- 面接で説教されたときはどうしたらいいですか?
- それが本当に説教だったのか、それともその友人が本当に失礼なことを聞いたのかは、厳密にはわからないので何とも言えないのですが、普通はそこまで人事がきつく言うことはめったにないことです。 そして、それは友人の情緒的なフィルターを通した又聞きの話ですから、即断せずに「事実はわからない」ということを慎重に考えて判断すべきです。 たとえば、一般的にそんなことを言われかねないケースを考えてみると、会社案内資料をかなり前に渡しているにもかかわらず、資料をまったく読んできていないのがわかるような質問をされたら、その程度のことは言われても仕方がないとは思います。 その場合、説教というよりは呆れて言っている場合も考えられますし、「この学生はうちには興味が無いんだな」というがっかりした反応の可能性もあります。次はそんなこと聞かないでくれよ、というニュアンスだったら「アドバイス」という可能性もないとは言いきれません。 マイナスイメージを膨らませることはかえって逆効果 あなたはその友人ではないので同情する気持ちはわかりますが、現場で何が起きたかもわからないのに、友人の話を鵜吞みにして不安になったり否定的な感情を持つ必要はまったくありません。 それはあなたにとって何の得にもならないばかりか、マイナスイメージを膨らませるだけ損になっています。 もし、自分がそんな場面に遭遇したら言い訳や反論はしない方が良いです。本当に失礼なことをしたかどうか振り返って、おかしなことをしていないならば、「では自分で調べます」と言って普段通りにしていればいいし、落ち度があるならきちんと謝罪をすれば良いだけのことです。
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Q
- 「仕事をする目的」を聞いてくる意味ってなんですか?
- 面接官側からすれば、単にお金のために働くという人よりは、仕事の意味を考えて目的や目標を持って取り組める人に会社に来てほしいと思うのです。なぜならば、その方が仕事も覚えも早いし何倍も成長しやすいからです。 志望動機はその一部であり、働く「動機」を聞いています。業界理由は「職種」に対して、志望動機はその「会社」に対しての動機を聞いているのです。 いろいろなアドバイスを聞くうちにそれぞれの言葉の意味がわからなくなって混乱してしまうかもしれませんが、自分なりに整理して定義付けをしていけば理解できるはずです。 仕事をする目的は基本的な質問なので面接前にしっかり準備しておこう 「抽象的な質問」と書いていますが、この質問は、たとえば「何のために仕事をするのですか?」など、多くの会社で言葉を変えて必ず聞いている質問のはずで、必ずしも抽象的とはいえません。 働く目的が何かによって、なぜその業界や会社を選んだのかの根拠とつながる材料を見出だし、具体的な話題に掘り下げていきます。あなたが選んだ業界と選ばなかった業界の違いをよく考えれば、この答えに通じるものが出てくるでしょう。 この質問はむしろ基本的な質問なので、そんなに神経質になる必要はありません。「生計を立てるため」でも「やりたい仕事で社会の役に立ちたい」でも、素直に答えればよいのですが、返答に困るというのは準備不足と言われてしまう可能性もあります。 魅力的な答え方も一人ひとり違いますので、キャリアセンターなど身近なところでしかるべきサポートを受けて、しっかり答えられるようにしてくださいね。
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Q
- 「前向き」を長所としてアピールするのはありですか?
- 「前向き」という回答自体に問題はないですが、それを根拠を明示してどう証明するかが大切です。 たとえば誰もが諦めるような状況でも可能性を信じて頑張った、できそうにないことに悩まずチャレンジした、落ち込みそうなときに主体的に動いた、などの個人的な体験が「前向き」の裏付けになります。 あなたに対して周囲の人々も「前向き」と評価しているのであれば、面接官や人事もあなたと直接会えばそのことは説明しなくともわかるのかもしれませんね。 そして、周囲がそういう以上、小さなことでも何らかのエピソードやストーリーがあるはずです。周りの人にも「いつそう思ったのか」などを聞いてみて、材料を探してみてください。 どうしても思いつかないときは「前向きさ」から得られた結果を考えてみよう 万が一、具体的なエピソード、ストーリーが思いつかないようであれば、前向きに行動して得られた結果、状態などを探してみましょう。何らかの結果や状態があれば「前向き」を「行動力」や「チャレンジ精神」などの言葉に置き換えても良いと思います。 語彙がしっくりこない場合は近い言葉で整理しなおすと改善できることもありますよ。