Q
その他
男性
多浪では大企業へ就職できませんか。
多浪での就活について教えてください。
一年浪人して大学に入学した後、体調を崩して休学をしていたのですが今年退学するつもりです。
自分は元々理系だったため文系の学部に進んでしまったことに対する未練と、学問を学び直して努力したいという思いに駆られて理系の学部を再受験することを決意しました。
自分自身妥協ができない性格で、一浪のときに体調を崩して受験勉強に全うできなかったことからずっと自分にコンプレックスを抱いています。
言い訳ばかりのようになってしまい恥ずかしい限りですが、進学して就職するならそれなりに安定した企業に就きたいです。
編入についても調べてみたものの、選べる立場ではないですが自分が納得いく条件がないうえにハードルが高いため、得意の受験勉強で勝負したいです。
一浪のときに早稲田 慶應(理工)のB~A判定を取ることができたので、来年は早慶理工を専願で受けようと思っています。
しかし、再び受験するとなると「四浪」という肩書きになってしまいます。
もし進学できたとしても四浪であるため、大企業への就職はやはり諦めた方が良いでしょうか?
やはり普通に考えて四浪なんてデメリットでしかないし、こんな自分でも雇ってくれるところなんてあるのだろうかとも思っています。
色々考えただけでも将来が不安で仕方がないです。
ですが、現在在籍している大学に戻っても一浪二留は避けられないので絶対に戻りたくないです。年齢的に不利でもこのまま理系で進学した方が自分の興味のある分野も学べるのでその方が良いと思っています。
今の私はどうすることが正解なのでしょうか? アドバイスをいただきたいです。
また、私自身軽度ADHD(精神障がい者3級)を患っていて障がい者手帳を持っています。就職で障がい者雇用枠を利用できるかどうかもできれば教えてほしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
自分の行動を正しく振り返る努力をしてみることが重要
「妥協できない性格」について、冷静に考えてみてください。あなたは「妥協できない」ではなく、自分の失敗を受け入れられない、または認めたくないだけなのではないように感じられます。
「体調を崩した」「理系なのに文系に進んでしまった」「受験勉強を全うできなかった」と書かれていますが、それも全て自分の行動の結果であると素直に受け入れられていれば、「また得意分野で受験しよう」とはならないはずです。
置かれた環境で頑張ってみようと思わないのはなぜでしょうか? 大学受験など人生全体で見たらただの通過点に過ぎないのですよ。そしてどんな人でも理想の条件が100%揃うことなど一生あり得ません。
「自分の考え方は本当に正しいのか?」を自分に問いかけてみよう
就職において四浪はもちろんハンデにはなりますが、それ以上にハンデとなるのはあなたの考え方です。「受験の失敗を何年も受け入れられず引きずり、自分の失敗を認められずその環境で頑張れない」といった人が就職してから良い仕事ができると思いますか?
文系の大学でも受かる能力があるのだから、それを活かそうとしたり、苦手な分野にあえて取り組んだりしようとは思いませんか?
また、あなたの能力を認めてくれた今の大学に感謝する気持ちは無いですか?
人生はたかだか100年くらいしかないのに、大学受験と勉強で何年浪費するつもりですか?
正直、再度の大学受験は何のメリットも無いのでおすすめしません。障がい者雇用枠での求人は結構あるので、すぐに退学して障がい者雇用枠で就活して働き始めるのがベストだと思いますが、最終的に決めるのは本人ですから、それ以上言うことはありません。
もし無事再受験して合格して四浪で就活したとしても、採用面接で四浪の理由を聞かれてここにあるような理由を述べていたら、たとえ東大卒でも早慶卒でも就職は難しいと思います。
たとえば、「選べる立場ではないですが自分が納得いく条件がない」と編入のところで書かれているのを見ると、「選べる立場ではない」ということを本当に理解しているとは思えませんし、このような考え方をする人は仕事を選り好みしそうだと印象を与えてしまい、面接でも伝わってしまいます。
今の状況と考え方をもう一度整理する必要があるでしょう。自分だけでは気づかないことが多々あるはずなので、身近なカウンセラーやキャリアコンサルタントといった第三者の力を借りてみてください。
自分に合った就活の相談先は、こちらの記事を参考にしてみましょう。相談する前の準備の方法や、気を付けるべきことも解説しています。
身近な人に相談してみましたか?
大切な、健康状態のことを話してくれてありがとうございます。その記載によって、質問者さんが主治医や医療・福祉スタッフとつながりがあり、支えてくれる人がいることがわかります。
そういった人に、今回のご質問内容を話したことはありますか。どんなアドバイスをしてくれましたか。復学もままならぬ中、難易度の高い受験に挑戦する場合なら、心身の健康は大丈夫でしょうか。
ネットでの相談は、どうしても質問者の顔を見ないまま一般化した不特定多数に当てはまるアドバイスしかできません。自分のことを細やかに知ってくれていて、自分も信頼しているからこそ厳しいことを言われたとしてもこの人の言うことなら受け入れたい、と思っている人のアドバイスが必要です。
対面でアドバイスを求めることが大切
今必要なのは、誰からアドバイスをもらうかを絞り込むことです。それはインターネットでなく、リアルでの相手です。受験の合否判定も、予備校で模試を受けて実際の自分のテスト結果を見て助言してくれる専門家が必要でしょう。
進学後の就職が心配なら、オープンキャンパスに足を運んで相談ブースで卒業生の進路状況について現実の話を聞いてきましょう。障害者就労についても、今お世話になっている支援スタッフにまずは相談してみてくださいね。
こちらの記事では、留年が就職活動に与える影響や、留年が決定した人向けの就職活動を成功さえるコツを解説しています。