Q

その他
回答しない

3次面接の逆質問は何を聞くべきですか?

3次面接を控えているのですが、逆質問で何を聞けば良いのかわかりません。ここまでの一次面接、二次面接と、毎回違う内容の逆質問を考えていたのですが、さすがにネタ切れしてしまいました。

今回の3次面接が最終選考になるようなので、できれば最後の逆質問でもアピールして内定をもらいたいのですが、具体的にどんなことを質問すれば良いでしょうか?

ちなみに、過去の面接で質問した内容を繰り返すのは避けるべきでしょうか? 三次や最終のような選考後半におすすめの質問などがあれば、ぜひ例も教えていただきたいです。よろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

プロフィールを見る

聞けることはある! 会社の経営や方向性について質問しよう

就活をテクニックで考えてしまっていて、本質を見失っていませんか。

まず、「何を聞けばよいかわからない」についてですが、これまで会社資料や選考の過程であなたは会社のことがすべてわかったと言えるのでしょうか。通常はそんなことはないはずです。

面接官が逆質問を受けるのは、少しでも会社のことを理解してほしいからです。毎回面接官も変わるので、階層の違う人にしか聞けないことがあるでしょう。

たとえば、現場の上司になる人に聞きたいことと社長に聞きたいことは同じではないはずです。3次面接ということは、役員やトップが面接官のことも多いはずで、そういう場合は長期的な経営戦略や方針といった、大きな方向性に関することを聞いてみてはどうでしょうか。

同じ質問はNG! 就活を意識しすぎず自然な会話をしよう

次に、「過去の面接で質問したことを繰り返す」についてですが、過去の面接時にあなたはすでに回答してもらったのですよね。それで疑問が解消したのなら同じ質問を繰り返すのはおかしいでしょう。

回答に納得がいかなかったとか、回答してもらったけれどその主旨が質問の意図と違っていたとか、そういう場合以外で同じ質問を繰り返すというのはおすすめできません。

最悪の場合、理解力の乏しい人、言葉が通じない人、と思われる可能性もないとは言えません。

いったん、就活テクニックを離れて、質問というものが何のためのものか思い返して、自然な対話ができるようにしましょう。

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

プロフィールを見る

3次面接の逆質問では熱意や関心をアピールしよう

3次面接での逆質問は、入社意欲と企業理解度を示す重要な機会です。過去の逆質問を繰り返すのは避けるべきですが、深掘りする形であれば問題ありません。

面接官は、あなたの入社後の活躍イメージを具体的に見極めたいと考えているため、より実践的で入社後の働き方やキャリアパスに焦点を当てた逆質問が効果的です。

入社後の働き方に関する逆質問例として、「入社後、私が特に意識すべきことや、期待されていることは何でしょうか?」 があります。

この逆質問は、あなたの入社後の貢献意欲を示し、企業が求める人物像や期待値を具体的に把握しようとする姿勢をアピールできます。面接官の期待値を理解することで、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

また、「御社で活躍されている方は、どのような共通点や特徴をお持ちだと感じられますか?」といった逆質問も3次面接では有効です。この逆質問から、社内で評価される人材の共通点や、求められる資質を理解する手がかりを得ることができます。

事業の将来性に関する逆質問例として「御社の〇〇事業について、どのような展開を考えていらっしゃいますか? また、そのなかで私のような人材がどのように貢献できるとお考えでしょうか?」があります。

企業の事業戦略への深い関心を示し、あなたの貢献可能性を探る質問です。企業研究をしっかりおこなっていることをアピールできると同時に、入社後の具体的な役割や貢献度を理解できます。

そして、「今後の事業展開において、現在、御社が抱えている最も大きな課題は何だとお考えですか?そして、その課題を乗り越えるために、どのような取り組みをされていますか?」という逆質問も経営陣に対して有効です。

企業の課題に対しても真摯に向き合おうとする姿勢を示し、入社後にその解決に貢献したいという意欲を伝えることができます。

会話を意識! 本当に質問がない場合は丁寧に伝えよう

逆質問は「はい」「いいえ」で終わらないように工夫し、会話のキャッチボールを意識しましょう。また、逆質問の意図として「入社後、自分はどのように貢献できるか」という視点を持つことが重要です。

無理に逆質問をひねり出すよりも、特になければ、「これまでの面接を通じて理解できましたので、特にございません。お話をお聞きしより入社意欲がよりいっそう高まりました」と伝える方法もあることを覚えておきましょう。

三次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。

関連記事

三次面接への必須4対策|リアルな通過率や頻出質問の回答例

三次面接に臨む際は、企業理解をより深め、入念な準備をする必要があります。この記事では、キャリアコンサルタントとともに、三次面接の特徴、重視されるポイントや対策、よくある質問と回答例を紹介します。

記事を読む

三次面接への必須4対策|リアルな通過率や頻出質問の回答例

過去内定者の面接回答集を確認してください

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

そこで、活用したいのが無料の「面接回答例60選」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でもよく聞かれるような質問とその答え方60通りが一目でわかります。

どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!

これらの質問に一目で答えられる!(一部)
【伊藤忠商事】
・あなたの強み・長所を教えてください。
・あなたの夢を教えてください。
【花王株式会社】
・この職種を希望する理由を教えてください。
・あなたにとって仕事とは何ですか。
【森永製菓】
・あなたの強みを当社でどう生かせますか。
・当社の業界を志望する理由を教えてください。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア