30秒で読める!AI要点まとめ
コンサル業界の最新動向とプロが求める資質
- 海外展開やデジタル支援など新領域の市場が拡大している。
- 論理的思考力や課題解決力、高いコミュニケーション力が必須。
- どんな困難にも諦めないタフな人間性も強く求められる。
現役コンサル直伝!評価される志望動機の3大要素
- コンサルをやりたい理由を「なぜ」と深掘りして明確にする。
- 各ファームの特徴を掴み、その企業を志望する理由を示す。
- 入社後にどのように貢献できるか具体的なイメージを伝える。
内定者例文に学ぶ作成のコツと避けるべきNG例
- 内定者は過去の経験や自分の強みを具体的に絡めてアピール。
- 好待遇や転職前提、洗練されたイメージだけの動機は避ける。
- 自分が結果を出して企業に貢献できるメリットを自信で語る。
※AIの特性上、間違いが含まれている場合があります。記事本文と併せてご確認ください。
この記事のまとめ
- コンサル業界の志望動機で押さえたいトレンド
- コンサル業界の志望動機の伝え方
- コンサル業界内定者の志望動機例文
コンサル業界は、毎年学生から人気を集める業界のひとつです。そのため、ただ「かっこいいから」「成長できそうだから」といった志望理由では、選考を通過するのは難しくなってしまいます。
また、コンサル業界の動向や魅力についてきちんと理解したうえで、自分の強みをアピールできる志望動機を作成することで、書類選考を通過し、面接やグループディスカッションで採用担当者に活躍のイメージを与えられます。
この記事では、キャリアアドバイザーの鈴木さん、横山さん、上原さんのアドバイスを交えて採用担当者を惹きつける志望動機を解説します。コンサル業界を志望する学生はぜひ参考にしてみてくださいね。
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志望動機で触れたいコンサル業界の動向
業界動向サーチによると、コンサル業界の業界規模は0.8兆円(123位/190業界)です。
1886年にコンサルティングというビジネスがアメリカで誕生して以来、社会情勢やビジネス業界の変遷を受けて、コンサルティングのスタイルや扱う領域が変化しました。20世紀に入ると現在も続く著名なコンサルファームが出現しています。
世界におけるコンサル業界の市場規模は10〜20兆円といわれていることを考えると、日本のコンサルティング業界はまだ成長の余地があるでしょう。
志望動機を作成するために、まずはコンサル業界の動向を理解して、業界の全体像をつかみましょう。
コンサル業界を志望するのであれば、動向のチェックは欠かせません。コンサル業界で働くとは、つまりビジネスの最先端で働くということです。
現在は安定成長期ではなくなって、強者が急激に衰退するような変動期です。今まで価値がないといわれていたものが付加価値を持ったり、突然新しいものが生み出されたりするので、業界とそれに隣接する領域の動向に敏感である必要があります。
世界ではアメリカが高いシェアを占める
コンサル業界を世界的な市場規模でみると、アメリカが6〜10兆円と高いシェアです。次いで、ドイツが1〜2兆円の市場規模といわれており、この2ヵ国が大半を占めています。
日本では、経営課題を解決するのに企業内部の組織や人材を使って解決することが多く、そのためコンサルを活用する機会が少なくなっています。
しかし、今以上にコンサルの利用を促進できれば、規模の拡大につながるという見方もできます。各企業の課題としてはコンサルを提供する際に、流れていく世の中のスタイルにいかにあわせていけるのかがポイントとなるでしょう。
企業の業績回復に伴い堅調な推移
コンサル業界の業績は2014年から2020年にかけて緩やかに増加しています。2009年までは不況の影響を受けていました。クライアント企業の経費削減志向から前年比減の結果となるコンサル企業が多くある状況でした。
2012年以降、円安基調になり日経株価平均も上昇、国内の景気が回復の兆しを見せると、グローバル化に関する案件やデジタル活用のニーズが高まり、上昇傾向に転じました。2019年の働き方改革による業務効率化、2020年の新型コロナウイルス感染症によるテレワーク導入など追い風を受けている状況です。
IDCJapanが2022年5月に発表した国内コンサルティングサービス市場予測によると2026年までに8,732億円の市場規模に達すると見込まれています。
海外展開・デジタル支援など新領域が広がる
日本経済が伸び悩むなか、アジアや中国への進出を望む企業へのコンサルが好調です。海外進出による販路の拡大はクライアント企業の売り上げを大きく伸ばす可能性がある一方、リスクもあります。海外進出前のリサーチから現地での管理、改善のサポートなどをおこなうコンサル会社も現れました。
さらに、ビックデータやクラウド・AIなど、デジタル分野のコンサルが急激に拡大しています。IDCJapanによると、デジタル関連ビジネスコンサルティング市場は2020年に前年比29.3%増の1,337億円に到達したとされています。
デジタル分野は日々急激な変化を遂げるため、クライアント企業の内部の人材では対応しきれないことも多くあります。そのようなニーズをうまくくみ取ったコンサルティング企業が業績を伸ばしているといえるでしょう。
他にも、「組織人事系」という採用・育成、人事制度など、組織の側面から経営力向上を実現する領域や、「税務・会計系」という国際税務やM&Aを扱う領域などもあるので、押さえておきましょう。
コンサル業界の志望動機の伝え方

コンサル業界は学生から人気の集まる業界なので、選考を勝ち抜く倍率も高くなります。書類選考で採用担当者に自分の強みや入社意欲をアピールするには、志望動機の作りこみが欠かせません。
志望動機では「何に魅力を感じたか」よりも「なぜ魅力を感じたのか」に重きを置いて、伝えるべき内容をピックアップしていきましょう。
コンサルの志望動機に必ず盛り込みたい3つの要素をもとに伝え方を解説するので、必ず確認するようにしましょう。
アドバイザーコメント
根拠を明確にして筋が通った文章を心掛けよう
志望動機で論理的思考力を示すためには、論理的に文章を書くことが求められます。
具体的には、物事を端的に捉えて簡潔に説明できている必要があります。主張には明確な理由(根拠)があり、それに基づいて説明することで論理性が生まれます。つまり、人を納得させるためには主張と理由がセットになっていることが必要です。
そして、理由を述べるときには、説得力が増すように数字や具体的な名称を盛り込むようにするとよいでしょう。論理的な文章の書き方の定番フレームワークとしてPREP法(Point-Reason-Exsample-Point)があります。説得力のある文章、話し方の定番フレームワークなので、ぜひ活用してみてください。
書類選考を控えている人は、こちらの記事もおすすめです。エントリーシート(ES)における志望動機の書き方を解説しています。
面接前に志望動機をブラッシュアップしたい人は、こちらの記事を参考にしましょう。面接における志望動機の考え方や回答のコツを解説しています。
①コンサルをやりたい理由
なぜコンサル業界を志望するのかを、自分の言葉で的確に説明できるようにしましょう。ただ、憧れたから、かっこいいからという理由では、業界についてきちんと理解していないと思われてしまい、選考を進めることは難しくなります。
また、「多くの企業の問題を解決したいと思ったから」というのもやや不十分です。問題を解決するというのは、コンサル業界以外でもできることだからです。
より自分の考えを深めるためには「なぜ」を5回繰り返して自分に問いかけてみることで、考えが深掘りされて本質的な真因に辿り着くことができるでしょう。
深掘りをする際の視点
- なぜコンサル業界に興味をもったのか
- なぜ多くの企業の課題を解決したいと思ったのか
- なぜ成長スピードが早い業界を選ぶのか
- なぜ幅広い業界とかかわりたいのか
②その企業を志望する理由
「なぜその企業を志望するか」が、志望動機で一番伝えたいポイントです。
コンサルは、戦略系、総合系、IT系とさまざまな分野があり、企業ごとに強みを活かしながらクライアントの問題を解決しています。
コンサルのなかでも、なぜその分野に興味をもったのか、具体的に携わりたい業務にはどのようなものがあるのか、自分の考えを細分化していくことで、志望企業を選んだ理由が明確になるでしょう。
コンサルティングファームは各ファーム毎の違いがわかりにくいものです。だからこそ、個別ファームの特徴をいかに掴んで熱意をアピールできるかがコツになります。
その企業でしかできないことや、その企業を志望した特定の理由が伝えられると採用担当者に入社したいという意欲が伝わります。
③企業に貢献する具体的なイメージ
志望動機の文末では入社後のビジョンを伝えましょう。企業側は志望理由のなかで、学生が入社後にどのような活躍をしてくれるかまで知りたいと考えています。志望動機の締めくくりで「入社後にどんな働き方をするのか」「どのように貢献できるのか」という働く姿をイメージさせられると、熱量が伝わるでしょう。
コンサルについては、クライアント企業に貢献することで事業を運営しています。コンサル業界に足を踏み入れるのであれば、企業に貢献できるイメージを伝えることが非常に重要です。
前向きな表現を取り入れて、言い切るイメージで自分の強みを伝えると、企業側もあなたを採用するメリットを実感できます。今の自分が描く将来像や、今の自分のスキルでできること、今後優先的に取り組みたいことを考えて、貢献する姿を盛り込みましょう。
- コンサル業界で、順調にキャリアを積み重ねる人にはどのような共通点がありますか?
さまざまなスキルを兼ね備えた優秀でタフな人が多い
顧客との良好な関係を築きながら仕事をしていく必要があるので、高いコミュニケーション能力を持っている印象です。そして顧客の課題を解決するうえで、高度な課題発見力や論理的思考能力、表現力を有することも欠かせません。
専門領域に関する知識・技術を持ち、常に学び成長を続けているような、優秀でタフな人が多いという共通点も感じます。
志望動機の締めは、熱意をアピールする重要な部分です。詳しい考え方やコツを知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
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【大手内定者の例文付き】コンサル業界の志望動機例文
ESや面接で使えるコンサル業界の志望動機について、大手企業に内定した先輩の例文も交えながら解説していきます。
また志望理由やコンサルの分類ごとに12種類の例文を紹介するので、現在作成している志望動機のブラッシュアップや、内容を考えるうえで参考にしてくださいね。
PwCコンサルティング内定者の例文
PwCコンサルティング内定者の例文
私が貴社を志望する理由は、圧倒的なスピードでの「ビジネススキルの成長」と「人間力の向上」を両立できる環境だと考えたためです。
私は現在、学生起業に携わっており、将来組織を牽引するためには高度な論理的思考力と、人を惹きつける人間力の双方が不可欠だと痛感しています。
コンサルティング業界はデータや数値を重んじる傾向がある中で、貴社は「やさしいコンサル」を掲げ、人と人とのコミュニケーションを非常に重視されています。この理念に深く共感し、貴社でなら高度な課題解決力と人間的魅力を同時に磨くことができると確信しました。
入社後は、顧客に深く寄り添いながらビジネススキルを磨き、貴社の発展に貢献いたします。
アビームコンサルティング内定者の例文
アビームコンサルティング内定者の例文
私が貴社を志望する理由は、グローバルな舞台で顧客と直接関わり、施策の「実行」まで泥臭く伴走したいからです。
外資系ファームの日本支社では国内案件が中心になりがちですが、日本発のグローバルファームである貴社であれば、海外クライアントと直接やり取りし、国境を越えた課題解決に貢献できると考えました。
加えて、貴社の「実行までおこなう」というスローガンに強く共感しています。提案のみで業務が終了してしまうケースも多い中、顧客が施策を完全に実施し、成果を出すまで責任を持って支援する姿勢に魅力を感じています。
入社後は、グローバルな環境で実行力を伴うコンサルティングを行い、顧客の変革に最後まで貢献いたします。
日本IBM内定者の例文
日本IBM内定者の例文
私が貴社を志望する理由は、社会の変化を牽引する「変革力」と、上流から下流までの「一気通貫の支援体制」に魅力を感じたためです。
貴社は、かつてのパソコン製造からソフトウェアやAI領域へと事業を転換し、常に時代を先取る革新的な社風を持っています。また、大学でサプライチェーンを研究する中で、企業の課題を根本から解決するには、戦略策定のコンサルティングにとどまらず、システム構築(SI)や運用まで包括的に支援する必要があると痛感しました。
コンサルティングから研究開発まで自社で完結できる貴社であれば、顧客にとって真に価値のあるソリューションを提供できると確信しています。
入社後は、大学で培ったサプライチェーンの知見と貴社の総合力を掛け合わせ、顧客企業のビジネス変革に最後まで伴走し、貢献いたします。
志望理由別の志望動機例文
コンサル業界を志望する理由を中心にアピールしたい人は、まずどのような理由でコンサル業界を志望しているのかを述べましょう。その後、そのように考えるに至ったエピソードや入社後に活かせる経験を伝えると、具体性が増します。
コンサルを志望する理由に挙げられることの多い5つの志望理由別に例文を紹介します。まだ志望動機が思い浮かばないという人はこれから作成する参考にしてみましょう。
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例文①コンサルだからできることをしたい
コンサルだからできることをしたい
私が貴社を志望する理由は、コンサルとして多くの企業のクライアントの問題解決の役に立ちたいと考えたからです。
学生時代、居酒屋のアルバイトをしていました。アルバイトの立場でしたが、キッチンとホールスタッフの連携方法の改善を提案し、業務の効率化を図りました。その結果、スムーズにメニューの提供ができるようになり、回転率がアップし、お店の利益が上がり、大きなやりがいを感じました。この経験を通して、より多くの企業の課題解決に携わりたいと考えるようになりました。
貴社は、幅広い分野のコンサルを手がけており、より多くの企業に携われる点に魅力を感じています。どんな課題にも、真摯に向き合い、顧客と貴社の利益向上に貢献していきたいです。
自分の中での経験談から、課題を抽出して解決に至った、その経験が志望動機になっているということが非常にわかりやすく書かれています。就職後のイメージについても語られているので良い内容です。
例文②企業の特徴に魅力を感じた
企業の特徴に魅力を感じた
私が貴社を志望する理由は、キャリア開発と人材育成に力を入れている点に魅力を感じたからです。
貴社は、業務が多岐に渡り、ジョブローテーションの文化もあると伺っております。自分自身の能力を最大限に発揮して、最適なキャリアを歩める環境があると感じました。また、人材の多様性を重視しているという考えにも強く共感しています。
コンサルタントとしての自身の手腕がクライアントの問題解決につながると考えているため、常に自分自身を向上させる必要があると考えており、貴社であれば向上心をもって仕事に取り組めると感じました。
自分自身としても、常に高みを目指す環境で働くことで、社会に対して最大限の価値を提供していきたいと考えています。
企業が望んでいるのは、多くの経験を積んで一流のコンサルタントになって貢献することです。キャリア開発と人材育成やジョブローテンションなど待遇や環境の優遇は何のためにあるのか深堀りし、どのように学びを会社へ返すのか、企業へのリスペクトを書き加えましょう。
例文③過去の経験を活かしたい
過去の経験を活かししたい
私が貴社を志望する理由は、自分のこれまでの経験を通じて、企業の問題を解決し成長を促すという業務内容に惹かれたからです。
学生時代に、テニスサークルに所属し、リーダーを務めました。メンバー数の多いサークルだったので、ときにはメンバー同士で問題が発生することもありました。そのなかでお互いの気持ちに寄り添い、問題の原因を分析し、解決策を提案することで、次第にサークルのあり方をより良いものにできました。
このような経験から、自分から積極的にかかわりを持ち、問題を正しく整理することで解決していくことの重要性ややりがいを感じました。私には、どんな問題にも粘り強く取り組む力があります。この力を活かし、クライアントに寄り添って共により良い方法を模索していきたいと思います。
コンサルタントとして問題解決を図るには、気持ちに寄り添うだけではなく、現状をいかに析して、論理的に解決策を導きだし実行するかが問われます。論理的に原因を分析して対策につなげたことがわかる内容にするとさらに良くなります。
例文④コンサルの仕事に憧れがある
コンサルの仕事に憧れがある
私が貴社を志望した理由は、人事の面から企業が直面する課題を解決したいと思ったからです。
私の父は、会社を経営しており、一時期経営難に陥ったことがありました。その際に、コンサルを利用し、計画的な会社の立て直しに着手したことで、今では安定した業績を維持できるようになりました。
その際にお世話になったコンサルの方の姿を見て、企業の将来に携われる仕事に憧れをもつようになりました。そのなかで、特に組織は人の力で変わっていくことを目の当たりにしました。
企業がより良く経営を進めるためには、専門家のアドバイスが必要不可欠です。特に貴社は人事領域でのコンサルに強みをもっており、自分自身の携わりたい分野で貢献できると感じました。私は持ち前の論理的思考力を活かして、人事や組織の専門家としてクライアントに納得感をもって進められる仕事をしていきたいです。
結語で自分の論理的思考力について触れていますが、なぜその論理的思考力を養えたかということに経験から触れておくと、納得感のあるより良い志望動機になります。
例文⑤調査や研究をおこないたい
調査や研究をおこないたい
私が貴社を志望した理由は、金融機関や官公庁に対して、専門性の高いアドバイスをおこないたいと考えたからです。
私は、大学時代に自治体の観光資源についての研究をおこなってきました。観光課題を定義し、ビジネス書をひもといてどのような戦略が立てられるか計画しました。ときには、成功を収めた自治体にインタビューをして、実例を学びました。
このような裏付けをしっかりとおこなうことで、実現可能なソリューションを提案し、コンペで最優賞を獲得しました。
貴社は、官公庁とのかかわりが多く、数々の案件を手がけた実績が豊富です。大学時代の経験を活かして、綿密な調査や研究で成果の出せる解決策を提案していきたいです。
なぜ金融機関や官公庁へのアドバイスをおこなう仕事をしたいのか、理由が気になりました。
民間とどこが異なるのか、金融機関や官公庁で活かせる自分の強みや学生時代の活動でもっと拡げたいと感じたことなど、コンサルの仕事で実現していきたいという思いをもっと押し出せるとよいと思います。
コンサルの種類別の志望動機例文
コンサルの種類別の志望動機例文
コンサルは種類ごとに強みとする分野が異なります。自分の志望する企業の分野に合わせて、志望動機を作成することで、なぜその分野のコンサルに興味をもっているのかが明確に伝えられるでしょう。
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志望動機で困ったら、まずはツールを活用してみましょう。
(人材業界の場合)
例文⑥戦略系コンサル
戦略系コンサルの例文
私が貴社を志望するのは、情勢に合わせた経営戦略を提案して企業の発展に貢献したいからです。
私は学生時代に、アパレルのアルバイトをしていました。セール時期が終わると客足が伸び悩むという課題があったため、集客数を上げるためにSNSを活用した宣伝を提案しました。
定期的にクーポンや新作商品の入荷を案内することで、来店者数が1.5倍になりました。このような戦略の提案に興味をもったのがコンサル業界を志望するきっかけです。
貴社は、研修制度に力を入れており、人材力の向上を通して顧客の利益アップに貢献しています。日本をけん引する企業の一員として、多くの企業の経営戦略に携わりたいと思い、御社を志望しました。
現状をいかに分析して、論理的に解決策を導きだしたかを示すようにしましょう。また、企業研修に期待する姿勢でなく、自身が主体的に学び成長する意識を示せるとさらに良くなると思います。
例文⑦総合系コンサル
総合系コンサルの例文
私は、世の中を支える企業の力になりたいと考えています。その中でも企業戦略の提案、施策考案、計画設計など、実行に至るまでのすべてをサポートできる御社を志望いたしました。
私は学生時代に生徒会に所属していました。学校の予算をどのように使うかという点に対して、独学で財務、経営の知識を学び、会計担当と共同して先生に提案をおこないました。
計画から実行までを自分たちで担ったことで、スピーディーかつ効果的な結果を得ることができ、予算の削減に成功しました。この経験から、貴社の実行まで一貫しておこなう点に魅力を感じています。
貴社は、日本企業の海外展開支援やグローバルサプライチェーンの構築に強みがあります。国内だけでなく、世界規模で最適なソリューションを提案できる人材になりたいと思っています。
学生時代の経験から志望企業に就職し、世界でもっと大きなことをしたいということが伝わる内容で良いと思います。経験の中で苦労した点などを追加することで、面接官があなたの人物像をイメージしやすくなります。
例文⑧IT系コンサル
IT系コンサルの例文
私はITを普及させることで社会、そして人々の生活が豊かになると思い、コンサルタントを志望しました。
IT技術は社会の発展と切っても切れない関係にあるものの、IT導入に踏み切れない企業も多くあると感じています。そうした企業に対して、相手に寄り添いながら利点を提示し、ときには実例を見せることで企業の業務効率化に貢献したいと思っています。
私は学生時代に塾講師のアルバイトをしていました。なかなか数学の問題が解けない生徒に対して、相手が理解できるまで根気強く説明する姿勢を身に付けました。また、自分の説明が理解してもらえて成績の向上につながったことにやりがいを感じ、仕事をするうえでも誰かの課題解決に粘り強く取り組み貢献したいと考えています。
貴社はITの分野に特化してコンサルをおこなっており、実績も豊富です。今後のデジタル領域は目まぐるしい発展を遂げていくと思われるので、苦手意識のある顧客に寄り添い、抵抗なくIT技術を活用できる支援をしていきたいです。
コンサル業界の中でIT系のコンサルを志望する動機を、適性に絡めて明確にできると良いですね。
またIT分野に特化したコンサルをおこなっている企業とのことなので、どのような部分に魅力を感じどのように貢献したいと考えているのか、この企業の特質を少し深掘りすると説得力がアップすると思います。
例文⑨シンクタンク系コンサル
シンクタンク系コンサルの例文
私は、調査や研究を通して日本全体をより良い社会にしていく働きがしたいと思い、貴社を志望いたしました。
私は在学中、障害者支援施設でアルバイトをしていました。障害福祉の分野は慣性的な人手不足が続いていており、その結果施設運営が困難になったり支援の質が下がったりするという問題を目の当たりにしました。
このような課題は障害福祉施設だけでなく、介護施設など日本全体が抱えているものだと感じます。必要なのは継続的な支援であり、日本全体の課題と地域ごとの課題に切り分けて対策を講じていくべきだと思いました。
御社は日本全国に支店があり、官公庁を中心として、さまざまな案件を手がけています。日本が抱える根本的な課題に対してかかわることができると思い、志望いたしました。
なぜ、その問題が発生しているのかしっかりと情報を収集し、筋道を立てて解決策を考えることで、現状の課題解決だけでなく、将来を見据えた新しい解決策を考案していきたいです。
日本が抱えるどのような根本的課題に立ち向かいたいのか具体的に示し、当社の特徴に関連付けてマッチする形で述べられると良いと思います。
例文⑩中小企業向けコンサル
中小企業向けコンサルの例文
私は事業継承コンサルティングに興味があり、御社を志望しました。日本は独自の技術をもった中小企業が数多く存在し、これらを今後も残していくことが日本全体の発展につながると考えています。
私は大学時代にゲーム理論を専攻し、合理的な行動選択やインセンティブの役割を研究しました。そこでは、合理的で効率的な企業のありかたを是正する方法を学びました。
貴社は中小企業のコンサルに特化し、顧客の相談役として親身になってサポートをしていることを魅力に感じています。
中小企業はグローバル社会において競争に勝つことが難しくなっており、困難な状況に立たされていると耳にします。そのような人たちを支え、より日本の経済発展に貢献したいと思い、志望いたしました。
中小企業で事業継続性のコンサルをする場合、多くのことを期待されます。コンサルとして磨いてきた専門スキル以外に、相談役として親身に相談にのれることや会社の文化・風土に関するアドバイスを依頼されるような人間味をアピールできると良いですね。
例文⑪業界・業務特化型コンサル
業界・業務特化型コンサルの例文
人材の面からクライアントにかかわることで、幅広い企業の課題を解決したいと思い、貴社を志望しました。
貴社のホームページでクライアント案件の事例を拝見し、技術面の課題も実は人材育成で解決できることを知り、大変興味を持ちました。
少子高齢化やIT化が進む現代では多くの企業課題がありますが、それを解決するのは働く人自身だと考えます。私は貴社の人事コンサルタントとして働くことで、企業や業界、社会の発展に貢献でき、他社にはないやりがいを感じられると思っております。
人材教育や採用活動など、専門的な知識を自ら進んで学び、いち早く人事のプロフェッショナルとして顧客の課題解決に携わっていきたいです。
多くの人材系コンサルがある中で当社と他社を比較し、他社にはないやりがいがどのような理由で感じられるのか述べると良くなると思います。
コンサル業界以外も受けたいけれど、志望動機の書き方がわからない……という人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。志望動機の書き方を基本から解説しています。
コンサル業界の志望動機のNG例
どんなに入社したいという気持ちが溢れていても、コンサルの志望動機で盛り込むべきではない内容もあります。志望動機は、自分を採用することのメリットを企業に伝える部分でもあるので、学生だけが得をするような印象につながる文章は避けましょう。
ここでは、コンサル業界の志望動機として適切ではない3つの内容を取り上げます。すでに志望動機を作成している人は、見直す観点としても参考にしてくださいね。
好待遇な労働条件を魅力に感じる
