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公務員のエントリーシート(ES)では、何をセールスポイントにすれば良いですか?
公務員試験のESで、自分のセールスポイントをアピールする場合、どのような要素が評価されやすいのでしょうか?
民間企業と同じように実績や成果をメインで示すべきなのか、公務員として求められる資質についてアピールするのが良いのか、いろいろ迷っています。
おすすめのテーマや採用担当者に響くセールスポイントの伝え方などについて解説よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
公務員ESで評価されるのは4つの軸! 軸を意識してアピールしよう
公務員のESでは、民間企業とは少し異なる、公務員ならではの資質が評価されます。その点を意識して、自身の経験をアピールできると、高い評価につながりやすいですよ。
特に、以下の4つの「軸」は重要となります。
①公共の利益に貢献したいという強い思い、②社会の課題を見つけてその改善策を考え出す力、③困難な課題にも粘り強く取り組む遂行力、④市民をはじめ、多様な立場の人々と合意形成を図る調整力です。
具体的なエピソードで説得力UP! 公務員で活かせるスキルを棚卸ししておこう
そして、これらの強みを伝える際に最も大切なのは、具体的なエピソードで裏付けることです。
たとえば、「ゼミの地域活性化プロジェクトで、関係者20名を巻き込みながらイベントを企画・実行し、来場者数を〇%増加させ、満足度も〇%という高い評価を得た」というように記載しましょう。
このように、具体的な行動と、できれば数字で示せる成果をセットで語ると、あなたの実行力や調整力が非常に説得力を持って伝わります。
自身の経験が「公務員としてどう活かせるか」という視点で整理し、アピールしてみてくださいね。
希望地域の取り組みにどう貢献できるかを書くことが大切
公務員といっても、国か地方自治体か、さらに総合職・一般職・専門職などによって、求められる人物像やアピールすべきポイントは異なります。
まずは志望する機関や職種についてしっかりリサーチし、どのような人材が求められているのかを理解する必要があるでしょう。
そのうえで重要になるのが、「なぜ民間ではなく公務員を目指すのか」という明確な動機です。志望動機が定まることで、自己PRにも一貫性と説得力が生まれます。
自己PRでは、民間と同様に過去の実績や成果を挙げてかまいませんが、その経験が公務員の仕事でどのように活かせるかを結び付けて伝えることが大切です。
具体的なエピソードで相手にイメージを共有! 求められるスキルを理解しよう
たとえば地方自治体を志望するなら、その地域の課題や取り組みを理解したうえで、「自分がどう貢献できるか」をアピールしましょう。
近年は官民連携が進み、住民だけでなく企業や他機関との協力が必要な場面も増えています。そのため、コミュニケーション能力や協働の経験、人間性は高く評価されやすいポイントです。
また、住民対応が多い職場では、傾聴力や粘り強さ、課題解決力なども重視されます。
これらのスキルを裏付ける具体的なエピソードを盛り込む際には以下を意識すると効果的です。
「いつ、どこで、どのような困難があったか、それにどう取り組んだか、どんな結果・影響があったか」といった流れを書くことで、読み手もイメージしやすくなると思います。ぜひ参考にしてみてください。
以下の記事では失敗しないESの書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これからESを作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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