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大学2年で短期インターンシップに参加するのは意味ありますか?
大学2年生の就活生です。最近、周りの友人が短期インターンに参加し始めたのを聞いて、自分も参加すべきなのかと焦りを感じています。
大学2年生という早い時期に短期インターンに参加することには、どのようなメリットやデメリットがあるでしょうか? また、今後の就職活動にどのように活かせますか?
今から短期インターンを探し始めるのは遅いでしょうか? また、探す際の注意点や、参加するにあたって事前に準備しておくべきことなど、何かアドバイスがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
2年生からの参加は好印象! 活動ペースをつかむ好機に
大学2年生の段階でインターンに参加してくれるというのは、企業側としては非常に嬉しいことです。
早い段階から自社に興味を持ってくれていることの表れでもありますし、何よりも私がこれまで多くの学生を見てきたなかで感じるのは、早くから活動を始めることで、就職活動全体のペースを自身でコントロールしやすくなるという大きなメリットがあります。
3年生になってから一気に活動を詰め込もうとすると、予定が過密になり過ぎてしまい、自身とじっくり向き合う時間が十分に取れなくなってしまう学生もいるのです。
早い段階から、月に1~2社程度のペースでインターンに参加することで、3年生になってからも余裕を持って活動を進めることができるでしょう。
早期の囲い込みに注意! 楽しむ意識で参加しよう
デメリットとしては、これはごくまれなケースだとは思いますが、早い段階から特定の企業に囲い込まれてしまう可能性があるという点が挙げられます。
企業側も採用には必死ですので、2年生の段階から選考に近いような動きがあり、そこで内定承諾のような形になってしまうと、その後の就職活動における選択肢が著しく狭まってしまうかもしれません。
自身がどのような就職活動を経て社会人になりたいのかという将来像をある程度持っておくことが大切だと思います。
インターンを探す際の注意点や事前の準備としては、「楽しむ」というくらいの意識で、直感的にピンときたところに気軽に参加するのが良いのではないでしょうか。
過度に気負う必要はありませんよ。
大学2年生から参加してキャリアに対する意識を育てていこう
大学2年生での短期インターンへの参加は、早期のキャリア意識醸成、社会経験の基礎習得、業界・企業理解の深化など、多くのメリットがあり、その後の大学生活や就職活動において計り知れないアドバンテージをもたらします。
大学2年生という早い段階で社会に触れることで、自身の興味や適性を早期に発見し、目標意識を持った学生生活を送ることができるでしょう。
実際に私の過去の支援で、早期のキャリア意識醸成により、その後の大学での学びの方向性が明確になり、社会経験を通じてコミュニケーション能力や問題解決能力といったスキルが向上した人がいました。
業界理解が深まることで、将来のキャリアプランを具体的に描けるようになります。そして、インターンでの経験は、就職活動における具体的なエピソードとして、自己PRや志望動機に説得力を持たすことができるのです。
いつから始めても決して遅くない! 自分のペースで就活を進めよう
周りの友人の動きに焦る必要はありませんし、今からでも決して遅くはないです。興味のある業界・職種を絞り、インターン情報サイトや大学のキャリアセンターを活用して積極的に探しましょう。
まずは、プログラム内容や応募資格を確認することから始めてみてください。
そのうえで、自己分析を深め、基本的なビジネスマナーを学び、質問事項を準備するなど、事前準備をしっかりおこなうことで、短期インターンは皆さんにとって貴重な学びと成長の機会となるはずです。
以下の記事では、短期インターンの内容や参加するメリットなどを解説しています。就活時に後悔しないためにも、短期インターンを理解して参加するかどうかを考えておきましょう。
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