この記事のまとめ
- 最初にに定義を確認するのが正しい仕事観を探す近道
- 7つの方法をを参考にして自分だけの仕事観を見つけよう
- 仕事観の例文を参考にして面接でアピールする際のイメージをしよう
- 自己分析ツール
たった3分で面接で使える"あなたの強み"がわかる!
この記事を読んでいる人におすすめ
面接では仕事感について頻繁に問われます。面接における王道の質問とも言えるので、回答を用意しておくことが大切です。
しかし、「そもそも仕事観についてよく知らない」「仕事観を見つける方法がわからない」と悩んでいる学生も多いでしょう。
この記事では、就活生が面接で自信を持って仕事観を語れるように、仕事観の意味や見つけ方を解説します。またキャリアアドバイザーの降幡さん、桑田さん、板谷さんのアドバイスを交えつつ、魅力的な仕事観を形成するための方法や例文を紹介します。
「魅力的な仕事観を考えて選考突破に役立てたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
面接官の意図を理解したうえで仕事観を明確にしよう
仕事観とは、自分にとって仕事がどのような意味を持ち、何を大切にしているかを表すものです。面接では、「何のために働きますか?」「どのように仕事をしていきたいですか?」といった仕事観に関する質問がたびたびされます。
しかし、実際に聞かれたときにどのように答えて良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、企業が面接で仕事観を質問する3つの理由を解説します。面接官が仕事観を質問する意図を把握し、自分の仕事観を的確に伝えるためのポイントを把握しましょう。
また、仕事観を見つけることを目的とした自己分析やキャリアアンカーなど、さまざまな方法を紹介するので、自分に合った仕事観を見つけられますよ。
最後に、面接で魅力的に仕事観を伝えるための構成や例文も紹介しているので、「仕事観の正しい見つけ方や伝え方を知って面接で良い印象を残したい」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
面接が上手くいかないときは、面接回答集を活用してください
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答例60選」です。この資料があれば、人気企業の面接でよく聞かれるような質問とその答え方60通りが一目でわかります。
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前提を確認! 就活における仕事観とは
就職活動において「仕事観」とは、あなたが仕事に対してどのような価値観や考えを持っているかを指します。具体的には、「自分にとって仕事とは何か?」や「何のために仕事をしているのか?」といった問いに対する答えが仕事観です。
仕事観は、個人の価値観や人生経験によって形成されるため、10人いれば10通りの仕事観が存在します。たとえば、ある人にとって仕事は「自己実現の手段」であり、別の人にとっては「家族を支えるためのもの」ということもあるでしょう。
仕事観を明確にすることで、自分自身が希望する働き方やキャリアパスが見えやすくなり、企業に対しても魅力的なアピールができるようになります。
仕事観とは、簡単に言うと「あなたにとって仕事とは」の回答を指します。仕事の意義や目的のことで、その人の持つ価値観や姿勢が表れるものです。
たとえば、「安定した収入」「自己成長」「社会貢献」などのように仕事観は人によって異なり、働き方にも影響するものだと言っていいでしょう。
考える前に理解しておこう! 企業が面接で仕事観を質問する3つの理由
企業が面接で仕事観を質問する3つの理由
- 仕事への意欲を測るため
- 仕事の価値観と社風がマッチしているか確認するため
- 入社後に活かせるポテンシャルを持ち合わせているか判断するため
企業は仕事観に関する質問を通して、あなたの仕事に対する姿勢や価値観を理解し、入社後の適応性を判断しようとしています。
そのため、仕事観を考えるにあたって、まずは企業が仕事観を質問する意図を押さえておくことが大切です。
ここでは企業が面接で仕事観を質問する理由を紹介します。企業が仕事観について質問する意図をまだ理解できていない人は、回答を考える前にチェックしましょう。
企業は仕事観によってその人の人間性を知ろうとしています。
単に企業にとって有益な人材かどうかというだけでなく、仕事をどう捉えているかを知ることで、今後どう伸びていく人材か、その可能性を見極める大切な鍵と捉えているのです。
①仕事への意欲を測るため
仕事観には、その人が仕事にどれだけの熱意を持てるかが反映されるため、あなたの回答から、どれだけ熱心に仕事に取り組む姿勢があるかを見極めようとしています。
たとえば、エンターテインメント業界で「私にとって仕事とは『多くの人に喜んでもらうための活動』です」と答えた場合、人々に喜びを提供することに強い意欲を持っていることが伝わります。
「なぜその仕事を選んだのか」「どのような目標を持っているのか」を知ることで、候補者がどれだけ真剣にその職種に取り組むかを評価しているのです。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
②仕事の価値観と社風がマッチしているか確認するため
企業ごとに理念や働き方は異なりますが、応募者の価値観と一致していないと、早期離職のリスクが高まります。そのため、多くの企業は自社の社風と応募者の人柄がマッチしているかを確認するために仕事観に関する質問をしているのです。
たとえば、チームワークを重視する企業であれば、協調性やコミュニケーションを大切にする傾向があります。
企業の価値観や社風に合った仕事観を持っていることを示すためには、事前に企業研究をしっかりとおこなうことが重要です。
そして、企業の理念やメッセージを確認し、自分の価値観とどのように一致するのかを考えて面接で伝えましょう。企業と自分の価値観が一致していることを強調すると、企業にとっての適切な人材であることをアピールできますよ。
- 企業の社風と自分の仕事観がずれている場合、選考にどのような影響があるのでしょうか。
社風と仕事観のずれは採用・不採用に大きく影響する
選考では、自社に適応できるかどうかも重視されます。たとえば「挑戦」を重視する社風の企業に、「安定」の仕事観を持つ人が入社した場合を想像してください。
新しいことや今までとは違うことへの挑戦を求められるだけで、その人には非常にストレスがかかるのではないでしょうか。 そうなると、やりがいも感じにくく意欲も下がり、チームワークへの支障や生産性の低下、更に早期退職もありえます。
こうしたネガティブな影響を鑑み、そもそも社風と仕事観のずれがある場合には選考から外すこともありえるわけです。
③入社後に活かせるポテンシャルを持ち合わせているか判断するため
企業は仕事観について質問することで、学生が持つスキルや強みを確認することができます。仕事観をとおしてわかったスキルや強みから、入社後に活躍できる人材かどうかを見極めているのです。
たとえば、「困っている人を助けて喜んでもらう」という仕事観を持つ人は、カスタマーサポートや警察官などの緊急対応が求められる職種において大いに活躍できる可能性があります。
また、仕事観を聞くことでどの部署や役割で最も活躍できるかを判断しやすくなるため、仕事観は配属先の決定にも使用されるケースがあります。
仕事観を聞くことでの受け答えから、自らしっかりした考え方を持っているのかということや、柔軟にその場の状況に応じて受け答えできるかどうかというコミュニケーション能力を見るという目的もあります。
自分に合った方法を見つけよう! 2つの軸で仕事観を見つける方法
自分に合った仕事観を見つけるためには、自己分析だけでなく、多様な価値観に触れることも重要です。自己分析を通じて自分の内面を深く理解し、多くの視点から価値観を見つけることで、自分にぴったりの仕事観を形成できます。
ただし、「自分への理解を深める方法がわからない」「多様な価値観に触れる方法を教えてほしい」と悩む人もいるでしょう。
ここでは、自己分析と多様な価値観に触れることの2つの軸から、仕事観を見つける方法を解説します。自分に合った方法を探しながら自身の仕事観を探っていきましょう。
自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。
そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
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自己分析をして自分への理解を深める
自己分析で仕事観を見つける方法
- モチベーショングラフを作成する
- 他己分析をする
- キャリアアンカーを活用する
- エージェントに相談する
自分の価値観や強み、興味を深く理解することは、仕事観を見つけるための第一歩です。自分のことを知らない状態では、価値観、目標、働き方に対する考え方といった要素が足りず仕事観を作成できないためです。
ここでは自分への理解を深めるのに役立つ6つの方法を紹介します。
①モチベーショングラフを作成する
モチベーショングラフとは
過去の経験や出来事に対する自分のモチベーションの変化をグラフ化する方法
モチベーショングラフでは横軸に年齢、縦軸にモチベーションの上下を記入し、過去の楽しかったことや達成感を得た事柄、つらかった経験を振り返ります。過去の出来事を時系列順に振り返るため、自分の価値観を視覚的に認識することが可能です。
モチベーショングラフを作成することで、「何に対してモチベーションが上がるのか」や「どんなシチュエーションでやる気が出るのか」などが明確になります。
まずは、モチベーションが最も高かった時期を見つけ、そのときにおこなっていた活動や環境を振り返りましょう。どのような仕事が自分にとってやりがいや充実感を与えるかを発見できます。
反対に、モチベーションが低かった時期やつらかった経験も振り返りましょう。自分が避けたい仕事の環境や要素を理解し、自分に合わない働き方を見極めることができるからです。
