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アパレルから事務職に転職する際、自己PRでは何を伝えるべきですか?
アパレル業界から事務職への転職を考えています。
早く本社に異動したかったんですが、結局入社して4年経っても店舗接客で、なかなか異動できず、ノルマなどもかなりハードなので、正直ホワイトなイメージのある事務職に転職したいと思っています。
ただアパレルでやってきたことと事務職の仕事はかなり毛色が違うと思うので、どのようにして自己PRを作ればよいかさっぱり見当がついていません。
アパレル経験者ならではの事務職へのアピールポイントってありますか? ちゃんとやってきたことは伝えつつ、事務職でも活躍できそうと思ってもらいたくて、教えていただきたいです!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
アパレルでの業務やスキル面を自己PRにしよう
アパレルで4年間、店舗での接客経験があるとのことなので、高いコミュニケーション能力を持っているのでしょう。対面だけでなく、電話対応の経験もあるかもしれません。
第一印象の良さ、明るさ、傾聴力、わかりやすい説明力、礼儀正しさなども強みになると思います。また、店舗で働いていた経験から、チームワークやサポート力もアピールできるでしょう。
事務職への理解を深めてミスマッチを防ごう
ただ、アパレル販売員から事務職への転職を希望される人は比較的多くいますが、注意点もあります。
アパレル経験者は、事務作業の経験が少ないことが多いです。転職後にギャップを感じる点として、仕事内容の変化が挙げられます。
店舗での仕事は日々新しい顧客と接し、季節ごとに商品も変わるなど変化に富んでいますが、事務職は比較的、毎日同じ場所でパソコンに向かう地道な作業が多い傾向にあります。この変化に耐えられない人もいるようなので、まずは事務職がどのような仕事なのかを十分にリサーチすることをおすすめします。
また、アパレル業界ではパソコンスキルがあまり求められない場合もありますが、事務職では必須となることが多いです。入社後に「こんなはずではなかった」とならないよう、仕事内容や必要なスキルを事前に調べておくことが大切です。
さらに、「ルーティンワークでも大丈夫か」「地道な作業は苦にならないか」といった点を確認されるでしょう。その際に、「それは理解しています。そのうえで、コツコツと積み重ねる仕事に魅力を感じています」といった説明ができるように準備しておく必要があります。
企業側も入社後すぐに辞められては困るので、その点はしっかり確認してくるでしょう。間違った自己PRをしないためにも、事前の職種理解をしておきましょう。
事務職を目指す理由に説得力を持たせる自己PRをしよう
まず、事務職に転職したい理由を「ホワイトなイメージ」以外に言語化するところから始めましょう。
職種を変える場合は「なぜ事務をやりたいのか」と必ず質問されます。役立つ資格、きっかけ、興味を持った理由など振り返ってみてください。
そのうえで、アパレルでの接客経験をどのように活かしていくか接点を明確にすると良いです。
事務職に活かせるアパレルでの経験をまとめよう
アパレルやサービス業はアルバイトで十分など、軽んじられた風潮がありますが、多くの職種に役立つ要素を学べる職業だと言えます。
小売業は希望を聴くヒアリング能力、言葉にされていなくても何を感じているのか察する洞察力、接客用語に代表される基本的なマナーが身に付いているのではないでしょうか。
事務職は営業事務、一般事務、経理事務など部署、役割によって求められることが違います。仮に営業事務であれば、顧客とのかかわりがあるはずです。営業担当者不在の際、適切に対応出来ることが求められます。経理事務の場合は専門知識が必要です。
自身が考える事務職を具体化し、このような経験の活かし方をヒントにまとめると良いと思います。記憶を遡り、どのようなことを経験し、学んで成長してきたか書き出して、それらのなかから自己PRとしてまとめると良いですね。