C-GAB・Web-GABは、言語・計数・英語の3科目で構成されるテストです。各科目で幅広いスキルや知識が求められるので、バランスよく対策することが大切です。
この記事では、延べ300名のWebテスト支援の経験がある小寺さんとともにC-GAB・Web-GABの解答のコツを解説します。どのような問題が出るのか知りたい人や、時間配分に不安がある人は、各科目の出題傾向と効率的な解き方を確認してみてください。
記事の後半では、10種類の問題パターンを2問ずつ、計20問の練習問題を用意しています。各科目の制限時間を意識して、本番に向けて問題に取り組んでいきましょう。
問題を解く前に確認! C-GAB・Web-GABの解答のコツ
C-GAB・Web-GABの概要
- 問題パターン:言語(人文系の文章、自然科学系の文章、エッセー風の文章)、計数(かけ算・割り算、足し算・引き算、文字式、読み取り、選択肢に「わからない」がある問題)、英語(人文系の文章、自然科学系の文章)
- 1問あたりの時間:C-GAB言語約23秒、計数25秒、英語約25秒、Web-GAB言語約28秒、計数52秒
- 形式ごとの出題頻度:テストセンター(高)ペーパーテスト(なし)Webテスティング(高)
- C-GAB・Web-GABを解くときのコツをわかりやすく教えてください!
得点につながりやすい問題を見極めて集中的に解くことが必要!
この記事で紹介している練習問題はさまざまな種類の問題がそろっていて、C-GAB・Web-GAB対策にもってこいです。
今回のような練習問題の場合、最初に意識すべきポイントは、全部を解こうとしないこと。頻出で得点しやすい問題から着手し、難易度の高い問題は保留に回す判断が合否を分けます。
根拠・条件・単位に戻れば必ず答えは絞れるので、焦らず型通りに処理していきましょう。
また、復習を想定して時間計測することをおすすめします。どの問題にどの程度時間がかかったかを計測し、対策につなげてください。
C-GAB・Web-GABの練習問題10種類×2問|就活のプロによる解説付き!
ここからは、C-GAB・Web-GABの練習問題を就活のプロによる解説付きで20問紹介します。一通り解くことで試験の全体像や自身の苦手分野を把握できます。
C-GAB・Web-GABに初めて挑戦する人や、全体像を把握したい人は、先に「問題を解く前に確認! C-GABの解答のコツ」で各科目の特性を理解してから練習問題へ進むと効果的です。
問題1(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文章を読み、設問一つひとつについてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
近年、企業の採用活動において「自律型人材」の確保が急務となっている。かつての組織では、上位者の指示を忠実に実行する能力が重視されていた。しかし、市場環境の変化が激しく、正解のない課題に直面することが多い現代では、自ら課題を発見し、主体的に行動できる個人の力が不可欠となっている。
興味深いのは、自律型人材の育成が必ずしも個人の資質のみに依存するわけではないという点だ。たとえば、組織内の情報共有の透明性が高いほど、個々の社員は適切な判断を下しやすくなる。一方で、過度な管理や詳細すぎるマニュアルは、個人の思考を停止させ、自律性を損なう要因となる。したがって、企業は個人の裁量を広げるとともに、失敗を許容する文化を醸成する必要がある。
ただし、自由度の拡大がすべての人にとって良い結果をもたらすとは限らない。明確な指針がない状況では、かえって不安を感じ、パフォーマンスを低下させる社員も存在する。自律を促す取り組みは、個々の習熟度や性格に応じた段階的なアプローチが求められるのだ。
1.現代の市場環境では、指示を忠実に実行する能力よりも、課題を自ら見いだす能力が求められるようになっている。
2.組織の透明性を高めることは、社員が自律的に判断をおこなうための助けとなる。
3.自由な裁量を与えられた社員は、例外なく高いパフォーマンスを発揮することができる。
4.失敗を許容しない組織文化は、社員の自律性を高めるうえで最も効果的である。
選択肢
正解:A
1は、1段落目で指示への忠実さより主体的な課題発見が不可欠であると述べられており正しい。2は、2段落目で情報の透明性が高いほど適切な判断を下しやすくなるとあり正しい。3は、3段落目で自由度の拡大がすべての人に良い結果をもたらすとは限らないと述べられているため間違い。4は、2段落目で失敗を許容する文化の醸成が必要とされており、許容しない文化が効果的という記述は明確に間違いである。
このタイプで一番多いミスは、自分の就活観で読んでしまうことです。
「自律型人材=良い」という前提が強いと、3・4のような極端な記述を「そういう会社もありそう」と感じる危険性があります。
仕事でも「相手が何を言ったか」と「自分はどう思うか」を分けて聞く力が重要です。そのトレーニングだと考え、本文の具体的な一文に根拠があるかどうかを確認しながら解きましょう。
問題2(難易度:★★★★☆)
問題
次の文章を読み、設問一つひとつについてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
都市の機能における「公共性」の概念が、近年再定義を迫られている。従来、公共空間とは、公園や広場のように行政が管理し、誰もが平等に利用できる場所を指していた。しかし、都市の再開発が加速するなかで、民間の商業施設がかつての公共広場の機能を代替するケースが増えている。
このような「私有化された公共空間」は、徹底した管理によって安全で快適な環境を提供する。一方で、そこでは特定の消費行動をともなわない滞在や、異質な他者との予期せぬ遭遇が排除される傾向にある。画一的な快適さを追求するあまり、都市が本来持っていた多様性や包摂性が失われるという指摘は、きわめて重い意味を持つ。
もっとも、公共性の変容をすべて否定的にとらえるべきではない。デジタル技術の活用により、物理的な場所を問わず共通の目的を持つ人々がつなり、新たなコミュニティを形成する動きもある。物理的な空間のあり方が変化するなか、私たちはいかにして「開かれた対話の場」を維持しうるのか。それは、単なる空間設計の問題ではなく、社会のあり方そのものを問うものである。
1.民間の商業施設が公共広場の代わりとなることで、都市の安全性が高まる側面がある。
2.都市における多様性の喪失は、公共空間の管理主体が行政から民間へ移行したことの必然的な結果である。
3.デジタル空間でのつながりは、物理的な空間における対話の欠如を完全に補うものとして期待されている。
4.現代の公共性は、場所の所有権という枠組みを超えて、人々がつながるプロセスそのものに求められつつある。
選択肢
正解:B
1は、2段落目で私有化された空間が安全で快適な環境を提供するとあり正しい。2は、多様性の喪失という指摘があることは記されているが、それが民間移行の「必然的な結果」であるかどうかまでは本文から判断できない。3は、デジタル技術によるコミュニティ形成には言及があるが、対話の欠如を「完全に補う」という主張は本文に存在しない。4は、3段落目の物理的な場所を問わないつながりや社会のあり方を問う記述から正しいと判断できる。
問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文章を読み、後に続く設問の記述について、本文の内容から論理的に考えてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
近代建築の父といわれるル・コルビュジエは、鉄筋コンクリートという新しい素材を駆使し、住居を「住むための機械」と定義した。彼の提唱した「新しい建築の5つの要点」は、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面からなり、それまでの石造建築の制約から建築を解放した。とりわけピロティは、建物を地面から持ち上げることで、都市の地上部に開放的な公共空間を創出することを可能にした。
一方で、1970年代以降のポストモダン建築は、モダニズムの機能主義や合理主義を批判し、装飾の復活や歴史的形態の引用を試みた。チャールズ・ジェンクスは、モダニズムが追求した普遍的な言語に対し、地域性や多義性を重視する二重のコード化を主張した。これにより、建築は単なる効率的な空間から、記号や物語をまとう文化的な存在へと変容を遂げたのである。
現代においては、環境負荷の低減や持続可能性が建築設計の最優先事項となっている。木造高層建築の技術開発や、自然エネルギーを最大限に活用するパッシブデザインの導入が加速している。かつての「機械」としての建築は、今や地球環境という大きなシステムの一部として、生命体のような循環型モデルへと再構築されつつある。
設問:ル・コルビュジエが提唱した5つの要点は、伝統的な石造建築が持っていた構造上の制限を取り払う役割を果たした。
選択肢
正解:A
第1段落において、ル・コルビュジエの提唱した「新しい建築の5つの要点」が、「それまでの石造建築の制約から建築を解放した」と明確に述べられている。設問文にある「構造上の制限を取り払う役割を果たした」という表現は、本文の「制約から解放した」という記述と論理的に合致する。したがって、設問文の内容は明らかに正しいといえる。
問題4(難易度:★★★★☆)
問題
次の文章を読み、後に続く設問の記述について、本文の内容から論理的に考えてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
量子コンピュータの実現は、現代の情報処理技術における最も大きな転換点の一つと目されている。従来のコンピュータが「0」か「1」のいずれかの状態を持つビットを基本単位とするのに対し、量子コンピュータは量子力学的な重ね合わせを利用した「量子ビット」を用いる。これにより、膨大な組み合わせの中から最適な解を導き出す計算において、従来のスーパーコンピュータをはるかに凌駕する速度を実現しうるのである。
しかし、量子情報の維持はきわめて困難であり、外部環境からのノイズによって量子状態が壊れる「デコヒーレンス」の克服が最大の課題となっている。現在、超電導回路やイオントラップなど、さまざまな方式による研究が進められているが、誤り訂正技術の確立を含め、実用化にはまだ時間がかかるといわれている。特に、数千から数万の量子ビットを安定して制御する技術は、いまだ開発の途上にある。
量子コンピュータが普及すれば、新薬の開発における分子シミュレーションや、複雑な物流網の最適化、高度な暗号解読など、社会のあり方を根本から変える可能性がある。一方で、既存の公開鍵暗号方式が短時間で解読されるリスクも指摘されており、量子耐性暗号の研究も並行しておこなわれている。技術の進歩は、利便性だけでなく、新たなセキュリティ上の脅威をもたらす側面を持っている。
設問:デコヒーレンスを克服し、数千の量子ビットを安定して制御する技術が確立されたため、現在は誤り訂正技術の研究に焦点が移っている。
選択肢
正解:B
第2段落において、デコヒーレンスの克服は「最大の課題」であり、数千から数万の量子ビットを安定して制御する技術も「いまだ開発の途上にある」と述べられている。設問文のように、これらの技術がすでに「確立された」とする記述は、本文の内容と明らかに矛盾している。また、誤り訂正技術についても、確立を含めて実用化には時間がかかるとされており、前提条件が誤っているため、設問文は明らかに間違いである。
専門用語が多いため、「よくわからない=C」と決めつけてしまう人が非常に多い問題です。
実務でも、自分の専門外の資料を読む場面は頻繁にありますが、そのとき求められる大事な力は「全部理解すること」ではなく「要点は何か押さえること」を見極める読解力です。
未知のテーマでCに逃げないことが、点数差に直結します。ただし制限時間は決まっているので、まずは設問文をしっかりと読み、記憶したうえで本文を読み進めましょう!
