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理系向きの海外に行ける仕事を教えてください。
理系の大学生です。将来は海外で働くことに強い憧れがあるのですが、理系の知識やスキルを活かして海外で活躍できる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?
研究職や技術職といったイメージがありますが、具体的にどのような分野で海外での求人があるのか、また、どのようなスキルや経験が求められるのか知りたいです。
日本国内で経験を積んでから海外に挑戦する道と、新卒で海外就職を目指す道があるかと思いますが、どちらかでも、よければどちらも、理系向きの海外に行ける仕事を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
理系が海外で働くには研究・外資・駐在の3ルートがある!
私の周りでも海外で活躍している理系出身者がいます。海外の研究所などで研究をしていて、日本の学校から推薦をもらって海外の研究所で仕事に従事しています。
また、自分で海外の仕事を探して就職するというのも一つの手です。この場合は外資系企業で働くことになり、日本の企業とは異なり、即戦力としてのスキルや実績が強く求められます。
日本企業のように入社後に丁寧な研修をして育成してくれるわけではなく、すでに持っているスキルや得意分野をどう活かせるかが問われるのです。
一方、日本企業に入社し、そこから海外の支店や工場に転勤するという方法もあります。ただし、この場合は「実際にどの程度の社員が海外勤務できているのか」といった現実的な点を事前によく確認する必要があります。
たとえば、私がかつて採用を担当していたメーカーでは、海外に支店や工場があり、海外勤務を希望する学生から多くの応募がありました。
しかし実際には、海外出張の機会はあっても、現地に転勤して長期勤務するケースはほとんどありませんでした。なぜなら、海外の支店は現地法人が東南アジアで一括管理しており、日本から社員を派遣する体制ではなかったからです。
「支店があるなら行けるはず」と思うかもしれませんが、実情は企業ごとに異なるため、しっかりと調べておくことが重要です。
企業選びの際は海外勤務の実態やルートを事前に確認しておこう
海外勤務の状況は企業ごとに違ってきます。日本企業の社員として海外勤務を目指すのであれば、しっかりと実際の状況を調べることが大切だといえます。
現在大学生であるからこそ、まずは将来を見据えて大学での研究も選択するなど戦略的に行動するようにしましょう。
理系の専門知識を武器に世界へ! グローバルメーカーが近道
理系の専門知識を活かして海外で活躍できるキャリアパスは多数存在します。グローバルメーカーの技術職である自動車、医薬品、電子部品など、海外に拠点を持つメーカーの技術職や品質管理職として、海外赴任のチャンスがあります。
国際的な共同研究開発である、海外の研究機関と共同で開発をおこなう研究職も海外で働く一つの道です。
IT・AI(人工知能)関連職であるITやAIの分野は国境を越えて需要が高く、スキルと語学力があれば海外での就職も十分に視野に入ります。
まず国内で実績を積もう! 海外赴任への現実的なステップを
現実的なステップとしては、まず日本国内でグローバル展開している企業に入社し、実績を積んでから海外赴任や現地法人への転籍を目指すのが一般的です。
現地採用ではなく駐在や転籍を目指す場合、日本本社での実績が評価の基準になります。まずは国内で成果を積み、信頼を得ることが海外で活躍する近道です。
以下の記事では海外に行ける仕事を29選紹介しています。海外に行ける仕事に興味があり、就職・転職を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください。
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