Q
商学部におすすめの就職先を教えてください。
商学部に所属しているのですが、学部で学んだことが活かせたり、就職で有利になれたりするおすすめの就職先はありますか? もしあれば、具体的な業界や職種で教えていただきたいです。また、そのような就職先は商学部のどのような部分に魅力を感じるのでしょうか?
商学部所属であることを就活に活かしたいと考えているので、就活で他の学生と差をつけるために大学で取得しておいた方が良い資格や、やっておくと良いことがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
商学部で学んだことはさまざまな仕事で活かすことができる
商学部ではビジネスにかかわる会計やマーケティング、経営学なども学ぶため、それらにかかわる企業や職種は学びを活かせる仕事と言えます。たとえば銀行や証券会社など、またマーケティングにかかわるのであれば広告業界などもありでしょう。
入社してすぐに就くことはあまりないですが、企業内の経営企画部なども商学部で学ぶことが活かせる仕事と言えます。商学部は経済学部と似ていますが、より実際のビジネスに活用しやすい内容を学んでいるので、企業側からすると「こういう仕事を任せられるな」とイメージしやすい面があります。
数年単位で勉強が必要な難関資格を取得できれば就活でアピールできる
在学中に取得しておくと良い資格については、たとえば中小企業診断士や、公認会計士など数年単位で勉強が必要になるくらいの難関資格を取っておくこと就活でアピールできる材料になります。
数カ月単位の勉強で取れるものとしてファイナンシャルプランナーや証券アナリストなどがありますが、先に挙げた超難関資格とは異なり、資格自体がアピールになると言うより、なぜその資格を取得したのかの理由や、どのように戦略を立てて勉強したのかなどを伝えることがアピールになります。
最後に在学中にやっておくと良いこととしては、実際にビジネスの現場に携わる経験をしておくのがおすすめです。たとえばアルバイトなどで顧客獲得のためのアイデアを出して実績を残したなどは商学部らしいエピソードと言えます。
就職に有利な資格33選は、以下の記事でチェックしてください。業界、状況別に合った資格や、就活で効率的にアピールする方法を解説しています。
商学部は業界や職種を問わずさまざまな分野に就職できる
商学部は業界や職種を問わず就職できますが、銀行、証券、生保、損保といった金融業界であれば、大学で勉強したことを強みとしてアピールできます。
また商学部では、商品の企画、開発、流通など経済の仕組みについても学んでいるので、経済の知識を強みとしてメーカーなどの就職も可能です。
また語学力があれば、商社も商学部で学んだ知識を活かせます。企業は商学部の学生に対して、金融や経済知識を活かすことができ実践力があるといった印象を持ちます。
資格は、日商簿記2級は取得しておくと良いですね。また、ファイナンシャルプランナーの資格も、生保や銀行で活かせる資格なのでおすすめです。
難易度は高いですが、他の学生と差をつけたいならば、税理士や公認会計士の資格を取得すれば、実践力だけでなく大学で将来を踏まえて真摯に勉強をおこなってきたことをアピールできますよ。そのほか商社やメーカーなどは、TOEICの高いスコアを評価するので、取得しておくと良いでしょう。
まずは学部にとらわれずやりたい仕事を考えてみよう
学部で学んだことを活かして仕事を選択することも大切ですが、学部に捉われずどういった仕事がしたいのかということも考えてみると良いでしょう。
学部で学んだことを直接活かせなくても、興味のある業界や職種であればモチベーションが上がり、将来活かすこともできるでしょう。興味のある業界のインターンに参加をして、社員から生の声を聞いてみるのも良いですね。
以下の記事では、金融業界の魅力や実態を徹底解説しています。金融業界に興味がある人は、業界の種類や働き方をしっかりチェックしましょう。
文系の学生がメーカーに就職する方法は以下のQ&Aで回答しているので、併せてチェックしてくださいね。
商社に関心がある人は、以下の記事で5大商社の特徴や就活対策を解説しているので、ぜひ確認してくださいね。
就活に有効な英語力は以下の記事で詳しく説明しているので、語学力を活かしたい人はこれを参考に就活対策をしましょう。
こちらのQ&Aでは、キャリアアドバイザーが金融業界の就職に有利な資格を回答しています。
出身学部から就職先を決めるよりも、まずは自分に合った仕事を考えることが大切です。以下の記事で自分に合った仕事の見つけ方を解説しているので、チェックして納得のいくキャリアを見つけましょう。
インターンの参加方法は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にして社員の生の声を聞きに行きましょう。
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