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Q
- 就活でスーツの色が紺だとどのように思われますか。
- 結論からいえば、紺でまったく問題ありません。 一般的に服の色は、明るくなればなるほどカジュアルな要素が強くなります。明るい色で、唯一フォーマルな印象を与えられるのは白です。 また、柄や模様が入るほどカジュアルな印象が強くなります。そのため、無地の黒スーツと無地の白シャツはフォーマルな装いが基本なのです。リクルートスーツもこの基本に沿ったものがほとんどですが、紺色でも濃紺であればそれほどフォーマルな印象は崩れないので問題ありません。 質問者さんが気にするような、紺のスーツだからといって面接の場で浮くようなことはないので安心してください。紺色のスーツを着た学生に対して企業がどのような印象を抱くかというと、黒スーツの学生と変わりません。 ただ、色の効果でいえば青に近い色は知性や理性的な印象を与えやすいといわれています。黒か紺かは本人の好みで決めて良いと思います。ただし、ストライプなどの柄が入ったものは避けましょう。 サイズや着こなし方に気を付けよう スーツで大切なのは、何よりサイズが合っていること、シャツやネクタイ、革靴といった各アイテムまできちんと整えられていることなのです。 それらがトータルで整っていてこそ「きちんとしている」という印象を与えられます。たとえば黒の無地スーツを着ていても、パンツにシワが入っている、ネクタイの結び目がズレている、シャツの襟が汚れている、革靴が汚れているといった状態では良い印象を与えることはできません。 そういった身だしなみを整えておけば、紺のスーツはまったく問題ないので自信を持って面接に臨んでください。
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Q
- 面接の合格メールに返信する際の注意点を教えてください。
- 面接の合格メールが届いた後の対応についてですね。質問の内容から察するに、今の状況は前回受けた面接は一次面接か二次面接で、次の面接の日時を調整するのに希望日時を挙げてほしいという状況だと察します。 まず、返信をしてお礼を伝えた方が良いかどうかということですが、返信をしてお礼を伝えましょう。 本文に記載する内容は、基本的な挨拶プラスお礼だけで大丈夫ですが「希望の日時を挙げるように指示されている」とのことなので、それは記載する必要がありますね。質問者さんが書いている通り、第3希望まで挙げれば良いでしょう。 最後に一言「もし上記の日時でご都合が悪いようでしたら、さらに候補日をお送りいたしますので、その旨お伝えいただければ幸いです。」と添えておけば丁寧ですね。 丁寧な内容でも返信が遅くなるのはNG 合格メールに対する返信で気をつけるべきことは、素早くすることです。次の面接の候補日を挙げてほしいということが書かれているならなおさら素早い返信を心がけることが大事です。少なくとも1~2日以内には返信しましょう。 「内容を丁寧にしなくては」と気にするあまり返信のタイミングが遅くなってしまうのはむしろダメージ大です。内容も大事ですが、ビジネスではやりとりのスピードが速いことが好印象につながるのだということをぜひ覚えておいてください。
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Q
- 二次面接の案内メールに返信は必要ですか。
- 面接の日時案内メールに対する返信についてですね。指定された日時で問題ない場合でも返信はしましょう。内容としては、日時を確認してそれで問題ないことと、お礼の両方です。 企業の担当者からすれば、返信があれば内容が確実に相手に届いていることがわかって安心できます。これは、社会人としての相手への配慮の一つですね。こういう細やかなことができる人が信頼を得て活躍できるのです。 就職活動の段階からこのような細やかな対応を心がけておくことで後々役に立つので、ぜひ実践してほしいと思います。 相手がPCでメールを見ることを想定して改行にも注意しよう 注意点としては、面接の日時指定に対しての返信なので端的に短く返せば良いということです。ただし、宛名、挨拶、署名といった基本的な情報はきちんと入れるようにしましょう。 「◯◯株式会社 人事部 採用担当◯◯様」「お世話になっております。◯◯大学の◯◯◯◯です。二次面接についてご連絡いただき誠にありがとうございます。いただいた日時について確認いたしました。当日はどうぞよろしくお願い申し上げます。」といった内容で問題ありません。 ほかに気をつけるべきことは、返信はできるだけパソコンからした方が良いということです。スマートフォンから返信すると改行がないメールになることがあり、PCで見たときに見づらい状態になります。 スマホだとどのくらいの文字数で改行すれば相手に見やすいのかがわかりにくいため、できるだけPCから返信することをおすすめします。
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Q
- 就活でメールを送る時、宛名はどう書けば良いですか?
- 就活で企業に対してメールを送る際の、宛名の書き方についてですね。ビジネスメールにおける宛名の書き方については一定のルールがあります。それを守って書きましょう。 宛名に必要な情報は、①会社名②部署名③役職名④相手の名前(様をつけて)です。 ビジネス上では、ほぼこの情報を載せてメールをやり取りします。何度もやり取りして関係が近いクライアントになれば一部省略することもありますが、基本的にこの4つは必須情報だと思ってください。 略称を使わずに正式名称を記載しよう 質問者さんの疑問点であるそれぞれに気をつけるべきポイントをお伝えしますね。 「①会社名」は必ず正式名称で書きましょう。たとえば株式会社を(株)と書くのもNGです。正式名称は必ず会社のホームページ(HP)にある「会社概要」などで確認しましょう。 「②部署名」と「③役職名」も会社名と同様正式名称で書きましょう。担当者の部署や役職がよくわからないときは、企業から来たメールの最後に書かれている署名で確認する、説明会などで名刺をもらっていれば名刺を確認するなどの方法があります。 どちらにしろ「部署名がものすごく長いから省略した方が良いかな」といった理由で勝手に省略するのはNGです。 最後に「④相手の名前」です。ここは誤字がないように特に注意です。たとえば「髙橋」「高橋」「高梁」、「斎藤」「齋藤」「齊藤」、「渡邊」「渡邉」「渡部」、「山崎」「山﨑」「山嵜」など、よく似た漢字間違いがないように必ず何度も見直しましょう。 もし相手の部署名や名前がわからない場合は、会社名の後に「採用ご担当者様」でOKです。
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Q
- 会社勤めが向いてないのだとしたらどうすれば良いですか?
- まず「会社勤め」にもさまざまな形態があります。今回は会社の建物があり、その建物内に自分の机があり、会社内の部署の一つに配属され、始業時間から就業時間まで指定された業務に携わるという形態のことをイメージされている前提でお話しします。 この場合、指示されたことをミスなく期限内に遂行すること、さらに組織内のルールに従って行動すること、それらができない、もしくは苦痛でしょうがないという人は、この形態での「会社勤め」に向いていない「可能性が高い」でしょう。 ただし、向いていないと思っても「やっていくうちに慣れてできるようになる」というケースも多々あります。 大企業であれば数万人という規模の社員がいます。その中には質問者さんと似たような感覚を持っている人もいるでしょう。それでも仕事をしながら自分自身をフィットさせていったということも多いかと思います。 会社勤めのメリットは、決まった給料が決まったタイミングで入ってくるので生活が安定する、多少の苦手分野があっても得意な分野で仕事に携わることもある、わからないことを聞ける人や助けてくれる人が周りにいる、体調不良や生活に支障が出た場合でも一定の保証がある、仕事でミスをしてもすぐに仕事がなくなるわけではない(ミスがある程度許容される余地がある)、などです。 逆にデメリットは、成果報酬でない限り給料が大幅に上がらない、自分の好きな仕事だけをできるわけではない、上司や先輩同僚を選べず人間関係の問題が発生することもある、などが考えられます。 これらメリット、デメリットを自分がどこまで許容できるかを考えてみましょう。質問者さんは「なんとなく向いていない」気がするとのことですが、まずはなぜそう思うのか理由を書き出してみてください。そうすれば「なんとなく」の感覚が、もう少しはっきりするかと思います。 会社勤めが向いていない場合はフリーランスの選択肢もある 最近は「会社勤め」にも多様な形態が生まれています。新入社員では難しいかもしれませんが、チームで仕事をしないケース、自宅での完全リモートで仕事をするケースなど多様化が進んでいます。一括りに「会社勤め」としてしまうのではなく、どのような勤務形態かというのをきちんと確認してみましょう。 どうしても言われたことをするのが苦手、組織内のルールにしたがって行動するのが苦手という人は、フリーランスで働く方向を模索するのもありです。 その際最もおすすめの職種はITエンジニアです。今はエンジニア不足ですから、一定のスキルを身に付ければ、フリーランスで働くのが比較的容易な分野だといえるでしょう。 ただ、ITエンジニアになるためには会社に入るのがもっとも手軽です。お金はかかりますがエンジニアになる訓練をしてくれる民間のサービスを使うという方法もあります。