問題5(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文章を読み、後に続く設問の記述について、本文の内容から論理的に考えてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
近代における都市開発の歴史を振り返ると、効率性と利便性の追求が、人々の生活様式に劇的な変化をもたらしたことがわかる。かつての集落では、住居と職場が近接し、歩いて移動できる範囲で生活のすべてが完結していた。しかし、産業革命以降、工場やオフィスなどの就業場所が特定の区域に集中し、住居が郊外へと広がる「職住分離」が進んだ。これにともない、鉄道や自動車といった交通インフラの整備が不可欠となったのである。
一方で、急速な都市化は、地域コミュニティーの希薄化という課題を生じさせた。個々のプライバシーは確保されるようになったものの、かつてのような相互扶助の仕組みは失われつつある。最近では、この問題を解決するために、共有スペースを重視した集合住宅や、徒歩圏内に多様な機能を再集結させる「コンパクトシティ」の構想が注目されている。これは、近代化が進めた拡散型の都市構造に対する、一つの再考の形といえる。
1.産業革命以前の集落においては、人々の生活範囲はおもに徒歩圏内に限定されていた。
2.職住分離が進んだ結果、鉄道や自動車などの交通手段は、人々の生活にとって不要なものとなった。
3.プライバシーの確保よりも相互扶助を優先する人々が、現在のコンパクトシティのおもな居住者である。
選択肢
正解:C
1.第1段落に、かつての集落では歩いて移動できる範囲で生活が完結していたという記述があるため、正しい。
2.本文では職住分離にともない、交通インフラの整備が不可欠となったと述べられており、不要になったという記述は間違いである。
3.本文ではコンパクトシティの構想が注目されていることは述べられているが、その居住者がどのような優先順位を持つ人々であるかについては言及がなく、判断できない。
問題6(難易度:★★★★☆)
問題
次の文章を読み、後に続く設問の記述について、本文の内容から論理的に考えてA・B・Cのいずれに当てはまるか答えなさい。A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
生物多様性の保全は、現代社会が直面する最も重要な課題の一つである。特定の生態系において、ある一種の絶滅が引き金となり、連鎖的にほかの種も絶滅に追い込まれる現象は「二次絶滅」とよばれる。たとえば、ある植物が絶滅すると、その植物を唯一の餌としていた昆虫も生存できなくなり、さらにその昆虫を捕食していた鳥類までもが影響を受けることになる。このように、種同士の複雑な相互作用によって、生態系の安定性は保たれている。
興味深いのは、単に種の数を維持するだけでなく、その種がもつ「機能的役割」に注目することの重要性が指摘されている。たとえ種の数が多くても、特定の役割を担う種が欠落していれば、その生態系は外部からの撹乱に対して脆弱になる可能性がある。したがって、保護区の設定においては、希少な種を個別に守るだけでなく、生態系全体のネットワークを維持するための包括的な視点が求められているのである
1.二次絶滅とは、一つの種の絶滅がほかの種の絶滅を連鎖的に引き起こす現象を指す。
2.生態系の安定性を守るためには、種の数さえ維持されていれば、それぞれの種が果たす役割を考慮する必要はない。
3.希少な種を個別に保護することだけが、現代の生態系保全における唯一の正解である。
選択肢
正解:B
1.第1段落において、二次絶滅の定義がそのように説明されているため、明らかに正しい。
2.第2段落で、種の数だけでなく機能的役割に注目することが重要であると述べられており、考慮する必要がないという記述は間違いである。
3.本文の最後で、希少な種を個別に守るだけでなく、全体的なネットワークを維持する包括的な視点が求められていると述べられている。個別保護だけを唯一の正解とする記述は間違いである。
この問題では、「定義」「否定されている考え」「筆者の主張」を切り分けられるかが勝負です。
設問の2や3のように本文では明確に否定している考えが、あえて選択肢として混ぜ込まれています。
たとえば、今回のように「種数さえ維持されていれば良い」や「唯一の正解」という表現を見たとき、まず「本文でそんな話し方をしていたか?」と疑ってみてください。
極端な言い方は、誤りのサインになりやすいです。
問題7(難易度:★★★☆☆)

問題
図表を見て次の問いに答えなさい。
米国において、週4日以上の頻度でテレワークを実施している人の割合は、日本において週1日以上の頻度(「週4日以上」「週2〜3日」「週1日」の合計)でテレワークを実施している人の合計の約何倍か。最も近いものを一つ選びなさい。
選択肢
正解:B
