この記事のまとめ
- インターンは時期によって探し方が異なる
- インターンを探す際は4つのポイントを意識することが不可欠
- インターンを探す際は目的を明確にすることが重要
志望企業や業界を定めたり、選考を有利に進めたりするうえで非常に重要な役割を果たすインターン。「自分に合ったインターンの探し方がわからない」「インターン選びで気をつけるべきポイントを知りたい」など、インターンを探すにあたり悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。
実際に業務を体験できるメリットがある一方で、目的に合っていないインターンに参加すると時間を無駄にしてしまう可能性があります。納得のいくかたちで就活を進めるためには、インターンの探し方が大切です。
この記事では、キャリアアドバイザーの田邉さん、瀧本さん、大場さんのアドバイスを交えつつ、インターンの探し方を解説します。インターンを探している人はぜひ実践してみてくださいね。
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自分に合った企業を選ぶためにインターンの探し方をマスターしよう
インターン選びの失敗で多いのは、「参加したものの思っていたインターンと違い、時間を無駄にしてしまった」というもの。目的や時期に合わせた探し方を選ぶことで、参加後に感じるギャップを減らせます。
記事では、学年別におすすめのインターンの探し方を解説します。その後で、インターンを探す際のポイントや注意点を説明します。
勉強やアルバイト、部活動と並行しておこなうため、就活にかけられる時間は限られています。参加してから後悔しないよう、目的や時期に合わせた探し方を選びましょう。
また、「インターンに向けて何をすればいいの?」という人のために、インターンに参加するための準備を3ステップで解説しているので、インターンへの参加を控えている人は参考にしてみてくださいね。
インターンのメリットと選び方のコツは以下の記事でも解説しています。
インターンは就活に不可欠? 8のメリットと選び方を詳細解説
次の記事では、学年別おすすめインターンについて、メリットデメリットとともに解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
インターンとは|大学生向けのおすすめのインターンを学年別に解説
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
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まずは押さえておきたい! インターンの種類
インターンには、短期インターンと長期インターンの2種類あり、参加する前にそれぞれの特徴を把握しておく必要があります。なぜなら、短期と長期で企業がインターンを実施する目的が大きく異なるからです。
違いを理解しないままインターンに参加すると、まったく成果を得られない可能性があります。
短期インターンと長期インターンの特徴を解説するので、参考にして選ぶ際に役立ててください。
短期インターン
短期インターンは数日〜数週間で開催されるインターンのことです。インターン専用のプログラムが作成されているケースが多く、業務を疑似体験できるワークショップや業務内容の紹介などがおこなわれています。
2023年4月以降、会社説明会のみなど超短期型の場合はインターンとはみなされないことになりましたが、実態としては説明会のみのインターンをする企業も残っています。
短期インターンで実施される内容
- オフィス見学
- グループワーク
- ワークショップ
- 先輩社員との座談会
- 会社説明会
先輩社員から話を聞いて働く姿をイメージしたり、オフィスを見学して社風を感じたりできます。短期間で参加しやすいため、幅広く業界や企業を研究したい学生におすすめです。
一方で、現場での実務経験を積みたい学生にはあまりおすすめできません。企業の事業には直接かかわれないケースが多いためです。
また、希望者が多いインターンには選考があります。そのため、本選考前にエントリーシート(ES)や面接の対策をする必要があります。
短期インターンの詳細は以下の記事で解説しているので、確認して理解を深めましょう。
短期インターンのメリットとは? 後悔しない選び方も解説
インターンの選考対策の方法は、以下の記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
インターンのES対策
インターンシップ参加を掴むエントリーシートの書き方|例文あり
インターンの面接対策
インターンシップの面接を突破する3つのカギ|質問と回答例12選
長期インターン
長期インターンはその名の通り、長きにわたって社員と働くインターンのことで、2週間〜3カ月ほどが一般的です。長いものだと1、2年近く取り組むものもあります。実際の業務に携わりながら経験を積んでいきます。
プロジェクトに参画したり営業活動に取り組んだりと、責任のある仕事を任されるため、給与が発生するケースが多くなっています。
志望業界や企業がかなり絞られている学生や、保有するスキルに磨きをかけたい学生におすすめです。一方で、学生時代の長い時間をかける必要があるため、幅広く業界を見たい学生にはあまりおすすめできません。
- 違う業界や職種での長期インターンの経験は選考でアピールになりますか?
向き合う姿勢が評価対象になるためアピールになる
別の業界や職種のインターン経験をアピールすると、採用担当者から興味がないと思われないか不安になりますよね。
しかし、別業界・別職種のインターン経験であっても企業から評価が得られるため、積極的にアピールしましょう。
新卒採用は、業界や職種の経験の有無ではなく、部活やアルバイト、インターンに向き合う姿勢やスタンスが評価されます。そのため、応募企業と異なる内容のインターンであってもアピールできますよ。
ここまでインターンの種類を解説しましたが「オンラインインターン」というインターンもあります。以下の記事ではオンラインインターンについてまとめているので参加予定の人は参考にしてみてください。
関連記事
オンラインインターンシップの内容は5パターン! 活用法と注意点も
オンラインインターンは、対面と異なる部分が多くどのように参加すれば良いか悩む人も多いでしょう。この記事では、オンラインインターンの概要や良い評価を得るコツをキャリアコンサルタントと解説します。より良い機会にできるよう、必要な知識を身に付けましょう。
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あなたに適性がある職業を知って、インターンに活用しよう!
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
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学年別に解説! インターンの探し方8選

インターンを探す方法はいくつもありますが、探し方によって見つかるインターンは異なります。長期インターンに強かったり、大企業が検索しやすくなっていたりと、それぞれの探し方に特徴があるからです。
また、参加する目的や就活にかけられる時間が違うため、学年によっておすすめのインターンは異なります。
学年別におすすめの探し方を解説しているので、自分がどの方法でインターンを探すべきなのか確認してくださいね。
大学1年生~大学2年生
1年生〜2年生は本選考までの猶予があるため、長期インターンを中心に探すのがおすすめです。大学を卒業した後に選びたい職業に必要なスキルを磨いたり、社会人としての経験を積んだりできます。
早い段階でインターンに参加したい学生は、スキルを身に付けながら、給与が発生する長期インターンが豊富に掲載されたサイトを活用しましょう。長期インターンの見つけ方は以下より詳しく解説します。
大学1年からインターンに参加するメリット、デメリットは以下の記事でまとめています。ぜひ、参考にしてみてください。
大学1年生もインターンに参加するべき? メリットや探し方を解説
大学2年生でインターンに参加し、就活を有利に進めるコツを以下の記事で解説しています。大学2年生でインターンに参加すべきか迷っている人は参考にしてください。
大学2年生もインターン参加が常識? 本選考が有利になるコツを解説
- 大学1年生ですがいきなり長期インターンに参加するのは不安です。どんな準備が必要ですか?
普段からコミュニケーション力を鍛える訓練が有効
応募書類が必要な場合もあるので、キャリアセンターで応募書類の添削を受けましょう。
まず、名前、大学名、所属学科、趣味、自己アピールやインターンに参加する目的、将来の目標などの項目を添削してもらいます。
また、自分が希望する業界や職種で必要とされるスキルや知識について、インターネットや書籍などから調べておくと良いでしょう。
そして、企業によっては、インターンに参加する学生に対して、特定の服装を要求する場合もあります。参加前に、企業のWebサイトや案内などから、必要な服装を確認し、事前に用意しておくようにしましょう。
最後に、インターンでは、社員とのコミュニケーションが必要になります。コミュニケーションスキルを向上させるために、普段から友人や先輩とのコミュニケーションを積極的に取り、聞き上手になるように努めましょう。
①インターン募集サイト
インターンに特化した募集サイトでは、有給の長期インターンが掲載されています。営業やマーケティング、エンジニアなど職種ごとに募集している企業が多く、長期インターンに参加すればビジネスに必要なスキルを磨けます。
長期インターンでは実務に携わるので、大学生の間に社会人に必要な能力を身に付けたい人や、業務を体験して職種への適性を確認したい人におすすめです。
長期インターン用の募集サイトでは、説明会に近い短期インターンは掲載されていないため、企業や業界の情報を幅広く収集したい人にはあまりおすすめできません。
②スカウトサイト
スカウトサイトは自己PRや経歴を登録しておくと、企業からスカウトが届くサイトです。プロフィールが魅力的な学生には、学年を問わずオファーが届きます。求人が多く、長期インターンに参加したい学生におすすめです。
また、就活サイトで確認していなかった業界や企業からオファーが届くこともあり、新しい発見につながる可能性があります。
「目についた学生皆にオファーしているのでは」と考える学生もいるかもしれませんが、企業側のオファー数は限られています。そのため、企業の担当者も学生のプロフィールを見ながら慎重にスカウトしています。
スカウトサイトの例
大学3年生
大学3年生は、インターンを通して業界や企業、仕事を理解し、一歩リードする絶好の機会です。
ESや面接など、本選考の準備になるだけでなく、早期選考のルートに乗れる可能性もありますよ。
就活が本格化する大学3年生。サマー、ウインター、スプリングインターンなど、大学生が参加しやすい時期に合わせてインターンを開催します。
「多くの学生に魅力を伝えたい」というスタンスの企業が多いため、基本的には参加人数を確保しやすい短期インターンがメインです。
従来までは1日開催のものも短期インターンとして扱われていましたが、2023年からインターンは採用に直結するシステムに変更され、説明会の要素が強い1dayインターンや実務のない短期インターンはインターンとはみなされないこととなりました。ただ、実態としてはそのような内容であってもインターンとして実施している会社もまだあります。
オープン・カンパニー | キャリア教育 | 汎用的能力・専門活用型インターンシップ | 高度専門型インターンシップ | |
---|---|---|---|---|
目的 | 企業や業界に関する情報提供や学生へのPR | 働くことへの理解を深めるための教育 | 学生は自らの能力の見極め、企業は学生の評価材料の取得する | 学生は実践力を向上させ、企業は学生の評価材料の取得する |
就業体験 | なし | 任意 | 必須 | 必須 |
参加期間 | 超短期(単日) | 授業・プログラムによって異なる | ・汎用的能力活用型は短期(5日間以上) ・専門活用型は長期(2週間以上) | ・ジョブ型研究インターンは長期(2カ月以上)・高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターンは検討中 |
参加期間 | 年次不問 | 年次不問 | 学部3年・4年ないしは修士1年・2年 | 大学院生 |
本選考が迫っていることを考慮して、志望業界や志望企業が絞りきれていない人はオープン・カンパニーやキャリア教育を選びましょう。
次の記事では、インターンの期間についてより詳しく解説しています。こちらも読んで、しっかりとインターンについて理解してみてくださいね。
インターンの期間は3種類! 期間別のメリット・デメリットを解説
③就活サイト
マイナビやリクナビなどの就活サイトを使った探し方は、インターンを探すうえで最もメジャーな方法です。大企業から地元の中小企業まで網羅的に掲載されているため、業界や企業を幅広く探したい人におすすめです。企業規模や開催地など検索条件を絞り込むことで自分好みの企業を探せます。
また、リクナビはOpenESと呼ばれる機能を搭載していて、事前に記入したESを複数の企業のインターン選考に提出できます。そのため、エントリーにかかる時間を短縮することが可能です。
一方で、情報量の多さはデメリットにもなることがあります。希望条件が定まっていないとほとんどすべての企業を見ることになり、時間がいくらあっても足りません。業界や職種などは、あらかじめ希望条件を絞っておきましょう。
業界の絞り方は以下の記事で解説しています。まだ志望業界が定まっていない人は、ぜひ参考にしてください。
業界の絞り方で就活失敗? 後悔しない絞り方7選と必須の準備を解説
④企業のホームページ(HP)
興味のある企業がすでに定まっている場合は、企業のホームページ(HP)をチェックしてみましょう。インターンの応募フォームが用意されている可能性があります。
採用HP内には就活サイト以上に詳しい内容が掲載されているケースが多いため、濃密な情報収集が可能です。また、リクナビやマイナビのようなサイト経由で申し込むより手っ取り早く応募が完了します。
一方で、すでに知っている企業にしかアプローチできないため、新しい企業と出会うのは難しくなります。
⑤大学のキャリアセンター
キャリアセンターには、大学とコネクションがある企業からインターン生の募集が届きます。相談に行った際に、条件に合ったインターンがある場合は紹介してもらえます。
今後も大学とのコネクションを大事にしたいと考えている企業は多く、キャリアセンターに届いた案件に参加して一定の結果を残しておくと、選考に有利に働く可能性があります。
また、キャリアセンターの仕事は案件の紹介だけではありません。キャリアについての相談やES、面接などの選考対策にも取り組んでいます。
⑥合同説明会
合同説明会に参加することでもインターンを探せます。合同説明会では一度に複数の企業情報を得られるのがメリットです。勉強や部活動で忙しい人も効率的にインターンを探せます。
また、説明会では企業の担当者から直接話を聞くことができます。インターンに参加する前に企業や社員に雰囲気を確認できるので、口コミサイトやSNS以外の情報を確認してから参加する企業を決めたい人におすすめです。
大学4年生
大学4年生もインターンに参加することで多くのメリットがあります。たとえば、入社する会社を判断するのに不可欠な、業界や企業、社風を把握できる利点があるのです。
書籍やネットの情報ではなく、実際に活躍している社員から話を聞いたり体験することで、その会社とのマッチ度を確認できますよ。
4年生になると、本選考に向けての動きが強くなります。選考直前のインターンは、これまでと比べても選考に直結しやすいため、今まで以上に工夫して探しましょう。
また、大々的には募集していないものの、クローズドな場所や限定で応募しているケースもあります。4年生におすすめの探し方を2つ紹介します。
⑦SNS
SNS運用に力を入れている企業では、InstagramやTiktok、Twitterなどを活用してインターンを募集しているケースがあります。興味のある企業がツイートやショート動画を頻繁に更新している場合は、アカウントをフォローしてみましょう。
また、別でインターン専用のアカウントを作成しているケースも。インターン生へのインタビューやインターンの様子が掲載されています。
SNSからは会社の雰囲気が伝わりやすいので、インターン参加後のイメージが湧きやすいのが特徴です。募集サイトに掲載されていない募集を発見できる可能性もあります。
- SNSで募集しているインターンに参加することに抵抗があります……。
ほかの手段でも企業について情報収集をすれば問題ない
従来はなかったSNSでの募集に抵抗感があるのかもしれませんが、4年生であると参加できるインターンも多くはなくなるので、より積極的な活動が必要になります。
SNSでインターンを募集する企業は、採用にかける時間やコスト、労力を抑える目的だけでなく、SNSでよりリアルな情報を発信して、学生と企業間のミスマッチを防ぐ意図もあります。
SNSは企業を知るきっかけとして、HPや就職四季報 優良・中堅企業版や会社四季報 未上場会社版など、ほかの手段を使って調べてみるなど、自分なりに違う切り口から企業研究をして理解を深めれば良いでしょう。
入口がSNSというだけで、そのあとの自分なりの企業研究で補えば、抵抗感も少なくなるはずです。
⑧OB・OG・知人の紹介
すでに就職している先輩やインターン生として働いている知人から紹介してもらえるケースもあります。実際に働いている人の声を聞けるため、ネットや口コミだけではわからない情報も収集できます。
また、知り合いが同じ職場にいることで安心感もプラスに働きます。慎重にインターン先を選びたい人は、知人からの紹介も検討しましょう。
ただ、企業の感じ方は人によって異なる点に注意が必要です。知人が良い企業だと感じていても自分に合わない可能性は十分にあります。
アドバイザーコメント
瀧本博史
プロフィールを見るインターンはさまざまな方法で探すことが可能
上記の方法以外にもインターンには以下のような探し方があります。参考にしてみてください。
旅行先やイベントで出会った人に相談する
旅行先やイベントで出会った人に自分が探しているインターンの話をすることで、意外な情報を得ることができるかもしれません。特に、自分が興味を持っている分野の人や、同じ大学出身者などに相談することで、良い情報を得ることができます。
インターンに関するイベントに参加する
インターンに関する合同説明会などのイベントに参加することで、企業の担当者と直接話すことができ、自分に合ったインターン先を探すことができます。また、ほかの参加者と交流することで、情報交換やアドバイスを得ることもできますよ。
業界関連のコミュニティやイベントに参加する
特定の業界に特化したイベントやコミュニティに参加することで、興味のある分野についてより深く知ることが可能です。参加者同士の交流もできるため、求人情報を入手しやすくなります。
キャリアコンサルタントを活用する
就職エージェントやキャリアコンサルティングサービスを利用することで、自分に合ったインターン先を見つけることができます。また、就活のプロセスについてのアドバイスやアプローチの方法についても学べます。
取り組みたい業界に特化した専門的なサイトを利用する
たとえば、IT系のインターン先を探す場合には、IT系のニュースやトピックスを扱うWebサイトを閲覧することで、新しい業界のトレンドを知り、その業界に関連する企業の情報を集めることができます。
オンラインコミュニティやフォーラムを活用する
関心のあるテーマについて議論がおこなわれるコミュニティやフォーラムに参加することで、同じ興味を持つ人たちとつながり、業界の情報を収集することができます。
さらに、その中には企業の社員や経営者が参加していることもあるため、直接交流する機会が生まれることもあります。
企業に直接問い合わせる
企業のHPや社員に直接問い合わせることで、インターンの募集情報を得ることができます。特に中小企業や新しいスタートアップ企業は、公には募集をしていなくても、問い合わせには積極的に応じる場合があります。
インターン情報を掲載している雑誌や書籍を参照する
就活雑誌や業界専門の書籍には、多くのインターン情報が掲載されています。掲載企業の特徴やインターン内容を詳しく知ることができるため、自分に合ったインターン先を見つけられます。
インターネット検索を活用する
インターネット検索をすることで、自分が興味を持っている業界や企業の最新情報を得ることができます。また、インターン募集情報も検索することができるため、実際のインターン先を見つけることができます。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
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自分に合ったインターンを探す際の4つのポイント
自分に合ったインターンを探す際のポイント
- 興味のある業界や職種に絞る
- 参加する目的を明確にする
- 複数の探し方を組み合わせる
- 期間や働く場所を絞る
自分に合ったインターンに参加してこそインターンに参加する意味があるというものです。
とはいえ、「自分に合ったインターンの探し方がわからない」と考える人もいるでしょう。ここからは、インターンを探す際のポイントを4つ解説するので、インターンを有意義なものにするためにぜひ参考にして、実践してください。
①興味のある業界や職種に絞る
行きたい業界や企業、職種がおおよそ決まっている場合は、絞ってインターンを探しましょう。ある程度絞っておかないと、参加する数が多くなり、インターンに長い時間をとられてしまいほかの選考対策にかける時間が確保できなくなるからです。
幅広い業界に興味がある場合は、各業界を代表する企業1社に絞って参加したり、合同説明会や業界研究をして志望業界を絞ったりするなど工夫しましょう。
また、専門の職種でインターンを募集するケースがあります。ただ、企業によっては募集していない可能性も。志望職種のインターンを第一志望の企業が開催していない場合は、同じ業界の企業が実施するインターンに参加しましょう。
②参加する目的を明確にする
「選考に有利に働きそうだから」「周りに合わせてなんとなく」などの理由でインターンに参加する学生がいますが、時間を無駄にしています。インターンに参加する際は必ず目的を明確にしましょう。
なぜなら、目的によって長期か短期、選考ありかなしかなど、応募すべきインターンが異なるからです。また、選考を実施するインターンでは志望動機を聞かれるケースが多いですが、理由が曖昧だったり弱かったりすると選考通過は難しいです。
時間をかけて参加するインターンを有意義にするために、明確な目的を持って挑んでください。
「企業の雰囲気を知りたい」「業務が自分に合っているか確認したい」などが、目的の例として挙げられます。実際に参加した先輩に聞いたり、現時点で企業に関するどんな知識が不足しているのかを考えることで、インターンに参加する目的を見つけましょう。
インターンに参加するだけでは、残念ながら成長することはできません。自分が克服したいこと・知りたいことを明確にしなければ、受け身の参加になってしまい何も得られなくなってしまうのです。
短期間で成長するためにも、参加して実現したいことを明確にしましょう。
③複数の探し方を組み合わせる
就職サイトやキャリアセンターなど、複数の方法でインターンを探してみましょう。なぜなら、企業によって募集に使っているサイトは違うからです。マイナビに掲載していてもリクナビには掲載されていないケースや、逆求人サイトでのスカウトをメインで探しているケースもあります。
また、インターンの合同説明会に参加することで、新しい魅力的な企業に出会える可能性も。自分に合ったインターンを見つけるために、複数の探し方を組み合わせてみましょう。
④期間や働く場所を絞る
インターンに割ける時間が限られている人もいるでしょう。期間で探すのも選択肢の一つです。業務に携わりながら、社風を把握できる、数日間の汎用的能力型インターンなどに参加してみましょう。
一方で、インターンに長い時間をかけられる人は、スキルが身に付きやすい、長期の専門活用型インターンも探してみるのがおすすめです。
また、オフライン開催であれば、働く場所も重要な要素です。交通費や宿泊費が支給されない場合は自費で参加する必要があります。大本命やインターン参加が本選考に挑むための必須条件になっている企業以外は、通いやすさも考慮して探してみましょう。
インターンでは、交通費や宿泊費の支給はほぼありません。理由としては、学生が社会人として働くというのはどういうことかを知るためという立場のもとに実施している企業が多いからです。インターン生は自社の顧客ではありません。
アドバイザーコメント
大場 美由紀
プロフィールを見るインターンではミスマッチも糧になる
ここまで解説した内容以外にも、インターンのプログラムの内容で選ぶという考え方もあるでしょう。
会社説明だけの内容では物足りない人は、ワークショップやグループワークなど、より主体的に取り組むプログラムが含まれているインターンを選び、他大学の学生から刺激を受けるのも良いでしょう。
興味のあるインターンがなければ消去法で探してみよう
また、興味がある業界が思いつかないのであれば、「業界地図」にある業界を一つひとつ消去法で消していき、残った業界の企業のインターンに参加してみるのもおすすめです。
場合によっては、その業界の内情や業界特有の風土のようなものを知ることで、この業界は自分には向いていないと知ることになるかもしれません。でもそれは失敗ではありません。
むしろ、本選考前にミスマッチに気付けたという収穫といえます。
インターン参加前必須!
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インターン前は自分の強み・弱みを把握して、職業適正を知ることが大切です。しっかり自己理解をしないと自分に向いていないインターンに参加することになりかねません。
そんな時は「性格診断」を活用してください簡単な質問に答えるだけで、あなたの性格を分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
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インターンの探し方に関する6つの注意点
インターンの探し方に関する6つの注意点
- 学業をおろそかにしない
- やみくもに応募しない
- 極端に候補を絞りすぎない
- 選考があるかどうかを確認する
- 知名度だけで選ばない
- ブラックインターンに注意する
就活を効果的に進めるために必要なインターンですが、探し方を間違えるとマイナスに作用する可能性があります。一社もインターンに参加できなかったり、成果を得られず時間を無駄にしたり、最悪の場合は大学を留年したりする恐れも。
ここからはインターンの探し方に関する注意点を5つ解説するので、失敗を避けるために参考にしてください。
①学業をおろそかにしない
勉強やアルバイト、実習などが重なり多忙な学生もいるでしょう。そこにインターンが加わると時間に余裕がなくなります。慣れない業務や初対面の人とのコミュニケーションで疲労やストレスも溜まる毎日になってしまいます。
とはいえ、学業をおろそかにしてはいけません。単位を落として留年すると、就活を頑張って獲得した内定が取り消しになってしまう可能性があるからです。
インターンへの参加は、納得したかたちで就活を進めるために非常に大切ですが、無理に詰め込んで学業に支障がないようにスケジュールを調整しましょう。
②やみくもに応募しない
「多くの企業のインターンに参加した方が就活に有利に働く」と考えている人もいるでしょう。多くのインターンに参加することで企業や業界の理解が深まることはありますが、参加しただけで効果的に選考を進められるわけではありません。
そればかりか、インターンにかける時間が長くなり、選考対策が間に合わない可能性もあります。やみくもに応募しても自分の首を絞める可能性が高いので、スケジュールと相談しながら応募するインターンを決めましょう。
- インターンに多く参加していると有利に働く気がするのですが、あまり関係ないのでしょうか?
インターンの参加数が就活に有利とは限らない
さまざまなインターンに参加することで、社会人からのフィードバックが得られて成長すると感じますよね。
しかし、インターンの参加数の多さが就活を有利にするとは限らないので注意してください。
どんなにインターンに参加したとしても、参加することが目的になり、成長していないとESや面接でアピールできないですよね。
あなたの参加目的が果たせるインターンに参加して、限られた就活期間を有効活用できるようにしましょう。
③極端に候補を絞りすぎない
インターンに参加する企業の候補を極端に絞るのはやめましょう。なぜなら、絞りすぎると自分に合った企業や業界に出会えるチャンスを閉ざしてしまう可能性があるからです。
「インターンでもっと幅広く業界や企業を見ておけば良かった」と後悔する人が多いのも事実。インターンに参加したからといって、必ずしも本選考に挑む必要はありません。自分の可能性を広げるためにも、インターンは幅広く探しましょう。
また、さまざまな企業を見る際には、1日で実施される説明会がおすすめです。勉強やアルバイト、部活動で忙しくても気軽に参加できます。
インターンの選び方について悩んでいる人は以下の記事を参考にしてみてください。選び方と探し方のコツを詳しくまとめています。
インターンの選び方決定版! 5段階で絞り込むコツと学年別の探し方
④選考があるかどうかを確認する
ES作成や面接対策が必要になるので、インターン参加に選考がセットになっているか確認しましょう。選考を実施する企業はインターン参加希望者が多い傾向にあります。そのため、選考対策が終わっていないと、人気のインターンにはなかなか参加できません。
自己PR用の動画やPowerPointの提出を求められるケースもあります。期限ギリギリに応募しようとすると、エントリーに必要な動画や書類が間に合わない可能性があるため、選考を実施するかどうかは事前に確認しておきましょう。
動画選考の注意点や練習方法は以下の記事で解説しています。
動画選考でライバルと差をつける工夫を伝授|注意点や練習法も解説
また、選考のあるインターンにだけ応募すると、一社も参加できない事態に陥るかもしれません。バランスを考えて応募しましょう。
インターンの応募から選考までのスケジュールは以下の記事で解説しています。
インターンはいつから参加? 応募から選考までのスケジュールを解説
- インターンに落ちると本選考も落ちてしまう気がして応募できません。
インターン選考と本選考は目的が別物
2025年卒から、一定の基準を満たす採用直結型のインターンを実施した場合に限り、学生情報を採用活動開始後に活用することができるようになりました。
ただ、文部科学省ではインターンを「企業などにおいて、自らの選考や将来のキャリアに関連した就業体験をおこなうこと」としています。
このことからインターンでは「どのような目的意識を持ってインターンに参加したいのか」が問われ、実際の採用面接では「この人と一緒に働くイメージが持てるか」、「自社に貢献してくれそうなのか」が問われます。
これらの理由からインターンと本選考は別物だと考えられるので、気にせず参加してみましょう。
⑤知名度だけで選ばない
CMでよく目にする大企業のインターンに参加したくなる人もいるでしょう。知名度だけでインターンを選ぶのは避けるべきです。知名度のみに釣られてインターンに参加しても、あまり成果を得られないからです。
また、大企業のインターンは選考があるケースが多いため、参加するためには企業分析や面接対策を徹底する必要があります。知名度で選んだ志望度の低い企業のインターン選考対策に時間をかけるのであれば、自己分析や、本当に自分に合う企業の選考対策に注力すべきです。
とはいえ、「知名度の高い企業に応募するべきではない」といっているわけではありません。志望業界や目的を考慮した結果、知名度の高い企業のインターンに参加するのは得られるものが多いので、ぜひ参加しましょう。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見るインターンから「就職して何を実現したいのか」を意識しよう
知名度が高い大手企業や有名企業は選考倍率が高いため、参加するだけでも本選考でアピールになるのではと思いますよね。たしかに、参加する学生も実績があったり、対策に時間をかけたりしているため、得られる刺激はとても多いです。
しかし、知名度だけでインターンに参加して就職までした後に、ミスマッチに気づいて早期離職になったケースもあるため注意が必要です。インターンに参加すると本選考で優遇されることも多く、インターン先で就職する学生も一定数います。
知名度だけでインターンを選ぶと就活のミスマッチにつながりかねない
きちんと自己分析をしたうえで就職すれば問題ないですが、知名度だけで就職先を選択すると、やりたいことが実現できずにミスマッチとなってしまうのです。
本選考で有利になることを魅力に感じてインターンに参加する学生も多いですよね。しかし、その企業で何を実現したいのかを考えなければ、就職することが目的になってしまいかねません。
ミスマッチを防ぐためにも、インターンのときから「就職して何を実現したいのか」を考えて応募企業を選びましょう。
⑥ブラックインターンに注意する
給与が支払われなかったり、拘束時間が長かったり、パワハラやモラハラに遭ったりするインターンには注意が必要です。ブラックインターンは、短期インターンよりも長期インターンに見られる傾向があります。
ブラックインターンの特徴
- 給与が支払われない
- 拘束時間が長い
- ハラスメントに遭う
- 休日がない
就活会議などの口コミサイトでインターンに参加した人の口コミを確認しておくと、ブラックインターンを避けられる可能性が高くなります。ただし、口コミサイトは匿名性のため、信ぴょう性が低い情報があることには注意しましょう。
ブラックインターンに参加してしまった場合は、なるべく早い段階で辞退を申し出ましょう。大学のキャリアセンターや労働基準監督署に相談するのも選択肢の一つです。
参加したらブラックインターンだった場合、まずは大学のキャリアセンターに相談しましょう。理由は各大学で対応方法を決めている可能性が高いからです。
そして、参加したインターン先から早期選考の案内が来ても断るようにしましょう。
インターン前にあなたが受けないほうがいい職業を確認してください
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3ステップで完璧! インターンに参加するための準備
インターンに参加するための準備
- 業界・企業への理解を深める
- インターンで必要なものをそろえる
- インターン選考の準備を進める
インターンの選考の評価が本選考に反映される可能性もあり、インターンの準備から就活はスタートしていると考えましょう。
ここからはインターンに参加するための準備を3ステップで解説します。入念な準備をして、企業の担当者に良い印象を残せるようにしましょう。
①業界・企業への理解を深める
インターンに参加する前は業界や企業への理解を深めておきましょう。インターンに参加する目的がより明確になるからです。
調べてもわからなかった点はメモをして、インターン中に質問しましょう。企業のことを熱心に学んだことが伝わる質問をすると、企業の理解を深められるだけではなく、良い印象を与えられる可能性もあります。
事前に理解しておくべき内容
- 企業理念
- 事業内容
- ビジネスモデル
- 業界の立ち位置
- 将来性
インターンに申し込むうえで企業研究や分析は欠かせません。以下の記事では企業分析のやり方について詳しくまとめているので参考にしてみてください。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
インターンで準備すべきことは以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
インターンは準備が成功の分かれ道! 万全の用意で企業の心をつかもう
企業研究ノートを作っておくと、より企業への理解度を深めることができます。以下の記事で企業研究ノートの作り方を解説しているので、参考にしてくださいね。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
インターンでおすすめの質問については以下の記事で解説しているので、実践して深い情報を引き出してください。
インターンでおすすめの質問70選|深い情報を引き出す5つのコツ
②インターンで必要なものをそろえる
直前に焦ってバタバタすることがないように、インターンで必要なものは事前にそろえておきましょう。基本的にインターンで必要なものは、本選考でも必要になる可能性が高いものばかりです。先延ばしにせず、早めに準備する必要があります。
インターンで必要になるもの
- リクルートスーツ
- ビジネスバッグ
- 腕時計
- ハンカチ
- メモ帳
- 筆記用具
- 学生証
オフィスカジュアルを推奨している企業もあるため、スーツのほかにフォーマルな服を用意しておくと安心です。
就活での服装については以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
面接の服装に迷う学生必見! 基本マナーから私服対策まで完全網羅
面接の準備についても以下の記事で解説しています。
面接の準備完全版|あなたを最大限に魅せる17の土台作り
ここまでインターンに必要な持ち物を解説しましたが、以下の記事ではインターンにあると役立つアイテムを詳しくまとめているので参考にしてみてください。
インターンの持ち物一覧|あれば役立つアイテムとは?
- オフィスカジュアルの指定があった際、スーツで参加しても問題ないのでしょうか?
企業の社風に合わせた服装を調べよう
「自由な服装で」や「指定なし」というときは、スーツで参加するのがビジネスマナーを考えると無難であるといえるのですが、「オフィスカジュアルで」という指定があった場合は少し違ってきます。
企業側としては、ビジネスの場でも通用する礼儀をわきまえたカジュアルな服装をどのように考えるのかを見たり、企業風土に合わせた服装を準備する意欲があるかどうかを図る意図があるかもしれません。
OBやOGに確認したり、昨年の状況を調べてみるなどの手間をかけることもインターン参加の準備の一つといえます。せっかく参加するのであれば、後悔しない準備をしておきたいものですね。
③インターン選考の準備を進める
選考があるインターンにエントリーする際は選考の準備も進めましょう。ESや面接、グループワークなど、企業によって実施する選考は異なります。
就活会議やONE CAREERなどの口コミサイトでは、インターンの選考についても投稿されているので確認しておきましょう。ただ、選考方法が前年と同じかどうかはわからないので、選考内容が変わっても対応できるようにしておくことをおすすめします。
また、エントリーする際には証明写真の提出が求められます。履歴書に貼るためにプリントしたものとネットで提出する用のオンラインデータのどちらも用意しておきましょう。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見るインターンに参加するうえで自己分析をすることが最も大切
インターンに参加したいものの、準備期間が限られている学生も多いですよね。そのようなときに何を優先して取り組めば良いか悩むのではないでしょうか。
インターンの準備に悩む学生は、自己分析に力を入れてインターンの準備をしましょう。自己分析の中でも、特に「強み」と「弱み」の分析をすると、インターンの選考で評価が得られやすくなります。さらに、インターンでの成長実感も得られるようになりますよ。
自分の強みと弱みを自覚することでインターンが有意義になる
インターンを募集する企業は、業務への貢献を期待しています。そのため、どのような強みがあるのかをアピールすると、業務への貢献を期待されて採用につながるのです。
また、弱みを明確にしておくことで、自分がインターンを通じて克服したいことが明確になりますよね。この参加目的をアピールすることで熱意を伝えることもできるのです。
このように、あなたの強みと弱みを整理することで、選考で有利になるだけでなく、インターン参加時の成長度も大きく変わります。限られた時間を無駄にしないためにも、自己分析は必ずおこないましょう。
自己分析のやり方は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にして強み・弱みを見つけましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
強み・弱みを見つける方法は以下の記事でより詳細にわかります。
強みの見つけ方
強み一覧付き|自分の強みが必ず見つかる方法9選とアピール方法
弱みの見つけ方
就活で使える弱み100選! 短所を悪印象なくプラスに見せる秘策
正しいインターンの探し方を把握して就活を有利に進めよう
ここまで解説したとおり、就活を効果的に進めるためには自分に合ったインターンに参加することが非常に重要です。ポイントを押さえた探し方を実践することで、条件にマッチしたインターンに出会える確率は格段にアップします。
今回解説した方法でインターンを探して、就活を有利に進めてくださいね。
アドバイザーコメント
大場 美由紀
プロフィールを見るインターンは納得のいくキャリアを見つけるのに有効な機会
学生のインターン参加率は近年確実に増加傾向にあり、インターンを開催する企業も増えています。背景には、インターンをWebで実施する企業の増加や新卒採用の早期化もあるでしょう。
また、社会全体がコロナ禍をくぐった影響で、本選考でも一次や二次面接はWebで実施する企業も多くなり、企業側としては、インターンも含めて複数回学生に接して、意欲のある学生の情報を積み上げて安心して採用したいという意図もあります。
インターンを通して自分と社会に対する理解を深めよう
就活を有利に進めるために、勉強など本来の学生生活の時間を割いてインターンに参加することに反発を感じる学生もいるかもしれません。
しかしインターンに参加することで、残りの学生生活の中で身に付けるべきスキルや、よりいっそう磨きをかけるべき自分の強みなどへの気づきを得られると考えることもできます。
視野を社会に広げるきっかけとなり、自分自身をより成長させる手がかりを得るという考え方もできます。納得できる将来の道を選び取るためにも、自ら積極的にアクションを起こしていきましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/フィナンシャルプランナー
Miyuki Oba〇大学などでカウンセリングや講義、企業や行政における新人研修・セミナーなどに多数登壇。ファイナンシャルプランナーおよび小論文講師としての知見も加味したアドバイスをおこなう
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