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面接で嘘をついて受かったのですが、今になって後悔しています。

この度大手電力会社から内定をもらったのですが、自分が面接で話した内容は嘘ばかりで、これで良かったのかと今になり悶々としています。

具体的には、自分は海外が好きで学生時代インドやマレーシアなどにバックパックしていました。これは本当です。

ただ面接では、慈善団体を立ち上げ現地の子供たちにボランティアをした、小学校に行って日本語を教えたなどの嘘をつきました。実際は単に友人と現地を旅しただけです。

面接官の方は目を見開いて聞いてくれ、自分は「企業もどうせ嘘をついている、就活は騙し合いなんだから良いんだ」と思いながらそのまま作り話を続けて、内定をもらいました。

自分は器用なタイプなので入社後もうまくやっていけるとは思いますが、このように面接で嘘をついたことがだんだん怖くなってきました。でも、第一希望の会社なので、すべて洗いざらい話して、じゃあ内定取り消し、となるのも怖いです。

面接での嘘ってどれくらいなら許されるのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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面接での噓は入社後のリスク大! 今後の行動が最重要

大きな嘘をついて内定を得てしまい、後味の悪さと「いつかバレるのではないか」という不安で苦しんでいるのですね。その「後悔している」という気持ちが、まず何よりも大切です。

面接での嘘は、基本的には許されるものではありません。

もし入社後に嘘が発覚した場合、経歴詐称として内定取り消しや懲戒解雇になる可能性もゼロではなく、何より周りからの信頼をすべて失ってしまいます。

そのうえで、今後どうするかが問われるわけです。

後悔したことを忘れず、自戒として企業への貢献に努めよう!

もう内定が出ているということなので、その会社で働くのであれば、その後悔の気持ちを一生忘れずに、今後は決して嘘をつかないと心に誓ってください。

そして、入社後は人一倍誠実に仕事に取り組み、成果を出すことで、少しずつ信頼を築いていくしかありません。

今回の苦い経験は、「嘘は自分の首を絞めるだけだ」という大きな教訓になったはずです。その学びを胸にこれからの社会人生活を誠実に歩んでいってください。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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面接で嘘をついても今から軌道修正することは可能

面接で偽りのエピソードを話して内定を勝ち取った場合、働き始めてから嘘が露見すれば、信頼を一瞬で失うリスクがあります。

また、同僚や上司に対して嘘を抱えたまま働くことの息苦しさは、長く続くとキャリアにとって大きな負担となるでしょう。

まずは今感じている不安やモヤモヤを放置せず、自分のなかでどこまでが事実で、どこからが誇張や虚構なのかをしっかり整理しましょう。

たとえば、学校生活・サークル活動・アルバイト・ボランティア・旅行などあなたが実際に経験したことをもとに、「その経験から何を感じ、何を学んだのか」を改めて言語化してみてください。

そうすることで、嘘をつかずに自己PRを再構築することができます。

誇張と事実を整理して本当の自分を語れる内容を見つけよう

もし慈善団体の設立や日本語教育など、実際には経験していないことで面接官の心を動かしたと感じるなら、その背景にある人と人をつなぐ喜びや異文化コミュニケーションへの興味など、あなたが本当に持っている思いや価値観に焦点を当ててみてください。

たとえば、現地の子どもたちと交流しながら多様な価値観を学んだ経験が、今後社内外のコミュニケーションに活かせるといった形で、自分の実体験と結びつけて語ることも可能です。

内定辞退や取り消しを恐れてそのまま入社しても、嘘に起因するストレスは日に日に積み重なります。特に信頼関係を重視する企業文化であれば、嘘が露見した際の信用失墜はとても大きいです。

最終的に、自己PRの軸を自分の真実でどれだけ語れるかが、長く安心して働き続けられるかどうかの分かれ道だと私は思います。

もし迷いや不安が大きい場合は、キャリアセンターや信頼できるOB・OG、またはキャリアコンサルタント、産業カウンセラーに一度相談し、言葉を整えるプロセスを踏んでみることも1つの方法です。

あなたの本当の経験をベースに、自信を持って語れるキャリアの扉をぜひ開いてください。

以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。

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