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自己PRと長所が被るのですが、どうしたら良いですか?

就職活動でエントリーシート(ES)の作成を始めたばかりなのですが、自己PRで伝えたい自分の強みと自分の長所が、どうしても似通った内容になってしまいます。こういう場合、どうすれば差別化できるのでしょうか?

自己PRでも長所でも、具体的なエピソードを盛り込むように意識しているのですが、アピールできるポイントが自分の特徴という共通する部分のため、どうしても同じことを別の言葉で繰り返すような形になってしまい、書き分け方がわかりません。

このままでは、面接官に「回答を使い回している」という印象を持たれてしまうのではないかと心配です。

自己PRと長所を、それぞれ異なる角度から効果的に伝えるためには、どんな対策やポイントがあるのか、アドバイスよろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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重複してもOK! 使い分けるときは「視点を変えて」整理してみよう

「自己PR」と「長所」の内容が被ってしまうという悩みですね。これは多くの人が迷うポイントだと思います。

まず、大前提として、この二つは非常に似ているため、内容が重複してしまってもまったく問題ありません。そのうえで、「あえて使い分けるとしたら」という視点で説明しますね。

違いをわかりやすく定義するなら、自己PRで伝える「強み」は「仕事や具体的な活動で活かせるスキルや能力」です。

一方「長所」は「あなた自身の人柄や性格で優れている部分」ととらえてみてください。

スキルと人柄をそれぞれで伝えて多角的にアピールしよう

この考え方に沿って、自己PRでは「私のこの強みは、仕事でこのように役立ちます」と入社後の貢献を具体的にアピールし、長所では自身の人柄について伝える、という使い分けができるでしょう。

このように、「仕事に直結する能力」と「人間的な魅力(人柄)」という軸で分けて考えると、内容を整理しやすく、書き分けやすくなるのではないでしょうか。

この目的の違いを意識して、あなたらしさを伝えてみてください。

2級キャリアコンサルティング技能士/キャリアコンサルタント

田中 絵巳

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伝える範囲を明確に分けることで違いを出すことができる

「自己PR」と「長所」、どちらも自身の「強み」を伝える項目なので、内容が似てしまうのは当然のことだと思います。

この二つを明確に差別化するポイントは、「その強みを活かして入社後にどのように活躍・貢献できるか」まで具体的に書き切るかどうかです。

同じ表現を使わないように意識することがカギ! 読み手の印象を操作しよう

「長所」では、自身の優れている点や、普段から発揮されている強みそのものを述べるようにしましょう。

一方で「自己PR」は、その名の通り「PR」の場です。そのため、自身の強みを提示するだけでなく、「その強みを使って、入社後にどのように活躍・貢献できるのか」という未来の視点までしっかりと書き切ることが重要となります。

ここまで言及することが、長所との大きな差別化のポイントです。

もし、使っている言葉(たとえば「継続力」など)が重複してしまうことが気になる場合は、表現を言い換えることをお勧めします。

同じ強みでも、見出しとなる言葉を変えるだけで、読み手が受ける印象は変わるものです。

自身の強みを別の言葉で表現できないかを探し、自己PRと長所で書き分けてみるのも良い方法だと思います。

自己PRと長所のアピール方法の違いはこちらの記事で解説しています。それぞれの目的やアピールするポイントを説明しているので、参考にしてみてください。

長所が見つからないという人は、以下の記事もおすすめです。記事の長所一覧を参考にして自分の長所を探してみてください。

次のQ&Aでも、「自己PRと長所が同じでも問題ないか…… 」という質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて読んでみてください。

自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう

ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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