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リクルーターの意味を教えてください。
大学3年生の女子です。就職活動で「リクルーター」という言葉をよく聞くのですが、具体的にどのような役割のある方なのか教えていただきたいです。
企業の人事の方との区別がいまいちわからないのですが、また違う役割があるのでしょうか? また、選考にかかわることはありますか?
もし、これから就職活動においてリクルーターの方と話す機会があれば、どのようなことを聞くのが有益でしょうか?
リクルーターの意味と、リクルーターとの出会いを就職活動にどう活かせば良いのかアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
リクルーターは就職活動のサポーターとして活用しよう
リクルーターというのは、一般的に採用を直接担当している人ではない、現場で実際に働いている社員の人が、学生のサポート役として付く制度のことを指します。
企業側の意図としては、学生を自社に惹き付け、最終的に入社につなげるための、いわゆる「囲い込み」という側面もあるのかもしれません。
私が以前いた会社では、リクルーター制度がなかったので、詳細についてはわからない部分もありますが、学生にとっては、一人の社会人が自分について就活をサポートしてくれるというのは、大変貴重な経験になるのではないでしょうか。
社会人の先輩として就職活動に関するさまざまな悩みを相談したり、企業の内情をより深く知るための機会を得たりすることができます。
聞きにくいことも相談して企業のリアルな情報を得よう
リクルーターの活用法として私がアドバイスするとすれば、人事の採用担当者の人には少し聞きにくいような、踏み込んだ内容の質問をしてみるのが良いかと思います。
たとえば、給与や休暇の実態的な部分や有給休暇の取得状況など、企業のリアルな情報を得る機会として活用できます。
また、仕事の具体的な内容ややりがい、あるいは大変なことなど、現場の生の声を聞くことも非常に有効です。企業について聞きたいことがあれば、リクルーターを活用していきましょう。
リクルーターは企業の現場の視点で話せるサポート社員のこと
リクルーターとは、人事部門の社員ではなく、ほかの部署で実際に勤務している社員のことです。リクルーター制度を導入している企業では、学生が緊張しないよう、カジュアルな雰囲気で1対1でリクルーターと話す機会が設けられると思います。
リクルーターは現場で仕事をしている社員なので、実際の業務内容や業務上の経験、業務を通して得られたこと、職場での雰囲気などを聞いてみると良いのではないでしょうか。実際に働いている現場の社員のリアルな声が聞ける良い機会と考えてください。
リクルーターも学生を見ているためビジネスマナーは守ろう
ただリクルーターは、あなたが一緒に働きたい人材なのかを見極めるための存在でもあります。
だからこそ、ビジネスマナーを守ることは当然必須です。話しやすいからといって、礼儀を欠かないように注意してください。ビジネスマナーを守りつつ、リクルーターに気になる点を聞いてみましょう。
こちらの記事でもリクルーターについて詳しく解説しています。リクルーターの特徴や活用方法、良い情報を仕入れるための質問も紹介しているので参考にしてくださいね。
リクルーター面談の後にお礼の連絡を送るべきか? の疑問には、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしておきましょう。