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無期雇用でも正社員になれないって本当ですか?
現在、無期雇用派遣として働いているのですが、派遣先の正社員になるのは難しいと聞きました。無期雇用ではあるものの、将来的な安定を考えると正社員を目指したい気持ちがあります。
無期雇用派遣から正社員になることは、一般的にどれくらいの可能性があるのでしょうか? また、正社員になるために、自分自身で何か行動を起こすことができるか知りたいです。
もし、今の派遣先での正社員登用が難しい場合、正社員を目指して転職活動をするべきかも気になっています。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
法的立場は異なるものの誘いを受けて正社員になることはある!
無期雇用派遣の場合、雇用契約の主体は派遣会社となるため、派遣先の正社員とは法的な立場が異なります。しかし、正社員への道が完全に閉ざされているわけではなく、正社員になるチャンスは存在します。
たとえば、マイナビ社が2024年におこなった調査によれば、派遣社員として就業している人のうち、派遣先企業または派遣元の派遣会社から正社員登用の誘いを受けた経験がある人は約30%存在していました。
積極的な行動や確実な実績でチャンスをつかもう!
派遣先での勤務態度や業務遂行能力が高く評価されたり、特定の部署で人員が不足し、その能力が必要とされたりする場合などに、正社員登用の話が具体化する可能性は十分に考えられます。
一方で、同データ調査によると、派遣社員自身から積極的に正社員化を申し出たケースは約8%と比較的少ないものの、そのなかで実際に正社員として登用された割合は67.5%に上るという興味深いデータもあるのです。
これらの数字からも、「正社員として働きたい」という意思を自らアピールしていくことは、キャリアアップを実現するうえで非常に有効な手段であると言えるでしょう。
制度の有無や実績値から正社員雇用が難しいケースもある
無期雇用派遣とは、派遣元企業(雇用契約を結ぶ会社)に所属しながら、派遣先企業(実際に働く会社)で業務にあたる雇用形態です。
派遣元企業の正社員である反面、派遣先企業とは直接の雇用関係がないため、その企業の正社員になるには、その企業間での登用制度の有無や実績が影響します。
なかには派遣元と派遣先の間で「正社員登用はおこなわない」という取り決めがされている場合もあり、制度上の制約でチャンスが得られないケースもあります。
ただし、派遣先での実績や信頼の積み重ねによって、登用の打診がある例もゼロではありません。
登用制度の有無を確認し主体的にキャリアを選択しよう
まずは制度の有無を確認し、自身の意欲を伝えることが大切です。
また、複数の派遣先を経験できることは、将来の目指すキャリアビジョンが決まってないときは、自分に合った働き方や職場を見極めるために色んな職種や業界の経験、派遣先企業を変えて専門性に特化して経験を積み上げる絶好の機会にもなります。
登用の見込みがなければ、正社員登用前提の企業への転職を検討するのも前向きな選択肢です。自ら主体的に考え、計画的に行動することで、将来の可能性や選択肢も広がっていきます。
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