Q

会社勤めが向いてないのだとしたらどうすれば良いですか?

なんとなくですが、私は会社勤めは向いていない気がして悩んでいます。そこで、どのような価値観や性格の人が会社勤めに向いていないのかお聞きしたいです。

もし自分が会社勤めが向いていない場合、それでも会社員として働くメリットはあるのでしょうか。デメリットの方が多いのでしょうか。

会社勤めが向いていない人におすすめの職業や働き方があれば、併せて教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

会社勤めはメリットが多い! 今は苦痛でも慣れていく可能性がある

まず「会社勤め」にもさまざまな形態があります。今回は会社の建物があり、その建物内に自分の机があり、会社内の部署の一つに配属され、始業時間から就業時間まで指定された業務に携わるという形態のことをイメージされている前提でお話しします。

この場合、指示されたことをミスなく期限内に遂行すること、さらに組織内のルールに従って行動すること、それらができない、もしくは苦痛でしょうがないという人は、この形態での「会社勤め」に向いていない「可能性が高い」でしょう。

ただし、向いていないと思っても「やっていくうちに慣れてできるようになる」というケースも多々あります。

大企業であれば数万人という規模の社員がいます。その中には質問者さんと似たような感覚を持っている人もいるでしょう。それでも仕事をしながら自分自身をフィットさせていったということも多いかと思います。

会社勤めのメリットは、決まった給料が決まったタイミングで入ってくるので生活が安定する、多少の苦手分野があっても得意な分野で仕事に携わることもある、わからないことを聞ける人や助けてくれる人が周りにいる、体調不良や生活に支障が出た場合でも一定の保証がある、仕事でミスをしてもすぐに仕事がなくなるわけではない(ミスがある程度許容される余地がある)、などです。

逆にデメリットは、成果報酬でない限り給料が大幅に上がらない、自分の好きな仕事だけをできるわけではない、上司や先輩同僚を選べず人間関係の問題が発生することもある、などが考えられます。

これらメリット、デメリットを自分がどこまで許容できるかを考えてみましょう。質問者さんは「なんとなく向いていない」気がするとのことですが、まずはなぜそう思うのか理由を書き出してみてください。そうすれば「なんとなく」の感覚が、もう少しはっきりするかと思います。

会社勤めが向いていない場合はフリーランスの選択肢もある

最近は「会社勤め」にも多様な形態が生まれています。新入社員では難しいかもしれませんが、チームで仕事をしないケース、自宅での完全リモートで仕事をするケースなど多様化が進んでいます。一括りに「会社勤め」としてしまうのではなく、どのような勤務形態かというのをきちんと確認してみましょう。

どうしても言われたことをするのが苦手、組織内のルールにしたがって行動するのが苦手という人は、フリーランスで働く方向を模索するのもありです。

その際最もおすすめの職種はITエンジニアです。今はエンジニア不足ですから、一定のスキルを身に付ければ、フリーランスで働くのが比較的容易な分野だといえるでしょう。

ただ、ITエンジニアになるためには会社に入るのがもっとも手軽です。お金はかかりますがエンジニアになる訓練をしてくれる民間のサービスを使うという方法もあります。

ITエンジニアにはたくさんの種類があります。以下の記事で、ITエンジニアの種類や仕事内容、必要なスキルや将来性について徹底解説しているので、チェックしてみてください。

ベストアンサー

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

プロフィールを見る

会社勤めが合わないと感じたら自分に合った働き方を模索しよう

会社勤めに向いていないと感じる人の特徴として、個人行動を好むこと、ルールに縛られることが苦手であること、目標志向が高すぎることなどが挙げられます。

このような人は、フリーランスや個人事業主として働くことが向いているかもしれません。

会社勤めのメリットとしては、年次休暇や慶弔休暇の付与、福利厚生、退職金、ボーナスなどの報酬、社会保険や厚生年金への加入、社会的信用度の高さなどの環境面の充実があります。

一方でデメリットとしては、収入に限界があること、働き方や仕事内容を選びにくいこと、人間関係に悩むケースが多いこと、転勤や異動の可能性などが考えられます。

自分の性格や価値観を踏まえてより良い選択肢を見つけよう

会社勤めが合わないと感じた際には、自分に合った働き方を模索することが重要です。

仕事をしながら暮らしていくための生活設計を考え、自分に合う働き方を見つけるために、副業を始める、フリーランスや個人事業主として働くなどの選択肢も視野に入れると良いでしょう。

最終的にどの働き方を選んでも、メリットやデメリットは存在します。今後、仕事をしながら暮らしていくための生活設計をよく考え、自分に適した働き方を見つけることが大切です。

自分の価値観や性格に合った働き方を選ぶことで、より充実したキャリアを築いていくことができるでしょう。

「自分に合った仕事って何だろう」と悩む就活生は少なくありません。ミスマッチを防ぐためにも、こちらの記事で自分に合った仕事の見つけ方を習得しましょう。

「団体行動が苦手」「1人で黙々と働きたい」という人は、人とのかかわりが少ない仕事を探してみてはいかがでしょうか。こちらの記事で、人とかかわらない仕事を求める条件別に紹介しています。

「そもそも自分は働くことに向いていないのでは……」と感じている人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では、そのように感じる原因や対処法を解説しています。

「働くのが怖い」と就職することをためらったり、今の仕事に拒否反応を感じている人は、こちらの記事をチェックしてください。考え方のコツや働きやすい仕事を解説しています。

「働かずにいっそニートになろうかな」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では、ニートになるリスクやニート生活を実現させる方法を解説しています。

こちらのQ&Aでは、キャリアアドバイザーが働きたくない学生の本音に対してアドバイスしています。

こちらのQ&Aでは、社会人になることに前向きになれない学生に向けてキャリアアドバイザーがアドバイスをしています。

自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。

そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「自己分析ツール」がオススメ
診断スタート(無料)

こんな人に「自己分析ツール」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア