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一番いい仕事を見つけるコツを教えてください。
就活を始めるに当たってどんな仕事にしようか悩んでいるのですが、一番いい仕事を見つけるためにはどうすれば良いですか?
また、いい仕事の判断基準の参考にしたいのですが、仕事満足度の高い職種にはどんなものがあるのでしょう?将来性があって長く続けられる職種についても気になっています!
自分にとって一番いい仕事を見つけるためのポイントや就活対策、将来性や仕事満足度の高い職種について、ぜひご意見をいただきたいです。
また専門家の皆さんが考える一番いい仕事って何ですか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分にとって「いい仕事」とは職種や就活内容だけで決まるものではない
「これは自分にとって一番いい仕事だ」と思えるのは、何歳時点のことを想定してでしょうか。入社してすぐは、どうしたって見習い1年生です。気に入らなくとも、目の前の仕事に一生懸命臨むほかありません。入社時点ですぐ「一番いい仕事」と思えるわけはないのです。
そしてまた、「一番いい仕事」を得られたら、人生全部が幸福になるかはわからないのでしょう。世界中から愛される芸能人が、私生活はボロボロだったとか、時代の寵児の起業家が、数年後には破産、なんてことも珍しくない話です。
「いい仕事」を選ぶのではなく「自分の選択を正解にする」意識を持とう
仕事満足度も職種だけでは決まるものではありません。「よい仕事」は、自分にフィット感があるか、一緒に働く人に対して連帯意識が持てるか、といったいろんな要素があります。
業界に将来性があっても、あなた自身が長く続けられるかどうかはわからないのです。そのため、就活対策だけで「いい仕事」を得ることはできません。
働きながら「自分の選んだことを正解にしていく」という気概で臨んでみてはどうでしょうか。人生の最期には、「仕事も含めて、いい人生だった」と思えると良いですね。
自分にとっての「いい仕事」の判断は自分にしかできない
まず、「一番いい仕事」の主語は誰ですか?大切なのは世間一般にとってのいい仕事ではなく、あなたにとってのいい仕事であり、その判断基準はあなたにしかわかりません。
そして、満足度が高い、長く続けられる、という言葉の主語もあなたです。それを忘れないでください。
そのうえで、いい仕事を考える材料としては、組織心理学者のエドガー・シャイン博士が提唱する「キャリア・アンカー」という考え方があります。
簡単に言えば「やりたいこと」「できること」「やらねばならないと思うこと」の3つの切り口から、あなたにとっての「いい仕事」を考えてみよう、ということです。
「やりたいこと」がはっきりしていない場合は「できること」から考えても良いし、その逆もあります。この考え方を続けていくうちにその3つの要素が揃ってくれば、質問にあるような、満足度が高い、長く続けられる仕事が見つかるかもしれません。
どんな仕事でも自分次第で「いい仕事」にすることができる
どんな仕事に就くことになっても、その仕事を選択しなかったらどうなっていたかは誰にもわかりません。選択をするということはほかの可能性を捨てることなのです。
そして、仕事は熟達していくことで良い仕事になっていくという視点も忘れないでください。取り組み方ひとつで、自分が選択した仕事を「いい仕事」にしていくことができるのです。
私個人の話で言えば、若い頃はやったことの手ごたえが返ってくる仕事がいい仕事だと考えていました。しかし、50歳を過ぎた今では、時間や場所やお金の制約が少なく、自分で全てをコントロールできる仕事がいい仕事だと考えています。
自分の置かれた環境や心境の変化次第で「いい仕事」の基準も変わっていくといえるでしょう。
「一番いい仕事」とは自分に合っているかどうかも重要な判断基準です。以下の記事では自分に合った仕事を見つけるためのステップをキャリアコンサルタントが解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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一番いい仕事を見つけるためにも世の中にどんな職種が存在するのか知っておくことは大切です。以下では職種の種類の一覧をもとにそれぞれの特徴について徹底解説しているため、ぜひ仕事選びの参考にしてみてくださいね。
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