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能力検査と適性検査の違いは何ですか?
就職活動でよく「能力検査」「適性検査」という言葉を聞きますが、この2つは具体的に何が違うのでしょうか?
周りにはどちらの言葉も同じようなニュアンスで使う人がいるので、いまいち違いがわかっていません。それぞれの検査ではどのような問題が出るのか、それぞれのおすすめの対策法なども教えていただけると嬉しいです。
アドバイスよろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
能力検査は「知力」で適性検査は「人柄」と覚えよう
「能力検査」と「適性検査」は測る目的がまったく異なります。
能力検査は、学力や論理的思考力、計算能力といった、仕事に必要な基礎的な知識や知的能力を測るテストです。
一方で適性検査は、応募者の性格や価値観、行動特性などを分析し、その企業や職種との相性(マッチ度)を測るためのものです。
対策方法はそれぞれ! 自分に合った学習法を見つけよう
能力検査は、対策本やアプリで演習を重ねるほどスコアが伸びやすいと言われています。
学生の様子を見ていると、意外にもアプリより紙の参考書を使って勉強している人が多い印象です。
勉強方法はいろいろあると思うので、自分に合ったやりやすい方法で準備を進めるのが一番です。
2つの検査の違いを理解し対策しよう!
簡単に説明すると、能力検査はいわゆるSPIのようなもので、学力や知識の深さなどを調べるための検査になります。
一方で、適性検査は、性格診断であったり、仕事をするうえで最低限必要とされる基礎的な能力などを調べたりする検査だとご理解いただければと思います。
ですから、能力検査のほうが比較的ハードルが高く、事前の学習がある程度必要になってきますね。
適性検査に関しては、必ずしも事前に学習する必要はありませんが、企業によっては独自の基準が設けられているケースが多いです。
その基準に満たないと判定されると、残念ながら不採用となってしまうこともあります。
性格検査の傾向を知って賢く準備を進めよう!
実は、適性検査のなかでおこなわれる性格検査では、学生の人よりも社会経験のある一般の人の方が、検査をパスする確率が高いという傾向があるんです。
その理由は、学生の皆さんは非常に素直で、正直に回答する人が多い一方で、社会人経験のある人は、ある程度「企業が求める人物像」というものを意識して、いわば忖度して回答できるからです。
結果として、一般の人の方が偏った性格の結果が出にくくなる傾向が見受けられます。
そのため、性格検査といえども油断せず、注意して臨んでいただきたいポイントです。
対策についてですが、適性検査、特に性格検査については特効薬のような対策法はありません。
ただ、どういった傾向の回答がどう評価されやすいか、といったことをある程度意識して臨むことは可能かもしれません。
能力検査に関しては、やはりSPI対策の問題集を購入して勉強したり、模擬試験のような形で練習したりするのが一番取り組みやすく、効果的な対策方法ではないでしょうか。
能力検査の具体的な内容や対策方法は以下の記事で解説しています。能力検査について具体的に理解できていない人はチェックしておきましょう。
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