この記事のまとめ
- ESの証明写真は早めに撮る場所を決めよう
- 好印象なESの写真を撮る前に重要な4つのポイントを押さえよう
- ESに写真を添付する際に気を付けるべきことを解説
エントリーシート(ES)を提出するにあたって、顔写真は必ず必要になるもの。しかし、「ESの写真をどこで撮れば良いかわからない……」「どんなことに気を付けて写真を撮れば良いのだろう……」と悩む人も多いのではないでしょうか。
ESの写真は、第一印象に影響するため非常に重要です。採用担当者が書類を見たときに、「この学生と会ってみたい」と思うようなイキイキとした表情の写真を撮っておきたいですよね。そのため、事前にしっかりと撮影の準備をしておきましょう。
この記事では、ES用の写真の撮り方を、キャリアアドバイザーの谷所さん、若林さん、平井さん、マナー講師の樋口さんのアドバイスを交えつつ解説します。これからES用の写真を用意しようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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マナーを守って撮影してESで好印象を残そう
ESを作成するにあたって自分の写真が必要になります。好印象が狙えるような写真を用意するためにも、マナーを守って撮影に臨みましょう。
この記事では、始めに、ESの証明写真を撮る方法を解説します。これらを押さえれば、好印象につながる写真を撮影することができます。
次に、撮影前に確認しておきたいポイントを解説します。事前に確認事項をチェックしておくことで、撮影当日を慌てずに迎えることができます。さらに、ESに写真を添付する方法も解説するので、ESを提出する際にぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも何のため? ESの写真の目的
ESの写真の目的
- 本人確認
- 第一印象の確認
ESの写真は、書類選考時の印象を大きく左右する重要な役割を担っています。
始めに、ESにおける写真の目的を解説します。企業側の視点がわかれば、写真を撮影するときに何を意識すべきかが明確になりますよ。
本人確認
ESの写真は、面接時の本人確認の役割を果たします。そのため、面接時と同じ服装や髪型で撮影することが重要です。
また、髪の毛で顔が隠れていたり、実際の髪型と大きく異なってしまうと、本人かどうかの確認が難しくなってしまい、採用担当者を困らせてしまうので注意してください。
第一印象の確認
たとえば、営業職のような顧客を相手にする仕事の場合、第一印象は非常に重要になります。明るい第一印象を持つ人は、「この人の話を聞いてみたいな」と思わせることができるので、商談の際に交渉をスムーズに進められる傾向にあります。
また、第一印象の良い人は、あらゆる環境で人と上手くコミュニケーションを取れる傾向にあります。
そのため、企業側は「第一印象が良いか」をESの証明写真から確認しようとするのです。
「第一印象が良い」と思う証明写真は、まずは清潔感があること、就活にふさわしい服装をしていることが最低限のマナーです。前髪が長すぎると暗い印象になるので気を付けてくださいね。
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ESでの第一印象をアップさせるためにも写真を撮影する前に入念に準備しよう
いくらESの文章をしっかりと考えても、顔写真の印象が暗かったり、乱れていたりすると、印象が下がってしまう可能性があります。
前の章でも述べたように、ESの写真は第一印象に大きく影響します。そのため、あなたの第一印象をアップさせるためにも、ES用の写真はギリギリで用意するのではなく、前もって入念に準備するようにしましょう。
アドバイザーコメント
平井 厚子
プロフィールを見るカメラの向こうに面接官がいることをイメージして写真を撮ろう
写真の印象と面接で実際に会ったときの印象が、あまり違わないように注意しましょう。
服装は面接と同じスーツを着用します。面接でメガネをかける人は、写真もメガネをつけて撮る方が良いですね。
写真を撮るときは、カメラの向こうに面接官がいると思ってください。レンズの向こうの面接官にどんな表情を見せますか。しかめ面や目を合わせないなどの表情で、面接に臨む人はいませんね。写真撮影も同じです。
髪の毛は乱れてないか、顔や身体は真っすぐか、顎が上がっていないか、上目遣いになってないか、など、印象を決めるために気を付けることはたくさんあります。「こうすれば良いだろう」と自分で思っても、相手からどう見えているか、自分ではわかりませんね。
プロのカメラマンの目が入る写真スタジオでの撮影がおすすめ
証明写真撮影機や自撮りをおすすめしない理由もここにあります。写真スタジオではカメラの向こうにカメラマンがいます。面接官が見るのと同じ目線で顔の角度や表情、姿勢を見てチェックしながら撮影してくれます。
撮影時に他人の目、それもプロのカメラマンの目が入るだけで、写真の仕上がりに大きな影響が出ますよ。ぜひカメラマンに撮ってもらってください。
ESに添付する写真の種類
ESに添付する写真の種類
- 証明写真
- PR用の写真
ESに添付する写真は、証明写真とPR用の写真の2種類があります。
証明写真は、あらゆる企業のESで提出を求められるので、事前に準備する必要があります。また、PR用の写真は、企業によっては提出する必要があるので注意してください。
証明写真
証明写真は、写真館や駅などの近くにある証明写真撮影機で撮影できます。サイズは、縦4cm×横3cmの証明写真用を選びましょう。
証明写真は本人確認の役割が大きいですが、第一印象もチェックされていることを忘れてはいけません。どの応募者も同じ形式で撮影するため、身だしなみ、表情などに細心の注意を払いましょう。
証明写真は、基本的に写真館や証明写真撮影機で撮影することができます。
どんなに髪型や服装などの身だしなみを整えていても、写真自体が暗いと、全体的にどんよりとした雰囲気になってしまいます。
個人的には、就活用の撮影プランがあるフォトスタジオなら、明るめで柔らかい表情の写真をピックアップしてくれるのでおすすめです。
PR用の写真
証明写真は基本的にスーツを着て、胸よりも上部分しか映らず、表情も少し微笑む程度で、どの応募者も同じ形式で撮影します。
企業によっては、「証明写真ではわからない普段の姿が知りたい」という意図で、PR用の写真の提出を求める企業があります。PR用の写真は、普段のあなたの魅力が伝わる写真を選ぶことが大切です。
PR用の写真の例
- 部活の試合で活躍しているときの写真
- 大学の仲間と海外旅行先で撮った写真
- 趣味のサーフィンをしているときの写真
PR用の写真を選ぶコツは後述しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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早めに場所を決めよう! ESの証明写真を撮る方法
ESの証明写真を撮る方法
- 写真館で撮る
- 証明写真撮影機で撮る
証明写真は、あらゆる企業のESで必須です。そのため、ESを提出する前にあらかじめ証明写真を撮影しておく必要があります。
ここでは、ESの証明写真を撮る方法を解説します。就活が本格化すると、説明会やESの提出で忙しくなってしまうので、ここで解説する内容を参考に、早めにどこで撮影するかを決めましょう。
①写真館で撮る
写真館では、プロのカメラマンが証明写真を撮影してくれます。あなたの魅力を引き出すために表情の指導をおこなったり、肌荒れやクマなどの肌補正もおこなってくれます。
また、一般的に証明写真機では1回で6〜8枚しか撮影できないのに対して、写真館で撮影すれば20〜30枚などまとまった数の証明写真を購入できるのも大きなメリットです。写真が足りなくなった際は、焼き増しできる点も便利です。
また、写真館では撮影した証明写真のデータをもらうことができるので、WEBのESを提出する際にも対応できます。
②証明写真撮影機で撮る
証明写真撮影機でもESの写真を撮ることができます。証明写真撮影機は駅やコンビニなどにあり、事前に予約する必要もないので、忙しい人や急に証明写真が必要になった人におすすめです。
また、1回当たり1000円前後しかかからないので、写真館よりも手頃な価格で撮影することができます。お金を追加で払う必要がありますが、美肌モードなどの機能もあり、写真の顔色を明るく補正することも可能です。
- 実際、証明写真撮影機で撮るのは印象が悪いですか?
ピントが合っていて雰囲気がわかれば問題ない
たとえば、カメラ業界や広告・出版社などの仕事に写真が深くかかわっている会社なら、写真を見たときに「これは撮影機で撮ったな」と気づきます。
しかし、撮影機の性能も高くなっているので、それ以外の業種では気づかれないことがほとんどです。
実際にESを見る機会のある経営者の友人に聞いてみたところ、「正直ESの写真はピントが合っていて、雰囲気がわかるものならそのほかは特に気にしない」と言っていました。
一意見なので、鵜吞みにするわけにはいかないですが、どこで撮影しようが印象が左右されることはないと思います。
ただし、撮影したものの全体的に暗かったり、表情が硬かったりすることもあるので、納得がいかない場合は撮影をやり直すことをおすすめします。
ESに使う証明写真をスマートフォンで撮影するのはできるだけ避けよう
「ESの締切まで時間がない……」という理由で、証明写真をスマートフォンで撮影しようと考えている人もいるでしょう。
しかし、証明写真をスマホで撮影することはおすすめしません。
なぜなら、ほかの応募者が写真館などで撮影した証明写真を提出している中で、スマホで撮った写真のESを提出すると、悪目立ちするだけでなく「準備に十分な時間を確保するほどの熱意がないのではないか」などと思われかねないためです。
たくさんの応募書類の中に1人だけスマホで撮った写真があった場合、人事担当者はどう思うでしょうか。
「うちの会社は手軽に応募しているだけなのでは?」「一般常識が足りないのでは?」「手抜き仕事をしそうだな」などと思われる可能性が高いでしょう。
このような印象を持たれて書類選考を通過するのはかなり厳しいですね。
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ESの写真を撮る前に確認しておきたい4つのポイント
ESの写真を撮る前に確認しておきたい4つのポイント
- 写真はES提出の3カ月以内に撮影する
- 写真は最低でも20~30枚は用意する
- ESの写真用に身だしなみを整える
- ふさわしい背景色で撮影できる場所を選ぶ
ここまでで、ESの写真は写真館や証明写真撮影機で撮影できることを解説しました。では、実際に撮りに行く前にどのような準備をすれば良いのでしょうか。
ここでは、ESの写真を撮る前に確認しておきたい4つのポイントを解説します。事前にこれらを確認しておくことで、慌てずに写真撮影当日を迎えることができますよ。
これからESの写真を撮ろうとしている人は、必ず確認しておいてくださいね。
①写真はES提出の3カ月以内に撮影する
この記事の前半でも述べましたが、ESの写真は本人確認の役割もあります。
写真が3カ月よりも前のものだと、現在の髪型や髪色、体型と変わっている場合、現在の姿とのギャップを与えてしまう可能性が出てきてしまいます。
写真と現在の姿にギャップがあると、採用担当者に「新しい写真を用意する時間がなかったのかな」とマイナスな印象を与えてしまったり、本人ではないと判断されてしまう恐れがあります。
そのため、ESの写真は提出する3カ月以内に撮影するようにしましょう。
- 3カ月以前に撮った写真だとマイナスな印象ですか?
マイナスな印象になる可能性がある
通常証明写真の使用期限は3カ月が一般的であり、最長でも6カ月以内でしょう。このため、半年以上前に撮った証明写真は使えないので新たに撮影してください。
ES用の証明写真は、3カ月以内に撮影したものを使用しましょう。ES用の写真の目的には本人確認があります。
3カ月より前に撮影したもので、現在と髪型や髪色などが違えば、採用担当者はギャップを感じるだけでなく、面接などで心象を悪くする可能性があるでしょう。
②写真は最低でも15~20枚は用意する
人によってエントリーする企業数は異なるため一概に言えませんが、仮に10社程度受けるなら写真は最低でも15〜20枚ほど用意しておくと、追加でエントリーする企業が増えても安心です。
写真館で撮影した場合は焼き増しできるので、なくなる前に焼き増ししてもらうようにしましょう。
③ESの写真用に身だしなみを整える
ESの写真を撮影する前は、服装や髪型などの身だしなみをしっかりと整えてから臨みましょう。
事前に撮影する日を決めて、スーツやブラウスなどの服装の準備をしたり、美容院に行ったり、万全な状態にしておくと安心です。
これからESの写真を撮る前に気を付けたい身だしなみを解説していきます。
服装

ES用の写真は、企業からの指定がない限り、基本的に黒基調のリクルートスーツで撮影しましょう。中には襟付きの白いシャツやブラウスを着て、ボタンはすべて閉めてください。
ネクタイを着用する際は、ゆるんだり曲がったりしないように注意しましょう。また、アクセサリーの着用も避けましょう。
証明写真の服装は、面接時の服装と同じです。以下の記事で面接時の服装のマナーを解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
面接の服装に迷う学生必見! 基本マナーから私服対策まで完全網羅
ネクタイを着用する場合は、「水色・青・紺」などの寒色がおすすめです。清潔感があり、誠実な印象を与えることができるからです。
柄は、太すぎないストライプやドッド・小紋(ひし形や紋章など小さなモチーフ)が無難です。
ブラウスを着用する場合は、ボタンのあるシンプルなものがおすすめです。ドレープのあるカットソーは、襟元がたるんだように映ることがあるので、避けましょう。
髪型・髪色

髪型や髪色は清潔感を意識しましょう。地毛、もしくは地毛に近い色が好ましいです。
髪が肩につく長さの人は後ろにまとめてすっきりさせましょう。この時、おくれ毛は出さないように注意してください。
前髪が長い人は、サイドに流してすっきりさせましょう。また、結ぶ必要のない髪の長さでサイドの髪の毛が長い人は、耳にかけるか短くカットして顔のラインが隠れないようにしてください。
企業によっては明るい髪色がNGの場合もあるので、その場合は暗めに染めて撮影するなど臨機応変に対応しましょう。
耳と額を出したヘアスタイルがおすすめです。清潔感があり、顔が明るく見えるので、好印象を持たれます。
写真写りをよくするには、しっかりと整髪料でセットすることです。浮いた毛があると、だらしなく見えてしまいます。サイドや前髪はもちろんのこと、髪の表面を押さえることも忘れないでくださいね。
次の記事では就活でツーブロックをして良いのかに関して、詳しく解説しているので読んで参考にしてみてくださいね。
就活でツーブロックにするのはあり? 元面接官の見解と印象を紹介
地毛が明るく就活で悩んでいる人はこちらのQ&Aを参考にしてみてください。キャリアコンサルタントが対処法を回答しています。
④ふさわしい背景色で撮影できる場所を選ぶ
写真撮影機によっては、証明写真は背景の色を変更することも可能です。
一般的に、証明写真の背景色は白、水色、グレーを選ぶのが基本です。それぞれの色が与える効果を確認して、自分の志望企業に合ったイメージの背景色を選んでくださいね。
証明写真の背景色が与えるイメージの例
- 白:明るさや清潔感
→あらゆる業界・企業におすすめ - 水色:さわやかさ
→エアライン業界などさわやかな第一印象が求められる企業志望者におすすめ - グレー:知的さ
→公務員・金融など堅実さのある業界志望者におすすめ
また、写真撮影機によっては、ピンクやオレンジなど別の色を選べる場合もあります。接客業やアパレルなど、華やかな業界では柔らかい印象を与えますが、公務員や金融など堅実さのある業界には不向きなので注意しましょう。
証明写真の背景は、ブルー・白・薄いグレーが定番です。誰にでも合うという点で最もおすすめなのは白です。
ブルーは清涼感がありますが、肌の色が黄み寄りの人の場合、くすんで見えてしまいます。
薄いグレーは落ち着いた印象がありますが、白の方が明るく見えます。人物が映えるという点でも白がおすすめです。
スーツの着こなしについてもっと知りたい人は、こちらの記事も併せて読んでみてくださいね。適切なスカート丈と、おすすめの選び方について解説しています。
スーツのスカート丈は油断禁物! 就活で好印象を残すマナーと選び方
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
ESの写真を撮るときの写り方のポイント
ESの写真を撮るときの写り方の3つのポイント
- 姿勢を正して背筋を伸ばす
- 前髪が目にかからないようにする
- 口角を少しだけ上げる
ESの写真は書類選考での印象を大きく左右します。いくらESの内容が完璧でも、写真で暗い印象を与えてしまってはもったいないですよね。
採用担当者がESに目を通したときに、「この学生に会ってみたい」と思われるような明るい表情を心掛けましょう。
ここでは、ESの写真を撮るときの表情のポイントを解説するので、写真撮影に臨む前に確認してくださいね。
①姿勢を正して背筋を伸ばす
証明写真は胸よりも上部分しか映らないので、姿勢は関係ないと思う人も多いでしょう。しかし、猫背など姿勢が悪い状態で撮影すると、顎が前に出すぎてしまったり、首が短く見えてしまってだらしない印象になってしまいます。
写真を撮る際は、頭が天井から糸で吊り下げられているイメージでピンと背筋を伸ばすと、姿勢がまっすぐに整います。
さらに、少しだけ顎を引くことで、顔のラインがきれいに映ります。この時、顎を引きすぎると、二十顎になったり、上目遣いになりすぎるので要注意です。
②前髪が目にかからないようにする

前髪が目にかかってしまうと、表情がわかりにくくなるだけでなく、暗い印象を与えてしまいます。一般的に、おでこと眉毛を見せた方が表情がわかりやすくなって、好印象につながります。
そのため、ESの証明写真を撮る際は、前髪は目にかからないように短くカットするか、横に流しておでこと眉毛が見えるようにしましょう。
- 目にかからないので、ぱっつん前髪でも良いですか?
