この記事のまとめ
- 面接で回答する休日の過ごし方は自身の印象に直結する
- 伝えるべきではない休日の過ごし方もあるため注意が必要
- 採用経験者が実際に好印象を抱いた休日の過ごし方を参考しよう
面接で休日の過ごし方を聞かれると、どのような回答をすれば採用担当者に自分の魅力が伝わるのか悩む人も多いのではないでしょうか。休日の過ごし方は内容によっては、休みの日を有意義に過ごしていることが伝わり、自分の行動力の高さや向上心の高さをアピールすることができます。
一方で、伝える休日の過ごし方の内容によっては、採用担当者からマイナスの印象を持たれてしまう可能性もあるのです。
この記事では、キャリアコンサルタントの吉田さん、古田さん、井上さんと一緒に、面接で休日の過ごし方が聞かれる理由や過ごし方ごとに採用担当者が抱く印象を解説します。また、思い浮かばないときに役立つ例文も解説しているため、ぜひ参考にして面接で伝える休日の過ごし方の内容を作成しましょう。
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面接は休日の過ごし方の回答内容で面接官が持つ印象が変化する
面接で休日の過ごし方を聞かれるときは、自分の過ごしている休日をそのまま話すのではなく、採用担当者にどのように思われたいかに合わせて伝える内容を選びましょう。休日の過ごし方は内容によって自身の印象が異なるため、志望動機や自己PRとは異なる方向から自分のことをアピールできます。
しかし、どのような内容であれば採用担当者がプラスの印象を抱くのかわからず、内容を作成できない人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事の前半では、採用担当者が面接で休日の過ごし方を聞く6つの理由や休日の過ごし方を伝える4つのステップを解説します。企業側の目的を理解したうえで休日の過ごし方を伝える方法を理解して、自分の生活から役立つエピソードを探しましょう。
その後で、休日の過ごし方を伝えるときの例文や採用経験者が好印象を覚えた休日の過ごし方を解説します。記事を最後まで読めば、休日の過ごし方として伝えるべき内容や採用担当者の印象に残る方法が理解でき、選考突破に近付けます。
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企業の目的はこれ! 面接で休日の過ごし方を聞く6つの理由
面接で休日の過ごし方を聞く6つの理由
企業が面接で休日の過ごし方を聞くのは、ただプライベートで何をしているのか気になるからではありません。休日の過ごし方を通して、学生の価値観を理解したり、緊張している学生の気持ちを和らげようとしたりするなどの意図があるのです。
ほかにもどのような意図があり休日の過ごし方を聞いているのか理解できれば、伝えるべき内容や伝え方へのヒントが得られます。
この章では、企業が面接で休日の過ごし方を聞く6つの理由を解説します。採用担当者の目的・意図を理解して、どのような回答が適切なのか考えましょう。
①学生の人柄や性格を知る
面接では、志望動機や自己PRなど仕事に直結する質問をする場面が多いです。
しかし、一緒に働く以上志望動機や自己PRではわからないパーソナルな部分も理解しておきたいと考えている企業も多くあります。なぜなら、一緒に働くうえでどのような考え持って行動しているのかわからずに採用してしまえば、会社と学生のマッチ度が低く、早期退職につながってしまう可能性もあるからです。
面接は時間が短いため、学生の人柄や性格を完璧に理解するのは簡単ではありません。だからこそ、企業は学生にプライベートに関する質問をすることで、学生の興味があることや考え方、価値観を理解しようとしているのです。
②面接の雰囲気を和らげる
面接の場は学生が常に緊張した状況で続くため、本来の自分が出せない人もいると考えられます。本来の自分を出せなければ、他者とかかわるコミュニケーション能力や目的へ向かって努力する行動力など、企業にとって魅力的な部分がうまくアピールできない可能性があります。
そのため、プライベートに近い質問をして面接の雰囲気を和らげることで、学生が本来の姿を見せ自分をアピールできるような状況を作ろうとしているのです。プライベートの話題は、自分の普段の興味関心を話すことができるため、学生にとっても話しやすく、雰囲気を和らげることができるのです。
緊張した状況ではわからない学生の本来の姿を把握できれば、企業側も社風に合っている人材なのか判断しやすくなるのです。
③ストレスの発散方法を持っているかの確認する
社会人になると多くの時間を仕事に費やすことになるため、プライベートの時間はストレスを発散する時間に使われる場合も多いです。一方で、ストレス発散方法を持っていない人だと、気付かないうちにストレスを溜めてしまい、心身の健康に害を及ぼす可能性もあるのです。
仕事のストレスは悪いものばかりではありませんが、良いストレスであっても溜め込んでしまえば心身が疲弊してしまうこともあります。適度に発散できる方法を理解していると、仕事が大変でもモチベーションを維持しやすくなるのです。
プライベートの時間を趣味や興味があることに当てていれば、ストレスの発散ができ、次の営業日でも前向きに頑張れる可能性が高まります。ストレスが溜まるのは避けられないからこそ、企業は学生が自分に合った発散方法を持っているのか確認しようとしています。
- 休日はストレス発散で食べたり寝てしまうことも多いです。自分なりの発散方法と理解はしているのでは、面接では伝えない方がいいでしょうか……?
行動に工夫を加えていることをアピールできるエピソードが効果的
自分なりのストレス発散方法を理解しているのは良いことですが、食べる・寝るだけだとアピールできるポイントが限られてしまうため、できる限り避けた方が望ましいです。
たとえば、食べることが趣味で美味しいお店のリサーチをしてSNSで発信している、自炊が趣味で料理の研究をしているなどのエピソードがあればアピールにもなりますが、そうでなければほかに休日におこっていることがないか考え直してみましょう。
面接では限られた時間のなかでいかに自分をアピールできるかがとても重要です。休日の過ごし方だけで合否が決まるわけではありませんが、少しでも採用担当者に好印象を持ってもらえるようなエピソードを準備しておくことをおすすめします。
④自己分析能力があるかを確認する
休日の過ごし方を考えるときに「何も思い浮かばない」「自分は普段何をしているんだろうか」と考えてしまう人もいるのではないでしょうか。休日は気楽に過ごしていて、具体的にコレをやっているというのをすぐに答えられない人もいるのです。
しかし、休日の過ごし方を答えられないと「自己分析能力が足りていない」と判断される可能性があります。つまり、企業は面接で休日の過ごし方を聞くことで、自己分析能力があるのか見極めているということです。
自己分析能力があると、自分に足りないもの探してそれを補うための行動ができるようになるため、業務でも活かすことができるのです。一見プライベートの質問に見えても、企業は業務に役立つスキルを身に付けているのか確認している可能性があります。
また、自己分析のやり方を身に付けておくと就活だけではなくプライベートや仕事の場面でも大きく役立ちます。下記の記事では自己分析のやり方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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⑤働くうえで必要なコミュニケーション能力を持っているか確認する
会社に所属すると、ほとんどの場合は組織で動くことになるため、他者とのかかわりは避けられません。業務を遂行するためのコミュニケーション能力を持っていなければ、企業の中で活躍は難しくなってしまいます。
面接で休日の過ごし方を聞く場合、プライベートの質問にも聞こえるため、雑談に近い感覚で話せます。志望動機や自己PRに比べると学生が気軽に話せる内容のため、初対面でも会話できるコミュニケーション能力を持っているのか判断しやすいのです。
そのため、質問の回答に対して深掘りされる可能性があります。どのような質問をされてもスムーズに受け答えできるよう、自分が休日に何をしているのか、どのような意図で行動しているのかを明確にしておきましょう。
⑥一つのことに熱中できるタイプか確認する
勤務時間の間に集中して仕事に取り組むためには、一つの物事に対して熱心に取り組む能力が必要になります。一つのことに熱中できないタイプだと、取り組んでいる仕事に飽きやすかったり、すぐにさまざまな業務に手を出したりしてしまったりして、十分な成果を出せない可能性があるのです。
休日の過ごし方でスポーツや映画鑑賞など、学生時代から同じことを継続しているものが多い人は、同じ事柄でも飽きずに熱中して取り組める印象があります。プライベートは仕事と異なり嫌になればすぐにやめられるからこそ、自分の意思で継続しようと思わなければ続けられません。
休日の過ごし方は、プライベートな話から仕事への取り組み方が伺えるため、学生の能力を見極めるために質問されるケースもあります。
YouTubeを長年視聴し続けている理由はどこにあるのでしょうか。何がよくて熱中して続けられるのか、伝え方には工夫が必要です。ただ「視聴し続けている」だけでは、面接官に評価されるとは考えにくいでしょう。
順序を把握しておくと安心! 面接で休日の過ごし方を伝える4ステップ
面接で休日の過ごし方を伝える4ステップ
- 休日の過ごし方を結論から伝える
- 休日の過ごし方の具体的なエピソードを伝える
- 休日の過ごし方から身に付けた価値観や学びを伝える
- 入社後に仕事にどう活かすかを伝える
面接で休日の過ごし方を伝えるときは、手順通り伝えることで、採用担当者に内容を理解してもらいやすくなります。手順を考えずに思いつくまま話してしまうと、採用担当者は学生が何を伝えたいのか理解できず、評価しにくくなるのです。
ここでは、面接で休日の過ごし方を伝える方法を4つのステップに分けて解説します。採用担当者に響くような、休日の過ごし方を伝える文章を作成しましょう。
ステップ1:休日の過ごし方を結論から伝える
休日に何をしているのか結論から伝えることで、採用担当者は「この学生は休日に読書をしているのか、なぜだろう」と次の内容を理解しやすくなります。たとえば「私は休日に読書をして過ごしています」と最初に伝えるという形です。
結論から伝えずに休日の過ごし方を話してしまうと、採用担当者は話のテーマがわからないため、話の内容に集中できなくなる恐れがあります。場合によっては、物事を整理して説明できないという印象を持たれる可能性があるのです。
結論から話を始めることは、就職活動の基本です。志望動機や自己PRだけでなく、休日の過ごし方でも結論から話すよう意識しましょう。
ステップ2:休日の過ごし方の具体的なエピソードを伝える
休日の過ごし方を結論から伝えたら、内容を裏付けるエピソードを添えることで、内容に具体性が増します。ただ「休日は読書をしています」だけでは、なぜ読書をしているのかが採用担当者に伝わりません。幼少期から読書が好きなのか、最近始めた趣味なのかどうかなど、その過ごし方に関するエピソードによって採用担当者が持つ印象は変わるのです。
具体的なエピソードを添えるときは、休日の過ごし方に興味を持ったきっかけや、どのくらいの期間その過ごし方をしているのかなどを伝えると、採用担当者が理解しやすくなります。何気なく始めた趣味でも興味を持った理由があるはずなので、趣味を始めたきっかけを思い返してみましょう。
幼少期からおこなっている趣味だと始めたきっかけを覚えていない場合は、ぜひ親にきっかけを聞いてみましょう。自分は覚えていなくても、親がサポートをしてくれているケースは多いため、親が覚えていることは多いです。
ただ、きっかけがあまりにも単純であれば、あえて伝える必要もないため、どれくらい続けているかやなぜ続けられているのかといった点を伝えるようにしましょう。
ステップ3:休日の過ごし方から身に付けた価値観や学びを伝える
休日の過ごし方によって得られる学びや価値観は異なります。ただ休日の過ごし方を伝えるよりも、その趣味によって何を得られたのかを伝えられれば、学生の考え方が採用担当者に伝わりやすくなるのです。
休日の過ごし方というと、ゲームやアニメなど就活の場面で伝えるのを少し悩む内容もあるかと思います。しかし、ゲームやアニメでも学びを得たことを伝えられれば、プラスの印象を持たれる可能性もあるのです。
伝える内容は自分が勉強になった、人生の教訓になったと感じた内容で問題ありません。
- いつも何も考えずに休日を過ごしてしまっているので、身に付けた価値観や学びがまったく思い浮かびません……。どうしたらよいでしょうか?
無理に自己PRにつなげようとせず等身大の過ごし方を回答しよう
休日の過ごし方に限らず、何か質問されたら必ず自己PRにつなげようとする人がいますが、無理に高評価を狙いにいく必要はないのではないでしょうか。
なぜなら、きちんと息抜きができる人かを知るためだけに休日の過ごし方を質問している面接官も多いからです。そういった面接官は質問以上の回答は求めていません。
難しく考える必要はないため、せっかくの機会を無駄にしたくないと思うのであれば、「何も考えずに過ごすことで得ているものがないか?」という視点で考えてみてはいかがでしょうか。
ステップ4:入社後に仕事にどう活かすかを伝える
休日の過ごし方を伝える場合でも、経験から得た学び・価値観を入社後にどう活かすかでまとめましょう。プライベートな質問であっても、仕事へつなげることで入社後にどのような人材になりたいかをアピールできます。
たとえば、資格試験の勉強をおこなっていた場合には、「継続することの大切さを学んだ」という部分のアピールが可能です。ほかにも、アルバイトでチームワークを発揮したエピソードであれば「職場のコミュニケーションの大切さ」も良いでしょう。
自分が入社してからどのような人材になりたいのかを考え、志望動機や自己PRと一貫性のある内容を考えましょう。
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内容別! 休日の過ごし方について採用担当者が抱く印象
休日の過ごし方について採用担当者が抱く印象
休日の過ごし方は、伝える内容によって採用担当者が感じる自身の印象が異なります。自身が採用担当者にどのような人材だと思われたいのかを考え、休日の過ごし方を選ぶのもおすすめです。
ここでは、休日の過ごし方の内容によって、採用担当者がどのような印象を覚えるのかを解説します。自分の過ごし方を思い返し、アピールできる部分を探してみましょう。
アウトドア:体力や行動力
休日の過ごし方でキャンプやスポーツなどアウトドアに取り組むことを伝えると、休みの日でも活動的に行動できる体力や行動力をアピールできます。
企業に勤めると長い勤務時間を週に何日も働き続ける必要があるため、体力は欠かせません。そのなかで、体力がある人材は仕事が大変な時期であっても、体調を崩さずに努力してくれる印象を持たれる可能性があります。
また、働くうえで成長するためには、自分から仕事を求める行動力も重要です。休みの日に自分で予定を立てて実行する行動力があれば、企業でも率先的に業務に当たれると伝わりやすくなります。
採用担当者に行動力を伝えたいときは、どのような行動力なのか具体的にわかるエピソードを選びましょう。下記の記事では行動力の伝え方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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行動力は幅広い業界や職種で評価されやすい力の1つです。企業が求める行動力を見極めて自己PRしましょう。求められる行動力の見極め方や自己PR方法、留意点をキャリアコンサルタントとともに解説します。例文を参考に人事に響く自己PRを作成しましょう
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インドア:知識量やスキル
読書や映画、漫画などの趣味は知識量や身に付けたスキルをアピールする休日の過ごし方としておすすめです。読んでいる本によって身に付けられる知識は異なり、自己啓発本や小説など内容に合わせてアピールする知識を変えましょう。
読書や映画などインドアな趣味は、業務に必要な集中力を持っているとアピールができます。一つの作品が終了するまで見続けることは、自分が思っている以上に熱心でなければできません。
ただ、インドア系の回答をおこなうときは不健康な印象を持たれないよう、健康的な行動も取り組んでいる点を併せて伝えましょう。具体的には、映画鑑賞であれば映画館で見ている、読書であれば図書館に行っているなど、運動がセットになっていることを伝えるのがおすすめです。
アウトドア・インドアのどちらが好まれるかは企業の社風や求める人物像によって異なるため、一概にどちらが良いとはいえません。採用担当者は趣味そのものではなく、そこから得られたスキルや知識を重視しています。
習い事:向上心の高さ
習い事とは、英会話や料理教室、ジムでのレッスンなど、お金をかけて一つのことを学ぼうとしている過ごし方を指します。休みの日に家でのんびり過ごすのではなく、新しい知識や技術を身に付けようとしている姿は高い向上心があると伝わります。
向上心の高さは、働くうえでも目標の達成や新しい知識を身に付けるために重要です。向上心がなければ、与えられた業務だけをこなすことになり、成長が遅くなってしまう可能性があるのです。
休みの日に自分が習い事をおこなっている場合は、自信を持って得た学びを伝えましょう。また、伝えるときは最初はできなかったことが今はできるようになったというエピソードだと、成長も感じてもらうことが可能です。
他者と過ごす:コミュニケーション能力
休みの日だからこそ、家族や友人と過ごす時間に当てる人は多いのではないでしょうか。学校やアルバイトがある日だとゆっくり話せず、家族とコミュニケーションがおろそかになってしまう人ことに悩む人もいます。
休日を他者と過ごしている場合でも、人と時間を共有できるコミュニケーション能力をアピールできます。会社は組織で動くため、他者と過ごすことを苦痛に感じない人材は非常に魅力的です。
他者と過ごしたエピソードを伝えたときは、一緒に過ごすことで何を得られたのか具体的にしておくと、説得力のある内容になります。
企業にコミュニケーション能力をアピールするときは、どのようなポイントで判断されているのかも理解しておきましょう。下記の記事では採用担当者がコミュニケーション能力の有無を判断するポイントを解説しています。
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コミュニケーション能力は幅広い業界や職種で評価されやすい力の1つです。しかし、魅力的にアピールするためにはコミュニケーション能力の言い換えが必須。この記事ではコミュニケーション能力の言い換え12種類をもとにアピールのコツをキャリアコンサルタントとともに解説します。例文を参考に人事に響く自己PRを作成しましょう。
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休日を家族と過ごしていること自体は、特になにかアピールになり得るかというと厳しいと思います。家族は、あくまで家族であり第三者ではありません。
第三者とコミュニケーションや信頼関係を築くビジネスシーンにおいて、アピールにつながることはないでしょう。
社会活動:仕事への熱心さや社会貢献への意識の高さ
アルバイトを休日の過ごし方で伝える場合は、アルバイト先で努力したことを伝えると仕事への熱心さがアピールできます。
また、社会活動を伝えるのであれば、ボランティアもおすすめです。多くのボランティアは自らの意思で参加するものであるため、ボランティアにおこなっているという経験だけでも社会貢献に熱心であることが伝わり、プラスな印象になりやすくなります。
社会貢献への意識の高い人は、働いてからも仕事へ真面目に取り組む印象があり、企業にとっても魅力的な人材に見えるのです。