コンサル業界は、給与水準が高く、労働条件が好待遇といえます。就活の軸を年収が高いことに置いている人もいるでしょう。若いうちから高収入が欲しいという人にとっては、コンサル業界は魅力的ですが、そのことを志望動機に入れるのはおすすめできません。
正直に話せば印象はよくなるといわれることもありますが、伝え方を間違えると「この人は自社よりも給料が高いところがあればすぐに転職してしまうかもしれない」と思われるでしょう。
志望動機の軸が労働条件だけでは、深堀りされたときに答えに詰まってしまうので、それ以外の軸を志望動機にするようにしましょう。
コンサル業界の仕事は結果を出すことを常に求められます。報酬が高いのは結果に期待しているからです。なので自分は○○という結果を出せますというアピールがもっとも採用担当者に響きます。
単に高報酬を理由にするのではなく、それに見合う働きをすることを自信を持ってアピールしてください。
年収を重視して就活をしている人もいると思います。以下の記事では新卒で高収入を目指せる業界と注意点をまとめているので参考にしてみてください。
セカンドキャリアへの発展性がある
コンサル業界は離職率が20%程度と、一般企業の離職率と比べると高くなっています。次のキャリア実現に向けた自主退職が多く、自分の経験を活かせる場でさらに高みを目指したいという前向きな理由がほとんどです。
そのため、1つの企業に定年まで居続けるという文化がなく、転職がしやすいのもメリットといえます。しかし、そのような業界の特徴があるからといって、転職を前提とした志望動機は望ましくありません。
また、やりたいことがわからないからとりあえずコンサルを志望するというのは、採用担当者にマイナスのイメージを与えるので避けましょう。
洗練されたイメージをもっている
コンサル業界は丸の内や六本木などの一等地にオフィスを構えていることが多く、ホワイトカラーの代名詞的存在といえます。また、一流大学を出た人も多く、華々しいキャリアのイメージがあるでしょう。
知的でかっこいいイメージに憧れをもつ学生も多いですが、そのような志望動機が面接官に響くことはありません。また、イメージだけで志望しており、業界や企業に対する理解度も低いと思われてしまうので、志望動機に使うのは避けましょう。
こうしたアピールでは、外見とイメージにとらわれているだけで、応募者の能力や魅力、熱意が全く伝わってきません。
【Q&A】コンサル業界の志望動機でよくある質問に回答!
コンサル業界の志望動機に関しては、どんな志望理由が多いのか、どんな人が求められるのかといった部分もきになりますよね。
ここからはそういったよくある疑問に対して、アドバイザーが回答します。疑問を払拭して、志望動機作成に力を入れていきましょう。
どんな志望理由が多いですか?
よくある志望理由の軸
- ①グローバルな環境で働ける
- ②多くの業界にかかわれる
- ③成長スピードが速い
- ④企業課題を解決して社会貢献できる
- ⑤給与水準が高い
コンサル業界は学生からの人気が集まる業界ですが、それだけ人を惹きつける魅力があるということです。とくには上記のような志望動機が多いですよ。
コンサル業界を志望する学生がどのような点に魅力を感じているのかを把握しておくと、ほかの学生がアピールしてくる内容が予想できます。
また、志望動機に書くべき内容が思い浮かばない人にとっては、志望理由の参考になります。ぜひ参考にしてくださいね。
アドバイザーコメント
コンサル業界の魅力は課題解決や人脈形成が大きい
コンサル業界の魅力は、クライアント企業の課題を解決するということに尽きると思います。この課題とは、企業ごとに内容が違い、同じ方法が通用しないことが特徴です。いかにクライアント企業を知って、問題点にたどり着き、課題を明確化し解決に結びつけるかが醍醐味だと言えますね。
また、人脈形成について経営層と最初から知り合うことができるので、たくさんの経営者の考え方に触れることができます。
幅広いクライアント企業との調整が大変な側面もある
反対にコンサル業界のデメリットとしては、クライアント企業とのたくさんの調整について、慣れるまでが大変かもしれません。
特に中小企業コンサルなどは、多職種多企業と取り組みをすることが多いです。業界ごとの慣習であったり、個人として経営者の相談に乗ったりすることがあります。その点ついてどのように自分で考え、活動をしていくか。このポイントをおさえるまで時間がかかるかもしれません。
どんな人が求められますか?