暗い印象や幼い印象を与えてしまうのでおすすめできない
前髪は、額を半分以上見せると好印象です。顔の面積で髪で覆われた部分が少ないほど明るく見えるからです。
前髪を下ろしていると暗く見えてしまうだけでなく、どこか幼い印象を持たれてしまいます。したがって、前髪を下ろして切りそろえたスタイルはおすすめできません。
前髪が短い場合は、整髪料で斜めに流すか、隠しピンをして撮影をすると良いでしょう。隠しピンとは、ピンが写真には映らないように額の生え際で止めて表面の毛で隠す方法です。ぜひやってみてくださいね。
③口角を少しだけ上げる
ESの証明写真を撮る際は、口角にも注意しましょう。口角が下がっていたり、無表情だったりすると、採用担当者から「暗くて気難しそう」と思われかねません。
写真を撮影する際は、歯は見せずに、口角だけを上げたほほえみを心掛けましょう。ほほえむことにより、真顔よりも明るくさわやかな印象を与えることができます。
写真に慣れていない人は、いきなり写真撮影に臨むとひきつってしまったりすることがあるので、写真を撮る前に鏡で練習したり、試し撮りをして笑顔に慣れておきましょう。
口角を自然に上げるには「イ」と発音する口の形を作って、そのまま口を閉じればOKです。
練習するなら「大好きー」や「ミッキー」など、「イー」と語尾を伸ばして発音し、そのまま口を閉じましょう。唇に力が入るとへの字になりやすいので、唇の力を抜くのもポイントです。
まずは自己分析ツールで自分の強み・弱みを確認しよう!
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ESに使う写真を加工するのはあり?
ESに使う写真を加工するのはあり?
- 肌補正や頭の表面からはねている毛を消す程度の加工はOK
- 実物と大きく乖離するような加工はNG
アプリの編集機能を使って、普段から写真を加工している人も多いでしょう。では、ESに使う写真を加工するのは可能なのでしょうか。
ここでは、ESに使う写真の加工可否について解説します。普段から写真を加工している人や、証明写真を加工したいと考えている人は、チェックしてくださいね。
肌補正や頭の表面からはねている毛を消す程度の加工はOK
結論から言うと、肌荒れやクマの補正や、頭の表面からはねている毛を消すなど、印象を大きく変えない加工なら問題ありません。
これらの加工は写真館でやってもらえるので、気になる人は相談してみてくださいね。
実物と大きく乖離するような加工はNG
目を大きくしたり、輪郭を修正したり、写真と実物が大きく異なるような加工は避けましょう。
仮にバレずに書類選考を突破できたとしても、面接でバレてしまう可能性が高くなります。
面接は、採用担当者がESの内容を確認しながら進めていきます。「写真と実物が全然違う……」と困らせないためにも、肌補正などの最低限の加工だけに留めておきましょう。
証明写真は本人確認の目的もあります。加工した写真を提出して面接で実物との印象が大きくなると本人確認ができません。
そのような学生には、写真の目的をわかっていないとマイナスの印象を抱きます。
手書きのESに証明写真を添付する方法
手書きのESに証明写真を添付する方法
- 写真をハサミで丁寧にカットする
- 写真の裏に油性ペンで大学名と名前を書く
- 枠からはみ出さないようにまっすぐ貼る
手書きのESには証明写真を自分で貼る必要があります。たかが写真を貼るだけと思うかもしれませんが、雑に切り貼りしてしまうと「細かいところに気が付かない人」「いい加減でだらしがない人」などと印象が悪くなってしまうので要注意です。
これから、手書きのESに証明写真を添付する方法を解説するので、必ず確認しておきましょう。
①写真をハサミで丁寧にカットする
ESに貼る写真の側面がガタガタになっていたりまっすぐでないと、だらしなくいい加減な印象を採用担当者に与えてしまう恐れがあります。
写真をカットする際は、カッターがおすすめです。切れ味の良いカッターを用意して、写真の下にマットを引いたら、定規を使ってゆっくりとカットしましょう。そうすることで、写真の側面がまっすぐきれいになりますよ。
②写真の裏に油性ペンで大学名と名前を書く
証明写真をカットできたら、写真の裏に油性ペンで自分の大学名と名前を記載しておきましょう。ESから写真がはがれてしまった場合に備えるためです。
油性ペンはボールペンではなく、サインペンがおすすめです。ボールペンは筆圧が強い場合、表に浮き出てしまう恐れがあります。また、太すぎる油性ペンも避けましょう。文字がつぶれてしまって大学名や名前がわからなくなる恐れがあるので、細い油性ペンを選ぶと安心です。