アルバイトやボランティアは、どちらも選考時にアピールする学生が多いため、伝え方のコツを理解しておくと採用担当者に刺さる休日の過ごし方を説明する文章が作成できます。下記の記事ではそれぞれの伝え方を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
アルバイト
例文10選|アルバイト経験の自己PR必勝法を企業目線で解説
ボランティアで学んだこと
ボランティアで学んだ事を効果的にアピールする方法|例文付き
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書き方の参考にしよう! 面接で休日の過ごし方を伝える例文12選
面接で伝える休日の過ごし方が理解できても、どのような文章を書けば良いのか悩み、実際に作成を始めると筆を止めてしまう人もいるのではないでしょうか。休日の過ごし方はプライベートな印象があるため、仕事の場面に活かせる方法が思い浮かばない人もいるかと思います。
ここからは、面接で休日の過ごし方を伝えるときに参考になる例文を12個紹介します。自分が伝えたい休日の過ごし方に似ているものがないかを考え、作成時の参考にしましょう。
アウトドア
休日に出かけることが多い人は、休みの日も活動的な点をアピールできるアウトドアの趣味を伝えるのもおすすめです。アウトドアな趣味をアピールすることは、販売職やサービス業など自主的に行動が求められる職業や、立っていることが多い仕事に就きたいときに適しているからです。
たとえば、旅行のような遠出でなくても、近隣の公園へ散歩するだけでも運動になります。日課として続けていることがあれば、その内容でも良いでしょう。
ほかにも、営業職のように自身で考え顧客の希望を叶える職業であれば、行動力をアピールできるのです。
ここでは、面接で休日の過ごし方を伝えるときにアウトドアな趣味をアピールする例文を2つ解説します。行動力や体力をアピールしたい人は、自分の趣味に落とし込める内容があるか確認しましょう。
①スポーツの例文
スポーツの例文
私は休日に地域のクラブでサッカーをしています。サッカーは小学生の頃から継続しており、毎週おこなわないと違和感を覚えるほどです。
チームスポーツのため、自分がどのように動けばチームに貢献できるのかを学ぶ場にもなっています。大会に出場したとき、ゴール前に空間が空いており、自分が一番近い位置にいました。
自分の位置を移動させたところ、敵のマークが一人私に移動したため、ボールをキープしていた選手がシュートを決めることができたという経験があります。
自分の行動によって、チームの加点につなげられたことは大きなやりがいにつながりました。御社に入社させていただいた際には、サッカーで考えているときと同じように自分の動きでチームに貢献できる方法を常に考えていきたいと思っております。
趣味を通して得たことを伝えるのは評価されますが、面接官によっては質問が言葉どおりでほかの意図がないこともあります。休日の過ごし方の回答にしては長いと感じる人もいるため、もう少し要約すると良いでしょう。
選考時にスポーツ経験をアピールしたい場合は、スポーツを通して得られる強みを理解しましょう。下記の記事ではスポーツ経験を就活でアピールする方法を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
②旅行の例文
旅行の例文
私は休日に旅行をして過ごしています。大学生になってから旅行が趣味となり、見知らぬ地域へ足を運び、地域に住む人と交流を図ることを楽しんでいます。
具体的には、地域密着型の飲食店へ足を運びお客さんや店員さんと会話をかわしています。そこから、美味しい飲食店を教えていただき、翌日も足を運ぶことを繰り返しています。観光客では気付けない地域ならではのお店を教えてもらえるうえ、旅行先の名産を堪能できるのが楽しみです。
この経験により、初対面の人とかかわることで自分だけでは気付けない情報が手に入ると学びました。
御社に入社させていただいた際も、旅行しているときと同じように、初対面の人でも積極的に交流できる人材になりたいと考えております。
インドア
インドアな趣味は、アウトドアの趣味とは異なりスキルを身に付けたり集中力をアピールしたりするのに役立ちます。休みの日は家で過ごすという人であれば、すぐにでも実践できる休日の過ごし方でもあります。
インドアな趣味でアピールできる知識や集中力は、プログラミングや研究職など仕事中も作業に没頭する必要がある職業におすすめの休日の過ごし方です。
ここからは、面接で伝える休日の過ごし方で、インドアの趣味をアピールするときの例文を解説します。
③映画鑑賞の例文
映画鑑賞の例文
私は休日に自宅で映画鑑賞をしています。高校生時代から映画鑑賞を趣味としており、邦画だけでなく洋画も好きです。
洋画は役者さんの声を聞きたいため、字幕を好みますがリスニングで楽しめるよう英語を勉強しました。英語ならではのジョークを楽しめるようになり、映画鑑賞をより一層満喫できるようになりました。
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映画鑑賞はたまに楽しむという人だと、休日の過ごし方として伝えて良いのか悩む人もいるのではないでしょうか。下記の記事では映画鑑賞を趣味とする基準を解説しているため、目を通しておきましょう。
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就活ではありきたりな印象を持たれがちな「映画鑑賞」の趣味。ある工夫をすることで、他の就活生との差別化が可能です。記事では、キャリアコンサルタントと映画鑑賞の趣味でアピールするコツを解説します。
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④読書の例文
読書の例文
私は休日に読書をして過ごしています。読書は自分の知らない知識を身に付けられ、視野を広げるのにぴったりな趣味です。
読書の趣味は中学生の頃から続いており、読むジャンルは小説から自己啓発本までさまざまですが、最低でも週に二冊は読む生活をずっと続けています。読書で得た話し方の知識を活かし、塾講師のアルバイトでも生徒にわかりやすいと言っていただけました。
御社に入社させていただいた際もこの知識量を活かし、会社に貢献できる人になりたいと考えています。
趣味で読書を伝えると、愛読書を聞かれる可能性があります。下記の記事では愛読書におすすめのジャンルを解説しているため、目を通して回答の用意をしておきましょう。
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愛読書に関する質問は公正な採用選考のために配慮すべきとされていますが、企業の中には学生の人柄を知るために聞くこともあるので、対策をしておきましょう。愛読書の選び方や伝え方をキャリアコンサルタントと解説するので、参考にして回答を考えてくださいね。
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⑤アニメ・漫画の例文
アニメ・漫画の例文
私は休日にアニメや漫画を見て過ごしています。
好きなアニメの場合は会場でおこないイベントにも参加しており、SNS上で同行者の募集をおこないました。初対面の人と会うのは緊張しましたが、同じアニメが好きということから会話を広げて、一日を楽しく過ごすことができました。
この経験を活かし、共通の話題を見つけられれば初対面の人とも打ち解けられることがわかったのです。
御社に入社させていただいた際もこの経験を活かし、顧客やチームメンバーとの共通点を探し、良好な関係を築きたいと思っております。
アニメや漫画を趣味として伝える際は、好きな作品やキャラクターの良さを説明するのではなく、どんな価値観が得られたか、自身にどんな影響を与えたかを伝えるようにしましょう。
例文のように、共通のコミュニティを通して得たエピソードでも良いですね。
⑥ゲームの例文
ゲームの例文
私は休日にゲームをして過ごしています。特にRPGが好きで、一つのゲームをクリアするまでほかのゲームはプレイしないというこだわりを持っています。
近年のRPGはプレイに時間がかかるものも多く、クリアは簡単ではありません。だからこそ、物語を終わらせるだけでなく、収集物をすべて集めてクリアしたときは、大きな達成感を得られます。
御社に入社させていただいた際もゲームで鍛えた粘り強く努力する力を活かして、目標を達成できる人材になりたいと考えております。
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習い事
休みの日は料理教室や英会話教室へ通い、スキルアップを目指す人もいるのではないでしょうか。休日の過ごし方で習い事をアピールするのは、向上心の高さや行動力をアピールするのに役立ちます。
学んでいるスキルが実際に仕事に役立つわけでなくとも、向上心は仕事をしながら成長するうえで常に必要なものです。向上心を持って行動できることをアピールすれば、多くの業界で必要とされる魅力的な人材になることができます。
この章では、休日の過ごし方として習い事をアピールするときの例文を解説します。自分が習い事をしていない場合でも役立つ情報があるため、ぜひ参考にしてください。
⑦英会話の例文
英会話の例文
私は休みの日に英会話教室へ通っています。いとこの婚約者が海外の人だったため、自分も一緒に会話したいと思い学び始めました。
高校で学んだ英語の知識はあるものの、リスニング力に自信がなかったため、実践的な指導を受けられる教室を選びました。4年通った今では、TOEICで600点を取得し、英語を使っていとこの婚約者と交流ができています。
御社に入社させていただいた際は英語力に磨きをかけ、海外の顧客対応を一任される人材になりたいと考えています。
英語を勉強しようと思ったきっかけはわかりやすく書けていると思います。しかし、4年通って600点はむしろマイナスな印象です。
TOEIC600点はおおよそ400時間程度の勉強時間で取得可能なため、あまりにも時間がかかりすぎている印象を受けます。
ほかの就活生でもTOEIC800~900点代の学生はざらにいるため、海外顧客対応を任せたいとは思われないのが現実でしょう。
英語力は就活でも役立つ強みですが、アピールするときはほかの強みと組み合わせるとさらに魅力的な人材と伝えられます。下記の記事では英語力と合わせるときにおすすめの強みを解説しているため、目を通しておきましょう。
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自己PRで英語力をアピールするのは有効です。しかし、ただ英語力をアピールするだけでは物足りないと思われる可能性があります。この記事ではキャリアコンサルタントが自己PRで英語力を効果的にアピールする方法を解説します。
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⑧料理教室の例文
料理教室の例文
私は休日に料理教室へ通っています。大学生になって一人暮らしで自炊を始めてから楽しさに目覚め、毎日の晩御飯は自分で作るようにしています。
料理教室では文章では理解しにくい細かな下ごしらえから教えてくれるため、自炊の料理が格段に美味しくなりました。どのようなことでも、下準備は大切だと学べた経験になっています。
御社に入社させていただいた際も小さな準備をないがしろにせず、確実に物事を進められる人材になりたいと考えております。
その習い事を始めようと思ったきっかけや、習い事を通して学んだこと、続けていくなかで変化したことをアピールしましょう。またそこから仕事にどう活かせるかまで伝えられると、より好印象を持たれやすくなります。
他者と過ごす
休みの日は家族や友人と食事や会話を重ねることが、ストレス発散になる人もいるのではないでしょうか。他者と過ごす休日は人と接することに抵抗がないとアピールでき、コミュニケーション能力の高さを印象付けられます。
コミュニケーション能力はどこの企業でも求められるスキルのため、休日の過ごし方で伝えられれば魅力的に感じる採用担当者も多いです。
ここでは、面接で休日の過ごし方を聞かれたときに、他者と過ごすことをアピールしたい場合の例文を紹介します。友人や家族と過ごすことが多い人は、どのようにアピールすれば良いのか知識を付けましょう。
⑨友人と遊ぶ例文
友人と遊ぶときの例文
私は休日に友人とランチに行くことが多いです。ランチに行く店は事前に決めておき、予約をしてから向かうため休日でも待つことはなく、より多くの時間を友人と過ごせます。
友人と話すことはストレス解消になるため、なるべく待たないで済むよう予約時間やお店の選び方に配慮しています。予定をなるべく早めに決め、時間を無駄にしないために計画的な行動を心掛けています。
御社に入社させていただいた際にも、この経験から得たスケジュール管理を徹底して業務を進められる人材になりたいと考えています。
⑩家族と過ごす例文
家族と過ごすときの例文
私は休日に家族と過ごす時間を設けています。大学生になって一人暮らしを始めたため、家に一人でいる母が寂しくないよう予定がない日はなるべく帰宅するようにしています。
母は毎回帰ってこなくても大丈夫と言ってくれますが、私が帰宅すると嬉しそうにしてくれるのが嬉しいと感じます。実家に帰った日は最近あったことをなるべく伝えるよう情報の共有をおこなっています。
この経験から、他者を思い遣って行動することで双方の喜びになると学びました。
御社に入社させていただいた際にも思いやりの言葉や相手の立場にたった行動をできるよう尽力したいと考えております。
- 家族と過ごしている休日の過ごし方から、入社した後につなげる内容が思い浮かびません。どのような部分に着目して見つければいいでしょうか。
3つのポイントに着目して回答内容を考えよう
まず1つ目に、家族と過ごしている休日の過ごし方から、抽象的なあなたの強みや価値観を言語化しましょう。具体的な事象を抽象化し、入社後に使える能力や価値観として伝えるための準備をします。
2つ目に、入社後の業務内容をもっと具体的に調べましょう。入社した後につなげる内容が思い浮かばない一番の原因はおそらく入社後の業務内容にあります。
業務内容やキャリアイメージが明確でないなら想像できるわけがありません。
ここは企業HPや会社説明会、社会人訪問などアクションでカバーできる部分であり、逆に情報を掴みにいかないといつまで経っても解像度が上がらないのでしっかりとアクションすることが必要です。
最後に、それでもイメージできないのであれば、第三者に相談してアドバイスをもらいましょう。特に、自分が普段から当たり前にやっていることは、なかなか言語化できなかったり、どのように活かせるかをつなげることは難しいです。
周りのキャリアコンサルタントに相談し、客観的な意見を取り入れると良いでしょう。
社会活動
休日はアルバイトやボランティアなどの社会活動に勤しむ人もいるでしょう。社会活動は仕事への熱心さや社会貢献への意識の高さがアピールできます。
働くうえで仕事への熱心さはどの業務にも必要なため、休みの日でもアルバイトやボランティアをしている点だけでもプラスの評価を得られる確率が高まります。さらに、アルバイトやボランティアで身に付けたスキルを伝えましょう。
