この記事のまとめ
- 仕事量が多い状態が続くとさまざまなリスクが発生する
- 根本的な解決には仕事量が多い原因を探ることが重要
- すぐに実践できる対処法で仕事量が多い現状から抜け出そう
「仕事量が多くてキャパオーバーしている」や「どれだけ頑張っても仕事が終わらない」と悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。仕事量が多いと感じるのには背景や原因があり、それを紐解くことで効果的な解決策が見つかることがあります。
この記事ではキャリアコンサルタントの小西さん、平井さん、野村さんと一緒に、仕事量が多い原因やその対処法について詳しく解説します。さらに今すぐ解決するための方法も解説しているため、ぜひこの記事を読んで仕事量をどうコントロールするか考えていきましょう。
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仕事量が多いと悩むときは原因を見極めて着実に対処していくことが大切
冒頭のとおり、仕事量が多いと感じる背景には、必ず原因があります。その原因を見極めて着実に対処することで根本的な解決が可能です。
しかし、「そもそも原因が何かわからない」「原因の見当は付くけれどどう対処すれば良いかわからない」と悩む人もいると思います。
この記事では、前半で仕事量が多いことによるリスクや原因、仕事量が多い人の共通点などを解説します。まずは自分の状況と他者を比べて、自分の仕事量が多いのかを見極めましょう。
そして、記事後半では仕事量が多いときの対処法や根本的な解決方法、考え方などを解説します。仕事量が多いことは悪いことだけではなく、自身の成長につながる場合も考えられます。最後まで読んで視野を広げつつ、現状を打破できるよう最初の一歩を踏み出してみましょう。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
仕事量が多いことによる5つのリスク
現在仕事量が多いことにより疲労やストレスを感じている人もいると思います。そのような状態が続くと、自分の心身の健康に悪い影響を与えてしまうこともあるのです。
ここからは、仕事量が多いことによるリスクを5つ紹介します。「まだ大丈夫」と思っている人でも、仕事量が過剰に多い時期が続くと危険な場合があるため、事前にリスクを把握しておきましょう。
①ミスが増えて仕事の質が下がる
仕事量が多いと、心身ともに疲労を感じるようになります。その疲労は仕事に悪影響を及ぼし、ミスが増えて仕事の質が下がってしまうことが考えられます。
一度や二度のミスであれば注意される程度で済むかもしれませんが、ミスが続くと信頼を失い、最終的には仕事を依頼されなくなるケースもあるのです。仕事が依頼されなくなると実績を積むこともできなくなり、転職をする際にもアピールが難しくなってしまいます。
ミスを減らす対策に取り組むことももちろん重要ですが、仕事量が多すぎないか検討し調整することも大切です。
- 仕事量が増えてミスが増えてしまう場合、どのようにすればこの状況から抜け出せるようになりますか?
シングルタスクを活用して仕事のミスを減らそう
人間は一度に一つのことしかできません。マルチタスクをこなしているように見える人も、処理しているときはシングルタスクです。細かく分けたシングルタスクをスキマ時間も使って、順番に手際よくこなしているのです。
焦る気持ちをちょっと抑えて、仕事を組み立てましょう。やることを書き出すだけでなく、何時に何をやるのかを詳細に考えて一日の予定をたてます。そしてタスクが終わるごとに消していきましょう。
一度に複数のことを考えたり無理にスピードを上げようとしたりすると、ミスを引き起こしてしまいます。一つずつ終わらせていきましょう。
②プライベートの時間を確保できなくなる
仕事量が多いと、残業や休日出勤が増えてプライベートの時間が確保できなくなることが考えられます。
「20代の若いうちは、プライベートよりもとにかく実力を身に付けたい」と考える人は仕事をメインにした生活をするのも良いでしょう。しかし、ワークライフバランスを実現したい人にとっては、プライベートの時間が確保できず苦しい期間となってしまいます。
さらに、プライベートが不満足な状態だと十分な休息が取れず、仕事の質も下がってしまうことが考えられます。プライベートの質と仕事の質は直結するということを理解したうえで、ワークライフバランスをコントロールすることが大切です。
プライベートが充実すると、気持ちにゆとりができ、考え方にも良い影響が出ます。このゆとりがやる気を引き出し、結果的に集中力や効率、そして新しいアイデアも生まれやすくなり、仕事の成果にもつながります。
③体調を崩す可能性がある
仕事量が多い場合、単純に労働時間が長くなってしまうことがほとんどです。
平日は夜中まで残業し、休日も処理し切れなかった分の作業に追われるといったように、休む時間が短くなってしまいます。中には睡眠時間を削らなければいけないほど、仕事に追われているという人もいるでしょう。
このように、長時間労働や休息不足は体調を崩す原因となります。体調不良のまま仕事を続けて質が下がったり、休んでいる期間に仕事が溜まってまた残業が増えたりなど悪循環が起きてしまいます。
体調を崩して仕事ができなくなるのは本末転倒であるため、十分な休息を確保できるよう調整することが大切です。
④メンタルに不調をきたす場合がある
仕事量が多い原因の一つに、上司から期待されているということも考えられます。若いうちにたくさんの経験を積ませておくことで、数年後に責任のある仕事を任せられるようになるからです。
しかし、このプレッシャーが悪く働き、メンタルに不調をきたす場合もあります。一度メンタルに不調をきたすと完全に回復するのが難しいことがあるため、早めの対策が必要です。最悪の場合、社会復帰が難しくなることも考えられます。
メンタル面には細心の注意を払い、ケアをすることが大切です。
メンタル面に心配がある人には以下の記事がおすすめです。メンタルが弱い人に向いている仕事を紹介しているため、少しでも転職を検討している人は参考にしてください。
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私もそうでしたが、メンタルダウンをすると自信がなくなります。再発するんじゃないか、自分には無理なんじゃないかと、びくびくしながら仕事をしていました。抜け出すまで多くの時間を要することもあるので、注意が必要です。
⑤仕事をやり切ると仕事量がさらに増えていく
会社の人手不足や専門的な仕事をできる人が少ないなどが原因で仕事量が多い人もいると思います。そのような人は、仕事をやり切ると「この人ならもっと任せられる」と判断されてしまい、さらに仕事量が増えていく可能性があります。
このような状況では、「仕事量が多い」という悩みから抜け出すのは難しいでしょう。
自分で仕事のペースをコントロールしたり、転職を検討したりするなど、解決に向けて自ら行動していくことが求められます。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
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相談して良いか迷う人は確認! 仕事量が多いかどうかの判断基準
相談して良いか迷う人は確認! 仕事量が多いかどうかの判断基準
- 同僚と比較して明らかに仕事の量が多い
- 自分ばかり就業時間が長い
- 残業が45時間以上など大幅に多い
自分の中では仕事量が多いと感じていても、「ほかの同僚や上司と比べたら少ないのではないか」と考えている人もいるのではないでしょうか。自分の仕事量が本当に多いかどうかは、客観的に判断する必要があります。
ここからは、仕事量が多いかどうかの判断基準を解説します。自分の仕事量について本当に相談しても良いのか迷った人は、これから解説する基準をもとに多いのか少ないのか判断しましょう。
同僚と比較して明らかに仕事の量が多い
自分の仕事量が多いのかわからないと迷ったら、まずは同僚と比較してみましょう。入社からの年月が短ければ、経験に大きな差が生まれないため、仕事量も同じくらいになるはずです。
しかし、同僚と比べて明らかに仕事量が多い場合は、上司に「仕事量が多い」と相談しても良いでしょう。
ただ、配属された部署やプロジェクトによっても仕事量が異なるため、同僚であれば比較対象は誰でも良いというわけではありません。できる限り同じ条件で働く同僚と比較することで、本当に仕事量が多いのかどうかを判断できるようになります。
- 明らかに自分ばかりの仕事量が多くてパワハラなのではないかと不安です。パワハラについてはどこに相談するのが良いでしょうか。
まずは信頼できる上司や人事部に相談してみよう!
パワハラの疑いがある場合、まずは信頼できる上司や人事部に相談することが重要です。直接的な解決策を見つけやすくなりますし、状況を改善するための手立ても考えてもらえるでしょう。
また、社内で解決が難しい場合は、外部の労働相談窓口や労働基準監督署などの公的機関に相談する方法もあります。記録を残しておくことも忘れずに。自分の健康やキャリアを守るために、早めの対処が必要です。
自分ばかり就業時間が長い
ほとんどの会社は定時が決められており、その就業時間内に仕事をするのが基本です。しかし、早朝の出社や残業を強いられるなど、自分ばかり就業時間が長い人もいるのではないでしょうか。
明らかに自分だけの就業時間が長い場合は、仕事量が多い可能性があります。
ただし、就業時間の長さだけで仕事量が多いと決めつけるのには注意しましょう。同じ仕事量でも仕事を非効率に進めれば就業時間が長くなってしまうため、効率の見直しも必要です。
就業時間の長さで仕事量を判断しようとしている人は、仕事を効率的にやった結果であるのかどうかも見極めるようにしましょう。
残業が45時間以上など大幅に多い
仕事量が多いかどうかを残量時間で判断するという方法もあります。具体的には月45時間以上であれば仕事量が多い可能性があるのです。
月45時間というのは、1カ月の出勤日数が22日だとした場合、毎日2時間の残業をするということになります。
ただ、残業時間で判断する際も自分の仕事の効率性を見極めることが必要です。本当に必要な残業だったのかどうかを見極め、勤務時間に集中しても残業が必要だった場合は仕事量が多い可能性があります。
「そもそも残業に不満を持つこと自体がおかしいのか」と疑問を持つ人は、以下のQ&Aの回答を参考にしてさまざまな考えに触れてみるのがおすすめです。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
どれに当てはまる? 仕事量が多くなる原因

仕事量が多くなるのは必ずしも自分が原因とは限りません。会社側に原因があって仕事量が多くなる可能性もあります。
ここからは、仕事量が多くなる原因を、会社側に原因がある場合と自分に原因がある場合の2つに分けて解説します。なぜ自分の仕事量が多いのか原因が判明していない人は、どれに当てはまりそうか考えながら確認していきましょう。
会社側の原因である場合
会社側の原因である場合
- 人手不足でほかに仕事を振れる人がいない
- 社内にスキルを保有している人が少なく特定の人に仕事が集中する
- 業績アップのために無理な目標や計画を立てている
あなたの仕事量が多いのは会社側に原因がある場合もあります。会社側に原因がある場合は自分一人での努力で状況を変えるのは難しいため、会社に相談したり、転職を視野に入れたりすることが必要です。
ここからは、仕事量が多いのが会社側に原因がある場合の具体的な状況を解説します。自社に当てはまる特徴がないか見極め、自身が取るべき行動を考えましょう。
人手不足でほかに仕事を振れる人がいない
会社が人手不足であるため、ほかの人に仕事を振ることができず自分がやるしかないという状況の人もいると思います。このような人手不足によって仕事量が多くなる場合、責任感があったり、成長につながったりする仕事が任されるとは限らず、若手であるほど雑務を振られていることも考えられます。
一方で責任のある仕事を任されている場合、その仕事を続けることによる良い影響がある可能性があります。自ら成長が見込める仕事を引き受けると、やりがいを感じながら取り組めますよ。
自分の会社が人手不足かどうかわからない場合は以下の記事がおすすめです。人手不足に陥りやすい業界を解説しています。
関連記事
人手不足に悩む6つの業界を徹底解説! 就職しやすい仕事も紹介
人手不足の業界は就職しやすい反面、労働環境に注意しないと後悔につながるかもしれません。記事ではキャリアコンサルタントと、人手不足の業界の現状や就職しやすい職種を解説します。企業選びの注意点も説明するので、自分に合う仕事を見つけてください。
記事を読む

社内にスキルを保有している人が少なく特定の人に仕事が集中する
自分以外にスキルを保有している人が社内に少ないのは大変な状況ですが、自分のスキルが評価されている証拠であり、さらにスキルを磨くことでキャリアアップのチャンスにもつながります。
とはいえ、自分ばかりに仕事が集中すると、体調やメンタルに悪影響を及ぼす可能性があります。上司と相談のうえ仕事量を調整したり、そのスキルをほかの社員に伝えたりすることが大切です。
自分のスキルに自信を持ちつつも、仕事の負担を分散するために適切な対策を講じましょう。
社内にスキルを保有している人が少ないのに採用に力を入れない状況は、決して好ましい状況ではありません。
あなたのスキルを文書化し、仕事量を調節するためにも他人と共有する必要性を上司に伝えましょう。ほかの人もスキルアップできるような体制が作れるように、上司と掛け合えるとなお良いです。
業績アップのために無理な目標や計画を立てている
会社側が業績アップのために、社員に無理な目標や計画を立てているというケースも考えられます。このようなケースは、ほかの社員も同様に仕事量が多いと感じている可能性が高いです。
しかし、社内にはその厳しい目標や計画を達成できている人もいるのではないでしょうか。目標を達成できている人は、ほかの人とは違う工夫をしているはずです。まずはその人がどんな行動をしているのかをよく観察して、自分が改善できる部分がないか探してみましょう。
ときには一つの行動で仕事の効率が劇的に変わることもあります。無理な目標や計画を達成しようと行動することは、将来的に自分の能力を引き上げる可能性を秘めているため、前向きに考えてまずは行動してみるのがおすすめです。
会社側が厳しい目標や計画を立てる理由は、社員一人を採用するために多くの費用がかかるからです。
概算で、一人を雇用すると直接支払う金額の倍程度がかかると言われています。会社としてはそういった費用をできるだけ押さえて、今いる人員で多くの仕事をカバーしようとするため、目標や計画が厳しくなるのです。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
自分の原因である場合
自分の原因である場合
- 自分のキャパシティを理解せずに引き受けている
- 同僚と自分のキャパシティを共有できていない
- 上司から期待されている
仕事量は上司や会社によってコントロールされていると考えがちですが、自分が原因で仕事量が多くなっているというケースもあります。自分が原因の場合は、自ら工夫して仕事量をコントロールすることが可能です。
ここからは、自分に原因があって仕事量が多い場合の具体的な状況を解説します。自分がなぜ仕事量が多いのかをよく振り返りながら、当てはまる状況を見極めていきましょう。
自分のキャパシティを理解せずに引き受けている
仕事量を適切に判断するためには、まずは自分のキャパシティを理解することが大切です。仕事を依頼された際に、自分のキャパシティを理解していないと、引き受けるかどうか正確な判断ができません。
自分のキャパシティを把握するためには、一つの作業にどれくらい時間がかかっているのか時間を測ってみるのがおすすめです。各作業にかかる時間を理解すると、「これ以上仕事を引き受けたら、休日も仕事をしなければいけない」などの目安がわかってきます。
その際、「頑張ればこのくらいで終えられるだろう」と自分に期待するのはおすすめしません。どんな状況でも100%集中できるという人は少なく、かつほかにも急務を依頼される可能性があるため、実際に時間を測ってからキャパシティを判断するのがおすすめです。
自分のキャパシティを把握するには、各作業にかかる時間を計測し、業務内容を記録することが重要です。さらに、自分の気持ちやストレスを客観的に把握し、定期的に負荷を見直して調整することで、無理のない仕事量を見つけることができます。
同僚と自分のキャパシティを共有できていない
自分のキャパシティは理解できていても、それを同僚や上司に伝えていないという人もいるのではないでしょうか。自分のキャパシティをほかの人と共有できていない場合、どんな状況でも仕事を依頼される可能性があり、適切に断れないと自分の限界を超える仕事が依頼される可能性があります。
このような事態を避けるためにも、同僚や上司と話す機会を設けてキャパシティを共有しておくのがおすすめです。定期的にキャパシティや現在の仕事量について共有しておくことで、適切な仕事量を守ることができるようになります。
上司から期待されている
上司があなたの成長を期待していて、あえて多くの仕事を依頼しているというケースもあります。
勤続年数が浅い段階で多くの経験を積んでおくと、後にさまざまな状況に対応ができるようになり、社内外から頼りにされる存在になれます。このように「我が社を引っ張ってほしい」という思いからあなたにたくさんの仕事を依頼することがあるのです。
しかし、その仕事量の多さやプレッシャーに押しつぶされそうな場合は、上司に直接相談して、仕事量を調整することが必要です。体調やメンタルを崩してしまうと、これまで積み上げてきた実績や信頼を崩してしまう可能性も考えられるからです。
仕事量を調整し、担当したプロジェクトで結果を出すことができれば、会社や上司の期待に応えることができます。期待を感じていても勇気を持って相談してみるのがおすすめです。
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職業選択においてやりたいことはもちろんですが、その中でも適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうため適職への理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業と低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみよう!
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
特性を理解して手を打とう! 仕事量が多い人の6つの特徴・共通点
特性を理解して手を打とう! 仕事量が多い人の6つの特徴・共通点
仕事量が多い人には、いくつか共通点や特徴があります。この共通点・特徴を理解し、自分が当てはまるものを見極めることが解決の第一歩です。
ここからは仕事量が多い人の特徴・共通点を6つ紹介します。自分がどれに当てはまるのかという根本を見極めて、解決のための準備をしていきましょう。
①責任感が強くて「できない」と言えない
頼まれごとを断るのが苦手、責任感が強くて頼まれた仕事はすべて引き受けてしまうという人もいると思います。このように頼まれたことに対して「できない」と言えない人は、結果として仕事量が多くなる傾向があるのです。
上司にとっては「できない」と言われていないことは、「まだキャパシティに余裕がある」と判断します。依頼するたびに引き受けてもらえるため、まだキャパシティに余裕があると思ってさらに仕事を依頼するという悪循環が起きてしまうのです。
また、どんな仕事でも引き受けると苦手なこともやらなくてはいけなくなり、成果が出にくいということも考えられます。自分の仕事量をコントロールする、かつより確実に成果を出すという観点からも、キャパシティを超えたときや本当に苦手な仕事が舞い込んできたときは素直に「できない」と伝えるのがおすすめです。
- 頼まれたことを断る勇気が出ません…。どのような言葉で断るのが適切でしょうか。
できない理由を的確に・前向きに伝えることが大切!
できない理由を的確に伝えることが肝要です。自分の能力やキャパシティ的に対応できないことは、何ら恥ずかしいことではありません。
「現在抱えている案件があり、他の仕事に取り組む余裕がありません」、「その分野については、この先勉強したいと思っています。しかし、今はできる自信がありません」など、あくまでも自責であることを、なるべく前向きな要因を挙げて伝えれば、上司は理解を示すと思います。
仮に、それでもやらせるような上司がいたら、パワハラに該当しかねません。あるいは、いわゆるブラック企業である恐れがあります。
②人に依頼することが苦手
自分の仕事量を上手にコントロールしている、かつ成果を出している人は、ほかの人に仕事を依頼することを得意としています。ほかの人に依頼することで自分はやるべき仕事に集中することができ、それが得意分野であれば成果を出しやすくなるからです。
一方で、人に依頼するのが苦手な人は、一人で仕事を抱え込んでしまったり、抱え込みすぎるがゆえにミスが増えて成果が出せなくなったりすることがあります。
人に依頼するのが苦手な人は、簡単なことから同僚や部下にお願いしてみるのがおすすめです。少しずつ依頼することへのハードルを下げていくことで、徐々に自分がやるべき仕事に集中できる環境を作れるようになりますよ。
③社内外の人と適切なコミュニケーションが取れていない
ほとんどのプロジェクトはチームで進めることになります。プロジェクトを円滑に進めるには、社内外の人との適切なコミュニケーションは欠かせません。
その中で、コミュニケーション不足な人は、本来優先するべき仕事が何かを判断できなかったり、ほかの人に振ることができなかったりして、結果的に仕事量を増やしてしまうのです。
「このプロジェクトに入ってから仕事量が多くなった」と感じる人は、現在のコミュニケーションの量を振り返ってみてください。もしコミュニケーションが足りていないと感じたら、進捗共有や相談などの回数を増やして積極的に接点を作っていくことで、仕事がスムーズに進む可能性が高まります。
必要なコミュニケーション量を端的に表すのは簡単ではないですが、仕事の指示を受けるときは目的とアウトプットイメージは必ず共有しましょう。
アウトプットイメージの共有は、仕事のやりすぎを防ぎます。オーバースペックが仕事量を増やしていることも、よく耳にします。
④周囲の目を気にしすぎて断れない
「仕事を断ったら信頼を失うのではないか」や「部下から仕事ができないと思われるのではないか」など、周囲の目を気にしすぎて断れない人もいると思います。
仕事量に余裕がある場合は、仕事を断るのは、周囲に迷惑をかけてしまうためできる限り避けるべきです。ただ、すでに仕事量が自分のキャパシティを超えていて断る場合は、周囲の人も理解しているため必要以上に気にする必要はありません。
周囲の目を気にして断れないと、かえって全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼすこともあります。勇気を出して、適切なタイミングで断ることも大切です。
⑤自分の仕事が遅いせいだととらえて罪悪感を感じる
自分の仕事量が多い原因に、「仕事が遅いからだ」ととらえて罪悪感を感じている人も見受けられます。仕事が早いに越したことはありませんが、仕事のペースは人それぞれです。罪悪感を抱く必要はありません。
それでも「自分の仕事の遅さが周りに迷惑をかけている」と感じる場合は、上司に仕事と量とスピードについて相談してみましょう。仕事量を調整してもらったり、効率を挙げる方法を教えてもらったりすることで改善できる可能性があります。
仕事はチームで進めるものであります。罪悪感を抱く前に、周囲に相談して解決策を見つけることが重要です。
⑥自分の仕事処理能力やキャパシティを理解できていない
前述のとおり、自分の仕事量をコントロールするには自己理解が欠かせません。自分の仕事処理能力やキャパシティを理解できていないと、能力以上の仕事を引き受けて処理し切れないという状況に陥ってしまうからです。
仕事量が多いと感じたら、まずは自分の仕事処理能力やキャパシティを確認してみましょう。その方法は、前述のとおり一つの作業にかかる時間を測ってみることがおすすめです。
仕事処理能力やキャパシティが理解できたら、それに応じて仕事量を調整することで過度なストレスを避けることができます。
アドバイザーコメント
野村 芳克
プロフィールを見る仕事量が多い人の特徴を理解することで仕事量を適切に管理しよう
仕事量が多い人には、いくつかの共通点があります。仕事量の多さに悩む人を支援した実際のエピソードを交えて紹介します。
①自分のキャパシティを理解していない
仕事量が多い人は自分の処理能力を把握していません。ことが挙げら業務の時間測定を行い、自分の処理能力を把握することで、現実的な仕事量を確保できるようになります。たとえば、Cさんは業務の時間を測定することで、適切な業務ペースを確保しました。
②コミュニケーションが不足している
業務が多すぎると、優先事項の把握が難しくなります。Dさんは、進捗の共有や相談を頻繁におこなうことで、効率が大幅に改善されました。
③責任感が強くて断ることが苦手
依頼された仕事をすべて無条件で引き受けてしまい、結果的に過剰な業務を抱えることになります。Eさんは、キャパシティを超えた依頼には率直に「できない」と伝えることで、業務の負担を管理しました。
その他「適切な優先順位をつけられない」ことや「サポートを求められない」ことも問題です。これらの課題を克服するためには、自身の業務に対する理解を深め、必要に応じて他者からの支援を得ることが効果的です。
仕事量が多いと感じたときにすぐにできる3つの対処法
仕事量が多いと感じたときにすぐにできる3つの対処法
- 上司に仕事量について相談する
- タスクの優先順位を見直す
- ツールやAI(人工知能)を活用して効率化できないか検討する
現在の仕事量が多すぎてストレスを抱え、ポジティブな気持ちにもなれないという人もいると思います。そのような人は、すぐにできる対処法を実践して、仕事量をコントロールするのがおすすめです。
ここからは、仕事量が多いと感じたときにすぐにできる対処法を3つ紹介します。この記事を読んだ後すぐにできることであるため、現在の状況に危機を感じている人は実践してみてください。
①上司に仕事量について相談する
現在の仕事量の多さに危機感を感じている場合は、まずは上司に相談してみることをおすすめします。上司に時間を確保してもらい、仕事量が多くて処理し切れないことを素直に相談してみましょう。
相談する際、周りの目を気にしたり、自分に嫌悪感を抱いたりする必要はありません。むしろ、仕事量が多すぎてミスが増えた方が、周りに迷惑をかけてしまうことも考えられます。
上司に相談しづらい人は、同僚や同期に相談してみるのもおすすめです。とにかく誰かに現状を正直に伝え、可能であれば仕事を引き受けてもらうことも検討しましょう。
一つの仕事にかかる時間を計ると説得力が増す
上司に仕事量について相談する際、一つの仕事にかかる時間を計って、物理的に厳しいことを伝えると説得力が増します。
まずは自分の仕事にどれくらいの時間がかかっているのかを計測し、現実的にどれくらいの仕事量が適切なのかを把握しましょう。こうすることで、より具体的な相談ができるようになり、上司もアドバイスや解決策を提案しやすくなります。
残業時間は、仕事量を測定するうえで、一つの指標になり得ます。単なる「ダラダラ残業」ではないことを示すために、残業時間と仕事量・内容をセットで説明しましょう。相手を説得するうえで、説得力を持たせられる強力な材料となります。
②タスクの優先順位を見直す
現在の仕事量が多い原因に、タスクの優先順位を誤っている可能性も考えられます。タスクによって優先順位が異なり、重要度が高いものから処理していくのが基本です。
一方で、タスクの優先順位を誤って重要度の低いものばかりに手を付けていると、本来終わらせるべき仕事が終わらず、いつまでも仕事が溜まっている状態となってしまうのです。
タスクの優先順位を付ける際は、以下の質問に答えて判断しましょう。
タスクの優先順位を付け方
- 会社の業績に大きな影響を与える仕事か
- 自分の仕事が遅れることによってほかの人に影響を与えるか
- 自分にしかできない仕事か
上記の質問に対して「はい」という回答であれば優先順位が高い可能性があります。
また、優先順位の高いタスクは自分の集中力が高い時間帯に取り掛かるのもおすすめです。
なお、自分で優先順位を決めるのが難しいと感じる人は、仕事を依頼された際に優先度や期日などを確認して優先順位を考えると良いでしょう。
③ツールやAI(人工知能)を活用して効率化できないか検討する
近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されており、多くの会社がツールやAI(人工知能)を活用して業務の効率化を図る動きが見られるようになりました。
仕事量が多いと感じている人は、自分が抱える仕事の中にツールやAIを活用して効率化できないか検討してみましょう。特に計算やデータ入力など、柔軟な発想で考える必要がないタスクは自動化できる可能性があります。
ただし、勝手にツールやAIを導入するのではなく、まずは上司に相談し、会社全体の方針に従うようにしましょう。
仕事量が多い人に役立つツールには、タスクやスケジュール管理に使えるTrelloやAsana、アプリケーション間の連携を自動化するZapier、業務効率化に役立つGoogle Workspaceがあります。
これらは業務の優先順位付けやタスクの連携、自動化に役立ちます。
経験豊富なプロが解説! 仕事量が多いと相談されたときに会社側が感じること
ここまでの内容を確認しても、やはり「依頼された仕事を断るのは上司からどう思われるか不安」や「上司は自分にどんなことを思っているのだろうか」と考え込んでしまう人もいると思います。
そこで、社会人経験豊富なキャリアコンサルタントの平井さんに、部下から「仕事量が多いと相談されたときに感じること」を聞いてみました。会社側・上司が実際に感じることを把握して、自分は相談するべきかどうかを判断しましょう。
アドバイザーコメント
平井 厚子
プロフィールを見る仕事の見える化をすることで上司との認識のズレを防げる
上司が「ん?ヒライさんは私にどうしてくれと言ってるのかな?」と思われないように、相談したいですね。そのためには自分の作業状況を「見える化」しておくことが大事です。
私が会社員のときはバーチカルタイプの手帳で、1日8時間、1週間単位で管理していました。まず会議やイベントなど、他の人との共有で動かせない時間を記入します。今週やるべき仕事について優先順位を決め、所要時間を見積もって、空いている時間に割り付けます。
計画段階から予定を詰めすぎないように注意しよう
このとき毎日8時間びっしり仕事を割り当てて、やっとすべての仕事が期限に間に合うようならすでに赤信号です。その時点で上司に相談してください。
毎日8時間をいま見えている仕事に割り当てないと終わらないようでは、突発的な仕事が発生したり見積もり以上に時間がかかったりしたときに期限に間に合わなくなります。
上司から見ると、こんなに時間はかからないだろうというものもあります。その見立ての違いも、この段階で解消していきましょう。このように計画段階で見える化して上司と相談することで認識のずれをなくし、仕事量の調整もできるようになります。
相談しても仕事量が改善されないときのネクストアクション
「上司に仕事量が多いことを相談したけど改善されなかった」という人もいると思います。そのまま諦めてしまうと心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、さらなるアクションをすることが必要です。
ここからは相談しても仕事量が改善されないときに取るべき、ネクストアクションを解説します。勇気が必要な行動ですが、現状を打破してより健全な労働環境を整えるためにも、これから解説することを実践してみましょう。
上司のさらに上司に相談してみる
上司に相談しても仕事量が改善されない場合、さらに上位の上司に相談してみるのがおすすめです。直属の上司自身も上司から仕事を依頼されて、その仕事をあなたに割り振っていることも考えられます。そのため、仕事の裁量権を持っている上司に直接相談することで改善される可能性があるのです。
とはいえ、上司のさらに上司に相談するのは勇気がいることだと思います。そこでおすすめなのが、上司にも相談の場に同席してもらうことです。3人で実施することで、誤解が生じることを防ぎ、上司と問題解決に向けた具体的なプランを立てられます。
心身に影響が出たら部署の異動や転職を検討する
仕事量が改善されずに、体調不良や精神的な影響が出始めたら、できる限り早めに異動や転職を検討するのがおすすめです。特に精神的な健康は一度損なうと回復が難しいため、社会人生活に大きく影響する可能性があるからです。
現在配属されている部署が原因で仕事量が多い場合は、部署の異動を検討してみましょう。会社全体に原因がある場合は、転職を検討してみてください。心身の健康に影響が出てからでは遅いため、早めの行動を意識しましょう。
朝起きても会社に行けなくなったり、自分でも分からないぐらい涙が止まらなくなったりなどは心身不調のサインです。
素人判断をすることなく、病院で診断を受けましょう。然るべき診断が下されたら、次の行動を考えた方が良いですが、その前に休職という手段もあります。
仕事量が多いと悩むときは数年後の自分を見据えた行動を取ろう
仕事量が多いのは決して悪いことばかりではありません。今は「きつい」や「つらい」などと思うかもしれませんが、この膨大な仕事量をこなしたという経験が自分のキャパシティを広げたり、成長につながったりすることがあります。
仕事量が多くて悩んでいるときは、数年後の自分を見据えた行動を取るようにしましょう。尊敬する上司や先輩がいれば、その人に自分と同じ状況のときにどのようにして乗り越えていたのかを聞いてみるのもおすすめです。経験を共有してもらうことで、新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。
仕事量が多いと悩むときは、仕事の意味づけはできているのか立ち返ってみましょう。
たしかに仕事量は多いけれど、これを乗り越えると自分はどんなことを身につけられるのか、身につけたものは自分のなりたい姿に近づくものなのか。この点は納得して、仕事に取り組みたいですね。
仕事に悩みを抱える社会人は多い! 関連するQ&Aも参考にしてみよう
この記事を読んでいる人のなかには、「自分以外にも仕事量が多くて悩んでいる人がいるのだろうか」と気になる人もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、PORTキャリアに寄せられた仕事量に関するQ&Aを紹介します。読者の質問に対するキャリアコンサルタントのアドバイスを参考にして、仕事量に関する悩みを解決していきましょう。
仕事量が多い原因を探って最適な対処法で根本的な解決を目指そう
仕事量が多い状況をそのままにするのは、ミスが増えて信頼を失ったり、心身の体調を崩したりするなどのリスクがあります。誰しも一時的に仕事量が多くなることはありますが、仕事量が自分のキャパシティを超えた状態が数カ月も続く状況は避けるべきです。
仕事量をコントロールするには、まずはそのような状況になった原因を探ることが大切です。原因がわかれば、それに応じた最適な対処法を実行することが可能です。問題を根本から解決して、やりがいをもって働ける状態を目指して一歩を踏み出してみましょう。
アドバイザーコメント
小西 一禎
プロフィールを見る仕事量が多いと感じる人は限界を超えて抱えすぎないように注意しよう!
極めて限られた「スーパー・パーソン」を除いて、人間一人ひとりができることには、限界があります。その限界を超えた時、糸が切れたように心身が危険な状態に陥りかねません。
優秀な人に仕事が集中するのは、古今東西、どのような組織・集団においても同じです。そして、優秀だと見られている人ほど、「断ると評価が下がるのではないか」と考え、さらに仕事を引き受け、一人で抱えることになるのです。まさに、無限ループです。
会社にはいろいろな人がいます。仕事ができる人もいれば、その逆もいます。優秀な上司は、そのことを踏まえたうえで、特性を把握しながら仕事を全員に適切に割り振ります。そうではない上司に当たると、上記のようなことが起きかねません。
自分を追い込み過ぎずに仕事量を調節することも大事
仕事量が多いと悩む人は、「自分の代わりはいくらでもいる」とまず認識してみてください。総理大臣ですら、病気や入院という事態を迎えれば、代役が出てくるのです。そう考えると、仕事を断ることも重荷ではなくなるのではないでしょうか。
いざとなれば、我が身を守るのは自分自身です。会社が全力で守ってくれるわけではありませんので、自分を大切にしてくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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ジャーナリスト/キャリアコンサルタント
Kazuyoshi Konishi〇大手メディア政治記者を経て、配偶者の海外転勤に伴いキャリアを一時中断。現在は大学院でキャリア形成を研究する一方、プロの文章力を活かし各メディアで幅広く記事を執筆。
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Atsuko Hirai〇ITメーカーで25年間人材育成に携わり、述べ1,000人と面談を実施。退職後は職業訓練校、就労支援施設などの勤務を経て、現在はフリーで就職・キャリア相談、研修講師などを務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
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