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公務員と民間企業の面接の違いは何ですか?
現在就職活動中の大学4年生です。私は公務員試験と民間企業の両方を視野に入れていて、今度初めて公務員の面接があります。
聞くところによると、公務員の面接と民間企業の面接はけっこう違うようなのですが、具体的にどのような点に違いがあるのでしょうか?
民間企業の面接も、まだ数回しか受けたことがないので、面接上での違いのほかに、選考対策や面接官が見ているポイントなどの違いについても教えていただけると嬉しいです。アドバイスよろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
仕事の目的が「利益」か「公共性」かが大きな違い
公務員と民間企業の最も大きな違いは、「利益を追求するかどうか」にあります。
そのため、公務員試験の面接では、応募者が強い公共性や公平性を備えているか、また、公的機関の一員としてふさわしい倫理観や奉仕の精神を持っているかといった点が重視される傾向があります。
一方で、収益を上げるための技術や営業意欲などは、公務員の面接ではほとんど重視されません。
採用担当者にとって面接の本質とは、「この人が自分たちの組織に入庁し、長く一緒に働くうえでふさわしい人物かどうか」を見極めることです。
つまり、公務員の面接では、「その省庁・自治体の職員としてふさわしい素質を持っているか」「公的な仕事に対する興味や意欲があるか」といった点が、最も注意深く観察されると思っておきましょう。
入庁を希望する機関の業務内容や理念については、公式サイトなどで事前にしっかり確認しておくことが大切です。
面接官のタイプに違いがある場合も! 会話のなかで考えを探っていこう
公務員の面接官には、長年公務に携わってきたベテラン職員が多く、やや価値観が保守的だったり、昔ながらの考え方を持っていたりするケースも見られます。
こうした傾向は実際に面接を受けながら見極めていくしかありません。そのようなタイプの面接官がいる可能性もある、という前提を持っておきましょう。
公務員の質問は形式的な内容が多い!
公務員と民間企業の面接において、両者には質問のスタイルに違いが見られます。
公務員の面接は、公平性やリスク管理の観点から、比較的定型的で形式に沿った質問が多い傾向にあります。
堅実さと対話力がそれぞれ求められると把握しておこう
一方、民間企業の面接は、面接官の裁量で、応募者個人の内面や潜在能力を深掘りするような、より柔軟で対話的な質問が多くなることがあります。
もちろん、どちらの面接においてもコミュニケーション能力が重要であることに変わりはありません。しかし、公務員の面接はより堅実さが、民間企業の面接はより対話力が試される場面が多いと覚えておきましょう。
以下の記事では公務員と民間企業の違いを解説しています。「そもそもどう違うのかわからない」と疑問を持つ人は、前提となる情報であるため、必ず押さえておきましょう。
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