Q
大学4年生
男性
就活で親からのプレッシャーや干渉がうざいです。
就活で親がとにかくうざいです。毎日のように就活の予定や、どこの企業を受けているのか事細かに聞いてきます。
中小企業を中心に受けていると伝えれば「大手企業に入れ」「公務員になれ」としつこく言ってくるし、面接を受け続けていると伝えれば「内定はまだか」と聞かれます。すごくプレッシャーを感じますし、正直うざいと感じてストレスが溜まっています。
親が心配してくれることはありがたいと思っています。しかし、親の時代の就活の常識を押し付けられたり、自分の志望業界を頭ごなしに否定されたりすると、冷静な話し合いができず、無視したくなります。
実際に働くのは親ではなく私なので、口出ししてほしくありません。
過干渉の親とはどのように付き合っていけば良いのでしょうか? 適切なコミュニケーションの取り方や距離感についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分の軸を持つ君は素晴らしい! 現代の就活を伝えよう
大変な状況なのに、自分の軸をしっかり持っているのは素晴らしいことです。就活は自分自身のことなので、親御さんの意見に流されずに進める人が将来的な幸福度も高くなります。
一度、自分のやりたいことや、「昔は入社すれば会社がキャリアの面倒を見てくれたが、今はキャリアの主体は組織から個人に移った」といった時代背景の変化を真剣に話してみることをおすすめします。
最新の就活事情が書かれた本を親御さんの目に付く場所に置いておくなどもアリです。
親御さんも心配して言っていると思うので、フラットに対話して自分の思いを伝える機会が持てると良いですね。
「自己決定」が幸福度を上げるカギ!
もし自分の思いを伝えてもなかなか理解してくれない場合は、客観的なデータで説得するのも一つの手です。
たとえば、大阪大学の研究で、幸福度が上がる要因の3位が「自己決定」であったというデータがあります。なお、1位は「健康」、2位は「人間関係」、「学歴」と「給料」は4位、5位でした。
こうしたデータをもとに、「親の言うとおりにして就職しても、自分で決定していないと将来の幸福度が下がってしまう」と伝えてみてはいかがでしょうか。
「時代の違い」を理解することから始めよう
これは本当によくある悩みです。
これまでサポートしてきた学生さんのなかにも「親がうるさい」「就活の話ばかりしてくる」といった声はたくさんありました。それがストレスとなって就活鬱のようになってしまう学生も。
そんななかでも「心配してくれることはありがたい」と感じられる質問者さん、とても優しいと思います。
ただ、今の親世代と今の就活事情はかなり違います。
親御さんの世代は「一社に長く勤めるのが当たり前」「大手や公務員が安定」という価値観が強かった時代。転職をする人も少なく、SNSもなかったため情報が限られているまま、今もブラッシュアップされていないのが理由だと思います。
今は働き方の多様化が進み、大手企業に入ることだけがゴールではありません。中小企業でも成長できる環境はたくさんありますし、キャリアを柔軟に築ける時代になっています。
そういった時代背景を冷静に説明してみるのも一つの方法です。主観ではなく、データや記事を見せながら話すと伝わりやすいですよ。
意見が合わないときは「参考程度に」聞いて自分の軸を守ろう
ただ、それでも理解してもらえないケースも正直多いです。その場合は、必要以上に反応せず、聞き流すくらいでちょうど良いと思います。
親御さんは「まだまだ子どもだから、サポートしてあげなくちゃ」と思って心配しているだけ。だからこそ、口を出したくなるんです。
けれど就職するのも、働くのも、あなた自身です。「親の意見は参考程度に」くらいの距離感で、自分の軸を大切にしていきましょう。
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