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Q
- 就活を楽しむ方法を知りたいです。
- 辛い状況にいて就活を楽しめないという場合は、なぜ楽しめていないのかを見極める必要がありそうです。まずは自分自身のことをきちんと把握しているか再度見直してみましょう。 「あなたの長所や得意なことは何ですか」「あなたの強みでどのように会社・社会に価値を提供できますか」「あなたにとって働くとはどんな意味がありますか」このような根本的な質問に明確に答えられることが、まずは自分自身を把握していることです。 そして、このように言葉で他人に説明できて初めて「わかっている」と認識されるのです。多少厳しい言い方ですが「自分ではわかっているんだけど」は「わかっている」とは認識されません。 自分を理解できてはじめて「自分という人間をどこに用いたら価値あることが生まれるか」ということを考えられるのであって、根本的な自己理解が不十分なままだと「何ができるのかわからない」「何がしたいかわからない」状態に陥ります。まずはここを深掘りすることからスタートしてみるといいかもしれません。 目標を持ち続けることが就活を楽しむことにつながる 大変な状況下でも就活を楽しむためには、目標に向かって淡々とやり続けることが大切です。少し表現を変えると、就職した後に待っている良いこと(目標)を思い出し、動き続けることとも言えます。 実はこれは仕事でも同じで、すでに社会人としての動きをしなければならない段階になっているのだと視点を変えて取り組んでみましょう。 注意点としては、就職した後に待っている良いこと(目標)がぼんやりしていると、動き続ける力が湧きません。自己理解にも含まれることですが、ここもチェックポイントの一つだと知っておくと良いですね。
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Q
- 「憧れ」をメインにした志望動機ってアリですか?
- まずは「憧れている」とはどのような感情で、どのような考えが浮かぶのか、これを言葉にしましょう。「かっこいいと思う」「やりがいがありそうでワクワクする」のように感情や考えを言葉にして書き出すのです。 次にその感情・考えのもととなる出来事を書き出しましょう。質問内容に「親戚の職業を昔から傍でみていた」とあるので、印象に残っている具体的なエピソードを書き出してください。 エピソードを書くときのコツは人の言葉、そのときの喜怒哀楽の感情を加えることです。この2つがないとエピソードではなく単なる説明になってしまい、具体性を持たせる効果は半減します。 「憧れ」のみの志望動機では不十分 たとえばA社に入りたい人が10人いたとします。10人全員が「憧れ」を持っていたとしたらどうでしょうか。どこかで差別化を図らなくてはなりません。一方、A社に入りたい人が1人だとしたら「昔から憧れていた」だけでも採用される可能性は10人のときよりは高くなるでしょう。 考えなければならないのは、限られた採用枠に複数の人が応募しているということです。ほかの人たちと比べられて、自分を選んでもらうために「憧れてます」だけでは十分とは言えません。 「具体性を持たせて伝えること」プラス「自分の良さを用いてどのように仕事で成果を出すか」を伝えるように意識しましょう。これが差別化ポイントになります。 少し厳しい言い方になりますが、会社は学生の憧れを満たすために採用するのではなく、成果をあげて会社に利益をもたらしてもらうために採用するのです。この「相手(会社)側の視点」を決して忘れてはいけません。 ここを考えないまま「私はこの仕事に昔から憧れているんです!」をさまざまな角度から伝えても、会社側は「それはわかったけど、あなたを採用するこちら側のメリットは何か」を冷静に考えるでしょう。 「憧れ」はあなた自身の熱意や想いとしてはとても大切な部分で、それは伝えるべきものです。しかしもう一方の相手(会社)側の視点も踏まえてアピールすることで、採用される確率がぐっと高くなります。ぜひ意識してみてください。
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Q
- 学校事務職員になるにはどうすればいいですか?
- 学校の事務職員として働くパターンは大きく二つに分かれます。公立学校に勤める場合と私立学校に勤める場合の二つです。質問者さんのイメージが中学校の学校事務とのことなので、ここでは小学校、中学校、高校までを想定して解説しますね。 公立学校に採用されるには、自分が希望する市や都道府県のホームページ(HP)に学校事務職員の求人情報が掲載されるので、そこから応募することになります。そこで選考を通過すれば公務員として採用され学校事務職員として働けるようになるのです。 私立学校の場合は、各学校のHPに求人が掲載されることに加え、求人サイトに掲載される場合もあります。そこで直接学校に応募して選考を受けるので、一般的な企業への応募とほぼ同じようなものだと思って良いでしょう。 仕事内容についてですが、直接児童生徒に何かを教えるという仕事ではなく、学校運営にかかわる事務業務を担います。たとえば、学校の予算管理や物品購入の管理、教員の給与や福利厚生に関することや各種問い合わせへの対応などと、学校事務職員の仕事はかなり広範囲です。 待遇については、公立学校は公務員なので教員と大幅な違いはありません。勤務年数や階級によって変わってきます。私立であれば完全に学校ごとになりますが、ここでも教員と大幅な差があるわけではありません。 自分をどう差別化するかを考えてしっかり対策しよう 就職する際の対策としては、学校事務職員は競争率が高い職種だということは理解しておきましょう。狭き門である理由は、そもそも学校に1人、規模が大きい学校でも2人ということがほとんどで、採用の枠自体が少ないためです。 学校事務職員として就職するためには、そこでどう自分を差別化するかを考えて準備する必要があります。 ほかの仕事ではなくなぜ学校事務がいいのか、学校事務職員としてどのような貢献ができるか、自分にはどのような長所があり、その長所が学校事務職員としてどのように活かせるか、このようなことを明確に話せるように準備しておくことが大切です。 まずは自己分析をして、自分の長所や学校事務職員を選んだ理由を言葉にすることから始めると良いでしょう。
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Q
- エントリーシートの免許欄の書き方を教えてください。
- 質問者さんは運転免許を持っているとのことなので、それは記載しておきましょう。それ以外に何もないのであれば免許だけ記載すれば問題ありません。 「免許・資格の欄にこんなに書くことが少なくて大丈夫か」と心配することはありません。そもそも新卒の採用において、資格や免許が採用を決める決定的な要素になることはほぼありません。新卒の採用は基本ポテンシャル採用だからです。 免許は必ず正式名称で記載しよう たとえば「普通自動車免許」ではNGです。正式名称は「普通自動車第一種運転免許」もしくは「普通自動車第二種運転免許」です。この正式名称通りに書きましょう。 もしオートマチック限定の免許の場合は、「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」のように記載しましょう。 第二種免許はタクシーやバスなど営利目的で運転するための免許なので、大学生が持っていることはかなり稀かと思います。ESに記入する際は、自分の免許をきちんと見直して、正式名称とともに取得年月日なども間違いないように記載しましょう。
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Q
- 就活が大変で心が折れそうです。どうしたら良いですか?
- 質問者さんの周りに「人を傷つけるようなことを言わない」「考え方がポジティブ」「こちらの話をきちんと聞いてくれる」このような人はいませんか。そのような人に「ちょっと話を聞いて欲しい」と持ちかけ、今の質問者さんの気持ちを聞いてもらいましょう。 ポイントは「具体的な解決策」をもらおうと思わないことです。とにかく今の状態をそのまま受け入れてもらい、自分の感じていることを言葉にさせてくれて、「あわよくば」前向きな言葉を返してもらうことです。 物事がうまくいかず心の中が整理されないで不安や辛い気持ちが渦巻いているときは、それを言葉にするだけでもかなり楽になります。人と話をするのは考えを整理し、心を切り替えるにはとても良い方法です。 自分の考えを受け止めてくれる人を探してみて 注意点は、話す相手を選ぶことです。論理的に解決策を提示してくる相手はあまりおすすめできません。 質問者さんの心が前向きで「早く成長したいのでバンバン改善点を教えてください」という状態ならば良いでしょう。しかし、心がつらく大変なときは逆効果です。 また「それ訳わからない、最悪だよね」「嘘でも適当にやればいいんだよ」のように否定的・ネガティブ・後ろ向きな言葉を選ぶ人も避けましょう。ポイントはこちらの話に真摯に耳を傾けてくれる人、ポジティブな言葉を発する人を選ぶことです。
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Q
- 面接の短所の質問でおせっかいの答え方を教えてください。
- 「どう答えたら良いのかイメージが湧かない」という場合は、質問者さん自身の「おせっかい」という性格に対する解像度が低い可能性があります。言い換えると「おせっかい」の定義が曖昧かもしれないということです。 たとえば「おせっかいとは具体的にどういう行動のことを言いますか?」「おせっかいな人とそうでない人の違いはどこで生まれますか?」このような質問に対して、明確に答えられなければ、定義が曖昧である可能性が高いです。 ここで「他人に対して、その人自身よりも私の方がもっと相手のことを心配し、必要以上に手助けをしてしまう行動のことです」のように「具体的な行動」として定義できると自分自身のことを伝えやすくなります。 このような「必要以上に手助けをしてしまう行動」に対して若干ネガティブなニュアンスを含めてラベリングしたのが「おせっかい」です。「私の短所はおせっかいなところです」だけでは具体性がなく、ふんわりとしたニュアンスしか伝わりません。 「具体的な行動」という形で自分自身の短所を伝えると、ネガティブなニュアンスを含む「おせっかい」という言葉ではなく、単純な行動の傾向として伝えられますし、相手も「わかりやすい」「なるほど」と納得感のある印象につながりやすくなります。 その後のアクションもわかりやすくなる! 長所を伝える際も活用してみよう また「具体的な行動」として表現することで、対処方法も考えやすくなります。たとえば「必要以上に手助けしてしまう部分があるため、相手の気持ちに配慮して行動するよう心掛けています」のようにです。 このように、自分が考えている自分の性格や特徴を「具体的な行動で言い換える」という手法は短所だけに限らず、長所についても使えるのでぜひ意識してみてください。
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Q
- 面接が上手い人の特徴を教えてください。
- 面接が上手い人の特徴は2つだと考えています。1つ目は表情がにこやかなこと、2つ目は結論から話し回答が長くないことです。 そして、面接が上手い人になるためには、練習あるのみです。そして、人に見てもらい、フィードバックをもらうとより効果が上がりますよ。 面接でのポイントを本やセミナーで学ぶことも非常に大切で、自己流のまま練習を進めてしまうと間違っていた場合に効果が出づらくなってしまうのです。 ただし、ポイントを理解することと実践できることはまったく別なので、面接の上手い人の特徴を理解したうえで、繰り返し練習して実践できるように身に付けていきましょう。そうすれば、緊張する本番も自然体で臨めるようになります。 ここでよくある勘違いについても言及しておきます。「面接の練習をすると自然体にならないのでは?」という疑問を持つ人もいると思いますが、むしろこれは逆です。緊張する場面でも自然体に話すことができるようにするために、練習が重要なのです。 たとえばスポーツでも、何も準備しないで試合に臨むと、緊張して実力が出せないことが多々あります。繰り返し練習することで、リラックスした状態で試合に臨み、本来の自分の能力を十分発揮できるようになるのです。 面接練習は専門家に手伝ってもらいながら繰り返しおこなおう 面接に向けて、人前で自分のことを端的にわかりやすく話すということを、何度も練習して身に付けましょう。面倒に思うかもしれませんが、多くの人がやっていないことでもあるので、準備をしておくと差別化が図れます。 練習をする際、フィードバックをもらう相手はきちんと選びましょう。キャリアコンサルタントや大学のキャリアセンターの職員などにお願いするのがおすすめです。 また、面接練習会などのイベントがあれば、積極的に参加するのも良いでしょう。やればやるほど自然と話せるようになって、自分の変化を感じられるのでぜひトライしてみてください。
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Q
- IT業界の就活のやり方を教えてください!
- まずそもそもITとは何かということを確認しておきましょう。 ITとは「情報技術」のことで、コンピュータを使ってさまざまな電子情報を扱います。コンピュータをもとにIT技術を用い、さまざまなサービスや商品を提供しているのがIT業界というわけです。 そのためIT業界の範囲はかなり広く、大きく5つに分類できるといわれています。 ①インターネット・Web系 インターネットを使ってWebサービスやWebサイトを開発・構築して、何らかの価値を提供しています。最も身近な存在としては、Amazonや楽天市場などのネットショッピングができるサービスや、SNSサービスの運営などが当てはまります。 ②インフラ系 通信環境を整備したり新しいサービスを開発したりします。NTTや携帯キャリアなどがわかりやすい例です。 ③ソフトウェア系 ソフトウェアの開発・保守をしたり、システムを組んだりします。マイクロソフトなどが有名でイメージしやすい例でしょう。 ④ハードウェア系 ソフトウェアはプログラムを使ってソフトウェアを作ったりシステムを組んだりしますが、ハードウェア系は実際のモノ(機械)を作ります。 たとえばパソコンやプロジェクター、プリンターといったものです。そういったモノの中にはモノを動かすためのソフトウェアを搭載していて、このような仕組みを「組み込み」と呼ぶので覚えておきましょう。 ⑤情報処理系 これはデータの加工や処理、分析などをすることがおもな仕事で、有名どころでいうと野村総合研究所などがあります。 自己分析を深めて業界・企業との相性を見極めることが大切 まずはこういった大きな分類があることを押さえましょう。そのうえで、それぞれの業界にある有名な会社を2、3社ずつ調べてみると、より具体的に業界の中でどのような仕事をするのかが見えてきます。 そこから最も自分が興味が湧きそうな業界を選び、さらにその中からいくつか企業を調べ、自分の価値観と合いそうなところに応募するという順番がおすすめです。 その際、自分が何に携わりたいのか、どんなことをするときに楽しい・嬉しいと感じるのかをきちんと自己分析をしておかないと、「ここが良い」「ここは合わない」という判断はできません。したがって、業界・企業研究をするのと同時に自己分析も必須です。 志望先を選ぶ際の基準としては、質問者さんが年収が最も大事だと思うのであれば年収の高いところを選ぶ手もあります。しかし、年収よりもどのような仕事をするか、仕事の内容が最も大事だと思うのであれば、仕事内容が一番合いそうな企業が良いでしょう。 なおIT業界全体の傾向としては年収が高めですが、それはあくまで全体の傾向といえるので注意が必要です。 最もNGな選び方は、人気ランキング「だけ」で選ぶこと。自分とのマッチングをまったく無視した選び方だからです。人気ランキングは単なる傾向でしかなく、自分自身との相性については何も考慮されていない情報だと認識しておきましょう。
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Q
- エントリーシート(ES)の学歴の書き方を教えてください。
- 就職活動に使うESの学歴は、中学卒業から書きましょう。小学校は書く必要はありません。理由は義務教育を修了しているということを示すためです。高校は入学と卒業も書きます。イメージが湧かない場合は、下記の書き方を参考にしてみてくださいね。 ◯◯中学校 卒業 ◯◯高等学校△△課 入学 ◯◯高等学校△△課 卒業 ◯◯大学△△学部 入学 ◯◯大学△△学部 卒業見込 卒業年が変わらない場合は経歴に含まないことが一般的 高校時代の留学についてですが、1年以上であれば記載しますが、3カ月であれば卒業年が変わらないので一般的には学歴には記載しません。 もし自分の経験としてアピールしたいのであれば、学歴ではなく特技などの欄に、英語と合わせて「アメリカ留学3カ月」と記載するなどの方法があります。 もし高校や大学を中退していた場合は「◯◯高校△△課 中途退学」と正直に書きましょう。その部分を書かなければ入学年と卒業年などの計算が合わなくなるので、必ず「この期間には何をしていたんですか」と質問をされます。 また、中退を記載した際にもそのことを質問されることは想定しておいた方が良いでしょう。その際は正直に「◯◯のために中途退学をいたしました」と伝えれば良いのです。
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- 化学メーカーに就職するメリットと仕事内容を教えてください。
- ある会社に入社するメリットは誰にでも当てはまる絶対的なものはなく、相対的なものになります。化学メーカーに就職することのメリットを教えてほしいとのことですが、もう少し正確に表現すると「質問者さん自身にとってのメリット」ということです。 たとえば総合商社に入社したい人にとっては、いかにホワイトで給料が高い化学メーカーでも、そこに就職するのは自分のやりたいことができないデメリットの方が大きいのです。 メリットを考えるために、まずは質問者さんにとってメリットと思えることは何かを言語化しましょう。 なぜ化学メーカーに就職したいと思ったのでしょうか。仕事内容がいまいちつかめないということなので「こういうことをやりたくて入社したい」という具体的なやりたいことがあるわけではないわけです。では何によって憧れが生まれているかを考えてみましょう。 それが明確になると何が自分にとってのメリットになるのかがわかり、それが実現する会社が質問者さんにとってメリットの大きい会社ということになります。自分自身の基準がないままメリット・デメリットを考えても良い悪いの判断ができないのです。 一般的な「ホワイト企業」の定義は満たしている企業が多い ホワイト企業には具体的な定義はなく、一般的なイメージで語られることが多いです。よく言われるホワイト企業の条件とは「休みが多い」「残業が少ない」「残業代がきちんと支払われる」「福利厚生が充実している」などが挙げられます。 化学メーカーは規模が大きな会社の名前が上がりやすく、会社の規模が大きいとコンプライアンスを重視していることが多いからだと思われます。ただしこれは傾向の話なので、質問者さんが行きたい会社がどうなのかは個別に調べる必要があるかと思います。 化学メーカーの仕事内容は「研究開発職」「生産技術職」「調達購買職」「品質管理職」「営業職」などがあります。もちろんそれだけではなく、会社の運営にかかわる総務的な部署もあります。 最後に業界の将来性もよく言及されるのでお伝えします。就活で言われる「業界の将来性」とは、将来にわたって長く成長していく業界という意味です。 この意味からすると化学メーカーは原油の価格の影響を受けやすいと言われているため、新型コロナウイルス感染症や紛争などによって業績に影響が出る業界ですが、社会的ニーズは高く業界規模が大幅に縮小することは考えにくいといえ、まだまだ安定した分野と考えて良いかと思います。