Q
その他
回答しない
「仕事が合わない」という退職理由の伝え方がわかりません……。
転職活動で、前職の退職理由を聞かれた際に「仕事が合わなかった」と正直に伝えるのは避けるべきでしょうか?
正直に伝えた場合、ネガティブな印象を残してしまうのではないかと不安です。
もし正直に話しても問題ない場合、どのような伝え方なら面接官に納得してもらえるのか、具体的な言い方や注意点があれば教えていただきたいです。アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「仕事が合わない」と伝えるのはOK! ただし根拠の納得感がポイント
中途採用の際、面接官がもっとも気になっていることの1つが退職理由です。
面接官は本当の理由を確かめようと面接で深掘りをします。そのため退職理由に納得ができない場合は、不信感を抱いてしまうのです。
たしかに「仕事が合わなかった」という理由は、ネガティブな印象がありますが、面接官は仕事が合わなかった理由のほうを重視しています。むしろ、正直に伝えることで理解してもらうほうが好印象です。
正直な理由と「合わせる努力」をセットで伝えて説得力を出そう
しかし、転職回数が多く、ほとんどの退職理由が仕事が合わなかった場合であれば、退職する可能性が高いと判断されてしまいかねないため、ほかの理由を伝えたほうが良いでしょう。
たとえば社風、職場環境、会社の将来性などの理由なら、それほど悪い印象にはならないと思います。
当初の業務内容と著しく違う場合は別として、仕事が合わないという理由よりも社風や職場環境、会社の将来性に対して「合わそうと努力をしたが、難しかった」など、努力をしたことを伝えたうえで、自分に合うことは何かに気づけたこと、これから頑張っていきたいことをアピールしてみてはどうでしょうか。
「仕事が合わなかった」は成長機会としての退職理由に変えられる!
「仕事が合わなかった」という退職理由は、正直に伝えること自体が悪いわけではありませんが、伝え方次第でネガティブにもポジティブにも受け取られます。
大切なのは、何が合わなかったのかを単なる不満としてではなく、自分の適性や価値観の見直し、今後の自己成長に向けた前向きな判断だったこととして伝えることです。
たとえば、「前職では1人で黙々と進める業務が中心でしたが、私自身はチームで協力しながら働く環境のほうが力を発揮できると気付きました。今後は、○○のような環境で、より主体的に働ける職場を目指したいと考えています。」といった言い回しなら、自己理解と成長意欲が伝わります。
合わないと感じた経験から学びを語るって前向きな姿勢を示そう
面接官が見ているのは、辞めた理由そのものよりも、その経験から何を学び、どう次に活かそうとしているかです。前職の否定に終始せず、自分なりの気づきや転職理由とのつながりを丁寧に説明しましょう。
また、感情的な表現や愚痴のような言い回しは避け、「過去の事実」と「未来への意欲」を区別して話すことがポイントです。誠実さと前向きさを持って伝えれば、納得してもらえる可能性は十分にありますよ。
以下の記事では、面接で伝える退職理由が思いつかない場合の対処法を解説しています。「転職の面接を控えているけど、その際に退職理由をどう伝えれば良いかわからない」と悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
関連記事
例文5選|面接で退職理由が思いつかない! 意欲が伝わる答え方とは
転職面接において、ネガティブな退職理由は上手く言い換えることで好印象につながります。答え方が思いつかないときの考え方のコツについて、キャリアコンサルタントとともに解説するので、回答で印象アップを狙いたい人は参考にしてみてください。
記事を読む

過去内定者の面接回答集を確認してください
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答例60選」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でもよく聞かれるような質問とその答え方60通りが一目でわかります。
どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
・あなたの強み・長所を教えてください。
・あなたの夢を教えてください。
【花王株式会社】
・この職種を希望する理由を教えてください。
・あなたにとって仕事とは何ですか。
【森永製菓】
・あなたの強みを当社でどう生かせますか。
・当社の業界を志望する理由を教えてください。