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Q
- 公務員試験の集団討論について教えてください。
- 公務員試験の集団討論についてですね。公務員試験に限らず就活の選考過程では、この集団討論(グループディスカッション)はよく使われます。 1対1の面接では、悪く言ってしまえば自分を偽ることが割と簡単にできてしまいます。採用した後に「え、実はこんな人だったの……?」とならないために、採用側はさまざまな手法を組み合わせて就活生の人柄や能力を正確に把握しようと努めるわけです。 集団討論とは、就活生が5〜6人くらいのグループになって一つのテーマについて討論をするものです。 このような形は、面接官と1対1で話すときよりも就活生の素の部分が出やすいと考えられています。だからといって、必要以上に緊張する必要はありません。要は、「この人と一緒に働きたいな」と思ってもらえれば良いのです。 「そのような感覚的な要素が大事なのか」と思うかもしれませんが、実は集団討論の合否を分ける評価ポイントはここなのです。別の言い方をすると「チームで仕事をするときの対人能力」です。 他人が嫌な気分になる物言いをしていたり、自分が目立とうとばかりしてメンバーに配慮できていなかったりすると、いくら発言が的確でも集団討論の評価ポイントである「一緒に働きたいと思える人物か」という視点からの評価が下がります。 互いに協力して討論を有意義に進めようという姿勢が大事です。 よく言われる役割分担もその一つです。「集団討論をより良く進めるためにはこの役割が必要ですよね、じゃあ私がやりますよ」という姿勢です。「たくさん発言した人が良い」「リーダーになった人が良い」という単純なものではないのです。 集団討論は実際に繰り返し練習を重ねてコツをつかもう 集団討論の対策ですが、できれば3年生の冬くらいから始めておくと安心です。就職エージェントや大学のキャリアセンターなどが実施しているイベントに参加しましょう。 「就活」「グループディスカッション」「イベント」といったキーワードで検索してみると、実際に練習をしてフィードバックを専門家からもらえるイベントが開催されているので見てみると良いかもしれません。 集団討論は練習を繰り返せば繰り返すほどコツをつかんで落ち着いて参加できるようになるので、実際に練習をしてみることを強くおすすめします。
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Q
- ゼミに入っていないと就活で不利になりますか?
- ESや面接でゼミに入っていないことの影響についてですね。結論から言うと、ゼミに入っていないことが原因で就活で不利にはなることはありません。 就活ではゼミに入っていたこと自体が合否の理由になるのではなく、自分の興味関心や強み、個性、応募した志望理由などを理路整然と明るく落ち着いて話せることが決定的な要素になります。 ゼミに入っていない理由を聞かれた場合は正直に「必修単位ではなく、また自身の興味と重なる分野ではなかったため参加しませんでした」と明確に伝えれば良いのです。 ゼミに入っていないこと以外にも、「アルバイトをしていないことや、部活やサークルに入っていないことが就活で不利になりますか」という質問もよく受けます。 就活では「これをしていないと不利になる」ということはなく、自分自身のことを明確に自信を持って伝えられないことが不利になるのです。 自己分析で自分が力を入れた活動を思い出してアピールしよう ゼミに入っていなくても、アルバイトをしていなくても、部活やサークルをしていなくても、自分自身の考えを明確に伝えられるように準備すれば問題ありません。 また、「ゼミの代わりにアピールになるような活動がありますか」とのことですが、これも「ゼミの代わりといえばこれ」という個別のものがあるわけではありません。 それを自己分析で深掘りしてみてください。サークルや部活動やアルバイト、ボランティア、学業そのものなど、自分が力を入れて能力を発揮したと思える活動を思い出して言語化し、それを使ってアピールするようにしましょう。
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Q
- なぜエントリーした企業から電話が来るのでしょうか?
- エントリーした段階で企業から電話がかかってくることはしばしばあります。 さまざまな理由が考えられますが、よくあるのは提出した資料(エントリーシート(ES)や履歴書など)に不備がありその確認のため、または面接や説明会の日程調整のため(希望した日時のリスケが可能か)などが挙げられます。また、エントリーした段階で有望と見られる応募者に対して、コンタクトを取って早めに囲い込みをする場合などがあります。 どちらにしろ企業から電話があれば、すぐに折り返ししましょう。質問者さんは企業への折り返し電話をしたことがないとのことなので、話すべき内容をあらかじめ書き出しておくと安心です。 たとえば「お世話になっております。◯◯大学の◯◯◯◯と申します。先ほど御社からの着信履歴があったので、折り返しをさせていただきました。」といった内容です。するとほぼ担当者につないでくれます。 営業時間を過ぎていた場合は翌朝の営業時間内に折り返そう 注意点としては、できるだけすぐに折り返しすることです。そのほかにも静かな場所で電話することや、焦って早口になったり逆に横柄な口調にならないよう意識しましょう。 着信に気付いた時間が相手の営業時間を過ぎていた場合は、翌日の午前中や営業時間内に電話するようにしましょう。いくら早めに折り返した方が良いとはいえ、営業時間外に電話をかけるのは非常識だと思われてしまいます。
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Q
- エントリーシートと履歴書を両方提出する場合の書き方を教えてください。
- ESと履歴書は重なる部分もありますが、明確に異なる部分もあります。まず履歴書は応募者の客観的な基本情報を記載するものです。名前、現住所、連絡先、学歴、資格、そのうえで志望動機を書く欄も少しありますね。 しかし企業からすれば、履歴書に書いてあるな客観的な基本情報だけでは、応募者がどのような考え方を持っていてどのような人物なのかはよくわかりません。 そこでESが必要になるわけです。ESで志望動機、自己PR、学生のときに力を入れたこと(ガクチカ)などを書いてもらい、応募者の能力や人となりをより詳しく知ろうとするのです。 履歴書に記載した志望動機とESに記載する志望動機が同じで良いのかということですが、「ほぼ同じ」で大丈夫です。とはいえ、履歴書の方が書くスペースが狭いことがほとんどなので、より簡潔な内容にまとめて書くと良いと思います。 ESにはエピソードを添えて具体性を持たせよう ESと履歴書でそれぞれ意識した方が良い点ですが、ESは「具体性を出すこと」、履歴書は「ミスなく正確に美しく」になります。たとえば志望動機で「環境問題、特に再生可能エネルギーに興味があり御社を志望しました」という記載をしたとします。 ESではそこにプラス「大学の研究で◯◯の分野を研究し、より興味が深まりました」や「私の地元にはダムがあり電力を供給する目的で数十年前に建設されたのですが、それによって自然が破壊され……」といったエピソードを添えることで具体性が増します。 エピソードを通して人間性や志望動機の本気度が伝わってくるわけです。履歴書ではそこまで具体的なことを書くスペースがないことがほとんどです。 履歴書は基本情報を書くものなので、ここにミスがあってはいけません。かつフォーマットも書き方もほぼ定型がある分ミスなく美しく見やすいものに仕上げることがより重要になってくるわけです。 ESもミスなく正確に書くことは当然なのですが、履歴書と比べるとより書かれている「内容」が重視されるのです。
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Q
- 商学部におすすめの就職先を教えてください。
- 商学部ではビジネスにかかわる会計やマーケティング、経営学なども学ぶため、それらにかかわる企業や職種は学びを活かせる仕事と言えます。たとえば銀行や証券会社など、またマーケティングにかかわるのであれば広告業界などもありでしょう。 入社してすぐに就くことはあまりないですが、企業内の経営企画部なども商学部で学ぶことが活かせる仕事と言えます。商学部は経済学部と似ていますが、より実際のビジネスに活用しやすい内容を学んでいるので、企業側からすると「こういう仕事を任せられるな」とイメージしやすい面があります。 数年単位で勉強が必要な難関資格を取得できれば就活でアピールできる 在学中に取得しておくと良い資格については、たとえば中小企業診断士や、公認会計士など数年単位で勉強が必要になるくらいの難関資格を取っておくこと就活でアピールできる材料になります。 数カ月単位の勉強で取れるものとしてファイナンシャルプランナーや証券アナリストなどがありますが、先に挙げた超難関資格とは異なり、資格自体がアピールになると言うより、なぜその資格を取得したのかの理由や、どのように戦略を立てて勉強したのかなどを伝えることがアピールになります。 最後に在学中にやっておくと良いこととしては、実際にビジネスの現場に携わる経験をしておくのがおすすめです。たとえばアルバイトなどで顧客獲得のためのアイデアを出して実績を残したなどは商学部らしいエピソードと言えます。