ここからは、面接で聞かれる休日の過ごし方で、社会活動していると伝えたいときの例文を解説します。業務で身に付けたスキルや経験を活かし、採用担当者に刺さる内容を作成しましょう。
⑪アルバイトの例文
アルバイトの例文
私は休日にカフェでアルバイトをしていることが多いです。アルバイト先は繁華街にあるため休日は終日混み合うことが多いです。
ピーク時は周囲のスタッフと協力して業務にあたり、落ち着いたタイミングで達成感を得られるためやりがいを持っています。また、外国人の方も多いため、日本語が通じない方へのコミュニケーション能力も磨けました。
御社に入社させていただいた際も、忙しいときでもチームメンバーと協力して、どんなに厳しい壁でも乗り越えられる人材になりたいと考えております。
面接時にアルバイト経験をアピールしたいときは、アルバイト先で活躍したイメージを採用担当者に伝えられると効果的です。下記の記事ではアルバイト経験を面接でアピールする方法をステップ別に解説しているため、目を通しておきましょう。
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⑫ボランティアの例文
ボランティアの例文
私は休日にボランティアをして過ごすことが多いです。介護施設へ継続してボランティアとして参加しており、施設の清掃や利用者さんとの交流を任せられていました。
回数を重ねるにつれて利用者さんにも顔を覚えてもらうことができ、また来てねと言われたときは大きなやりがいを感じました。年配の人とかかわる経験は少なかったですが、この経験で苦手意識がなくなり世代の違う人ともコミュニケーションがとれるようになりました。
御社に入社させていただいた際にも、世代の違う顧客に信頼してもらえるような人材になりたいと考えております。
面接でコミュニケーション能力をアピールする際に、最も説得力があるのは面接での振る舞いです。話す内容も大切ですが、元気に挨拶をすること、笑顔で受け答えをすること、ハキハキと話すことを心がけましょう。
ボランティア経験は休日の過ごし方以外にも、自己PRで利用できる場合も多いです。下記の記事ではボランティア経験を自己PRで伝える内容を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう
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何でも良い訳ではない! 面接で伝えてはいけない休日の過ごし方
休日の過ごし方を伝えるときは嘘をつく必要はないため、自分自身が実際におこなっていることを伝えて問題ありません。しかし、内容によっては採用担当者にマイナスの印象を持たれる恐れがあるため、何を伝えても良い訳ではないことには注意しましょう。
ここでは、面接で伝えてはいけない休日の過ごし方を2つ解説します。当てはまる過ごし方をしている場合は、ほかに伝えられる趣味がないか考えましょう。
寝て過ごす
平日に学校やアルバイトへ行っていると、休日は疲れてしまって寝て過ごすという人もいるのではないでしょうか。睡眠は健康に生きるためには大切であり、休息する日は働き始めた後でも重要です。
しかし、何も学びを得ない休日を過ごしているように見られるため、面接で伝える休日の過ごし方としてはおすすめできません。休みの日に毎回寝て過ごしているわけではないのであれば、ほかに何をしているか考えましょう。
どうしても寝て過ごしてしまう場合は、ベッドの中で漫画やYouTubeを見るのであればその内容を伝えましょう。もしくは、普段ストレス発散に何をしているのか考えたり、やってみたいことがあれば挑戦してみたりしましょう。
「向上心のない学生だな」や「採用しても主体的に学ばなさそうだな」という印象を持たれる可能性が高いです。正直に話せていることは評価できるかもしれませんが、休日の過ごし方を聞く意図は、その学生の本質的な人間性を知りたいからです。
休日を寝て過ごしている学生を積極的に採用したい採用担当者はいないというのが現実ではないでしょうか。
ギャンブル
休日の過ごし方として、競馬や競輪などギャンブルを楽しむ人もいるかと思います。趣味で楽しむ分には問題ないものの、面接内でギャンブルをしていると伝えるのは、採用担当者から見ればあまり良い印象はありません。
自分がギャンブルをすることによって会社側に迷惑をかけないとしても、採用担当者としてはできる限りリスクのある学生の採用は避けたいものです。そのなかで、ギャンブルをしている学生を採用すれば、お金で困ったときにトラブルを引き起こすのではと懸念点が生まれてしまいます。
借金をしていない場合でもプラスの印象になることはないため、別の趣味や過ごし方を考えましょう。
内容を良くするには! 面接で休日の過ごし方を伝えるコツ
面接で休日の過ごし方を伝えるコツ
- 明るい印象になるような伝え方を意識する
- 自己アピールにつながる内容にする
- 継続している趣味を選ぶ
- 趣味を通じて学んだことを説明する
面接で休日の過ごし方を伝えるときは、内容だけでなく伝え方にも工夫しましょう。同じ過ごし方でも、一緒に伝えるエピソードや得た学びによって印象が大きく異なります。
この章では、面接で休日の過ごし方を伝えるコツを4つ解説します。内容をより良くブラッシュアップできるよう、足りない部分を明確にしましょう。
明るい印象になるような伝え方を意識する
休日の過ごし方を面接で伝えるときは、明るい印象になるようハキハキとした話し方を意識しましょう。暗い印象に見えるような小さな声で伝えてしまうと、スポーツや旅行などアウトドアな趣味でも、自信がない印象となり、休日を有意義に過ごしていないのではと思われかねません。
特に面接中は緊張してしまい、いつも以上に声が小さくなり、表情も硬くなってしまう場合が多いです。意識的に声を大きくして笑顔を作ると、採用担当者に暗い学生と思われてしまう心配を減らせます。
プライベートに関係する話だからこそ、楽しそうに伝えられれば採用担当者に人柄も伝えられます。
自己アピールにつながる内容にする
面接は自分をアピールする場のため、休日の過ごし方として趣味をそのまま伝えては評価につながらない可能性があります。
自己アピールにつながる趣味とは、休日の過ごし方を通して得る学びや経験があるものを指します。勉強や習い事だけでなく、映画や読書でも学びはあるはずなので、自分が趣味を通して得た学びを考えましょう。
自己アピールにつながる休日の過ごし方が思い浮かばない場合は、なぜその過ごし方をしているのか思い返してみるのもおすすめです。同じ過ごし方を継続している理由が明確になれば、自身の考え方や価値観に気付くことができます。
自己PRにつながるかどうかは読書かカラオケかといった趣味そのものではなく伝え方です。その趣味をしてただ楽しいというのと、その趣味が人生に何をもたらしているかを伝えるかどうかで違いが出てきます。
継続している趣味を選ぶ
面接で伝える休日の過ごし方を選ぶときは、継続力をアピールするために、できる限り長く続けている趣味を選びましょう。一つの物事に興味を持ち続けられることは、仕事をするうえでも継続的に努力できる人材だと伝えられます。
たとえば、中学生時代からアニメを見ているのであれば、休日の過ごし方を伝えるときは
中学生時代から見ていることを伝えるだけでも、一貫して同じことを続けられる人材だとアピールできるのです。
継続している趣味や過ごし方が思い浮かばない場合は、毎回の休みでなくてもいいので、普段取り組む機会が多いことを伝えましょう。
趣味を通じて学んだことを説明する
趣味を通じて学んだことを説明すると、ただ休日の暇を持て余しているのではなく、学生がその趣味を通じて何を得たのか採用担当者に伝わります。学生の価値観や人柄が理解できるため、志望動機や自己PRからはわからなかった部分をより理解できる可能性が高まります。
