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選考なしのインターンは行く意味ないですか?
現在インターンシップを探していて、選考なしで参加できるものに応募したいと思っているのですが、これってあまり良くないのでしょうか?
選考がないインターンは誰でも参加しやすい反面、内容が薄かったり、就活に活かしにくかったりするという噂を聞き、行っても意味がないのかなと思い始めました。このことについて、実際のところはどうなのか、また、選考ありのインターンと比べたメリット、デメリットなどについて教えてほしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
選考なしのインターンは参加しやすくあらゆる情報が得られる
選考なしのインターンにも大きなメリットがあります。
1つ目は、誰でも参加しやすいということです。そのため、大人数でも参加して学べるような、業界説明や企業紹介を中心としたプログラムが用意されていることが多いです。
私がこれまで見てきたなかでは、こうした場で気軽に社員と話をすることができたり、同じように業界研究をしている学生同士の新たな仲間ができたりするなど、コミュニケーションの輪が広がることも期待できます。
2つ目は、多様な企業や業界に触れるチャンスが増えるということです。選考ありのインターンの場合、仮に3社応募してすべて不採用になってしまったら、結局インターンに参加できず、何も学べなかったということもありえます。
しかし、選考なしの場合は、自分の興味のある業界や企業のプログラムに比較的参加しやすく、多くの企業を見ることができます。それによって、実際に働くとはどのようなことかを知るきっかけになったり、これまで知らなかった業界や企業の新たな魅力を発見できたりするなど、思わぬ収穫が期待できます。
デメリットもあるが参加目的を明確にして有意義な時間にしよう
しかし、デメリットとして考えられる点も理解しておきましょう。
1つ目は、誰でも参加できるうえ、大人数で参加できる形式が多いため、プログラムの内容が一般的な説明にとどまり、内容が少し薄いと感じてしまう可能性があることです。
2つ目は、参加しなくても、企業説明会で同様の内容を聞けたかもしれないと感じる可能性です。
ただ、書類やWebサイトで情報を聞くのと、実際にその場に行って体験するのとでは、得られる情報の質や、そこから受ける印象は大きく異なるということです。
たとえ説明会形式が中心であっても、企業の雰囲気や社員の話し方を直接感じられることは、他では得られない貴重な体験です。そのため、選考の有無にかかわらず、少しでも興味を持った企業のインターンには、積極的に参加してみることをおすすめします。
どのような目的で参加するのかを自分なりに明確にして臨めば、どんなインターンからも必ず得るものはあるはずです。受け身にならず、質問をするなど主体的にかかわることで、学びの質を上げましょう。
選考なしでも学びはあるが参加者の意欲の差に注意しよう
選考なしのインターンのメリットは、選考がない分、気軽に参加ができることです。座学やセミナー形式で、企業や社会について広く浅く知るには良い機会です。
デメリットは、選考の練習にはならず、参加者の意欲にばらつきがあることです。そのため、グループワークでは温度差がでることもあります。
どちらも参加してより詳細に企業を比較しよう
できることなら、選考ありのインターンと選考なしのインターン、両方を経験することをおすすめします。
両方を体験することで、より多角的に企業を比較できて、視野を広げながら自分に合う場所をみつけるのに役立ちます。
それぞれの特徴をふまえて、企業について知る機会にしましょう。
内定につながるインターンはどのような種類があるのか気になる人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
短期インターンに参加するメリットについては、こちらの記事で解説しています。
こちらのQ&Aでは、1dayインターンに参加する際の目標設定についてアドバイザーが解説しています。
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