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社会貢献がしたいことを志望動機にするのはだめなのでしょうか?
27卒の就活生です。私は企業選びの際、社会貢献性を重視して選んでいます。そのため、そのことを志望動機に盛り込みたいと思っているのですが、この切り口の志望動機にするのは良くないのでしょうか?
先日この事をアルバイト先の先輩に話したところ、「社会貢献がしたいという志望動機は抽象的すぎるからだめだと思う」と言われました。
たしかに、社会貢献といってもさまざまな形があり、具体的にどのような貢献をしたいのか、まだ明確にできていない部分もありますが、何がまずいのかもよくわかりません。
もしこのテーマを志望動機に入れないほうが良い場合、どんな切り口なら魅力的な志望動機になるでしょうか? アドバイスのほどよろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「社会貢献がしたい」という思いを面接官の納得できる形で伝えよう!
結論、「社会貢献がしたい」という志望動機自体がダメなわけでは決してありません。
大切なのは、その思いを具体的に掘り下げ、説得力のある形で伝えることだと思います。なぜなら、漠然とした「社会貢献」では、採用担当者にはあなたの熱意や本気度が伝わらないためです。
まず、「なぜ自分は社会貢献を重視するのか」「社会貢献をしたいと思うようになったきっかけや経験は何か」を深く考えてみましょう。
社会貢献と一口に言っても、その分野は多岐にわたります。そのなかで、特にどの分野の社会貢献に興味があり、それはなぜなのかを自分のなかで明確にしてみてください。
そして、「社会貢献が重要だ」と考える背景にある自身の価値観や、あなた自身が定義する「社会貢献」とは何かを明確にすることが、最初のステップとなります。
なぜその企業でなら「社会貢献できる」と思ったのかを具体的に伝えよう
次に、その深掘りした思いを、応募する企業と結びつけることが必要不可欠です。
具体的には、その企業のどのような仕事を通じて社会貢献を実現したいのか、なぜ他の企業ではなくその企業でなければならないのかといった点をクリアにしていきましょう。
そして、その企業がおこなっているどのような社会貢献活動や事業内容に特に心を惹かれたのか、といった点まで明確に説明できるように準備しておくと良いですね。
これらの点が明確でなければ、採用担当者には「ただ社会貢献という言葉に憧れているだけなのでは」という印象を与えかねません。
自身の価値観と企業の取り組みをしっかりと結びつけ、あなたならではの視点で語ることで、志望動機はより魅力的で説得力のあるものになるはずです。
社会貢献を志望動機にするのはOK! その企業ならではの理由でアピールしよう
指摘のとおり、単に 「社会貢献がしたい」 だけでは、少し漠然とした印象を受けます。
しかし、実際にこの言葉を志望動機に書く人は多いです。
本当にそう思っているのであれば、まずは、受験する企業が具体的にどのような社会貢献活動をおこなっているのかを調べることから始めましょう。
そして、企業がおこなっている活動のどういった点に共感し、自身のどのような能力を活かして貢献したいのか、具体的に何をしたいのかまで落とし込むことができれば、説得力のある志望動機になります。
企業理解がカギ! 「自分に何ができるか」 を語ろう
企業によって、SDGsへの取り組み、地域貢献、社会福祉関連など、社会貢献の形はさまざまです。その企業の 「何に」 貢献したいのかを明確にすることが重要となります。
どの企業にも当てはまるような漠然とした内容では説得力に欠けるからです。
その企業で何ができるのか、何をしたいのかをしっかり深掘りしたうえで志望動機にすれば、思いは伝わります。
そして、 「私ならこんなことができます」 ということまで伝えられるとさらに良いですね。
社会貢献をしたいと伝える志望動機はひと工夫することでライバルに差をつけることができます。以下の記事では社会貢献をしたいという志望動機で高評価を得るコツや例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、人に役に立つ仕事を紹介しています。やりがいや社会貢献を求めている人はぜひチェックしてみてください。
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