ただ、趣味を通じて学んだことが思い浮かばない人もいるのではないでしょうか。趣味を漠然と楽しんでいると、気付けば時間が過ぎているときもあるかと思います。その場合は、「なぜその趣味が楽しいのか」「趣味を継続する理由は何か」に着目すると、趣味を通じて学んだことを見つけられる可能性が高まります。
「楽しいから」という理由でおこなっている趣味でも、達成に向けて努力する道のりや継続することで得られる学びがあるかもしれません。深掘りして考えていくと、自分が趣味からどのような学びを得た得たのか理解できます。
- いくら考えても趣味で何を学んだのかが見つかりません。趣味を通じて学んだことを見つけるために良い方法はないでしょうか。
人との対話を通じて自身の趣味を深掘りするのも一つの手段
趣味を通じて学んだことは、知識以外のものでもまったく問題ありません。スキル、価値観、経験など、その趣味を始めていなければ得られなかったものが何かしらあるのではないでしょうか。
まずはその趣味を始めたきっかけを振り返ってみて、なぜ今まで続けてこられたのか、その趣味のどんなところが好きなのかを深掘りしてみましょう。
それでも見つけられない人は、同じ趣味を持つ人に「趣味を通じて何を学んだのか」を聞いてみましょう。自分一人では思いつかなくても、人と話すことで気づけることもあります。
このように頭のなかで考えても見つからない場合は、紙に書き出したり、人と話したりすることで言語化するよう意識してみてくださいね。
印象が下がる危険性も! 面接で休日の過ごし方を伝える際のNGパターン
面接で休日の過ごし方を伝える際のNGパターン
- やったことのない過ごし方を伝える
- 経験のある休日の過ごし方をいくつも話す
- 休日の過ごし方を伝えるだけで終わる
休日の過ごし方を面接で伝えるときは、伝えてはいけない趣味以外にも気を付けるポイントが3つあります。伝え方や内容を誤ってしまうと、面接で深掘りされたときに齟齬が出で、採用担当者に内容がうまく伝わらない可能性があるのです。
ここでは、面接で休日の過ごし方を伝える際のNGパターンを3つ解説します。作成した休日の過ごし方の文章を見返して、問題がないかチェックしましょう。
やったことのない過ごし方を伝える
休日の過ごし方で採用担当者に刺さる趣味が思い当たらないからといって、やったことのない過ごし方を伝えるのは避けましょう。やったことのない過ごし方を伝えてしまうと、面接で深掘りされたとき、嘘をついたとバレて信用を失うことにつながります。
面接の場は自分をアピールする場所のため、嘘をつくのはおすすめできません。実際におこなっていない趣味を話して採用を得ても、入社後に能力が足りず仕事を続けることが難しくなってしまう可能性があります。
自分の過ごし方を思い返してみて、実際におこなった経験のある趣味を選び、何か学んだことがないか考えましょう。
一度不信感を与えてしまうと挽回するのは容易ではありません。嘘をついて高評価を得てしまうと、嘘が発覚した時の落差も大きくなり、自分自身も苦しみます。良いことは一つもないため嘘はやめましょう。
経験のある休日の過ごし方をいくつも話す
休日にさまざまなことをして過ごしている場合でも、面接時に話す内容は一つに絞りましょう。一度に複数のエピソードを伝えてしまうと採用担当者は学生が何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。
休日の過ごし方を絞り込めない場合には、自分が趣味から学んだ内容のなかから、特に伝えたい学びを明確にしましょう。
多く伝えれば多くのスキルや知識をアピールできるわけではありません。むしろ情報が整理できない学生という印象が残り、採用担当者にはプラスの印象を持たれにくくなります。
経験のある休日の過ごし方をいくつも話す例文
私は休日に友人と食事にいくことが多いです。友人と過ごすとストレスが発散できるため、良い息抜きになっています。
また、日によっては映画鑑賞をおこなっています。映画鑑賞はなるべくリスニング力が鍛えられるよう、英語で視聴を心掛けています。
さらに大型連休では旅行に行っており、計画的に行動できるよう数日前から旅行のしおりを作るようにしています。
休日の過ごし方を伝えるだけで終わる
休日の過ごし方に関するエピソードがなかったり、趣味を通して得た学びを伝えなかったりした場合、採用担当者には学生の人柄や価値観が伝わりません。質問内容の評価ができず、選考突破できる確率が低くなってしまうのです。
面接で自身をアピールするときは、結論から伝えることが大切です。しかし、その後のエピソードや得た学びがなければ、ただ趣味を伝えただけになってしまいます。プライベートの話を質問されたとしても、あくまで自分をアピールする場という点は忘れないようにしましょう。
ただ、緊張して考えてきたエピソードが飛んでしまうことはあると思います。そのときは採用担当者に伝えて、思い出してから話し始めるようにしましょう。
休日の過ごし方を伝えるだけで終わる例文
私は休日に飲食店でのアルバイトをしていることが多いです。
就活のプロが解説! 過去に好印象を抱いた休日の過ごし方の回答例
休日の過ごし方の書き方が理解できても、どのような内容にすれば採用担当者に刺さるのか悩み、文章の作成が進まない方もいるのではないでしょうか。プライベートな話だからこそ、どのように伝えれば良いのか難しく思うのです。
そこでこの章では、キャリアコンサルタントである井上さんに、過去に聞いた休日の過ごし方で好印象を抱いた回答例を解説してもらいます。自分の回答に落とし込めるポイントがないか考え、内容をより良くしましょう。
アドバイザーコメント
井上 捺稀
プロフィールを見る向上心を持って自ら行動したエピソードは好印象を得られやすい
休日の過ごし方について、私が採用担当者として面接をしてきたなかで好印象を抱いたのは、自身が力を入れていることに対して自主的にトレーニングをしたり、情報収集したりしているといった回答です。
たとえば部活動に力を入れている学生であれば、部活動が休みの日でも自主練習に励んでいるエピソード、飲食店のアルバイトをしている学生であれば、同業他社の店舗に足を運んで情報収集をしているエピソードといったように、普段自分が力を入れて取り組んでいることに活かせる行動を積極的に取れている学生には、非常に好印象を持ちました。
なぜなら、入社後も仕事に対して向上心を持って自主的に行動できるイメージが湧きやすいからです。
面接官から深掘りされることを前提に自己分析や対策に取り組もう
面接ではここからさらに深掘りされることがあるため、上記のようなエピソードを話す場合は、具体的にどんなことをおこなっているのか、なぜ休日にそのような取り組みをしようと思ったのか、その結果どんなことが得られたかなどを明確に伝えられるよう、事前にしっかりと準備しておきましょう。
休日の過ごし方について面接での伝え方がわからない場合の対処法
休日の過ごし方について面接での伝え方がわからない場合の対処法
- やりたいことリストを作り興味関心のあることを見つける
- 普段何をしているとストレスが発散できるか考える
- とりあえず挑戦してみたいことをやってみる
休日の過ごし方を思い返してみても、話せるような内容がなく焦る人も多いのではないでしょうか。話せる内容がなく焦っている人は、今は休日の過ごし方が思い浮かばなくても面接までに行動を起こせば話せる内容を作れます。
ここでは、休日の過ごし方について面接での伝え方がわからない場合の対処法を解説します。思い浮かぶことがないからと言って焦らず、できることからおこないましょう。
休日の過ごし方でやりたいことが思い浮かばない場合は、下記の記事を参考に自分がやりたいことを見つけられない理由を明確にしましょう。
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やりたいことがわからない人必見! 隠れた本心を見つける思考・行動
やりたいことがわからないと悩む人は多くいます。その原因は8つ。それぞれの原因を見つめつつ、やりたいことが必ず見つかる12の方法をキャリアコンサルタントと解説します。やりたいことがわからず将来に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
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やりたいことリストを作り興味関心のあることを見つける
休日に何もせず過ごしてしまうという人は、やりたいことリストを作ってみましょう。やりたいことリストは、「海外に行きたい」「ケーキを作りたい」など自分が興味がある内容をすべて書き出したものです。達成の簡単さは気にせずに思いつくまま記載していると、自分が興味関心を持てることが明確になります。
自身の興味関心のあることがわかったら、実際に行動に移しましょう。休日に興味関心のあることをして過ごし、自分がどのように思ったのか、何を学べたかを整理すると、採用担当者からの質問に回答できるようになります。
面接までに時間がない場合は、なるべく一日でも学びを得られる内容にしましょう。たとえば、読書や映画鑑賞であれば、一日で終えられるためおすすめです。
普段何をしているとストレスが発散できるか考える
休日でなくても、日々生活している中でストレスを発散できることがないか考えましょう。休日と絞るから見つからないだけで学校やアルバイト帰りにジムへ行っていたり、映画鑑賞をしたりすれば立派な趣味になります。
企業が学生に休日の過ごし方を聞く意図の一つは、ストレス発散の方法を持っているか確認したいからです。ストレス発散として日々おこなっている行動があれば、休日にもおこなってみましょう。
日常的に取り入れているストレス発散方法であれば継続性もあるうえ、始めた理由や得た学びも思い浮かぶはずです。趣味を毎日おこなう必要はないため、自信を持って採用担当者に伝えましょう。
とりあえず挑戦してみたいことをやってみる
やりたいことリストを作らずに、まずは行動してみる方法もあります。朝起きて何がやりたいか考えるだけでも、自分がリフレッシュできる行動がわかり自己分析につながるのです。
また、今日はショッピングに行きたいという気持ちがあれば、一駅分多く歩いて運動を取り入れる方法もあります。運動の習慣化は健康にも良く、採用担当者にもプラスに思われやすい趣味です。
実際にウォーキングしてみて感じたことや学びをまとめれば、採用担当者に伝えられる休日の過ごし方になります。このように、やりたいことに付随して新たな行動をおこなうことはできるため、何か取り入れられるものがないか考えましょう。
- やりたいことがどうしても思い浮かびません。何かおすすめの過ごし方はないでしょうか。
やりたいことを見つけるための行動を主体的におこなうことが大切
やりたいことがない場合は環境を変えましょう。あなたはおそらく何不自由ない環境に慣れてしまっています。新たな刺激を得ることが必要でしょう。
具体的には人・本・旅です。様々な年代の人と会い、多くの書籍を読み、色々な地へ赴くのがおすすめです。そうすることで新たな刺激を受け、やりたいことややらなければいけないことが見えてくると思います。
さらに、個人的におすすめなことは、発展途上国に長期間滞在することと特攻隊員の手紙を読むことです。
両者とも、今ある当たり前な環境が当たり前ではないことに気づけます。発展途上国では、食べるものがない、着るものがない、住む場所がないという衣食住に困っている人々がいます。
特攻隊員の手紙を読むと、あなたと同じ年代の若者があなたより数十年早く生まれたというだけで、家族や愛する人と二度と会うことなく戦死した人たちがいた歴史を知ることができます。
やりたいことは、いきなり降ってくるものではなく、主体的な行動を継続した先に見つかるものです。今すぐ今の環境から抜け出し、本気で人生を楽しみましょう。
面接で休日の過ごし方の伝え方に悩む人へおすすめのQ&Aも併せてチェック!
面接で休日の過ごし方を伝える方法を理解しても、趣味の内容に自信が持てなかったり面接自体に不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
そこでこの章では、PORTキャリアに寄せられたQ&Aから就職活動で伝える趣味の内容や面接自体に不安を持つ人におすすめの質問を紹介します。キャリアコンサルタントのアドバイスを参考にして、面接で話す内容を見極めましょう。
面接で伝える休日の過ごし方で印象が変わることを意識して内容を選ぼう
面接で伝える休日の過ごし方は、内容によって採用担当者が持つ印象が異なります。自分がアピールしたい部分を明確にして趣味を選ぶと、理想通りの印象を残せる可能性が高まります。
面接で伝える休日の過ごし方が思い浮かばないときは、ストレスの発散方法を確認したり興味があることに手を出したりしてみましょう。実際に行動に移せば、何か学びを見つけられるはずです。
面接で休日の過ごし方を聞かれても焦らないよう、事前に対策をしておきましょう。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見る必ずしも学びを得られる過ごし方が評価されるとは限らない
私が面接官として休日の過ごし方を質問する理由は、休日を楽しんだり休養したりして、仕事に集中できる状態を作れるか知るためです。
そのため、応募者が「◯◯を学ぶために✕✕に取り組んでいる」といった回答をされると、それが高評価狙いでなく事実だとしても、追加で「いつ休養しているんですか?休日の活動の疲れは仕事に影響しませんか?」と質問します。
応募者は、「事実を伝えるとマイナス評価になるのではないか」と迷いがあると思いますが、私は「友人とオンラインゲームをして過ごす」と回答されれば、「休日にリフレッシュする方法があって、悩み事があっても相談できる人がいそうだな」と評価し、「アニメキャラのプラモデルを作っています」と回答されれば、「熱中できる趣味があってストレス解消が上手そうだし、手先も器用そうだな」と評価します。
評価だけを意識するのではなく面接官も共感できる等身大の過ごし方を伝えよう
面接だから「評価につながることを言わなきゃ」と思う気持ちはわかりますが、面接官も人なので反応は様々です。伝え方次第で理解は得られます。
どうか怖れずに、等身大の自分で面接に来てください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Natsuki Inoue〇新卒で携帯電話販売代理店業界のベンチャー企業に入社。現場にてBtoC営業を経験した後、人事部では新卒採用を中心に、社内研修講師や社員面談などの人事業務に幅広く従事
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師
Hayato Yoshida〇東証一部上場の人材会社で入社2年半で支店長に抜擢。これまで3,000名以上のキャリアを支援。現在はベストセラー書籍「絶対内定」シリーズを監修する我究館でコーチとして従事
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