③枠からはみ出さないようにまっすぐ貼る
ESに写真を貼る時、ノリを使用しても両面テープを使用しても問題ありません。どちらかといえば、ESがしわになりにくいので両面テープがおすすめです。
もしノリを使う場合は、つけすぎてESがしわになったり汚れてしまわないように気を付けましょう。
実際にESに写真を貼り付ける際は、指定された枠からはみ出ないようにまっすぐ貼りましょう。写真が枠からはみ出ていたり、ずれていたりすると、ガサツな印象を与えてしまうので要注意です。
証明写真を貼る際に両面テープを使用すれば、ノリがはみ出すようなこともなくきれいに貼ることができます。
両面テープがなければノリでも問題ありませんが、液状ノリはきれいに貼れず剥がれやすいので、スティックノリを使用すると良いでしょう。
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WEBのESに写真を添付する方法
WEBのESに写真を添付する方法
- 事前に写真をデータ化しておく
- PCやスマホに写真を取り込む
- WEBのESにアップロードする
企業によっては、手書きのESではなく、WEB上でESを提出させるケースも多くあります。そのため、証明写真は実物とデータの2種類を用意しておきましょう。
ここでは、WEBのESに写真を添付する方法を解説します。いきなりWEBでESを提出することになっても慌てないように、必ず確認しておきましょう。
①事前に写真をデータ化しておく
WEBのESに写真を添付する際は、あらかじめ写真をデータ化しておく必要があります。写真館で撮影する場合はデータをもらえ、証明写真機で撮影する場合でも、機材によってはデータをもらうことは可能です。写真をデータ化できるかどうかは、撮影する前に確認しておきましょう。
もし写真のデータがない場合は、証明写真をスキャナーでスキャンしてデータ化しましょう。自宅にスキャナーがない場合は、コンビニエンスストアなどを利用しスキャンしましょう。
証明写真をデータ化する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
証明写真をデータ化する方法4選! 活用方法や注意点など徹底解説
②PCやスマホに写真を取り込む
証明写真をデータ化できたら、PCやスマホに写真を取り込んでおきましょう。
ESの締切前ギリギリになってしまうと、写真を上手く取り込めなかったときに打つ手がなくなってしまうので、早めにやっておくと安心です。
③WEBのESにアップロードする
WEBのESは企業から指定されている場所に写真をアップロードしましょう。
ファイル名やファイル形式、写真のサイズに規定がある場合もあるので、企業の指示に従ってくださいね。
特に、以下の3点には注意しましょう。
WEBのESに写真をアップロードする際に気を付けるべき点
- ファイル名(「氏名をローマ字にする」など)
- ファイル形式(PNG・JPEGなど)
- ファイルサイズ(縦横比率など)
写真のデータ容量に注意しましょう。ファイル容量が大きすぎるとアップロードできないことがあります。
通常2MB以下であれば問題なくアップロードできますが、企業により容量の指定がある場合もあるので、確認してデータ容量の調整をしておきましょう。
強い印象を残そう! PR用の写真を選ぶコツ
PR用の写真を選ぶコツ
- 自分らしく映っている写真を選ぶ
- 自己PRにつながるような写真を選ぶ
ここまで、ESに使用する証明写真の撮り方を解説しました。ESに使用する写真は証明写真のほかにPR用の写真があると述べましたが、PR用写真はどのようなものを選べば良いのでしょうか。
ここでは、PR用の写真を選ぶコツを解説します。PR用の写真は証明写真とは異なり、自分らしさをアピールできればほかの学生と大きな差を付けられるので、ここで解説するコツをしっかりと押さえておきましょう。
自分らしく映っている写真を選ぶ
PR用の写真は、証明写真とは異なり、自分らしく映っている写真を選ぶようにしましょう。自分らしく映っている写真とは、あなたの普段の様子がわかるような写真のことを指します。
たとえば、部活動中の写真や、旅行先で撮った写真、趣味を楽しんでいる写真などが挙げられます。
大人数で映っていてどれがあなたかわからない写真や、サングラスや帽子をかぶっていてあなたかどうか判別できないような写真は、避けるようにしてくださいね。
- ESのPR用の写真で、友達と映っている写真を使用してはダメでしょうか……?
必ずダメというわけではないが注意すべき点がある
絶対にダメではないですが、以下の3点に注意してください。
1点目は、自分がどれか誰にでもわかるようにすることです。2人以上で写っているものを使う際は、自分がどれかを明示しましょう。
2点目は、この写真を使った理由を人事担当者にわかるようにすすることです。他の人が入った写真を使うのには、理由があるはずです。それがわかるように、理由を書き添えましょう。伝えたい意図がないのに、他者と一緒の写真は使わない方が良いです。
3点目は、撮り直せるなら再度撮影することです。サークル活動の様子など、今からでも撮り直せるものは撮り直しましょう。
自己PRにつながるような写真を選ぶ
PR用の写真は、自己PRにつながるような写真を選ぶのもおすすめです。
たとえば、ESの自己PRで学生時代の部活動での取り組みをアピールする人は、部活動中の写真を選べば、自己PR文の説得力が増すだけでなく、あなたの活動中の様子を採用担当者に具体的にイメージさせることができますよ。
以下の記事では、エントリーシートに自己PRを書くコツを解説しています。こちらも併せてチェックしてみてくださいね。
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説
自己PR用の写真について解説しましたが以下の記事では写真の選び方など詳しくまとめているので参考にしてみてください。
あなたらしい自己PR写真とは? 合格を引き寄せる1枚の選び方
ESで好印象を残すためにもマナーに気を付けて写真を撮影しよう
ESの写真は、第一印象を大きく左右する重要な要素です。採用担当者に好印象を残すためにも、事前にしっかりと準備したうえで写真撮影に臨みましょう。
これからES用の写真を撮影する予定のある人は、ぜひこの記事を参考に事前準備をおこなってくださいね。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る清潔感やさわやかな印象を与えられるような証明写真を撮影しよう
ESの証明写真を通して、本人確認のほかに、第一印象の確認がおこなわれることがあります。このため清潔感がありさわやかな印象を与える証明写真を、ES提出3カ月以内に撮影しましょう。
証明写真は、写真館での撮影がおすすめです。写真館ではプロのカメラマンが、あなたの魅力を引き出すために表情などの指導をおこないながら、多くの写真を撮影します。必要に応じて肌などの補正もおこないます。
多くの写真を撮影するので、ベストの写真を選ぶことができます。また証明写真のデータをもらうことができ、WEBによるESの提出にも対応できるため、証明写真撮影機で撮るより割高ですが、できれば写真館での撮影をおすすめします。
証明写真撮影機で撮る場合は、バランスよく収まるようにイスの高さや座る位置に注意をしましょう。証明写真撮影機でも肌色などを調整できるものがあるので、活用すると良いですよ。
写真撮影に臨む前に服装や髪型はしっかりと整えておこう
服装は、面接時と同様のリクルートスーツで撮影しましょう。背筋を伸ばすだけでも印象が変わります。前髪が目にかかっていると暗い印象を与えることがあるので、かからないようにすると良いでしょう。口を閉じたまま口角を少し上げてほほえめば、明るくさわやかな表情になりますよ。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
4名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事
Hiromi Wakabayashi〇女性や学生向けのキャリア講座、行政主催の就職フェアでのキャリア相談に従事。また、ライター経歴を活かし、各種サイトでキャリアについて考えている人に向けた記事を監修
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Atsuko Hirai〇ITメーカーで25年間人材育成に携わり、述べ1,000人と面談を実施。退職後は職業訓練校、就労支援施設などの勤務を経て、現在はフリーで就職・キャリア相談、研修講師などを務める
プロフィール詳細マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表
Chikako Higuchi〇元資生堂ビューティーコンサルタント。現在は全国の企業・自治体でマナーとコミュニケーションの研修を実施。月間約1000人の新入社員に、社会人に必要なビジネスマナーを伝授
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