まず、日本の週1日以上の合計を求める。4.2+6.8+5.5=16.5%となる。次に、米国の「週4日以上」の割合である18.5%を、日本の合計で割る。18.5÷16.5=1.121……となる。小数点以下第2位を四捨五入すると1.1となるため、正解はBである。
問題8(難易度:★★★★☆)

問題
各年代における職種別の人数構成比が、いずれの年代も「営業職:技術職:事務職=5:3:2」であるとする。このとき、30代の従業員全体の一人あたりの平均研修費は、20代の従業員全体の一人あたりの平均研修費の約何倍か。最も近いものを一つ選びなさい。
選択肢
正解:B
この問題は、各職種の人数が不明でも「比率」がわかれば、その比率を実際の人数と仮定して計算することで全体の平均値を求めることができる。
1. 20代の平均研修費を求める
20代の従業員が「営業5人、技術3人、事務2人(計10人)」いると仮定して、全員の研修費の合計を出し、10で割る。
営業:120×5=600
技術:185×3=555
事務:85×2=170
合計:600+555+170=1,325
1人あたりの平均:1,325÷10=132.5千円
2. 30代の平均研修費を求める
同様に、30代が計10人いると仮定して計算する。
営業:155×5=775
技術:210×3=630
事務:95×2=190
合計:775+630+190=1,595
1人あたりの平均:1,595÷10=159.5千円
3. 倍率を算出する
30代の平均額を20代の平均額で割る。
159.5÷132.5=1.2037……
最も近い値を選択肢から選ぶと、1.20倍となる。
問題9(難易度:★★★☆☆)

問題
図表を見て、次の問いに答えなさい。
2022年の付加価値額において、コーヒー・茶系飲料と炭酸飲料の差額は、何億円か。最も近いものを一つ選びなさい。
選択肢
正解:B
コーヒー・茶系飲料と炭酸飲料の付加価値額の差を求める。
420,800(百万円)-285,400(百万円)=135,400(百万円)。
単位を百万円から億円に直すと、135,400÷100=1,354(億円)となる。
よって、選択肢Bが正解。桁の読み替えに注意が必要。
図表問題の最大の落とし穴は計算ではなく単位です。百万円と億円を行き来する場面で、0の数がずれて選択肢を間違えてしまう可能性があります。
対策として、計算前に単位を1つに統一して枠で囲うことがおすすめです。たとえば、最初から百万円で差を出し最後に単位を「億円」にします。
問題10(難易度:★★★★☆)

問題
図表を見て、次の問いに答えなさい。
2023年の生産金額において、マシニングセンタと特殊加工機の合計額は、研削盤の生産金額のおよそ何倍か。最も近いものを一つ選びなさい。
選択肢
正解:D
マシニングセンタ(412,800)と特殊加工機(156,200)の生産金額を合計すると、569,000(百万円)となる。
この合計額が研削盤の生産金額(98,400)の何倍かを求めるため、割り算をおこなう。
すると、569,000÷98,400=5.782……となる。
小数点以下第2位を四捨五入して、およそ5.8倍となるDが正解である。
問題11(難易度:★★★☆☆)

問題
表を見て、あとの問いに答えなさい。
2020年におけるA国の発電量全体をPとおくとき、原子力と水力を合わせた発電量はどのように表されるか。
選択肢
正解:B
原子力と水力の構成比を合計すると、15+12=27%となる。発電量全体をP、求める発電量をQとおくと、100:27=P:Qという比の式が成り立つ。これを解くと、100×Q=27×Pとなり、Q=27P/100となる。27/100は約分できないため、27P/100(B)が正解となる。
問題12(難易度:★★★★☆)

問題
表を見て、あとの問いに答えなさい。
2023年度におけるB社の売上高合計をSとおくとき、通信機器と「その他」を合わせた売上高はどのように表されるか。
選択肢
正解:B
通信機器と「その他」の構成比を合計すると、35+5=40%となる。売上高合計をS、求める売上高をTとおくと、100:40=S:Tという比の式が成り立つ。100×T=40×Sとなるため、T=40S/100となる。この分数を約分すると、T=4S/10=2S/5となる。したがって、正解はBである。単純な合計だけでなく、分数の約分を正確におこなう必要がある。
問題13(難易度:★★☆☆☆)

問題
表を見て、問いに対する最も適切なものを一つ選びなさい。
4つの工場のうち、7月から9月にかけて毎月生産個数が伸びている工場を一つ選びなさい。
選択肢
正解:B
各工場の数値を時系列で確認する。第1工場は8月から9月にかけて減少している。第2工場は1,800から1,920、さらに2,100へと継続して増加しているため、条件に合致する。第3工場は7月から8月にかけて減少しており、第4工場は7月から8月が同数であって「伸びている」とはいえない。したがって、正解は第2工場となる。
問題14(難易度:★★★☆☆)

問題
表を見て、問いに対する最も適切なものを一つ選びなさい。
5つのエリアのうち、第1四半期から第3四半期にかけて各期ごとに新規契約件数が伸びているエリアを一つ選びなさい。
選択肢
正解:A
第1四半期から第3四半期までの推移を比較する。エリアAは412から435、458と一貫して増えている。エリアBは第2四半期に減少しており、エリアCは第3四半期に減少している。エリアDは第2から第3にかけて横ばいであり、エリアEはすべて同数である。「伸びている」は数値が超過していることを指すため、これらはいずれも除外される。よって、エリアAが正解である。
問題15(難易度:★★☆☆☆)

問題
表を見て、問いに答えなさい。
2021年の国内のみかんの収穫量は何トンか。
選択肢
正解:E
表に記載されているのは2018年から2020年までの数値のみである。2021年の収穫量に関する具体的な情報や、数値を導き出すための増加率といった規則性は示されていない。したがって、提示された資料のみにもとづいて答えを求めることは不可能であるため、正解はEとなる。
この問題を間違えた人は、ひっかけ問題と感じるかもしれません。 「伸びているから来年も増えるはず」と予測で解答してしまうのが典型的な失点パターンです。
C-GABでは、根拠がない推測がある場合、E(表からはわからない)を選べる冷静さがあるかを評価しています。
問われた年が表にあるか、前年差一定や増加率一定などの増減ルールが明示されているかを確認しましょう。
問題16(難易度:★★★☆☆)

問題
表を見て、問いに答えなさい。
B社における2024年度の技術職の中途採用者数は何人か。
選択肢
正解:E
与えられた表には2021年度から2023年度までの実績値が記載されているが、2024年度の数値については言及がない。2021年度から2023年度にかけて技術職の採用数は増加傾向にあるものの、2024年度も同様のペースで増えるという保証や根拠は本文および表には存在しない。したがって、正解はEとなる。
問題17(難易度:★★★☆☆)
問題
Read the text and choose the best answer for each of the questions that follow.
A. The statement is patently TRUE or follows logically, given the information or opinions contained in the passage.
B. The statement is patently UNTRUE or the opposite follows logically, given the information or opinions contained in the passage.
C. You CANNOT SAY whether the statement is true or untrue, or follows logically, without further information.
In the mid 19th century, a British botanist named Robert Fortune was sent to China by the Royal Horticultural Society. At that time, China held a monopoly on tea production, and the British East India Company wanted to establish its own tea plantations in India. Fortune disguised himself as a Chinese merchant to enter forbidden regions. He successfully collected thousands of tea seeds and saplings, along with the secrets of tea processing. These were transported to the Himalayan foothills in India, where the tea industry subsequently flourished. This event is often described as one of the greatest acts of industrial espionage in history.
1.Robert Fortune traveled to China to sell British horticultural products.
2.The British East India Company intended to start tea cultivation in India.
3.Fortune used his real identity while traveling through the forbidden regions of China.
