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エントリーシート(ES)で社長に響くことを書きたいです。
就職活動のESを作成中の就活生です。私が応募予定の企業のなかには、社長自らもESを読んでいるというところもあるようなのですが、社長に評価してもらうためにはESでどのようなことをアピールすれば良いのでしょうか?
先輩からは、「企業理念や企業のビジョンのことに触れるほうが良い」と言われたのですが、具体的にどの項目でどのように伝えれば良いのかわかりません。社長のインタビュー記事などを参考にしていますが、 何を重視しているのかも正直掴み切れずにいます。
ESで、企業のトップである社長に「会ってみたい」と思わせるためには、どのような視点やキーワード盛り込むべきでしょうか? 書き方のアドバイスをぜひお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
社長の表と裏まで知る姿勢が差を生む!
社長のインタビュー記事や会社の理念・ビジョンについてチェックされていることは素晴らしいと思います。
アドバイスとしては、それに加えて、その会社の社長や役員の方が個人アカウントなどでSNS発信をしていないかチェックしましょう。
もしFacebookなどで発信しているようであれば、アカウントをフォローし、そこでの発信内容をよく読んでみてください。それこそが社長や役員の、飾らない本音に近い部分であるはずです。
SNS発信や評判までチェックできれば説得力が段違い
会社ホームページ(HP)などで公開されている会社の理念・ビジョンや社長のインタビュー、コメントなどについては就活において重要な情報であるものの、会社や社長の表向きの姿に過ぎません。
組織や人間には必ず裏や内面がありますので、そのような部分を可能な限り知る努力をしてみましょう。もし社長や役員の発信が見つからないようであれば、会社外部からの評判・評価などを調べてみるのもおすすめです。
たとえばES内で「御社の役員の〇〇さまが、SNSで△△と発信していたことをお見かけし、感銘を受けました。私はその点について□□という意見を持っているのですが、機会があればぜひお話をしてみたいです。」というように記載すると、会社としては「この就活生と会ってみたい」と思うのではないでしょうか。
社長に響くESは熱意ある企業研究から生まれる!
社長のインタビュー記事を読むのは良い方法ですね。もし、読んでも社長が大切にしていることがわからなかった場合は、ほかのインタビュー記事を探してみると良いと思います。
また、新商品や新事業の立ち上げに関するプレスリリース、すなわち報道機関向けの発表のなかに、社長のコメントが掲載されていることもあります。
そういった情報から社長の考え方に触れるのは、非常に能動的な企業分析といえるため、ESに落とし込めると良い印象につながるはずです。
共感や疑問を伝えて社長との対話を意識しよう!
インタビューを読むときは、「社長が何を大切にしているか」を見つけるだけでなく、「社長の言葉のなかで共感する部分」や「疑問に思った部分」を見つけるという視点も有効になります。
もしESに書く欄があれば、そういった点に触れ、「機会があればぜひお話を伺いたい」といった熱意をアピールしてみましょう。
実際に、私が支援した学生のなかで、社長のインタビューを読んだ翌日の面接で社長本人が現れ、その記事について話したところ、大変喜ばれて内定につながったというケースもあります。
自分の会社や自分自身について調べてくれる学生を嬉しく思う経営者は多いはずですよ。
以下の記事では失敗しないエントリーシートの書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これからエントリーシートを作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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