最後に、楽しかったことや達成感を得た事柄に共通する要素を抽出します。たとえば、「人と協力して達成したプロジェクトが楽しかった」という場合、自分にとって仕事とは「チームワークが重要なもの」であると結びつけられますよ。
モチベーショングラフについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事
テンプレ付き|モチベーショングラフを駆使して自己分析を深めるコツ
自己分析に有効な手法としてモチベーショングラフがあります。モチベーショングラフは適切な書き方や活用方法を知らないと、就活にうまく活かせません。この記事ではキャリアアドバイザーがモチベーショングラフで自己分析を極める方法を解説します。
記事を読む
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
②他己分析をする
他己分析は、他人から見た自分の強みや価値観を知るための方法です。友人や家族、同僚に自分の印象や強みをたずねることで、客観的な視点から自分への理解を深められます。自己分析だけでは見つけられなかった新たな自分を知れることが他己分析の大きなメリットです。
なお、家族や大学、部活動、アルバイトなどのコミュニティによって、第三者からの評価が異なるケースがあります。そのため、他己分析を依頼する相手が、特定のコミュニティに偏らないようにしましょう。複数のコミュニティで同じ評価を受けた場合、よりあなたに深く根付いている価値観だと判断できます。
まずは、他己分析の結果から、複数の人が共通して指摘する強みや特徴を見つけましょう。これらの共通点は、自分が持つ本質的な価値観や姿勢を示している可能性が高いです。
次に、他己分析で得られた強みをもとに、自分がどのような仕事で力を発揮できるかを考えます。たとえば、「協調性が高い」と評価された場合、仕事観として「チームワークを重視し、他人と協力して成果を出すことにやりがいを感じる」といった形で具体化できます。
さらに、他人がどのような状況でその強みを感じたのか、具体的なエピソードを聞きましょう。自分の仕事に対する姿勢や価値観を具体的なエピソードとともに明確にできます。
他己分析についてはこちらの記事でもコツを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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他己分析の質問例20選|やり方から選考への活かし方まで徹底解説
就活ではよく自己分析の重要性が取り挙げられますが、他己分析をすることで自己分析の精度を上げることができます。記事では、キャリアコンサルタントの解説を交えながら、他己分析をおこなう具体的な方法や質問例、面接への活かし方などを解説するので、ぜひ参考にしてください。
記事を読む
- 他己分析を依頼できるのはいつも一緒にいる人なため新しい気づきを得られる気がしません…。
良いこと・悪いことをきちんと伝えてくれる人であれば身近な人でも問題ない
他己分析は良い点も悪い点も思ったことをきちんと伝えてくれる人に頼むのが一番です。そういった意味では、家族や友達など身近であなたのことを親身に考えてくれている人は最適です。
身近な人であっても、普段はあらためて真剣に向き合って話す機会はあまりないのではないでしょうか。この機会に話してみると、「そんなふうに思ってたの?!」と思うことや意外な意見が得られるかもしれません。
その他、先輩や後輩、お世話になった先生でも問題なく、同じ就活生同士でお互いを分析し合うという方法もあります。また、キャリアコンサルタントのような専門家にカウンセリングを依頼するのも良い考えです。プロの視点で長所を引き出してくれるでしょう。
③キャリアアンカーを活用する
キャリアアンカーは、自分が仕事に対して最も大切にしている価値観や欲求を明らかにするための自己分析手法です。エドガー・シャインが提唱したキャリアアンカーは、以下の8つの要素で構成されています。
キャリアアンカーを構成する要素
- 管理能力
- 専門・職能的能力
- 保障・安定
- 創造性
- 自律と独立
- 奉仕・社会貢献
- チャレンジ
- ワークライフバランス
たとえば、専門・職能的能力を重視する人は特定の専門知識や技能を磨くことに満足感を感じ、管理能力を重視する人は組織全体を統括する役割にやりがいを見出します。
また、起業家的創造性を持つ人は新しいアイデアやビジネスを創造することに興奮を覚え、奉仕・社会貢献を重視する人は社会的な意義のある仕事に携わることを望むというものです。
キャリアアンカーを用いることで、仕事において自分が本当に大切にしたいこと、絶対に譲れない条件を見つけ出せますよ。インターネットで「キャリアアンカー 診断」などと検索すると無料の診断ツールも出てくるので、ぜひ活用してみてください。
④エージェントに相談する
自分だけで分析に行き詰まったら、就職エージェントに相談してみるのがおすすめです。就職エージェントに相談することで、プロの視点から自分の適性や強み、価値観を把握できますよ。
なお、おすすめの就職エージェントは以下のとおりです。
おすすめの就職エージェント
- キャリアパーク! 就職エージェント:選考に直結するイベントの情報が多い
- リクナビ就職エージェント:文系・理系・体育会系と属性ごとに求人を紹介してくれる
- type就活エージェント:IT系就職に関するノウハウが豊富
エージェントのフィードバックを参考にすることで自分への理解が深まって、仕事観を見つけやすくなります。また、エージェントは市場の動向や企業の求める人材にも精通しているので、あなたの能力が仕事でどのように活かせるかを具体的に示してくれます。
自己分析を通じて、自分のキャリアの方向性を明確にし、効果的なアピールポイントを見つけることができるでしょう。エージェントとの対話を積極的に活用することで、自分のキャリアの方向性が明確になり、効果的なアピールポイントを見つけることができます。
できれば自分と相性の良いキャリアアドバイザーが在籍するエージェントを見極めたいところです。
しっかりとあなたの話を聞いて、あなたの大切にしている思いや伝えたいことの言語化をサポートしてくれるところを選ぶと、仕事観もさらに明確になるのではないでしょうか。
さまざまな価値観に触れる
さまざまな価値観に触れる方法
- 本を読む
- 映像コンテンツから学ぶ
- 名言を参考にする
仕事観を考えるにあたっては自己分析だけでなく、ほかの価値観や考え方に触れることも重要です。自分とは違う考え方があることを知ることで、仕事観を考えるヒントになる可能性があるためです。
ここでは「ほかの人の価値観を知って仕事観の作成に役立てたい」という人に向けて、さまざまな価値観に触れる方法を解説します。
①本を読む
本には著者の仕事観や人生観が反映されているため、読書を通じてさまざまな考え方を知ることが可能です。
ビジネス書や自伝、哲学書など、さまざまなジャンルの本を読むことで多様な考え方に出会えます。また読書から知識や考え方を知ることで、新しい価値観の形成につながる可能性もあります。さまざまなジャンルの本を読んで、自分の仕事観に合うものを見つけましょう。
実用書より人の生き様が描かれている本がおすすめです。私が尊敬する緒方貞子さんが国連難民高等弁務官の仕事にどう向き合ったかを記した「私の仕事」。
また古い本ですが、ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」や沢木耕太郎「深夜特急」等はプロの仕事人の若き日々に魅了されます。
②映像コンテンツから学ぶ
「活字が苦手なので本を読みたくない」という人におすすめなのが、ドキュメンタリーやインタビュー映像などの映像コンテンツです。映像コンテンツからも成功した人々の仕事観や人生観に触れることができます。
また、映像を通じてリアルな体験や考え方を学ぶことで、仕事観の形成にも役立ちます。
映像コンテンツから仕事観を見つける際は、まずはその映像に映る人がどのような価値観や姿勢で仕事に取り組んできたかを学びましょう。自分が共感できる仕事観や働き方のヒントを得ることができます。
映像を視聴した後に、印象に残った言葉やエピソードをメモも取りましょう。このメモをもとに、自分の価値観や考え方と照らし合わせて、自分の仕事観を具体化します。
そして、映像で学んだ内容を自分の経験と比較し、どの部分に共感できるか、どのような価値観が自分に合っているかを考えることで、自分の仕事観を見つける手助けになります。
映画「マイ・インターン」が仕事観を考える学生におすすめです。
仕事に対する姿勢や人間関係の築き方、職場におけるコミュニケーションの重要性や誠実な対応によって職場の雰囲気を温かいものに変化させることができることが伝わる作品です。
③名言を参考にする
仕事に関する名言や格言にも、多くの人々の経験や知恵が凝縮されています。偉人の言葉から、自分の考え方に近いものも探してみましょう。
仕事に関する名言で有名な例は以下のとおりです。
仕事に関する偉人の名言
面接で質問された際にも忘れにくいように、目に付くところに名言をメモしておくのがおすすめです。トイレの扉に貼ったり、携帯のロック画面にしたりしておくと確認回数が増えて忘れにくいです。
まず、自分が共感できる名言を選び、その名言の背景にある考え方や価値観を考えてみましょう。たとえば、稲盛和夫の名言からは「どんな仕事でも成長の機会がある」という考え方が読み取れます。これを自分の経験に照らし合わせて考えてみます。
次に、名言の考え方を自分の経験とリンクさせてみましょう。たとえば、過去にやりたくなかった仕事を引き受けた結果、成長できた経験があれば、それを思い出してみてください。
最後に、名言の考え方をもとに、自分の仕事観を言語化します。たとえば、「どんな仕事でも成長の機会がある」という価値観を持つ場合、「私はどんな仕事でも前向きに取り組み、自己成長を目指します」という仕事観を形成できます。
「Luck is no acciedent(その幸運は偶然ではない)」こちらは著作のタイトルで、キャリア理論家のクランボルツ博士のものです。
ビジネスに成功した人について調べると、ターニングポイントの8割が本人の予想しなかった偶然の出来事だったというデータがあり、予期せぬ出来事をチャンスと捉え積極的に行動することで仕事の可能性が広がることを説いた理論です。とても前向きな気持ちになれると思いませんか。
④他人の仕事観を聞く
OB・OG訪問やインタビュー動画、ネットワーキングイベントなどで他人の仕事観を聞くことで、さまざまな視点を得られます。たとえば、OB・OG訪問で先輩たちのリアルな話を聞くことで、具体的な仕事内容だけではなく、仕事に対する考え方も知ることができます。
また、他人の仕事観を知ることで、自分自身の価値観や信念と比較可能です。他人の経験や考え方を参考にして、自分の仕事観やキャリアの方向性を見つけるヒントにしましょう。
まず、さまざまな人の仕事観を聞くことが効果的です。異なる業界や職種の人々から話を聞くことで、多様な価値観や働き方を学び、自分の考え方と共通する部分や異なる部分を認識できます。
他人の仕事観を聞いた際に、特に共感できる点や印象に残った部分をメモに取ります。これらのメモをもとに、自分の価値観や考え方を整理しましょう。
さらに、その人に影響を与えた具体的なエピソードを聞くことで、その仕事観がどのように形成されたのかを理解可能です。自分の経験と比較し、照らし合わせて考えることで、自分の仕事観を具体的なエピソードとともに明確にできます。
また、OB・OG訪問やネットワーキングイベントで得た情報をもとに、自分の考えた仕事観を他人にフィードバックしてもらうのもおすすめです。自分の仕事観が他人にどう受け取られるかを確認し、さらにブラッシュアップできますよ。
OB・OG訪問の手順についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅
OB・OG訪問は社員のリアルな声を聞ける貴重な機会です。万全の準備をして最大限に活用しましょう。この記事ではOB・OG訪問の準備方法やマナーなどについてキャリアコンサルタントが解説します。OB・OG訪問を実施し、就活を成功させましょう。
記事を読む
アドバイザーコメント
板谷 侑香里
プロフィールを見る自分が5W1Hの何を意識しているのかを明確にしよう
仕事観を考えるうえで役立つ方法として、自分自身が5W1Hの何を重視しているのかを考える方法です。
たとえば、Whoを重視している人は、誰と働くかということを重視します。自分が一緒に働きたいと思えるような魅力的な職場や、雑誌などで読んだ憧れの経営者の元で働きたいと思うでしょう。
Whereを重視している人は、地方の生まれ育った場所や、気に入った観光地、都心など、気に入った地域で働くことを重視して職業選択をすると思うのです。
Whenを重視する人は、いつ働くかということを重視します。平日の規則正しい時間に仕事をして、週末や祝日にお休みをするという所謂「カレンダー通り」と呼ばれる働き方や、シフト制で平日に休みが取れることを重視するかもしれません。
大切にしていることを明確にするには自分に問いかけ続けることが大切
改めて、5W1Hの何を軸に仕事を選ぶかということを意識することで、自分自身が何を大切にしているのか、今まで気が付かなかった観点の仕事観に出会うことができるかもしれません。
合っている、間違っているというものはありませんので、ぜひ、安心して、自分自身に問いかけてみてくださいね。
採用経験者に聞く! 面接官が魅力的に感じる仕事観の伝え方とは
ここまでの内容から、仕事観の見つけ方を理解できた人が多いでしょう。しかし、「自分の仕事観をどう伝えたら良いかわからない」と悩む人もいると思います。
そこで、多くの就活生を見てきた採用経験者に魅力的に感じる仕事観の伝え方を質問してみました。内定獲得に向けて仕事観を魅力的に伝えたい人はぜひ確認してください。
アドバイザーコメント
降幡 美冬
プロフィールを見るエピソードや物事に取り組む姿勢、社風との共通点などが見られる
採用担当者に好印象を与えるには、以下の3つのポイントを意識してみましょう。
1. 具体的なエピソード
たとえば「人に喜んでもらう」ことが仕事観だと言っても、聞いている側はイメージが湧きにくいものです。実際に、どのようにしてその価値観を持つに至ったのか、学生時代や前職のエピソードを交えて伝えると説得力が増すと思います。
2. 取組姿勢
仕事観のために、どのような行動がとれるのか、また前向きな気持ちを保つことができるのかを合わせて伝えてくれるとさらに良いですね。具体的なエピソードに絡め「人に喜んでもらうためであれば、何度失敗しても諦めずに挑戦してきました」など、担当者がイメージしやすい伝え方を工夫してみてください。
3. 社風との共通点
事前に企業の社風やビジョンをリサーチし、自分の仕事観との共通点のアピールも忘れないでくださいね。たとえば、企業がイノベーション重視であれば、「私も常に現状の改善に向けて日々~」といった形で、具体例を伝えると良いでしょう。しっかりと企業研究をしている熱意も伝わって一石二鳥です。
明確な目標に向かって取り組む姿も採用担当者の心に刺さりやすい
そのほか、柔軟な適応力や具体的な今後の目標を示すなど、あなたが自社で働く姿や貢献する姿をイメージできるように伝えられれば、きっと採用担当者の心に残ると思います。頑張ってください!
魅力をアピールしよう! 面接で仕事観を上手に伝えるための構成
面接で仕事観を上手に伝えるための構成
- 最初に結論として自分が持つ仕事観を伝える
- 仕事観を形成するきっかけになったエピソードを話す
- 入社後の活かし方で締める
面接で自分の仕事観を効果的に伝えるためには、話の構成が重要です。話にまとまりがなくて内容が伝わりにくいと、面接官には響かない可能性が高まってしまいます。
そこで、ここでは仕事観を上手に伝えるための構成を紹介します。すでに仕事観が頭にある人はすぐに実践できる内容であるため、早速取り入れてみましょう。
①最初に結論として自分が持つ仕事観を伝える
結論を先に伝えることで面接官が話の主旨を理解しやすくなるため、まずは結論として自分の仕事観を伝えましょう。
「私の仕事観はチームワークを重視し、ともに目標を達成することです」や「私にとっての仕事とは自己成長させてくれるものです」のように、最初に結論を述べてください。
なお、仕事観に限らず、自己PRや志望動機でも結論を先に伝えることは重要です。最初に結論を伝えないと、聞き手が話の内容を理解するのに時間がかかって印象に残りにくくなるからです。
1日に何人もの学生を相手にする面接官の印象に残るためにも、結論ファーストを徹底しましょう。
面接における質問項目ごとの回答方法は、以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。
面接で結論ファーストで伝えられていない人に対してロジカルに物事を考え、整理することが苦手という印象を持たれる可能性があります。結論ファーストで回答することは、仕事には非常に重要な能力だからです。
あるいは相手にわかりやすく伝えようという努力が見られないと思われると、自己中心的な印象も持たれかねません。
②仕事観を形成するきっかけになったエピソードを話す
結論を述べたら、次に仕事観を形成するきっかけになったエピソードを話しましょう。具体的なエピソードがあることで、仕事観に説得力が生まれるようになります。
なお、エピソードを伝える際は、数字を入れることでリアリティや信ぴょう性が増します。たとえば、「大学のプロジェクトでリーダーを務めた経験があります」だけではなく、「大学3年のグループプロジェクトで、5人のチームのリーダーを務め、役割分担を明確にすることで、プロジェクトを予定よりも1週間早く完成させました」といった詳細を加えるのがおすすめです。
以下にエピソードの具体例を挙げているので、ぜひ参考にしてください。
例文
この仕事観を持つようになったのは、大学時代のプロジェクト経験がきっかけです。あるグループ課題で5人のチームのリーダーを務めた際、初めは個々のメンバーがバラバラに動いていました。
しかし、私がチーム全体の意見を取り入れ、役割分担を明確にすることで、チームの結束力が高まりました。
その結果、プロジェクトを予定よりも1週間早く完成させ、全員の評価も上がりました。この経験から、チームワークの重要性を強く感じるようになりました。
③入社後の活かし方で締める
企業は入社後に活躍する人材を採用したいと考えているため、最後に自分の仕事観を入社後にどのように活かしていくかを述べましょう。入社後の姿をイメージできていることで、業界・企業への理解が深まっていて志望度が高いことをアピールできるようになります。
たとえば、「御社に入社した際には、マーケティングチームでデジタルキャンペーンをリードし、これまで学んだデータ分析スキルを活かして、キャンペーンの効果を最大化したいと考えています」と具体的な役割や行動を示すと、面接官はあなたがどのように貢献できるかを具体的にイメージしやすくなります。
また、具体的なシナリオを描くことで、面接官に対して自信と準備が整っている印象を与えることが可能です。
なお、入社後の活かし方を考えるにあたっては、業界・企業への理解が欠かせません。仕事観を考えるのと同時に、業界研究や企業分析も並行しておこなってください。
業界研究・企業分析の方法については以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 仕事観にはさまざまな要因が関係してくるため簡潔に述べられる気がしません…。
簡潔でシンプルな文章を意識して何度も話す練習をしよう
仕事観を簡潔に述べるためには、一点集中で、分かりやすくシンプルな言葉で伝えることを意識しましょう。面接官も長く複雑な事柄は印象が曖昧になってしまいます。
事前にできる対策として、仕事観で述べるキーワードをあらかじめ決めて、文章を作ってみましょう。録画や録音して自分で聴きながら、よりよく修正を加えていくことで、精度を高めることができます。
早口になりがちな人が多いので、落ち着いてゆっくり話をすることを意識しましょう。
イメージを膨らませよう! 仕事観の例文3選
ここまで説明した内容を参考にすることで、自分なりの仕事観を考えやすくなります。ただし、「回答内容の具体的なイメージが持てない」「どのように回答すれば良いかわからない」と悩む人もいるでしょう。
ここでは、仕事観を明確に伝えるための例文を3つ紹介します。それぞれの例文には実際の経験と入社後の活かし方が含まれているので、具体的にどう回答したら良いかわからないと悩んでいる人は参考にしてください。
例文①:商品やサービスを通じて顧客に感動を与えること
商品やサービスを通じて顧客に感動を与えること
私が仕事をするうえで大切にしていることは、商品やサービスを通じて顧客に感動を与えることです。
大学時代にアルバイトしていたカフェで、私が担当した新メニューの開発が好評を得たことがあります。顧客から「この味は忘れられない」と言われた時、仕事の意義を強く感じました。
御社に入社後も、顧客の期待を超えるサービスを提供し、一人ひとりに感動を与える仕事をしたいと考えています。
上記の例文は、顧客に感動を与えたいという前向きな姿勢で、自らのモチベーションをコントロールできる人という印象を受けますね。
また、顧客の期待を超えるサービスを作るためなら、手間を惜しまずに創造性や新規性を発揮してくれそうな姿も思い浮かびます。
例文②:自分を成長させてくれるもの
自分を成長させてくれるもの
私にとって仕事とは、自己成長のためのものです。
塾講師のアルバイトを3年間続けるなかで、相手に配慮したコミュニケーション能力を培いました。もともとコミュニケーションが苦手でしたが、生徒に価値を提供したいという思いから、この課題を克服する努力を続けました。
その結果、課題解決能力が向上し、生徒との信頼関係を築くことができました。そして、これらは自分の成長につながったのではないかと思っています。
御社では、若手から裁量権を持って仕事に取り組める環境が整っているため、これまで培った課題解決能力を活かし、さらに自己成長を実現し、貢献できると考えています。
上記の例文は、最初に定義付けから入っており、コンパクトにまとめられていますね。
コミュニケーションが苦手だったところから、課題を克服するための努力の具体的なことについても述べられているとさらに良くなると思います。
例文③:人に喜んでもらうこと
人に喜んでもらうこと
私は働くこととは、人に喜んでもらうためにするものだと考えています。
学生時代にバンドサークルに所属していた際、ライブを見た観客が喜んでいる姿を見るのが何よりの喜びでした。特に学園祭では観客参加型のステージを企画し、SNSでも話題になるほどの成功を収めました。
この経験から、多くの人に喜んでもらうことに強い喜びを感じ、仕事にもそれを活かしたいと考えるようになりました。そして御社の「人に喜びを与える服を作る」という理念に共感し、私の経験を活かして貢献したいです。
上記の例文は話の組み立ては良いと思います。しかしバンド活動での喜びは「自分の喜び」のように読み取れます。
「バンド活動で自分は大きな喜びと感動を得て力をもらえたからお客様にも着ると気力が湧いてくるような服を提供したい」という流れが自然なのではないかと感じました。
マイナス評価を避けよう! 仕事観のNG例文
仕事観を面接で伝える際には、誤解を招かないようにすることが重要です。面接官に誤解されると、自分の本来の価値観や意欲が正しく伝わらず、評価が下がってしまう可能性があるからです。
ただし、どのような点がマイナス評価につながるか理解できていない人も多いでしょう。
ここでは、仕事感に関する質問でマイナス評価につながる回答のNG例文を紹介します。回答を作成した後に考え直す必要がないよう、事前にチェックしておきましょう。
NG例文①就職経験がないのでわからない
「就職経験がないのでわからない」という回答は、自分自身の価値観や考えを持っていない印象を与えてしまいます。たとえ正社員としての経験がなくても、アルバイトやインターンシップ、学業などの経験から得た仕事に対する考え方を述べましょう。
「わからない」で済ませてしまうと、採用担当者から仕事に対する認識が甘いと思われる恐れがあります。
NG例
就職経験がなく、アルバイトやインターンシップも経験していないため、正社員としての仕事がどのようなものかわかりません。また、具体的にどのようなスキルや知識が求められるのかも理解できていないです。
改善例
私にとって仕事とは、自分のスキルを磨きながら他者に貢献する場だと考えています。この考え方は、大学時代のアルバイト経験から得たものです。
アルバイト先では、5人のチームで協力して売上目標を達成する喜びを学びました。この経験を活かし、御社でもチームの一員として成長しながら貢献していきたいと考えています。
上記の改善例は、仕事観と合わせて、仕事観が養われた背景について具体的にアルバイトでの経験が述べられています。
アルバイト経験を活かしていきたいということが伝わることと、簡潔な内容なので、面接官へも想いが届くと感じます。
NG例文②暮らすためにするもの
「仕事は生活のためにするものです」という回答は、仕事に対する意欲や情熱が感じられず、消極的な印象を与えます。
たしかに仕事は暮らしていくために必須ですが、それは当たり前ととらえる面接官も多いため、自分の考えや価値観を十分に伝えることができません。ほかの学生との差別化にもつながらないため、アピールになりにくいです。
仕事は生活を支える重要な手段であることは事実ですが、それ以上に仕事を通じて自己成長や社会貢献を目指す姿勢を示すことが重要です。
あなたが仕事を通じてどのように成長し、どのように貢献したいと考えているのかを具体的に述べることで、面接官にポジティブな印象を持ってもらうことができます。
NG例
仕事は生活のためにするものだと思います。生活費を稼ぐためには仕事が必要であり、そのために働くのは当然です。
もちろん、給料が良いところで働きたいと思っていますが、具体的にどのように仕事を通じて成長できるかや、社会にどのように貢献できるかについては、特に考えたことはありません。
改善例
私にとって仕事とは、自分を成長させ、社会に貢献できる場だと考えています。確かに仕事は生活を支えるために重要です。
しかし、大学時代のボランティア活動を通じて、社会に貢献し、感謝される素晴らしさを学びました。地域の清掃活動をおこない、多くの人々から感謝の言葉をもらった経験があります。
この経験を活かし、御社で働くことでさらに自分のスキルを磨き、チームの一員として大きな成果を上げたいと考えています。
NG例では「給料が良いところ」があれば、すぐにでも転職しそうな人物という印象を持ってしまいます。
ただ、改善例のように応募先企業だからこそ身に付くスキルや、どのように貢献したいかに言及できると、長く働いてくれそうな人物としての印象に変わりますね。
自分に合った方法で仕事観を明確にして魅力的に伝わるよう準備しよう
仕事観を見つけ、魅力的に伝えるための方法について解説してきました。
自己分析を通じて自分の価値観を深く理解し、多様な視点から学びを得ることで、自分らしい仕事観を形成できます。また、自分の仕事観を具体的なエピソードとともに伝えることで、選考でも面接官に好印象を与えることが可能です。
記事の内容を参考に、自分に合った方法で仕事観を明確にし、それを自信を持って伝える準備を進めましょう。自分の価値観を明確にして、相手に伝わりやすい構成で伝えることで、より魅力的に仕事観を伝えられるようになりますよ。
アドバイザーコメント
桒田 里絵
プロフィールを見るシンプルに「何のために仕事をするのか」の回答が仕事観につながる
これまで、仕事観を見出すための様々な手法を紹介してきましたが、ここでもう一度原点に還って「自分にとって仕事とは何なのか」「何のために仕事をするのか」を考えてみてください。
もちろん生活のため、お金のためという側面は重要です。では、お金さえもらえればどんな仕事でも続けることができるか自問してみてください。答えは「NO」なのではないでしょうか。
仕事は人生時間の大半を占めることを意識して仕事観を考えよう
仕事は生活時間の半分を費やし、大きなウェイトを占める要素です。そして人は仕事を通じて様々な出会いをし、経験をします。喜びも悲しみも悔しさも味わいます。学びも挫折もあります。
つまり、仕事は人生の要素のほとんどを味わうことのできるものであり、そこで人は夢の実現や成長の喜びをも知ることができます。
そんな仕事というものを、お金だけのためで無いとすれば、あなたは何のためにするのか、仕事が与えてくれる様々な要素の中であなたにとって最も大切なものは何か、をよく考えましょう。
シンプルに仕事の目的に的を絞って考えてみたとき、真っ先に思い浮かぶことがあなたの仕事観です。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mifuyu Furihata〇23年間の企業勤めを経て、独立後は企業での採用・育成コンサルティングや研修に従事。個人向けの就活支援セミナーやキャリア相談における、個々の「強み」の掘り下げに定評がある
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー
Rie Kuwata〇2018年にキャリアコンサルタントとして独立。企業対象の研修講師や各学校でのキャリアカウンセラーを経てハローワーク就職支援ナビゲーターを務め、年間約3,000名の相談を受けている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
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