選択肢
正解:B
1は「フォーチュンは英国の園芸製品を売るために中国へ行った」という内容だが、本文では茶の種子などの収集が目的であり、製品の販売については述べていないため誤りである。2は「東インド会社はインドでの茶の栽培開始を意図していた」という内容で、本文の記述と合致するため正しい。3は「中国の禁じられた地域を本名で旅した」という内容だが、本文には商人に変装したとあるため、反対の内容であり誤りである。したがって、正解はBとなる。
この問題は、「何が書かれていないか」を見抜く練習に最適です。
1のように、目的を勝手に補っている文はCにしがちですが、本文に根拠があるかどうかをしっかりと確認しましょう。
Cは「わからないから逃げる」ではなく、「本文に情報がないから判断しない」という意識的に選ぶ選択肢だととらえてください。
問題18(難易度:★★★★☆)
問題
Read the text and choose the best answer for each of the questions that follow.
A. The statement is patently TRUE or follows logically, given the information or opinions contained in the passage.
B. The statement is patently UNTRUE or the opposite follows logically, given the information or opinions contained in the passage.
C. You CANNOT SAY whether the statement is true or untrue, or follows logically, without further information.
The development of the modern skyscraper was made possible by two key technological innovations in the mid-19th century. The first was the refinement of the Bessemer process, which allowed for the mass production of steel. Steel beams were much stronger and lighter than the masonry used in traditional buildings, enabling structures to reach unprecedented heights. The second innovation was the safety elevator, demonstrated by Elisha Otis in 1854. Before this, buildings were rarely taller than six stories because people were unwilling to climb so many stairs. While many architects contributed to the vertical growth of cities, the integration of steel frames and reliable elevators fundamentally transformed urban landscapes worldwide.
1.The Bessemer process was the only factor that enabled the construction of skyscrapers.
2.Buildings exceeding six stories became more practical due to the invention of the safety elevator.
3.Elisha Otis was an architect who designed the world’s first steel-framed skyscraper.
選択肢
正解:C
1は「ベッセマー法が、高層ビル建設を可能にした唯一の要因であった」という内容だが、本文ではエレベーターとの2つの技術革新が挙げられているため、唯一とする記述は誤りである。2は「安全エレベーターの発明によって6階を超える建物がより実用的になった」という内容で、階段の負担という課題を解決した本文の論理と一致する。3は「オーティスは世界初の鉄骨造高層ビルを設計した建築家である」という内容だが、本文ではエレベーターの実演者としてのみ記載されており、ビルを設計した建築家とは書いていないので誤りである。したがって、正解はCとなる。
英語長文でよくあるミスは、only, all, firstなどの言いすぎ表現に気付かないことです。
たとえば、1のような「唯一の要因だった」という主張は、本文で複数の言及がないかを確認する必要があります。
問題を解く際には、自分の常識ではなく英文中の単語レベルで矛盾や言い換え、盛りすぎ表現がないかをチェックする癖を付けてください。
問題19(難易度:★★★☆☆)
問題
次の文章を読み、後に続く質問の各々について、本文の内容から論理的に導き出せるものを一つ選びなさい。
It is often said that the ocean is the cradle of all life on Earth. Approximately 70% of the Earth’s surface is covered by water, and the vast majority of that is in the oceans. Marine ecosystems are incredibly diverse, ranging from shallow coral reefs to the mysterious depths of the abyss. Phytoplankton, tiny organisms that live near the surface, are the primary producers in the ocean. Through photosynthesis, they produce a significant portion of the world’s oxygen. These organisms are then eaten by small fish and zooplankton, which are in turn consumed by larger predators like tuna or sharks. This complex web of feeding relationships is vital for maintaining the health of our planet. However, human activities such as overfishing and pollution are putting these ecosystems at risk. If one part of the marine food web is severely damaged, it can lead to a collapse that affects even terrestrial life. Protecting our oceans is not just about saving marine animals; it is about ensuring the survival of all living things.
