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年間休日数でホワイト企業と判断していいのでしょうか?

転職活動をしているのですが、求人情報で年間休日数が多い企業を見ると、「ホワイト企業かも」と期待してしまいます。

でも、年間休日が多いだけで本当に働きやすい会社と言えるのでしょうか?

たとえば、休みは多くても一日あたりの労働時間が長かったり、有給休暇が取りにくい雰囲気だったりすることも考えられますよね。年間休日数だけで判断していいのか、少し不安に感じています。

どれくらいの年間休日数があればホワイト企業と言えるでしょうか? ぜひ教えてください!

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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年間休日数が多くても働きにくさを感じることも......

年間休日数だけでホワイト企業と判断するのは危険です。年間休日数は、労働時間の健全性を示す目安の一つに過ぎません。

しかし、休日が多くても、長時間労働や低い有給取得率、実質的な休日労働などがあれば、働きやすい職場とは言えません。数字だけでは企業の本当の姿は見えないものです。

以前に支援した相談者から「年間休日が125日あるのですが、土日出勤できるかと毎週聞かれ困っている」との相談もありました。

毎日12時間労働が常態化していたり、有給休暇がまったく取得できない雰囲気だったりする企業は、決してホワイトとは言えません。逆に年間休日が115日以下でも、残業がほとんどなく、有給休暇も自由に取れるような企業も存在します。

自分にとっての働きやすさを追求しよう!

ホワイト企業を見極めるには、年間休日数だけでなく、有給休暇の取得率や取りやすさ、残業時間の実態、社内の雰囲気や制度の活用状況など、多面的な視点を持つことが重要です。

数字の奥にある本質を見抜き、「自分にとっての働きやすさ」を追求しましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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休日だけで判断NG! 総合的に企業を見よう

年間休日日数だけでホワイト企業と決めつけるのは危険です。残業時間数、有給取得日数などのほかの労働条件や、職場での雰囲気など、総合的に判断する必要があります。

見かけの数字だけにとらわれると、入社後に「こんなはずではなかった」と感じるリスクもあるため注意が必要です。

多角的な視点が見極めのコツ! 企業の取り組みや社員の声にも注目

ホワイト企業かどうかは、労働条件だけでなく、職場の雰囲気、くるみんえるぼしの認定の有無、健康経営に力をいれているかなど、さまざまな観点から見極めることが大切です。

また、社員の声や口コミ、企業説明会での印象など、生の情報も判断材料として活用しましょう。

以下の記事ではおすすめのホワイト企業を40選紹介しています。また、ホワイト企業の特徴や見極め方などをも解説しているので、「ホワイト企業に就職したい」と考えている人はぜひ参考にしてください。

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