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就活の推薦文を親に頼んでも大丈夫?

私は現在就活中で、自分の応募中の企業のなかに、推薦文の提出が必要な会社がありました。しかし、私の周りには推薦文を書いてもらえそうな教授や上司がいないため、親に頼んでみようかと考えています。

このような場合、親に推薦文を書いてもらうのは問題ないのでしょうか? 企業側から見て、親からの推薦はどのように受け止められるのか不安です。

やはり、客観性に欠けると判断されてしまい、マイナス評価につながるのでしょうか?

もし親に依頼するのが避けたほうが良いとすれば、ほかに誰にお願いするのが望ましいのでしょうか? また、推薦文をお願いする際のマナーや、良い推薦文を書いてもらうコツなどがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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両親に依頼するのは避けるべき! 客観性に欠けると判断される可能性も

就職活動における推薦文について、両親に依頼しても良いかという質問ですね。結論から言うと、推薦文を両親に頼むのは、一般的には避けるべきだと思います。

なぜなら、両親は、客観的な第三者とは言い難い面があるためです。

推薦文には、本来、応募者本人以外の第三者が、あなたの長所や学業への取り組み、人物像などについて、客観的な視点から評価し、それを企業に伝えるという目的があります。

そのため、両親に依頼した場合、その内容がどれほど素晴らしいものであっても、客観性に欠けると企業側から見られてしまう可能性が高いのです。

では、誰に依頼すべきかということですが、大学の指導教授やゼミの先生、あるいはアルバイト先の店長や、場合によっては大学の先輩など、あなたのことをよく知る第三者的な立場の人を探すのが理想的でしょう。

「この人には頼みづらいな……」と感じるような相手であっても、真摯にお願いすれば、意外と快く推薦文を書いてもらえることもありますよ。

相手目線で依頼しよう! 丁寧な依頼が中身の濃い推薦書につながる

推薦文を依頼する際のマナーとコツとしては、まず、依頼する相手に対して丁寧にお願いし、なぜその人に推薦文を依頼したいのか、その理由を明確に伝えることが大切です。

また、より内容の濃い、良い推薦文を書いてもらいやすくするために、自身の強みや、推薦文に盛り込んでほしい具体的なエピソードなどをまとめたメモを渡すか、あるいは口頭できちんと伝えると良いでしょう。

そして、推薦文を受け取ったら、必ず感謝の気持ちを伝えることも、社会人としての基本的なマナーです。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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推薦文は客観性が大切! 両親に頼むのは避けよう

結論からいうと、基本的にはNGだと思います。

推薦文というものは、第三者の客観的な視点から見たあなたの人物像や能力を企業に伝えるためのものだからです。

そのため、両親からの推薦文となると、どうしても主観的な評価になりがちで、企業側からはビジネスにおける適切な感覚を欠いている、あるいは少し依存的な印象にとらえられかねません。

ゼミの先生など身近な第三者がおすすめ! 丁寧に依頼しよう

周りに頼める人がいないとのことですが、必ずしも就職活動について深く話している相手である必要はないでしょう。

たとえば、大学のゼミの先生やアルバイト先の上司など、日常的にあなたとかかわっている人は、あなたが思っている以上にあなたのことを見てくれているものです。

そういった身近な人に、誠意をもってお願いしてみるのが良いでしょう。

あるいは、キャリアセンターの人や私たちのような就職エージェントのキャリアアドバイザーに、これまでのあなたの経験や就職活動の状況を話して、推薦文の作成を依頼するという方法もあります。

推薦文を依頼する際は、相手への感謝の気持ちを忘れず、早めに、そして丁寧にお願いすることが大切です。

また、依頼相手が推薦文を書きやすいように、あなたの就職活動の状況や、どのような点を特にアピールしてほしいのかといった情報をあらかじめ伝える配慮も重要です。

就活を進めていくうえで誰かに相談したい場面に遭遇することは多々あります。こちらの記事では就活の相談先を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

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