1. Marine ecosystems have no impact on the survival of land-dwelling creatures.
2. Phytoplankton are responsible for producing a large amount of the Earth’s oxygen.
3. Sharks are considered primary producers in the marine food web.
選択肢
正解:A
1.設問文は「海洋生態系は陸上生物の生存に影響を及ぼさない」という内容である。しかし本文には、海洋食物網の崩壊は地上生物にも影響を及ぼしうるとあるため、設問の内容は誤りである。
2.設問文は「植物プランクトンは地球の酸素の多くを生産している」という内容である。本文で、それらが光合成を通じて世界の酸素の重要な部分を作っていると述べられているため、正しい。
3.設問文は「サメは海洋食物網における一次生産者と見なされる」という内容である。本文において、一次生産者は植物プランクトンであり、サメは小型の魚や動物プランクトンを食べる消費者として記述されているため、誤りである。
問題20(難易度:★★★★☆)
問題
次の文章を読み、後に続く質問の各々について、本文の内容から論理的に導き出せるものを一つ選びなさい。
Technological innovation has always been a double-edged sword for society. While it creates new industries and improves the quality of life, it also renders certain skills and jobs obsolete. The current rise of artificial intelligence(AI)is a prime example of this phenomenon. AI has the potential to automate repetitive tasks, allowing humans to focus on more creative and strategic endeavors. In fields such as medicine, AI can analyze vast amounts of data to assist doctors in making more accurate diagnoses. Nevertheless, there are growing concerns about the ethical implications of AI, particularly regarding privacy and algorithmic bias. If developers do not address these issues, the technology could inadvertently reinforce existing social inequalities. Furthermore, the rapid pace of AI development means that the workforce must constantly adapt and learn new skills. Education systems need to be restructured to prepare the next generation for a world where AI is ubiquitous. Ultimately, the successful integration of AI into society depends on how well we can balance innovation with ethical responsibility.
1. The primary goal of AI in medicine is to replace human doctors entirely.
2. AI development could potentially worsen social disparities if ethical issues are ignored.
3. All current educational systems have already been fully restructured for the AI era.
選択肢
正解:A
1.設問文は「医療におけるAIのおもな目的は、人間の医師を完全に入れ替えることである」という内容である。本文では医師の診断を「支援する」ためのものとして述べられており、完全な代替が目的とは書かれていないため、誤りである。
2.設問文は「倫理的問題が無視されれば、AI開発は社会的不平差を悪化させる可能性がある」という内容である。本文の、開発者が問題に対処しなければ既存の不平等を強化しうるという記述と合致するため、正しい。
3.設問文は「すべての現在の教育システムは、AI時代に向けてすでに完全に再編されている」という内容である。本文では、次世代のために再編される「必要がある」と主張されている段階であり、完了したという事実はないため、誤りである。
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執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





アドバイザーのリアル・アドバイス!C-GABは2つのポイントを押さえることで攻略できる
国家資格キャリアコンサルタント
小寺 一綺
プロフィールを見るC-GABを攻略するコツは、①頻出を落とさないことと、②捨て問基準を先に作ることです。
言語は内容一致・要旨把握(人文=定義と対比、自然科学=因果と条件、エッセー=筆者の主張と評価語)、計数は四則+読み取り、英語は内容一致(指示語・因果・対比)が頻出となります。
言語・英語なら設問文を先に読んで該当箇所を確認し、その後にどれが正しい選択肢かを照合しましょう。根拠の一文を見つけることがポイントです。
計数なら何を求めるか明確化し、使う数字を問題文や図表から抜き取るようにしましょう。計算では、式をなるべく簡単にできないか意識し、複雑なら後回しするのも手です。
よくある失敗例は、精読し過ぎて時間切れになったり、常識で選ぶあまり根拠がない解答をしたりすることです。また、読み取りで単位・割合・軸を取り違えたり、「わからない」を使わず粘って失点したりすることも挙げられます。
上限時間や解くルールを設けることで点数アップが狙える
対策として、1問あたりの上限時間を設定し超えたら保留することや、根拠の文を見つけてから答えを選択すること、「何の割合か」や「母数は何か」を確認することを徹底しましょう。
「わからない」の選択肢は、期待値が低いときの正解とし、迷いの時間をできるだけ減らして次の問題に移りましょう。
また復習では、各設問に費やした時間を短くすることと、正答率を高めることの両方を目指しましょう。計測した時間を記録して復習することで、モチベーションアップにもつながります。