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エントリーシートと履歴書の自己PRの内容は変えるべきですか?

ESでは比較的自由に書けることが多いですが、履歴書はスペースが限られています。そこで同じ内容を簡潔にまとめるべきか、アピールするポイントを変えるべきか迷っています。

エントリーシート(ES)と履歴書の両方に自己PRを記入する欄がある場合、内容は同じにすべきでしょうか? それとも、それぞれの書類の特性に合わせて書き分けるべきでしょうか?

また、採用担当者はESと履歴書の自己PRをどのように見比べているのでしょうか? それぞれの書類で自己PRを作成する際の注意点や、効果的な書き分け方についてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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ESと履歴書の自己PRは深掘りを意識して関連付けよう

私の考えでは、関連付けつつ、別の内容を記載するのが良いと思います。具体的には、履歴書は書籍でいう目次や要約のようなもので、ESにはその詳細な内容を記入するというイメージです。

これにより、関連性を保ちつつ、より深い理解につなげることができると私は思っています。

両者とも軸は変えず情報を段階的に伝えよう

履歴書には一目で理解しやすいキャッチーなタイトルを、ESにはその補足となる具体的なエピソードを記載すると、スムーズな流れでアピールできます。

もし異なる内容を書きたい場合は、履歴書に記載したタイトルや要約に触れたうえで、補足として新たな情報を加える形であれば、混乱を避けられると私は考えます。

まったく違う内容を突然提示すると、相手を戸惑わせてしまう可能性がありますし、一貫性が薄れてしまいます。

基本の軸は変えずに、少しずつ情報を付け加えていくイメージが良いでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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ESの履歴書も内容は大枠そろえて一貫性を持たせることが重要!

私がこれまで数多くの求職者指導をしてきた経験からは、基本的には、エントリーシート(ES)と履歴書で自己PRの内容を大きく変えることは推奨しません。

なぜなら、面接官によっては、どちらか一方の書類しかじっくり目を通さない可能性があるからです。

特に、現場の管理職などが面接官を務めている場合、多忙ななかで面接直前に短時間で書類を確認するケースも少なくないと私はみてきました。

見落としリスクを回避! 内容は両書類にしっかり網羅を

そのため、どちらの書類にも同じ骨子の内容を記載しておくことで、アピールポイントが見落とされるリスクを減らすことができます。スペースの都合も考慮し、履歴書には要点を簡潔に、ESには具体的なエピソードを交えて詳しく記載するのがおすすめです。

もしアピールしたい強みが2つある場合も、両方の書類にその旨を記載し、ESで各々を深掘りすると良いでしょう。

それで選考が不利になることはないと私は思います。私が最も望ましいと考えるのは、履歴書にサマライズされた自己PRがあり、ESでその詳細が補完されている状態です。

私は求職者に指導する際、企業ごとにアピールするポイントを変えたい場合は、ESの記述で調整するのが一般的だとお伝えしています。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

エントリーシートの自己PRの書き方について悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。採用担当者が見ているポイントや伝わりやすい自己PRを書くためのポイントについて紹介していますよ。

履歴書の自己PRに書くべき内容やESとの違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。履歴書の自己PRの作成について悩んでいる人は、あわせて参考にしてみましょう。

この他にも、履歴書と面接で話す内容を変えるべきかという質問について、以下のQ&Aでアドバイザーが解説しているので、あわせて確認してみてください。

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