コンサル業界で求められる人の特徴・強み
- ①論理的思考力
- ②課題解決力
- ③コミュニケーション力
- ④プロフェッショナルマインド
- ⑤情報収集・整理力
- ⑥語学力
- ⑦忍耐力
コンサル業界ではさまざまな人が活躍しますが、業界で活躍している人に共通する能力が上記のリストの内容です。
リストと自分の強みを照らし合わせ、自分が入社するメリットを志望動機でアピールできると採用担当者の印象に残りますよ。
スキルを志望動機でアピールするためには、経験と志望動機の関連付けが一番のポイントです。
スキルだけではあなたと同様の人材がたくさんいるので、「このような経験をしたからこうしたスキルがある、だからこそ御社に入社したい」というストーリーを伝えましょう。
アドバイザーコメント
コンサル業界はスキルだけでなく人間性も求められる
コンサルティング業界の仕事の特徴は、課題を解決するという明確な目標があるということと、必ず結果を出さなければならないという2点です。そのためには、新しいものを生み出す力が必要となります。
私は現在、コンサルファームで企業や組織に対して経営のコンサルから組織・人事コンサル、個人に対してはキャリアコンサルティングをおこなっています。
幅広いお客様をみて、コンサルティングの本質は人に対するかかわり方の本気度だと感じています。そのため、ここまでで解説したスキルももちろん重要ですが、人間性の部分をしっかりとアピールをしてほしいと思います。
選考では3つのアピールポイントを意識しよう
具体的には、「課題に対して何としても解決しようという強い意志(ストラテジック・インテント)を持っているかどうか」「どんな困難に遭遇しても諦めない折れ難さ(グリット)を持っているかどうか」「逆境に耐える力(レジリエンス)を持っているかどうか」をアピールできると良いですね。
コンサル業界ではこれらのスキルを評価するケース面接と呼ばれる面接をおこなう企業があります。ケース面接については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
コンサル業界に求められる力をアピールした志望動機で選考を突破しよう!
コンサル業界はやりがいを感じやすく、学生からの人気があつまる業界です。実際の業務では粘り強く課題に取り組む実直な姿勢があり、企業を支える縁の下の力持ちといった存在でもあります。
コンサル業界の志望動機では、仕事内容や業界の特色を踏まえて、企業が求める力を兼ね備えていることをアピールするのが選考通過のポイントです。
自分の強みが入社後に活かせることを論理的にアピールする志望動機を作成して、採用担当者の目を引くようにしましょう。作りこんだ志望動機で、自信を持ってESや面接に臨みましょう。
アドバイザーコメント
コンサルで必要なスキルと業界理解が伝わる志望動機を作ろう
コンサルは企業の課題や問題点を解決するお手伝いをするのが主な業務です。そのため、まず課題を発見することが仕事の入り口となります。物事を構造的に理解し、本当の原因は何なのかを特定するのに必要なのが論理的思考力です。
そのうえ、必要になるのが人を動かす力です。企業の中で問題が見つかったとしても、コンサル1人では解決をすることができません。社内の人を巻き込み、一緒に課題解決に向かっていくことができるかが鍵となってきます。そこで、コミュニケーション能力や論理的表現力、人を動かす力が有効に働きます。また、短時間で情報を集め、集中して整理する根気強さと集中力が必要です。
熱意を伝えるには各社の違いを押さえることが鍵
上記のような能力が必要であることを理解したうえで、志望動機では自分がコンサルに向いていることを示す必要があります。また企業研究を深め、各社の違いを十分に理解したうえで、自分がどこのコンサルになぜ行きたいのかを志望理由で明確にすることで熱意が伝わります。
他の業界同様に、なぜコンサルなのか、なぜ当社なのか、どう貢献したいのかを論理的に示し、熱意や資質のアピールにつなげてくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi













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キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/インテグラルキャリア研究所所長
Keiichi Yokoyama〇20歳後半からカウンセリングの勉強を始め、キャリアに比重をおくコンサルティング、人材育成を企業内で推進。独立後は大学のキャリアセンターで学生の就職支援にもかかわる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
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