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就活で正直すぎるのは良くないのですか?
先日友人と就活について話していると「正直すぎるより自分を良く見せたほうが良い」と言っていました。就活では、企業に対して正直に話しすぎるのは良くないのでしょうか?
誰の前でも飾らずに意見を言えることが自分の長所だと思っていて、就活の面接もそういった姿勢で自分の希望やアピールを伝えれば良いと思っていました。たとえば、準備不足で答えられない質問には悩む振りをするよりは「回答が用意できていません」とすぐに正直に伝えたほうが良いと思っています。
ただ、今回友人の言葉を受けて、こうした正直な姿勢や発言が就活ではマイナスになることもあるのかなと少し不安になってきました。
面接では、ある程度建前やポジティブな言い回しを使ったほうが良いのでしょうか? どういった姿勢で臨むべきなのか、また企業に好印象を持ってもらえるような発言の仕方などについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
正直さは武器! 伝え方を工夫して信頼を勝ち取ろう
就職活動において、嘘をつかない正直な姿勢は非常に大切であり、あなたの誠実さを示す基本となります。しかし、社会人として相手にどう伝わるかを想像し、表現方法や伝え方を工夫することも同じくらい重要です。
たとえば、あなたが仕事でミスをしてしまった際、そのミスについて顧客に「忘れていました」と正直に伝えることは、会社の信用を失う行為にもなりかねません。このように、社会では言って良いことと悪いことを見分ける能力が、正直さとは別に求められるのです。
面接は、あなたが将来の顧客や同僚とどのように向き合うかを見られる場でもあります。そのため、単に正直に事実を述べるだけでなく、相手への配慮や状況判断ができることを示す必要があります。
前向きな姿勢で「答えられない」ピンチはチャンスに変えられる
答えられない質問に対しても安易に「わかりません」と伝えるのではなく、「その点については勉強不足で申し訳ありませんが、今後きちんと取り組みたいです」と前向きな意欲を示したり、「少し考えさせていただけますでしょうか」と時間をもらって真摯に向き合う姿勢を見せたりするようにしましょう。
実際に、正直な発言が好意的に受け止められて内定につながるケースもありますが、その場合も自身のマイナス面をそのまま伝えるのではなく、「この経験から学び、今後はこのように改善していきたい」という改善への意志を添えることが、成長への期待感を抱かせる重要なポイントになります。
魅力としての「正直さ」ならOK! 伝え方を工夫しよう
「自分を良くみせる」ために嘘をつく必要はありませんが、「自分の魅力を伝える」ための工夫は必要です。たとえば、準備不足で答えられない質問があった時、即座に答えられないと言うのは良い対応とはいえません。
採用担当者からすると、「少しで良いから考えてみてほしい」と感じてしまいます。
正直でありつつ、企業の質問にきちんと向き合おうとする誠実さが大切
答えに詰まったときは、「申し訳ありません、その点についてはまだ深く考えられておりませんでした。少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と正直に、かつ前向きに伝えることで、誠実さや課題解決への意欲を示すことができます。
同じ「正直さ」でも、伝え方一つで人柄の伝わり方は大きく変わります。あなたの長所としての「正直さ」をアピールしていきましょう。
就活を進めるにあたり、正直さは見られていないという情報を目にして不安を感じる人もいるかもしれませんが、伝え方が重要です。以下のQ&Aで効果的なアピール方法をアドバイザーが解説しているので、参考にしてみてください。
面接では健康状態を聞かれる場合もありますよ。健康状態に不安があり、どこまで正直に話すべきか悩む人は以下のQ&Aも確認してみてください。
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