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インターンシップの自己紹介をパワポで作るときのポイントについて教えてください。

インターンシップの選考で、自己紹介をパワーポイントで作成することになりました。

何をアピールすれば良いのか、どのように構成すれば効果的なのか悩んでいます。単に情報を並べるだけでなく、私の個性や強みを伝え、担当者の方に興味を持っていただけるような資料にするには、どのような工夫が必要でしょうか?

また今回はパワポを指定されているのですが、Googleのスライドではだめなのでしょうか? 盛り込むべき内容やデザインで意識すべき点があれば教えてください。

また、発表する際の話し方や、時間配分などの注意点についてもアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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パワポを使った自己紹介はあなたのストーリーを伝える内容にすべし

インターンの自己紹介パワーポイントは、単なる経歴一覧を見せるのではなく、あなたのこれまでのストーリーを伝えるプレゼンテーションだととらえてください。

ただし、冒頭では必ず「氏名・学校名・簡単な挨拶」といった基本情報を簡潔に伝えましょう。そのうえで、ストーリー性を意識した構成にすると、相手の印象にも残りやすくなります。

おすすめの流れは、以下の通りです。

①趣味や価値観などの短いエピソード(アイスブレイク)
②自分の強みを裏付ける具体的な経験
③インターンで挑戦したいこと・貢献できること

たとえば、チームスポーツの経験を通じて協調性やリーダーシップを身に付けた話など、ビジュアルでイメージしやすい具体例を挟むと効果的です。

ただし、自己紹介の持ち時間が短い場合は、エピソードや趣味の紹介は1~2文で簡潔にまとめることを意識しましょう。

パワポのデザインは、余白を大きく取ることで見やすさを重視しつつ、情報量とのバランスにも注意してください。

フォントは見やすいサイズで統一感のある書体を選び、アイコンやシンプルな図解、写真をワンポイントで使うと、情報が伝わりやすくなります。

パワポ作成後は練習あるのみ! 話し方や時間配分に気を付けて好印象を残そう

作成にはGoogleスライドも利用できますが、企業側の環境で互換性に不安がある場合は、PDF形式で提出できるように準備しておくと安心です。

発表時はスライドを読み上げず、自分の言葉で補足しながら語ることを心がけてください。声のトーンは明るく、問いかけるような話し方をすると、担当者との対話感が生まれます。

加えて、表情や姿勢、アイコンタクトも意識すると、より好印象につながります。

時間配分については、1枚あたり30秒~1分を目安にしつつ、全体で3~5分程度にまとめるとテンポよく進められます。

ただし、企業によっては「15秒」、「1分」、「2分」など短い自己紹介を求められる場合も多いため、事前に指定がない場合は複数のパターンを用意しておくと安心です。

最後に、「このインターンで学びたいこと」と「自分が貢献できること」を短くまとめて締めくくることで、相手に強い意思と具体性が伝わる自己紹介資料になります。

マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表

樋口 智香子

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資料の内容は簡潔に!人柄は話し方で伝えるべし

パワーポイントを使ったプレゼンテーションの経験があまりないのですね。

その場合はまず、現時点でプレゼンテーションの機会を設けられるのであれば、それを最大限に活かしてほしいと思います。

資料作成については、凝り出すときりがないので、本当にシンプルでわかりやすく、見やすく、読みやすいことを前提にすれば、こだわりすぎる必要はありません。

経験がない場合、エフェクトを入れたり、イラストを多用したりすると時間がかかりすぎてしまうため、そこに労力や手間は割かないほうが無難です。

聞き手の心に残るのはあなた自身! 発表練習を重点的におこなおう

ここで伝えておきたいのは、プレゼンテーションの場において、聞いている側にとっては、内容よりも話し方のほうが印象に残るということです。

大きな声で話す、見ている人とアイコンタクトを取るといったことが、ここで言う話し方に当てはまります。

私自身も何十人ものプレゼンテーションを聞いてきましたが、正直なところ内容自体は鮮明には覚えられていないことが多く、記憶に残っているのはメモしたキーワードくらいです。

むしろ、「あの子はすごく明るく話していて良かったな」というように、話し方の印象のほうが残るので、そこの練習を頑張ることをおすすめします。

一人ひとりと目を合わせられないときは、会場の左奥から右奥、そして左手前から右手前へと、Zを描くように視線を動かすだけで、聴講者は「自分のほうを見てくれた」と感じるものです。

採用担当者が複数名横並びにいる場合は端から順にみれば良いですが、何人か縦にもいる場合はZ型にみると効果的ですよ。

面接時の自己紹介の作り方や効果的な伝え方は以下の記事で解説しています。「どんな自己紹介をしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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